JP2592398Y2 - 電源連動装置 - Google Patents

電源連動装置

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JP2592398Y2
JP2592398Y2 JP1991059496U JP5949691U JP2592398Y2 JP 2592398 Y2 JP2592398 Y2 JP 2592398Y2 JP 1991059496 U JP1991059496 U JP 1991059496U JP 5949691 U JP5949691 U JP 5949691U JP 2592398 Y2 JP2592398 Y2 JP 2592398Y2
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邦彦 須川
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数の電気機器への電
源供給を互いに連動させて制御する電源連動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の電気機器の電源の入/切を連動さ
せる場合、電灯線と電気機器との間に図3のように電源
プラグ1、スイッチ17、並列接続のアウトレット1
4、15を直列に接続した電源連動装置を設け、スイッ
チ17の開閉により電源を入/切する方法が用いられて
きた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の電源連動装置で
は一つのスイッチで全回路の電源を切ってしまう単純な
電気機器に対しては適しているが、例えば家庭用のビデ
オテープレコーダのように、リモコンの受信回路や内蔵
時計の駆動或いは設定値の記憶保持のため、待機モード
時にも一部の回路には常に待機電流を通電する必要のあ
る電気機器に対しては、電源コンセント側でスイッチを
切ってしまうと待機電流を通電できないため、何らかの
対策が望まれていた。また、例えば実開平4−0589
77号「電源タップ」や実開平4−081479号「コ
ンセント」には、第1アウトレット(マスターコンセン
ト)に接続された第1電気機器のスイッチ操作により第
2アウトレット(スレーブコンセント)に接続された第
2電気機器の電源をオン・オフ制御できるようにしたも
のが開示されている。しかしながら、これらの電源タッ
プやコンセントは、第1アウトレットに接続した第1電
気機器の電源スイッチをオンしたときに、第1アウトレ
ットに通ずる電流検出部がこれを検出し、電磁リレーを
介して第2アウトレット側に通電する構成であるため、
例えば電源スイッチはオンであっても待機電流しか流さ
ない待機モードに設定されることのある電気機器を第1
アウトレットに接続した場合、待機モード時には第2ア
ウトレットに接続される第2電気機器には通電する必要
がないにも拘わらず、第1電気機器の電源スイッチをオ
ンすると同時に第2電気機器にも通電されてしまうため
に、第1電気機器の動作時にのみ電源の連動を図るとい
う意図に反する結果を招くといった課題があった。ま
た、実開昭58−123584号「テーブルタップ」や
実開昭61−183080号「タップ」には、第1アウ
トレットの負荷電流を感知するセンサを具備し、センサ
出力によって第2アウトレットに直列に接続されたスイ
ッチを開閉する連動タップが開示されている。しかしな
がら、これらのタップは、第1アウトレットに流れる負
荷電流を感知するセンサの感度がしきい値調整により調
整できるようにはなっておらず、このため第1アウトレ
ットに接続する電気機器が待機状態にあって実際には稼
働していない状態にあっても、待機電流を負荷電流とし
て感知したセンサが第2アウトレットに通ずるスイッチ
を閉成してしまうことがあった。このため、第1アウト
レットに接続された第1電気機器を稼働させるときにだ
け第2アウトレットに接続した第2電気機器を作動させ
る目的で電源の連動を意図しても、実際には第2アウト
レットは常時通電状態に置かれる結果、連動タップの使
用が意味をなさないことがある等の課題を抱えるもので
あった。一方また、第1アウトレットに流れる負荷電流
を感知するセンサが、たまたま待機電流には感応しない
感度を有するものであったとしても、待機電流が異なる
他の電気機器を第1アウトレットに切り替え接続したよ
うな場合は、待機電流を負荷電流として感知したセンサ
が第2アウトレットに通ずるスイッチを閉成してしま
い、第2アウトレットに接続した第2電気機器は常時通
電状態に置かれてしまう等の課題があった。
【0004】それ故に本考案の目的は、常に通電させな
ければならない電気機器の主回路と他の電気機器の電源
とを、真に必要なときにだけ確実に連動させるようにし
た電源連動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の目的を達
成するために、電源プラグを介して交流電源から交流電
流を供給される第1アウトレットと、前記電源プラグに
対し前記第1アウトレットとは並列に接続され、スイッ
チを介して交流電流を供給される第2アウトレットと、
シュミット回路を有し、前記第1アウトレットに供給さ
れる交流電流を誘導検出して前記スイッチの開閉を制御
するセンサー部であって、前記第1アウトレットに接続
される電気機器の電源スイッチを切った状態では作動し
ないように前記シュミット回路を調整したセンサー部
を具備することを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】本考案の一実施例について図1を参照して説
明する。同図において、1は電源プラグであり、交流電
源から電力の供給を受ける。第1アウトレット2は電源
プラグ1から何の回路も介さずに接続されている。第1
アウトレット2に接続された第1電気機器の電源を投入
すると、その動作電流が負荷電流として流れ、電源プラ
グ1と第1アウトレット2との配線の近傍に設置された
検知器(コイル)4に交流電流が生ずる。これを増幅器
6で増幅し、整流回路7、平滑回路8、シュミット回路
9を通して安定した直流に変換してリレーコイルに流す
ことによって、スイッチ10を駆動させる。スイッチ1
0の開閉部5は電源プラグ1と第2アウトレット3との
間に設けられているため、このスイッチ10の開閉によ
って第2アウトレット3への電力供給は制御される。
【0007】第1アウトレット2に接続される第1電気
機器にリモコンや時計が装備されている場合、電源スイ
ッチを切っていても常時待機電流が流れるが、電源スイ
ッチを入れたときの動作電流に較べはるかに少ないの
で、電源スイッチを切った状態ではスイッチ開閉手段で
あるセンサー部11が作動しないようにシュミット回路
9を調整すれば良い。シュミット回路9は、周知のごと
く、入力電圧を外部から随意調整可能なしきい値電圧を
基準に比較し、比較対象電圧が前記しきい値電圧を越え
るときにトリガパルスを出力する働きをする。このた
め、シュミット回路9に設定するしきい値電圧を調整し
ておくことで、検知器(コイル)4に誘導され増幅器6
により増幅された交流を整流回路7と平滑回路8が整流
平滑した電圧が、シュミット回路9に設定されたしきい
値電圧を越えない限り、第1アウトレットに流れる待機
電流により第2アウトレット3に交流電流が供給されな
いようにできる。
【0008】図2は、図1のセンサー部11を別の回路
で実現し、第3アウトレット12を設けたものである。
図1と異なる部分について説明する。増幅器6の出力は
50Hzもしくは60Hzの正弦波に近い交流になる
が、シュミット回路9によって矩形波に変換される。こ
の矩形波は単安定マルチバイブレータ13に対しトリガ
パルスとして供給される。単安定マルチバイブレータ1
3は、1回のトリガで1/50秒以上ハイレベルの信号
を出力するよう設定してあるため、50Hz又は60H
zのトリガパルスにより再トリガされ続ける限り、すな
わち検知器4が交流を検知している期間中は、ハイレベ
ルの信号を継続的に出力し続ける。なお、図2のスイッ
チ16には反転出力が設けられており、第3アウトレッ
ト12に接続された第3電気機器は第1アウトレット2
に接続された第1電気機器の反対の動作になる。すなわ
ち、第1アウトレット2に接続された第1電気機器の電
源が入っているときは第3アウトレット12へ電源は供
給されず、切れているときは供給される。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
電源プラグを介して交流電源から交流電流を供給される
第1アウトレットとは並列に、スイッチを介して電源プ
ラグに接続された第2アウトレットを設け、第1アウト
レットに接続される電気機器の電源スイッチを切った状
態では作動しないよう調整したシュミット回路を有する
センサー部が、第1アウトレットに供給される交流電流
を誘導検出してスイッチを開閉制御する構成としたか
ら、第1アウトレットに接続された第1電気機器を実際
に稼働させたときにだけ、第2アウトレットに接続され
た第2電気機器に対し交流電源を供給するといった使い
方が可能であり、これにより従来のように、第1電気機
器が待機状態にあって実際には稼働していないにも拘わ
らず、待機電流を負荷電流として感知したセンサが第2
アウトレットに通ずるスイッチを閉成してしまい、第2
アウトレットは常時通電状態に置かれてしまうといった
不都合を招くことはなく、常に通電させなければならな
い電気機器の主回路と他の電気機器の電源とを、真に必
要なときにだけ確実に連動させることができる等の優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロック図
【図2】本考案の別の実施例のブロック図
【図3】従来技術の回路図
【符号の説明】
1 電源プラグ 2 第1アウトレット 3 第2アウトレット 4 検知器 5 開閉部 6 増幅器 7 整流回路 8 平滑回路 9 シュミット回路 10 スイッチ 11 センサー部 12 第3アウトレット 13 単安定マルチバイブレータ 14 アウトレット 15 アウトレット 16 スイッチ(反転出力付き) 17 スイッチ(手動)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源プラグを介して交流電源から交流電
    流を供給される第1アウトレットと、前記電源プラグに
    対し前記第1アウトレットとは並列に接続され、スイッ
    チを介して交流電流を供給される第2アウトレットと、
    シュミット回路を有し、前記第1アウトレットに供給さ
    れる交流電流を誘導検出して前記スイッチの開閉を制御
    するセンサー部であって、前記第1アウトレットに接続
    される電気機器の電源スイッチを切った状態では作動し
    ないように前記シュミット回路を調整したセンサー部
    を具備することを特徴とする電源連動装置。
JP1991059496U 1991-07-29 1991-07-29 電源連動装置 Expired - Lifetime JP2592398Y2 (ja)

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JPH0591143U JPH0591143U (ja) 1993-12-10
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