JP2592703Y2 - 歯車モータ - Google Patents

歯車モータ

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JP2592703Y2
JP2592703Y2 JP1991076218U JP7621891U JP2592703Y2 JP 2592703 Y2 JP2592703 Y2 JP 2592703Y2 JP 1991076218 U JP1991076218 U JP 1991076218U JP 7621891 U JP7621891 U JP 7621891U JP 2592703 Y2 JP2592703 Y2 JP 2592703Y2
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徹 登田
俊三 大原
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、油圧歯車モータに関
し、特にシリーズ回路で用いるのに好適な歯車モータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の歯車モータとしては、例えば図4
に示すように、ケーシング本体1の内部に一対の歯車
4、5を備え、この歯車4、5はそれぞれ駆動軸6、従
動軸7を備え、ケーシング本体1にはカバーケーシング
体(図示せず)が設けられている。このような歯車モー
タをシリーズ回路で接続する場合、前段の歯車モータの
ケーシング本体1に形成した流入通路2には流入側管路
32を接続し、流出通路3と後段の歯車モータの流入通
路2とを接続管36で接続し、後段の歯車モータの流出
通路3に流出側管路33を接続している。そして、前段
の歯車モータと後段の歯車モータとを各々単独に駆動、
停止させる手段として、前段の歯車モータの流入側管路
32と接続管36,後段の歯車モータの接続管36と流
出側管路33とをケーシング本体の1の外側においてバ
イパス管路34で接続し、該バイパス管路34に手動切
換弁35を設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のシリーズ回路で接続される歯車モータでは、ケーシ
ング本体1の外側にバイパス管路34及び手動切換弁3
5を設置しているので、配管設置スペース及び重量が大
きくなってしまっていた。このために、小型の車両等に
搭載される場合、車両の性能が損なわれるおそれがあっ
た。本考案は、この従来の問題点を解消する歯車モータ
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案においては、上述
の目的を達成するため、一対の歯車機構を内部に備えた
ケーシング本体の一側部に流入路及び流出路を設け、一
方これら流入路と流出路に連通する流入通路と流出通路
を設けると共に、該流入通路と流出通路を連通するバイ
パス路を設けたカバーケーシング体を設け、該ケーシン
グ本体とカバーケーシング体を連結して歯車モータを構
成し、前記カバーケーシング体のバイパス路に回転デタ
ント装置と弁開閉用貫通通路を備えたロータリー式バイ
パス路開閉用切換弁を設けている。
【0005】
【作用】上記構成を有する本考案によれば、歯車モータ
のカバーケーシング体に設けられたロータリー式バイパ
ス路開閉用切換弁を手動で回動操作してシリーズに接続
された各歯車モータを任意に駆動、停止させることがで
き、取付スペーサも小さくなると共に、切換弁をロータ
リー式としたから弁の開閉およびその状態の持続が完全
なため歯車モータの安全性が向上する。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説
明すると、図1は歯車モータの縦断面図、図2は図1の
I−I線の断面図、図3は図2のII−II 線の断面
図で、ケーシング本体1 の内部に一対の歯車4、5を
備え、この一対の歯車4、5はそれぞれ駆動軸6、従動
軸7を備え、この駆動軸6、従動軸7は軸受8を介して
ケーシング本体1に回動可能に軸支されている。そし
て、前記ケーシング本体1の歯車4,5の両側に流入路
2及び流出路3をケーシング本体1の一側面側に開口し
て形成している。そして、カバーケーシング体10は流
入通路27及び流出通路30を設け、流入通路27は流
入ポート28に、流出通路30は流出ポート31に連通
し、流入通路27と流出通路30とをバイパス路29で
連通している。カバーケーシング体10には、バイパス
路29に直交するように弁室11を形成し、この弁室1
1内にはロータリー式バイパス路開閉用切換弁12を備
えている。この切換弁12は丸軸で構成され、丸軸のバ
イパス路29に対応する部分に弁開閉用貫通通路13を
形成し、その上下に環状溝14、15を設け、上下端に
Oリング16、16及び止め輪17、17を設けてカバ
ーケーシング体10に回転可能に軸支し、カバーケーシ
ング体10から突出する最下端にハンドル18を備えて
いる。弁開閉用貫通通路13は、ロータリー式切換弁1
2の回転によりバイパス路29を開閉するように設定さ
れている。そして、ロータリー式切換弁12の回転デテ
ント装置19は、鋼球22、圧縮バネ21、及びバネ受
け用プラグ20よりなり、鋼球22の先端が切換弁12
の環状溝15に形成されたデテント溝に嵌合自在となっ
ている。そして、カバーケーシング体10はケーシング
本体1に、流入通路27と流入路2、流出通路30と流
出路3とが連通するように取り付けられる。なお、図2
及び図3中、9はオイルシール、23はドレンボート、
24、25、26はドレン通路である。
【0007】そして、ハンドル18の操作によってロー
タリー式切換弁12を回転させ、バイパス路29が閉じ
ている場合には、流入ボート28より流入した油は、流
入通路27、ケーシング本体1の流入路2を経由して歯
車4,5を通り、駆動軸6を図1の矢印方向に回転させ
て流出路3を通って流出通路30、流出ポート31より
流出する。また、ハンドル18の操作によってロータリ
ー式バイパス路開閉用切換弁12を回転させ、バイパス
路29が開いている場合には、流入ポート28より流入
した油は流入通路27からバイパス路29を通って、流
出通路30から流出ポート31より流出し、駆動軸6は
停止される。従って、従来のようにケーシング本体1の
外側にバイパス管路を設置しないで、本考案ではカバー
体内にバイパス路、ロータリー式切換弁を設けたから、
配管設置スペース及び重量の小型化、軽量化を図ること
ができ、歯車モータをシリーズ回路に接続できると共
に、歯車モータの駆動・停止が確実に行なわれ、安全性
が向上するものである。
【0008】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、一対の歯
車機構を内部に備えたケーシング本体の一側部に流入路
及び流出路を設け、一方これら流入路と流出路に連通す
る流入通路と流出通路を設けると共に、該流入通路と流
出通路を連通するバイパス路を設けたカバーケーシング
体を設け、該ケーシング本体とカバーケーシング体を連
結して歯車モータを構成し、前記カバーケーシング体の
バイパス路に回転デタント装置と弁開閉用貫通通路を備
えたロータリー式バイパス路開閉用切換弁を設けてい
る。したがって、複数の歯車モータをシリーズに接続し
た場合、従来のようにケーシング本体の外側にバイパス
管路を設置しないで、カバーケーシング体内にバイパス
路、及びロータリー式切換弁を設けたので、配管設置ス
ペースの縮小、重量の小型化、及び軽量化を図ることが
できる。そしてこれを通じて、小型車両等にその効果が
顕著であると共に、切換弁をロータリー式としたから弁
の開閉が容易かつ確実であり安全性が向上するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のI−I線の断面図である。
【図3】図2のII−II線の断面図である。
【図4】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ケーシング本体 2…流入路 3…流出路 4…歯車 5…歯車 6…駆動軸 7…従動軸 8…軸受 9…オイルシール 10…カバーケーシング体 11…弁室 12…ロータリー式バイパス路開閉用切換弁 13…弁開閉用貫通通路 14…環状溝 15…環状溝 16…Oリング 17…止め輸 18…ハンドル 19…回転デテント装置 20…バネ受け用プラグ 21…圧縮バネ 22…鋼球 23…ドレンボート 24…ドレン通路 25…ドレン通路 26…ドレン通路 27…流入通路 28…流入ポート 29…バイパス路 30…流出通路 31…流出ポート 32…流入側管路 33…流出側管路 34…バイパス管路 35…手動切換弁 36…接続管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F03C 2/08 F04C 15/04 311

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の歯車機構を内部に備えたケーシン
    グ本体の一側部に流入路及び流出路を設け、一方これら
    流入路と流出路に連通する流入通路と流出通路を設ける
    と共に、該流入通路と流出通路を連通するバイパス路を
    設けたカバーケーシング体を設け、該ケーシング本体と
    カバーケーシング体を連結して歯車モータを構成し、前
    記カバーケーシング体のバイパス路に回転デタント装置
    と弁開閉用貫通通路を備えたロータリー式バイパス路開
    閉用切換弁を設けたことを特徴とする歯車モータ。
JP1991076218U 1991-08-29 1991-08-29 歯車モータ Expired - Lifetime JP2592703Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991076218U JP2592703Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 歯車モータ

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JP1991076218U JP2592703Y2 (ja) 1991-08-29 1991-08-29 歯車モータ

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Publication Number Publication Date
JPH0536076U JPH0536076U (ja) 1993-05-18
JP2592703Y2 true JP2592703Y2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=13599044

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5723106B2 (ja) * 1974-05-30 1982-05-17
JPS5314852Y2 (ja) * 1974-06-25 1978-04-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0536076U (ja) 1993-05-18

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