JPH0882293A - 回転装置 - Google Patents

回転装置

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JPH0882293A
JPH0882293A JP7036615A JP3661595A JPH0882293A JP H0882293 A JPH0882293 A JP H0882293A JP 7036615 A JP7036615 A JP 7036615A JP 3661595 A JP3661595 A JP 3661595A JP H0882293 A JPH0882293 A JP H0882293A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体について使用するための、ポンプ又はモ
ータのような、新たな改良された回転装置の提供。 【構成】 流体ポンプ又はモータのような改良回転装置
(20)は、作動ユニット(22)を包囲するハウジン
グ(24)を含む。作動ユニット(22)は、ロータ
(40)及び複数のベーン(42)と協働して可変容積
の複数の作動チャンバを形成するカムリング(38)を
有する。ハウジング(24)は、主区分(26)及びカ
バー区分(28)を含む。ハウジング(24)の主区分
(26)は、間隔を隔てられた三つのライザ(そのうち
の一つが126)を有する。これらのライザのうちの任
意の一つのライザが、シール(156)を通って逃げる
流体を導く流体導管に連結される。ハウジング(24)
の主区分(26)及びカバー区分(28)は、回転装置
(20)を複数の配向のうちの任意の一つの配向で支持
構造に取り付けることができるように、互いに対して移
動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体について使用する
ための、ポンプ又はモータのような、新たな改良された
回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプ又はモータは、多くの種々の配向
で支持構造上に取り付けられる。例えば、種々の自動車
のパワーステアリングポンプは、エンジンルーム内で利
用できる空間に応じて種々の配向で取り付けられる。更
に、流体を種々の自動車のパワーステアリングポンプに
導くための導管がパワーステアリングポンプの種々の部
分に連結される。
【0003】パワーステアリングポンプは、種々の自動
車に種々の配向で取り付けられるため、種々の配向で取
り付けられるパワーステアリングポンプに同じ構成要素
を使用できる場合には、パワーステアリングポンプの製
造が簡単になる。更に、種々の自動車のパワーステアリ
ングポンプが同じ構成要素を有する場合には、種々の自
動車のパワーステアリングポンプの修理及び保守が容易
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新た
な改良された、ポンプ又はモータのような回転装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】回転装置は、支持構造に
多くの種々の配向で取り付けることができる。更に、回
転装置が支持構造に種々の配向で容易に取り付けられる
ように、流体導管を回転装置の複数の種々の部分に連結
できる。
【0006】回転装置は、主区分及びカバー区分を持つ
ハウジングを含み、このハウジングが回転装置の構成要
素を包囲する。主区分及びカバー区分は、回転装置を種
々の支持構造に種々の配向で取り付けることができるよ
うに、複数の配向のうちの任意の一つの配向に互いに対
して移動可能である。ハウジングの主区分は、複数のラ
イザを有する。
【0007】ライザの各々は、流体導管に連結される所
定の位置を構成する表面を有する。ハウジングの主区分
に対する流体導管の所望の配向に応じて、複数の連結位
置のうちの一つの位置を選択する。選択された連結位置
でハウジングに機械加工を施して流体導管用の連結体の
一部を形成し、ハウジングに通路を形成する。選択され
なかった他の連結位置は元のままである。
【0008】回転装置の使用中、流体は駆動シャフトに
沿ってシールまで漏れる傾向がある。駆動シャフトに沿
ってシールまで漏れた流体は、ハウジングのカバー区分
の排液通路及びハウジングの主区分の排液通路を通して
シールから遠ざかるように導かれる。ハウジングのカバ
ー区分及び主区分のシール排液通路は、ハウジングのカ
バーと主区分との間に配置された環状マニホールドチャ
ンバを通して相互連結されている。環状マニホールドチ
ャンバにより、回転装置の主区分の選択された配向を構
成するためにハウジングのカバー区分及び主区分を互い
に対して移動することができる。
【0009】本発明の以上の特徴及び他の特徴は、添付
図面を参照して本発明の以下の詳細な説明を考慮すれ
ば、本発明が属する分野の当業者に明らかになるであろ
う。
【0010】
【実施例】回転装置20(図1参照)は、流体について
使用される。回転装置20は、ポンプであってもよいし
モータであってもよいが、本発明の例示の実施例では、
回転装置20は、自動車のパワーステアリングポンプと
して使用するのに適した油圧ポンプである。しかしなが
ら、回転装置20を他の場所で油圧ポンプとして使用す
ることもできるということは理解されるべきである。更
に、回転装置20を液圧モータとして使用してもよいと
いうこともまた理解されるべきである。
【0011】ポンプ20は、ハウジング24によって包
囲された作動ユニット22を有する。ハウジング24は
主区分26及びカバー区分28を含む。カバー区分28
は、接合部30のところで主区分26と入れ子式に係合
している。
【0012】主区分26は、金属製一部品鋳造部品であ
る。同様に、カバー区分28は金属製一部品鋳造部品で
ある。主区分26は、リテーナボルト32(図3参照)
によってカバー区分28に連結されている。図3には、
リテーナボルト32が二本しか示してないが、ハウジン
グ24の主区分26の後部からポンプ20のカバー区分
28のねじ山を備えた開口部内に延びる比較的長い四本
のリテーナボルトが設けられているということを理解す
べきである。カバー区分28に設けられた取り付けフラ
ンジ34は、ポンプ20を適当な支持構造に連結するの
に使用される。
【0013】作動ユニット22(図1参照)は、ハウジ
ング24によって包囲されている。作動ユニット22
は、ロータ40の周りを延びる円筒形のカムリング38
を含む。複数のベーン42がカムリング38とロータ4
0との間を延びている。駆動シャフト44にはロータ4
0が連結されており、ロータ及びベーン42をカムリン
グ38に対して回転するように回転できる。
【0014】底端プレート即ち摩耗端プレート48がカ
バー区分28に連結されており、ロータ40及びカムリ
ング38の右端(図1で見て)と係合する。頂端プレー
ト即ち圧力端プレート50が、カムリング38及びロー
タ40の軸線方向反対端と係合している。カムリング3
8、底端プレート即ち摩耗端プレート48、及び頂端プ
レート即ち圧力端プレート50は、整合ピン54でカバ
ー区分28に連結されている。
【0015】図1には整合ピン54が一本しか示してな
いが、一対の整合ピンがカムリング38、底端プレート
即ち摩耗端プレート48、及び頂端プレート即ち圧力端
プレート50と係合し、これらをカバー区分28に対し
て動かないように保持するということは理解されるべき
である。カムリング38、ロータ40、ベーン42、底
端プレート即ち摩耗端プレート48、及び頂端プレート
即ち圧力端プレート50は、 年 月 日に
ブルースC.ノアが出願した「回転装置及び組み立て方
法」という標題の現在継続中の米国特許出願第
号(ファイル第TRW(RG)−2211号、プ
ロジェクト第003652号)に開示されているのと同
じ方法で、一対の整合ピンでカバー区分28に連結され
ている。
【0016】バイパス弁アッセンブリ 駆動シャフト44及びロータ40がカムリング38に対
して回転するとき、ベーン42はカムリング及び端プレ
ート48及び50と協働して可変容積の作動チャンバを
形成する。流体は、可変容積の作動チャンバから頂端プ
レート即ち圧力端プレート50とハウジング24の主区
分26との間に配置された排出チャンバ58に圧送され
る。排出チャンバ58は、出口通路64及びバイパス弁
アッセンブリ66を通して出口連結部62(図4参照)
に連結されている。比較的高圧の流体が出口連結部62
及びポンプ20から外に排出導管72(図2参照)を通
して導かれる。
【0017】バイパス弁アッセンブリ66(図5参照)
は、全体に円筒形のバイパス弁チャンバ76内に配置さ
れている。バイパス弁アッセンブリ66は、このアッセ
ンブリ内で軸線方向に移動自在のバイパス弁部材80を
有する。バイパス弁部材80上には圧力逃がし弁82が
取り付けられている。定置のオリフィスプラグ84がハ
ウジングの主区分26にバイパス弁部材80の右端(図
5で見て)と隣接して設けられている。作動ユニット2
2(図1参照)から排出された流体はオリフィスプラグ
84の円筒形オリフィス86(図5参照)を通って、雌
ねじ付きコネクタ88に連結された排出導管72(図2
参照)に導かれる。
【0018】オリフィスプラグ84の半径方向に延びる
通路92(図5参照)は、流体圧力をオリフィス86か
らハウジング24の主区分26に形成された通路94に
導く。通路94は、バイパス弁部材80の左端(図5で
見て)で圧力チャンバ96と流体連通している。圧力チ
ャンバ96内の流体圧力及びコイルばね98がバイパス
弁部材80を図5に示す初期位置に向かって押圧する。
【0019】出口通路64での流体圧力が、チャンバ9
6内の流体圧力とコイルばね98とを組み合わせた圧力
よりも大きい場合には、バイパス弁部材80は左(図5
で見て)に向かって移動し、出口通路64をバイパス通
路102に連結する。バイパス通路102からの流体
は、入口通路104(図9参照)に導かれる。かくし
て、出口64からバイパス通路102へバイパスされた
この比較的高圧の流体は、入口流体を加圧するのに使用
される。
【0020】主ハウジング区分 ハウジング24の主区分26(図6参照)は、金属製一
部品鋳造部品である。主区分26は、作動ユニット22
(図1参照)用の円筒形作動ユニットチャンバ108を
形成する全体に円筒形の壁106(図6及び図10参
照)を有する。主区分26には、複数のリテーナボルト
穴112(図6参照)が形成されている。主区分26の
リテーナボルト穴112は、カバー区分28(図3参
照)に設けられたタップ穴と軸線方向に整合している。
リテーナボルト32は、穴112を通って延び、カバー
区分28の穴と螺合する。
【0021】本発明の一つの特徴によれば、ハウジング
24の主区分26は、入口導管即ち流体供給導管116
(図2参照)を三つの異なる位置のうちの選択された一
つの位置で主区分26に連結できるようにつくられてい
る。かくして、流体供給導管116は、主区分26の右
側に図2に実線で示すように連結することができる。し
かしながら、所望であれば、流体供給導管116を主区
分の左側に図2に一点鎖線で示すように連結できるよう
に主区分26をつくってもよい。変形例では、流体供給
導管116を主区分の中央部分に図2に破線で概略に示
すように連結できるように主区分26をつくってもよ
い。
【0022】ハウジング24の主区分26は、壁106
から上方及び側方(図6及び図7参照)に突出したライ
ザ区分120を有する。ライザ区分120は、三つのラ
イザ、即ち右ライザ122、左ライザ124、及び中央
ライザ126を含む。ライザ122、124、及び12
6の各々は、流体供給導管116に連結されるようにつ
くることができる。
【0023】ポンプ20の組み立て中、流体供給導管1
16(図2参照)に連結するため、三つのライザ12
2、124、及び126の一つを選択する。次いで、選
択されたライザ122、124、及び126を穿孔し、
タップ仕上げを施し、流体供給導管116をポンプ20
の主区分26に連結するのに使用するための入口コネク
タを形成する。図1乃至図11に示すポンプの実施例で
は、右ライザ122を穿孔し、タップ仕上げを施し、流
体供給導管116(図2参照)を連結するための入口コ
ネクタ130(図8参照)を形成する。左ライザ124
(図8参照)は、鋳造された元のままの状態である。同
様に、中央ライザ126(図1参照)は、鋳造された元
のままの状態である。
【0024】元の即ち鋳造されたままの状態では、左ラ
イザ124は、ライザ区分120内に延びる円筒形の凹
部134(図8参照)を有する。同様に、元の即ち鋳造
されたままの状態では、中央ライザ126(図1参照)
は、ライザ区分120内に延びる円筒形の凹部138を
有する。右ライザ122及び左ライザ124は、中央軸
線が一致し(図8参照)、この中央軸線は、バイパス弁
チャンバ76の中央軸線と平行に延びる。中央ライザ1
26の中央軸線は、右ライザ122及び左ライザ124
の一致した中央軸線に対して垂直方向に延びる。中央ラ
イザ126の中央軸線は、右ライザ122及び左ライザ
124の一致した中央軸線に対して左方(図3で見て)
にずれている。
【0025】入口導管即ち流体供給導管116を三つの
ライザ122、124、及び126(図2参照)のうち
の任意の一つに連結できるため、ポンプ20は多くの異
なる状況で使用できる。かくして、特定の状況では、入
口導管即ち流体供給導管116を図2に実線で示すよう
に右ライザに連結するのが望ましいと考えられる。しか
しながら、別の状況では、入口導管116を、図2に一
点鎖線及び破線で概略に示すように、左ライザ124又
は中央ライザ126のいずれかに連結するのが望ましい
と考えられる。流体供給導管116を右ライザ122、
左ライザ124、及び中央ライザ126のいずれかに連
結しようとする場合にハウジング24の同じ主区分26
を使用できるためポンプ20の製造が簡単になる。
【0026】右(図8で見て)ライザ122は、入口コ
ネクタ通路142(図8参照)によって主入口通路10
4に連結されている。入口コネクタ通路142は、ハウ
ジング24の主区分26のライザ区分120にドリルに
より穿孔されている。入口コネクタ通路142は、入口
コネクタ130から主入口通路104まで延びている。
この結果、主入口通路104はバイパス通路102によ
ってバイパス弁チャンバ76に流体連通状態で連結さ
れ、入口コネクタ通路142によって入口コネクタ13
0に流体連通状態で連結される。
【0027】シール排液システム ポンプ20の作動中の駆動シャフト44に沿った流体の
漏れをブロックするため、シールアッセンブリ148
(図1及び図11参照)が設けられている。シールアッ
センブリ148は、環状シールチャンバ150内に配置
されている。シールチャンバ150は、環状外ベアリン
グアッセンブリ即ち環状主ベアリングアッセンブリ15
2と環状内ベアリングアッセンブリ156との間に配置
されている。環状シールアッセンブリ148は、駆動シ
ャフト44に沿って作動ユニット22から外ベアリング
アッセンブリ152へ流れる流体をブロックするため、
カバー区分28及び駆動シャフト44と係合する。ポン
プ20の作動中、駆動シャフト44に沿って漏れる流体
は、シールアッセンブリ148と内ベアリングアッセン
ブリ156との間に配置されたシールチャンバ150の
部分に溜まる。
【0028】本発明の一つの特徴によれば、流体をシー
ルチャンバ150からポンプ20の入口へ導くため、シ
ール排液通路システム160が設けられている。シール
排液通路システム160は、カバー区分28(図1及び
図11参照)に形成された通路164を含む。更に、シ
ール排液通路システム160は、ハウジング24の主区
分26に形成された通路166(図10及び図11参
照)を含む。通路166は、環状マニホールド通路17
0(図11参照)から入口コネクタ130(図8参照)
まで延びている。
【0029】ポンプ20の形成中、流体供給導管116
(図2参照)を連結するのに右ライザ122の入口コネ
クタ130を選択する。従って、右ライザ122の鋳造
したままの凹部を穿孔し、タップ仕上げを施し、入口コ
ネクタ130(図8参照)を形成する。入口コネクタ通
路142をライザ区分120に穿孔し、入口コネクタ1
30を主入口通路104に流体連通状態で連結する。通
路166(図10参照)は、入口コネクタ130と環状
マニホールド通路170(図11参照)との間にドリル
で穿孔される。
【0030】主区分26のシール排液通路166は、カ
バー区分28のシール排液通路164と同じ平面内にあ
るものとして図11に概略に示してある。しかしなが
ら、主区分26のシール排液通路166は、実際には、
カバー区分の排液通路164(図11参照)の右方(図
8で見て)にずれている。これは、シール排液通路16
6(図10参照)が右ライザ122(図8参照)の入口
コネクタ130と環状マニホールド通路170(図11
参照)との間を延びているためである。
【0031】環状マニホールド通路170(図11参
照)は、ハウジング24のカバー区分28と主区分26
との間に形成される。かくして、カバー区分28の円筒
形部分174は、ハウジング24の主区分26のポンプ
ユニットチャンバ108(図11参照)への円筒形開口
部内に入れ子式に受入れられている。環状マニホールド
通路170は、カバー区分28の円筒形部分174とハ
ウジング24の主区分26との間に形成されている。流
体が環状マニホールド通路170から流れないようにブ
ロックするため、適当な環状シールリング178及び1
80がカバー区分28の円筒形端部分174とハウジン
グ24の主区分26との間に設けられている。
【0032】ポンプ20の作動中、流体は、駆動シャフ
ト44に沿って内ベアリングアッセンブリ156を通っ
てシールチャンバ150内に漏れる。シールアッセンブ
リ148は流体が駆動シャフト44に沿ってこれ以上漏
れないようにブロックする。流体をシールチャンバ15
0からシール排液通路164を通して環状マニホールド
通路170に導くことによって、シールチャンバ150
内に過剰の圧力が発生することを阻止する。
【0033】流体は、環状マニホールド通路170から
ハウジング24の主区分26のシール排液通路166へ
導かれる。シール排液通路166は、入口コネクタ13
0に流体連通状態で連結されている(図10参照)。従
って、シールチャンバ150からシール排液通路システ
ム160を通る流体の流れは、入口導管即ち流体供給導
管116を通って入口コネクタ130に導かれた入口流
体と組み合わされる。
【0034】変形例 図1乃至図11に示す本発明の実施例では、入口導管即
ち流体供給導管116は、ハウジング24の主区分26
に設けられた右ライザ122(図2参照)に連結されて
いる。図12に示す本発明の実施例では、流体入口導管
即ち流体供給導管116は、左ライザ124に図2に一
点鎖線で概略に示すように連結されている。図12に示
す本発明の実施例は、図1乃至図11に示す本発明の実
施例とほぼ同じであるため、同様の構成要素を示すのに
同じ参照番号が附してあり、混乱を回避するため、図1
2の参照番号には添字「a」が附してある。
【0035】図12に示す本発明の実施例では、流体供
給導管即ち流体入口導管116(図2参照)は左ライザ
124a(図12参照)に連結されるようになってい
る。従って、右ライザ122aの凹部186は鋳造され
た状態のままであり、コネクタ130(図8参照)と同
じ構造を持つ入口コネクタ188を形成するため、左ラ
イザ124aの凹部にドリルによる穿孔及びタップ仕上
げが施してある。入口導管即ち供給導管116(図2参
照)は、入口コネクタ188(図12参照)に連結され
る。
【0036】入口コネクタ188を流体連通状態で主入
口通路104aに連結するため、入口コネクタ通路19
2を主区分26aに穿孔する。更に、主入口通路104
aは、バイパス通路102aでバイパス弁チャンバ76
aに流体連通状態で連結されている。
【0037】シール排液通路194(図12参照)は、
入口コネクタ188と、ハウジング24aの主区分26
aとハウジング24aのカバー区分(図示せず)との間
に形成された環状マニホールド通路との間に穿孔され
る。シール排液通路194は、シール排液通路166が
環状マニホールド通路170(図11参照)まで延びて
いるのと同じ方法でマニホールド通路まで延びている。
【0038】図1乃至図11に示す本発明の実施例で
は、入口導管116が右ライザ122(図2参照)連結
されている。図12に示す本発明の実施例では、入口導
管は左ライザ124aに連結されている。図13に示す
本発明の実施例では、入口導管116は、図2に破線で
示してあるのと同様の方法で中央ライザ126に連結さ
れている。図13に示す本発明の実施例は、図1乃至図
11に示す本発明の実施例とほぼ同じであるため、同様
の構成要素を示すのに同じ参照番号が附してあり、混乱
を回避するため、図13の参照番号には添字「b」が附
してある。
【0039】図13に示す本発明の実施例では、入口コ
ネクタ200を形成するため、中央ライザ126bに穿
孔及びタップ仕上げが施してある。入口コネクタ200
を流体連通状態で主入口通路104bに連結するため、
入口コネクタ通路202が穿孔される。バイパス通路1
02bはバイパスチャンバ76bを流体連通状態で主入
口通路104bに連結する。
【0040】シール排液通路204は、入口コネクタ2
00から環状マニホールド通路170bまで穿孔してあ
る。環状マニホールド通路170bは、シール排液通路
204を流体連通状態でシール排液通路164b及びシ
ールチャンバ150bに連結する。
【0041】主区分及びカバー区分の配向 ポンプ20は、多くの種々の環境で使用されることが考
えられる。かくして、ポンプ20は、自動車のパワース
テアリングシステム用のパワーステアリング流体供給ポ
ンプとして使用できる。種々の自動車のエンジンルーム
内の種々の量の空間を利用できる。ポンプ20を多くの
種々の自動車で使用できるようにするため、主区分及び
カバー区分の配向を互いに対して変えることができる。
【0042】ポンプ20は、ハウジング24の主区分2
6のライザ区分120が、図2及び図14に示すよう
に、上方に延びた状態で取り付けられることができる。
しかしながら、所望であれば、ハウジング24の主区分
26の配向をカバー区分28に対して90°だけ変化さ
せることができる。かくして、ハウジングの主区分26
は図14に示す位置から図15に示す位置まで時計廻り
方向に90°に亘って回転させることができる。
【0043】ポンプ20の主区分26の配向をカバー区
分28の配向に対して変えようとする場合には、リテー
ナボルト32(図3参照)を緩め、カバー区分26を駆
動シャフト44の中央軸線を中心として回転させる。作
動ユニット22は、整合ピン54(図1参照)でカバー
区分28に固定されている。従って、リテーナボルト3
2をカバー区分28から引き抜いたとき、ハウジング2
4の主区分26を、作動ユニット22及びカバー区分2
8に対し、図14に示す位置から図15に示す位置まで
時計廻り方向に回転させる。次いで、リテーナボルト3
2をカバー区分28に連結する。主区分が、カバー区分
28に対し、図14に示す配向、又は図15に示す配向
のいずれかにある場合、シール排液システム160内の
環状シール排液マニホールド通路170(図11参照)
により、主区分26のシステム排液通路166をカバー
区分28のシール排液通路164に流体連通をなして連
結することができる。
【0044】ハウジング24の主区分26は、カバー区
分に対し、図14に示す位置から図16に示す位置まで
180°に亘って枢動させることができる。カバー区分
に対する主区分26のこの移動中、整合ピン54は、作
動ユニット22がハウジング24の主区分に関して回転
しないように保持する。
【0045】ハウジング24の主区分26を図14に示
す位置から図17に示す位置まで反時計廻り方向に枢動
させることもできる。かくして、主区分26及びカバー
区分28は、互いに対し、図14、図15、図16、及
び図17に示す配向のうちの任意の一つの配向と対応す
る配向を有する。
【0046】主区分の上述の配向(図14、図15、図
16、及び図17参照)の各々において、環状マニホー
ルド通路170は、カバー区分28のシールチャンバ1
50及びシール排液通路164を主区分26のシール排
液通路に流体連通をなして連結する。ハウジング24の
主区分26について、図14乃至図17に示す四つの位
置のいずれが選択されるのかに関わらず、カバー区分2
8に対する作動ユニット22の配向は一定のままであ
る。これは、カムリング38、底端プレート即ち摩耗端
プレート48及び頂端プレート即ち圧力端プレート50
が、整合ピン54によって、カバー区分28に対して回
転しないように保持されるためである。流体供給導管1
16は、図14、図15、図16、及び図17の主区分
の配向の各々で、ライザ122、124、又は126の
うちの任意の一つに連結される。
【0047】当業者は、本発明の以上の説明から、改
良、変更及び変形を思いつくであろう。添付の特許請求
の範囲は、このような改良、変更及び変形をカバーしよ
うとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ってつくられた回転装置の断面図で
ある。
【図2】図1の2−2線に沿った正面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った側面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】図4の一部の拡大図である。
【図6】図1の回転装置のハウジングの主区分の正面図
である。
【図7】図6の7−7線に沿った側面図である。
【図8】図6の8−8線に沿った断面図である。
【図9】図6の9−9線に沿った断面図である。
【図10】図6の10−10線に沿った断面図である。
【図11】シールに対するシール排液通路の関係を示す
拡大概略断面図である。
【図12】回転装置の第2実施例の図8と同様の断面図
である。
【図13】回転装置の第3実施例の図1と同様の断面図
である。
【図14】ハウジングの主区分のカバー区分に対する第
1配向を示す図2と同様の正面図である。
【図15】ハウジングの主区分のカバー区分に対する第
2配向を示す図14と同様の正面図である。
【図16】ハウジングの主区分のカバー区分に対する第
3配向を示す図15と同様の正面図である。
【図17】ハウジングの主区分のカバー区分に対する第
4配向を示す図16と同様の正面図である。
【符号の説明】
20 回転装置 22 作動ユニット 24 ハウジング 26 主区分 28 カバー区分 38 カムリング 40 ロータ 42 ベーン 48 底端プレート 50 頂端プレート 66 バイパス弁アッセンブリ 116 流体導管 122、124、及び126 ライザ 148 シールアッセンブリ 160 シール排液システム 170 環状マニホールド通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エス・フィリップス アメリカ合衆国インディアナ州47905,ラ ファイエット,オリオーレ・ドライブ 6400 (72)発明者 フレデリック・ディー・ヴェナブル アメリカ合衆国インディアナ州47905,ラ ファイエット,ミラー・ドライブ 4628

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体について使用するための回転装置に
    おいて、 ロータと、 前記ロータに連結された複数のベーンと、 前記ロータの廻りを延びるカムリングと、 前記ロータの第1端と隣接して配置された第1端プレー
    トと、 前記第1プレート、前記カムリング、前記ロータ、及び
    前記ベーンと協働して複数の可変容積の作動チャンバを
    形成する、前記ロータの第2端と隣接して配置された第
    2端プレートと、 前記ロータ、前記ベーン、前記カムリング、及び前記第
    1及び第2の端プレートを包囲するための、主区分及び
    カバー区分を含むハウジング手段とを有し、 前記ハウジング手段の前記区分のうちの一方が、前記回
    転装置を支持構造に取り付けるのに使用するための取り
    付け手段を有し、前記ハウジング手段の前記主区分及び
    前記カバー区分は、複数の配向のうちの任意の一つの配
    向に互いに対して移動可能であり、そのため、前記ハウ
    ジング手段の前記主区分及び前記カバー区分が互いに対
    する複数の配向のうちの任意の一つの配向にある状態で
    前記回転装置を前記支持構造に取り付けるのに前記取り
    付け手段を使用することができ、 前記主区分及び前記カバー区分が、互いに対する複数の
    配向のうちの任意の一つの配向にあるとき、前記ハウジ
    ング手段の前記主区分と前記カバー区分とを相互連結す
    るためのファスナ手段を更に有する、回転装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジング手段の前記主区分は、前
    記ハウジング手段の前記主区分を前記回転装置に流体を
    導くための第1導管手段に連結するための手段、及び前
    記主区分を前記回転装置から流体を導くための第2導管
    手段に連結するための手段を含む、請求項1に記載の回
    転装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータ、前記複数のベーン、前記カ
    ムリング、及び前記第1及び第2の端プレートは、前記
    ハウジング手段の前記主区分に対して前記カバー区分と
    ともに移動するように前記ハウジング手段の前記カバー
    区分に連結されている、、請求項2に記載の回転装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータに連結され且つ前記カバー区
    分を貫通した駆動シャフトと、前記駆動シャフトに沿っ
    た流体の漏れをブロックするため前記駆動シャフトと係
    合する、前記カバー区分に連結されたシール手段と、前
    記ハウジング手段の前記カバー区分と前記主区分との間
    に配置された環状マニホールドチャンバと、流体を前記
    シール手段から前記環状マニホールドチャンバ内に導く
    ため、前記カバー区分に配置された第1通路手段と、流
    体を前記環状マニホールドチャンバから遠ざけるように
    導くため、前記ハウジング手段の前記主区分に配置され
    た第2通路手段とを更に有し、前記第1及び第2の通路
    手段は、前記ハウジング手段の前記主区分及び前記カバ
    ー区分の互いに対する移動中、互いに対して移動可能で
    ある、請求項1に記載の回転装置。
  5. 【請求項5】 前記環状マニホールドチャンバは、少な
    くとも部分的には、前記ハウジング手段の前記主区分に
    連結された第1表面手段及び前記ハウジング手段の前記
    カバー区分に連結された第2表面手段によって構成され
    ている、請求項4に記載の回転装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジング手段の前記主区分は、流
    体流れを導くための主通路を有し、前記ハウジング手段
    の前記主区分は、流体流れを前記主通路と導管との間で
    導くため、連結部を第1位置に少なくとも部分的に構成
    するための第1表面手段と、前記主通路と前記ハウジン
    グ手段の前記主区分に連結された導管との間で流体を導
    くことができるようにするため前記連結部を形成できる
    第2位置を構成するための第2表面手段とを含み、前記
    導管は前記ハウジング手段の前記主区分に前記第2位置
    で連結されている、請求項1に記載の回転装置。
  7. 【請求項7】 前記主通路と前記ハウジング手段の前記
    主区分に前記第2位置で連結された導管との間で流体を
    導くことができるようにするため、前記連結部を形成で
    きる第3位置を構成するための第3表面手段を更に有す
    る、請求項6に記載の回転装置。
  8. 【請求項8】 前記ハウジング手段の前記主区分は、前
    記回転装置の第1側と隣接して第1位置を構成するため
    の第1表面手段及び前記回転装置の第2側と隣接して第
    2位置を構成するための第2表面手段、及び前記ハウジ
    ング手段の前記主区分内の通路と前記位置のうちの一つ
    の位置にある導管との間に連結部を形成するための手段
    を持つ、一部品として鋳造されている、請求項1に記載
    の回転装置。
  9. 【請求項9】 前記ハウジング手段の前記主区分は一部
    品として形成され、第1方向に面した第1ライザ、前記
    第1方向とは反対方向の第2方向に面した第2ライザ、
    及び前記第1方向及び前記第2方向に対して横方向の第
    3方向に面した第3ライザを有し、前記第1、第2、第
    3のライザの各々は、前記ハウジング手段の前記主区分
    を第1流体導管に連結するのに使用するための手段を含
    む、請求項1に記載の回転装置。
  10. 【請求項10】 前記第1ライザは、前記ハウジング手
    段の前記主区分を第2流体導管に連結するのに使用する
    ための手段を含み、前記第1及び第2の流体導管のうち
    の一方が、前記回転装置の作動中に流体流れを前記ハウ
    ジング手段の前記主区分に導き、前記流体導管のうちの
    一方が、前記回転装置の作動中に流体流れを前記回転装
    置から導く、請求項9に記載の回転装置。
  11. 【請求項11】 流体について使用するための回転装置
    において、 駆動シャフトを含む流体圧送手段と、 複数の配向のうちの任意の一つの配向に互いに対して移
    動可能な主区分及びカバー区分を含む、前記流体圧送手
    段を包囲するためのハウジング手段と、 前記駆動シャフトに沿った流体の漏れをブロックするた
    め前記駆動シャフトと係合する、前記カバー区分に連結
    されたシール手段と、 前記ハウジング手段の前記カバー区分と前記主区分との
    間に配置された環状マニホールドチャンバと、 前記環状マニホールドチャンバと、前記流体圧送手段と
    前記シール手段との間の所定の位置との間を延びる、前
    記ハウジング手段の前記カバー区分に配置された第1通
    路手段と、 流体を前記環状マニホールドチャンバから遠ざかるよう
    に導くため前記ハウジング手段の前記主区分に配置され
    た第2通路手段とを有し、前記第1及び第2の通路手段
    は、前記ハウジング手段の前記主区分と前記カバー区分
    の互いに対する移動中、互いに対して移動可能である、
    回転装置。
  12. 【請求項12】 流体流れを前記流体圧送手段に導くた
    め、前記ハウジング手段の前記主区分に配置された入口
    通路手段を更に有し、前記第2通路手段は前記環状マニ
    ホールドチャンバから前記入口通路手段まで延びてい
    る、請求項11に記載の回転装置。
  13. 【請求項13】 前記駆動シャフトを支持するため前記
    カバー区分に配置された第1及び第2のベアリング手段
    を更に有し、前記第1ベアリング手段は、前記第2ベア
    リング手段と前記流体圧送手段との間に配置され、前記
    シール手段は前記第1ベアリング手段と第2ベアリング
    手段との間に配置された前記駆動シャフトの一部と係合
    した状態で配置されており、前記第1通路手段は、前記
    駆動シャフトの周りを延びる環状チャンバと流体連通し
    た状態で、前記第1ベアリング手段と第2ベアリング手
    段との間の所定の位置に連結されている、請求項11に
    記載の回転装置。
  14. 【請求項14】 前記流体圧送手段が前記ハウジング手
    段の前記カバー区分とともに前記ハウジング手段の前記
    主区分に対して移動するように、前記流体圧送手段を前
    記ハウジング手段の前記カバー区分に連結するための手
    段を更に有する、請求項11に記載の回転装置。
  15. 【請求項15】 前記ハウジング手段の前記主区分は一
    部品として形成され、第1方向に面した第1ライザ、前
    記第1方向とは反対方向の第2方向に面した第2ライ
    ザ、及び前記第1方向及び前記第2方向に対して横方向
    の第3方向に面した第3ライザを有し、前記第1、第
    2、第3のライザの各々は、流体を前記回転装置に導く
    ため、前記ハウジング手段の前記主区分を導管手段に連
    結するのに使用するための手段を含む、請求項11に記
    載の回転装置。
  16. 【請求項16】 前記駆動シャフトを前記ハウジング手
    段に対して回転するように支持するためのベアリング手
    段を更に有し、前記シール手段は、前記流体圧送手段と
    前記ベアリング手段との間に配置された前記駆動シャフ
    トの一部と係合した状態で配置され、前記第1通路手段
    は、前記シール手段と前記流体圧送手段との間の所定の
    位置で前記駆動シャフトの周りを延びる環状空間と流体
    連通した状態で連結されている、請求項11に記載の回
    転装置。
  17. 【請求項17】 流体について使用するための回転装置
    において、 ロータと、 前記ロータに連結された複数のベーンと、 前記ロータの廻りを延びるカムリングと、 前記ロータの第1端と隣接して配置された第1端プレー
    トと、 前記第1端プレート、前記カムリング、前記ロータ、及
    び前記ベーンと協働して複数の可変容積の作動チャンバ
    を形成する、前記ロータの第2端と隣接して配置された
    第2端プレートと、 前記ロータ、前記ベーン、前記カムリング、及び前記第
    1及び第2の端プレートを包囲するための、主区分及び
    カバー区分を含むハウジング手段とを有し、 前記ハウジング手段の前記主区分は一部品として形成さ
    れ、第1方向に面した第1ライザ、及び前記第1方向と
    は反対方向の第2方向に面した第2ライザを有し、前記
    第1及び第2のライザの各々は、第1流体導管を前記第
    1ライザ又は前記第2ライザのいずれかに連結できるよ
    うに、前記ハウジング手段の前記主区分を前記第1流体
    導管に連結するのに使用するための手段を有する、回転
    装置。
  18. 【請求項18】 前記ハウジング手段の前記主区分は、
    前記第1方向及び前記第2方向に対して横方向の第3方
    向に面した第3ライザを有し、該第3ライザは、前記第
    1流体導管を前記第1、第2、及び第3のライザのうち
    の選択された一つのライザに連結できるようにするた
    め、前記ハウジング手段の前記主区分を前記第1流体導
    管に連結するのに使用するための手段を有する、請求項
    17に記載の回転装置。
  19. 【請求項19】 前記第1ライザは、前記ハウジング手
    段の前記主区分を第2流体導管に連結するのに使用する
    ための手段を有する、請求項17に記載の回転装置。
  20. 【請求項20】 前記ハウジング手段の前記区分のうち
    の一方が、前記回転装置を支持構造に取り付けるのに使
    用するための手段を有し、前記ハウジング手段の前記主
    区分及び前記カバー区分は、前記ハウジング手段の前記
    主区分及び前記カバー区分が互いに対する複数の配向の
    うちの任意の一つの配向にある状態で前記回転装置を前
    記支持構造に取り付けるのに前記取り付け手段を使用で
    きるようにするため、互いに対し、複数の配向のうちの
    任意の一つの配向に移動可能である、請求項17に記載
    の回転装置。
  21. 【請求項21】 前記ロータに連結され、前記カバー区
    分を貫通した駆動シャフト、該駆動シャフトを前記カバ
    ーに対して回転するように支持するため前記カバー区分
    に配置されたベアリング手段、該ベアリング手段と前記
    ロータとの間の所定の位置で前記駆動シャフトと係合す
    る、前記カバー区分に連結されたシール手段、前記ロー
    タに向いた前記シール手段の側方から前記ライザのうち
    の一つのライザに流体を導くための通路手段を更に有す
    る、請求項17に記載の回転装置。
  22. 【請求項22】 前記第1及び第2のライザは、前記ロ
    ータの半径方向外方に配置された前記主区分の一部に配
    置されている、請求項17に記載の回転装置。
  23. 【請求項23】 過剰の流体流れを迂回させるため、前
    記ハウジング手段の前記主区分内に形成したキャビティ
    内に配置されたバイパス弁手段を更に有し、前記バイパ
    ス弁手段が配置された前記キャビティは、前記第1ライ
    ザと第2ライザとの間を延び、前記第1及び第2の方向
    と平行に延びる中央軸線を有する、請求項17に記載の
    回転装置。
  24. 【請求項24】 流体について使用するための回転装置
    の組み立て方法において、 種々の方向に向いた、通路がない複数のライザを備えた
    一部品主区分を持つハウジングを提供する工程と、 導管に連結するため、前記ライザから一つのライザを選
    択する工程と、 選択後、前記複数のライザのうちの他のライザに通路が
    ないままの状態で、前記複数のライザのうちの前記選択
    された一つのライザから延びる通路を形成する工程と、 前記複数のライザのうちの前記他のライザに通路がない
    ままの状態で、ロータ、カムリング、及び複数のベーン
    を前記ハウジングで包囲する工程とを有する、方法。
  25. 【請求項25】 前記複数のライザのうちの前記他のラ
    イザに通路がないままの状態で、前記複数のライザのう
    ちの前記選択された一つのライザから、前記ハウジング
    の前記主区分が前記ハウジングの前記カバー区分に連結
    されるべき所定の位置まで延びる通路を、前記ハウジン
    グの前記主区分に形成する工程を更に有する、請求項2
    4に記載の方法。
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