JP2592709Y2 - 救命具 - Google Patents

救命具

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JP2592709Y2
JP2592709Y2 JP1992045834U JP4583492U JP2592709Y2 JP 2592709 Y2 JP2592709 Y2 JP 2592709Y2 JP 1992045834 U JP1992045834 U JP 1992045834U JP 4583492 U JP4583492 U JP 4583492U JP 2592709 Y2 JP2592709 Y2 JP 2592709Y2
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JP
Japan
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life
saving device
packaging bag
opening
fastener
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Application number
JP1992045834U
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English (en)
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JPH061193U (ja
Inventor
剛彦 蒲谷
Original Assignee
藤倉航装株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の技術分野】本考案は救命具、さらに詳細には不
慮の場合に容易に使用状態になる救命具に関する。 【0002】 【従来技術】救命具本体は、たとえば図4および図5に
示すように、別体の袋体1、2により構成され、前記袋
体1、2はそれぞれ肩部3、4とこれに連設された鈎状
部5、6を有している。そして前記鈎状部5、6を重ね
合わせて一体化することによって救命具としている。こ
の救命具本体は肩部3、4に設けられた圧縮気体ボンベ
7、8に接続される作動索9を引っ張ることにより、前
記ボンベ7、8中の圧縮気体がそれぞれの袋体1、2に
注入され、膨張するようになっている。なお、10、1
1は補助送気管である。 【0003】このように袋体1、2が別体で構成されて
いるのは、万が一、どちらかの袋体が膨張しない場合に
おいても、救命具の装着者を安全に浮遊させておくため
である。 【0004】 【考案が解決する問題点】このような救命具本体は、従
来折り畳まれて包装袋中に収納されており、使用する場
合においては包装袋より救命具本体を取り出し、鈎状部
5、6を首にかけたのち固定索などによって身体に固定
した後、作動索9を引っ張ってボンベ7、8の作用によ
って袋体1、2を膨張させて使用していた。しかしなが
ら、上述のように包装袋より取り出し、首にかけ、さら
に固定索を締めて固定しなければならないため、緊急時
に早急にかつ確実に装着できない恐れがある。 【0005】本考案は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、早急かつ確実に救命具を使用状態にできる救命
具、特にその包装を提供することを目的とする。 【0006】 【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため本考案による救命具は、作動索を引っ張ることによ
り作動するボンベから流入する圧縮気体によって膨張す
救命具本体と、この救命具本体を収納し、かつ救命具
本体とほぼ同一形状で、合わせ目を閉鎖することによっ
て袋状となる包装袋とよりなり、前記包装袋の前記合わ
せ目全周にわたって両端部に開き防止金具を備えていな
いファスナーが開閉自在に設けられ、このファスナーを
開くことによって包装袋が開き、救命具本体が露出する
ようになっていると共に、前記合わせ目の端部の包装袋
にそれぞれ止め穴が設けられており、これらの止め穴間
に開き防止索を係止して通常時におけるファスナーの開
きが防止され、かつ前記開き防止索は作動索に接続して
おり、前記作動索を引っ張ることにより切断されるよう
になっていることを特徴とする。 【0007】 【実施例】図1は本考案の救命具本体Sを包装袋12に
よって収納したときの正面図であるが、この図より明ら
かなように包装袋12はほぼ救命具本体Sと同一形状を
しており、この救命具本体を使用状態に近い形で中に収
納している。そして合わせ目13、14を有しており、
この合わせ目13、14を閉鎖することによって袋状に
なるようになっている。この合わせ目全周にわたってフ
ァスナー15が設けられており包装袋12は開閉自在に
なっている。 【0008】図2は前記合わせ目13、14の包装袋下
端部分を示す図であるが、前記合わせ目13、14はフ
ァスナー15によって閉鎖されており、その終端には一
般のファスナーに設けられている開き防止金具が備えら
れていない。そのかわりに包装袋12の合わせ目13、
14の下端にそれぞれ止め穴16、17が形成されてお
り、この止め穴16、17に開き防止索18が係止され
ている。この開き防止索18には作動索9の一部が連結
していると共に、この開き防止索18は作動索9を引っ
張ることによって切断されるようになっている。 【0009】図3に示すように作動索9は同様に救命具
本体Sの圧縮気体ボンベ7、8に接続しており、包装袋
12内の救命具本体の袋体1、2を膨張可能になってい
る。 【0010】本考案の救命具を使用するにあたっては、
一般に包装袋12ごと、あらかじめ装着しておくのが効
果的である。もちろん装着してなくともよいが、この場
合緊急時には、包装袋ごと固体索(図示せず)などによ
って装着固定する。この場合においても、包装袋より救
命具本体を取り出す必要はないため、従来に比較して早
急に使用状態とすることが可能である。 【0011】不慮の事故が生じた場合、既に装着してあ
る救命具の作動索9を引くと、この作動索9の一部は止
め穴13、14に係止している開き防止索18と接続し
ており、その引っ張り力により開き防止索18は切断さ
れる。この開き防止索18の切断と共に、前記作動索9
はボンベ7、8に接続しているため、ボンベ7、8を作
動させて救命具本体の袋体1、2をそれぞれ膨張させ
る。このため、袋体1、2は圧縮気体によって膨張しは
じめる。袋体1、2が膨張しはじめると、包装袋の合わ
せ目13、14には開き方向の力が負荷されることにな
り、これにともなって開き防止索18を失ったファスナ
ー15は順次開きはじめる。膨張が終了するとファスナ
ー15は包装袋の全周にわたって開くことになり、図3
に示すような状態となる。 【0012】 【考案の効果】以上説明したように、本考案の救命具に
おいては、救命具の使用状態とほぼ同一形状で、合わせ
目を閉鎖することによって袋状となる包装袋体を使用
し、その合わせ目に止め金具を有していないファスナー
を設けたため、救命具本体を包装袋より取り出し、装着
する必要はなく、あらかじめ装着しておくことが可能と
なる。さらに作動索を引っ張ることにより包装袋が開
き、袋体が露出するため、緊急時に早急に、かつ確実に
使用状態となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の救命具の正面図。 【図2】本考案の救命具の包装袋の合わせ目を拡大した
ときの図。 【図3】本考案による救命具の包装袋が開いたときの状
態を示す正面図。 【図4】救命具本体の一例を示す分解図。 【図5】救命具の一例を示す正面図。 【符号の説明】 1 袋体 2 袋体 9 作動索 13 合わせ目 14 合わせ目 15 ファスナー 18 止め防止索

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 作動索を引っ張ることにより作動するボンベから流入す
    る圧縮気体によって膨張する 救命具本体と、この救命具
    本体を収納し、かつ救命具本体とほぼ同一形状で、合わ
    せ目を閉鎖することによって袋状となる包装袋とよりな
    り、前記包装袋の前記合わせ目全周にわたって両端部に
    開き防止金具を備えていないファスナーが開閉自在に設
    けられ、このファスナーを開くことによって包装袋が開
    き、救命具本体が露出するようになっていると共に、
    記合わせ目の端部の包装袋にそれぞれ止め穴が設けられ
    ており、これらの止め穴間に開き防止索を係止して通常
    時におけるファスナーの開きが防止され、かつ前記開き
    防止索は作動索に接続しており、前記作動索を引っ張る
    ことにより切断されるようになっていることを特徴とす
    る救命具。
JP1992045834U 1992-06-08 1992-06-08 救命具 Expired - Lifetime JP2592709Y2 (ja)

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JPH061193U JPH061193U (ja) 1994-01-11
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JPS5142400A (en) * 1974-10-08 1976-04-09 Shigeru Murayama Zaishitsuno kyoojaku nyoru tsugitenipponkyuu nitaiosuru tsugite

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