JP2716051B2 - 可逆運転装置 - Google Patents

可逆運転装置

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JP2716051B2
JP2716051B2 JP5429096A JP5429096A JP2716051B2 JP 2716051 B2 JP2716051 B2 JP 2716051B2 JP 5429096 A JP5429096 A JP 5429096A JP 5429096 A JP5429096 A JP 5429096A JP 2716051 B2 JP2716051 B2 JP 2716051B2
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順造 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁開閉器や電
磁接触器などを2台使用し、交流電源を制御電源として
動作する入力回路と直流電源を制御電源として動作する
制御部とを介して電動機を可逆運転する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常電動機を可逆運転する場合、電源か
ら引き込まれた配線を正転用と逆転用の開閉器に接続
し、この開閉器を適宜開閉して行う。このような従来の
電動機の可逆運転装置の一例を図2に示し、図2はその
可逆運転装置の結線図である。図2において、三相誘導
電動機1は正転用開閉器2または逆転用開閉器3を介し
て三相電源R,S,Tに接続されている。この両開閉器
2,3を開閉することにより電動機1は可逆運転される
が、このため正転スイッチ4で操作される正転入力回路
6と逆転スイッチ5で操作される逆転入力回路7とが並
列に接続され、この両入力回路6,7の発する信号を制
御部8で受信し、この制御部8の出力で両開閉器2,3
を開閉操作して電動機1を可逆運転する。このとき両開
閉器2,3は同時に投入されないように制御部8で電気
的にインターロックされている。
【0003】正転入力回路6は抵抗9,ホトカプラ10の
発光ダイオード10aが直列に接続された回路、逆転入力
回路7は正転入力回路6と全く同様に抵抗11,ホトカプ
ラ12の発光ダイオード12aが直列に接続された回路から
なる。両入力回路6,7にそれぞれ端子13,14 を介して
正転スイッチ4または逆転スイッチ5が直列に接続さ
れ、それぞれのスイッチ4,5の他端が並列に接続され
て交流の制御電源15に接続されている。16,17 はそれぞ
れ発光ダイオード10a,12aに並列接続された抵抗であ
る。制御部8は発光ダイオード10a,12aの信号を受け
るそれぞれのホトトランジスタ10b,12b、この信号で
両開閉器2,3を開閉する出力回路18を備え、制御電源
15を端子19,20 を介して接続した直流電源部21で駆動さ
れる。前記ホトトランジスタ10b,12bに抵抗22,23 が
直列に接続された両回路は互いに並列に接続され、両ホ
トトランジスタ10b,12bとそれぞれの抵抗22,23 との
接続点がそれぞれ抵抗24,25 を介して出力回路18に接続
されている。26,27 はそれぞれ抵抗22,23 に並列に接続
されたコンデンサである。
【0004】出力回路18は共通出力端子28、正転用出力
端子29、逆転用出力端子30を有し、共通出力端子28は両
開閉器2,3のそれぞれの一方の操作端子に、正転用出
力端子29, 逆転用出力端子30は両開閉器2,3の他方の
操作端子に接続され、かつ図示しないインターロック回
路を有する。直流電源部21は整流回路31の交流入力端子
が端子19,20 を介して制御電源15に接続され、その直流
出力端子が抵抗32, コンデンサ33からなるフィルタとツ
ェナダイオード34を介して直流出力電圧を安定可し、制
御部8に給電するように接続されている。
【0005】図2に示す装置の動作について説明する
と、今正転スイッチ4を閉じると発光ダイオード10aは
交流の制御電源15の通電により発光する。これをホトト
ランジスタ10bで受けて出力回路18を介して正転用開閉
器2を投入する。また逆転スイッチ5を閉じると発光ダ
イオード12aが発光するから、これをホトトランジスタ
12bで受けて出力回路18を介して逆転用開閉器3を投入
する。既に述べたように、出力回路18はインターロック
回路を有するから両開閉器2,3が同時に投入されるこ
とはない。
【0006】また、この種の従来装置として図3に示す
ような可逆運転装置が本件出願人より提案されている
(実願昭62-38061号)。図3において、正転,逆転両入
力回路6,7、制御部8、正転,逆転両開閉器2,3な
どの結線は図2に示すものと同一であるから、その説明
は省略する。図3に示す装置が図2に示す装置と異なる
点は、並列に接続された正転,逆転両入力回路6,7と
整流回路31の交流入力端子とが直列に接続された制御電
源15に接続されている点である。
【0007】図3に示す装置の動作について説明する
と、正転スイッチ4または逆転スイッチ5を閉じると直
流電源部21の整流回路31を介して正転, 逆転両入力回路
6,7の何れかの発光ダイオード10a,12aが発光す
る。このとき、制御部8には整流回路31の直流出力端子
を介して制御電圧が印加されているので、両ホトトラン
ジスタ10b,12bの何れかが動作して正転信号または逆
転信号が出力回路18に伝達される。このように制御部8
は正転スイッチ4または逆転スイッチ5を閉じたときだ
け直流電源部21で駆動され、正転スイッチ4または逆転
スイッチ5の開放時には制御電圧は印加されない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す装置におい
ては外部への接続端子が多いから配線が煩わしく、かつ
誤接続の可能性が大きく、また、この装置では制御部8
が常時給電されているから、制御電源15から混入するノ
イズなどにより誤動作する可能性が大きいなどの欠点が
ある。そこで、図3に示すように、端子数を減らし、正
転または逆転入力を与えるときのみ制御部8に給電する
ようにされたが、この装置では制御電源が正転入力回路
または逆転入力回路を介して制御部8に印加されるよう
に接続されているから、制御部8から正転または逆転用
開閉器に駆動電流が流れると、この電流により制御部へ
の印加電圧が変動する。従って、正転,逆転両開閉器に
無接点開閉器を使用する場合、開閉器がオフのとき比較
的高い電圧となり、大きい漏れ電流が流れて開閉器がオ
フしなくなる可能性がある。また、図2,図3の装置で
は信号伝達にホトカプラを使用しているから、このホト
カプラの伝達比の相違により、正転,逆転入力信号のレ
ベルに相違が生じるという欠点を有する。
【0009】そこで、本発明の目的は、ノイズなどで誤
動作することがなく、安定で確実な可逆運転ができ、か
つ回路が簡単で取扱い易い電動機の可逆運転装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明は、順方向に接続した2個のダイオードを
有する3つの辺をそれぞれ並列に接続してなる単相ブリ
ッジ整流回路と、この単相ブリッジ整流回路の2辺のそ
れぞれの2個のダイオードの接続点から導出され、正転
スイッチまたは逆転スイッチを介して制御電源の一端に
接続される2つの入力端子と、前記単相ブリッジ整流回
路の他の辺の2つのダイオードの接続点から導出され、
前記制御電源の多端に接続される共通端子と、前記単相
ブリッジ整流回路の直流出力電圧を駆動電圧として供給
され、前記2つの入力端子にそれぞれ正転スイッチまた
は逆転スイッチを介して印加される電圧を正転入力信号
または逆転入力信号として供給され、電動機を駆動する
正転または逆転指令を発する出力回路を備えたことを特
徴をする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明においては、単相ブリッジ
整流回路が3つの辺からなり、正転スイッチまたは逆転
スイッチが接続される端子を単相ブリッジ整流回路の2
つの辺から導出し、残りの辺から導出される端子を共通
端子とすることにより端子数を3つとし、前記単相ブリ
ッジ整流回路の直流出力端子からの全波整流電圧を出力
回路に駆動電源として供給し、かつ正転スイッチまたは
逆転スイッチからの出力回路への信号電圧を単相ブリッ
ジ整流回路で半波整流した電圧として供給する。
【0012】
【実施例】図1は本発明による電動機の可逆運転装置の
一実施例を示すものであり、図2,図3と同一のものに
は同一の符号を付している。図1において、単相ブリッ
ジ整流回路35は、順方向に接続された2個のダイオード
35a,35bの辺を共通辺とし、この2個のダイオード35
a,35bの辺と順方向に接続された2個のダイオード35
c,35dの辺とにより1組の単相ブリッジ整流回路が形
成され、前記共通辺としての2個のダイオード35a,35
bの辺と順方向に接続された2個のダイオード35e,35
fの辺とにより1組の単相ブリッジ整流回路が形成され
ている。そして、両ダイオード35c,35dの接続点から
導出された入力端子13は正転スイッチ4を介して制御電
源15の一端に接続され、両ダイオード35e,35fの接続
点から導出された入力端子14は逆転スイッチ5を介して
制御電源15の一端に接続されている。また、両ダイオー
ド35a,35bの接続点から導出された共通端子20は制御
電源15の他端に接続されている。制御部8は抵抗とコン
デンサを主とするフィルタと出力回路18のみとされてい
る。すなわち、単相ブリッジ整流回路35の直流出力端子
が抵抗36を介してコンデンサ37とツェナダイオード38と
の並列回路に接続され、出力回路18はこのツェナダイオ
ード38の両端の電圧で駆動されるように構成されてい
る。また、この出力回路18の入力は、両ダイオード35
c,35dの接続点が抵抗39を介して抵抗40とコンデンサ
41の並列回路に接続され、コンデンサ41の両端が正転入
力とされ、両ダイオード35e,35fの接続点が抵抗42を
介して抵抗43とコンデンサ44の並列回路に接続され、コ
ンデンサ44の両端が逆転入力とされている。また、この
出力回路18は従来のものと同様に共通出力端子28、正転
用出力端子29、逆転用出力端子30を有し、これらの端子
28,29,30が従来のものと同様に三相誘導電動機1を正転
または逆転するように三相電源R,S,Tに接続された
正転用開閉器2,逆転用開閉器3の操作端子に接続さ
れ、この両開閉器2,3は同時に投入できないようにイ
ンターロックされている。
【0013】この装置の動作は、正転スイッチ4を閉じ
ると、制御電源15の電圧は各ダイオード35a,35b,35
c,35dで形成されるブリッジ整流回路で全波整流さ
れ、コンデンサ37とツェナダイオード38で平滑・安定化
されて出力回路18に駆動電圧として印加されるととも
に、ダイオード35bで半波整流され、コンデンサ41で平
滑化されて出力回路18に信号電圧として入力される。こ
れにより、出力回路18の正転用出力端子29から正転指令
が出力され、正転用開閉器2を投入して電動機1を正転
方向に運転する。この状態から正転スイッチ4を開いて
逆転スイッチ5を閉じると、制御電源15の電圧は各ダイ
オード35a,35b,35e,35fで形成されるブリッジ整
流回路で全波整流され、この全波整流電圧が正転スイッ
チ4を閉じたときと同様に出力回路18に駆動電圧として
印加されるとともにダイオード35bで半波整流整流され
てコンデンサ44で平滑化された半波整流電圧が出力回路
18に信号電圧として入力される。これにより、出力回路
18の逆転用出力端子30から逆転指令が出力され、逆転用
開閉器3を投入して電動機1を逆転方向に運転する。も
ちろん、両開閉器2,3は電気的にインターロックされ
ている。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したとおり本発明によれば、
順方向に接続した2個のダイオードを有する3つの辺を
それぞれ並列に接続してなる単相ブリッジ整流回路と、
この単相ブリッジ整流回路の2辺のそれぞれの2個のダ
イオードの接続点から導出され、正転スイッチまたは逆
転スイッチを介して制御電源の一端に接続される2つの
入力端子と、前記単相ブリッジ整流回路の他の辺の2つ
のダイオードの接続点から導出され、前記制御電源の多
端に接続される共通端子と、前記単相ブリッジ整流回路
の直流出力電圧を駆動電圧として供給され、前記2つの
入力端子にそれぞれ正転スイッチまたは逆転スイッチを
介して印加される電圧を正転入力信号または逆転入力信
号として供給され、電動機を駆動する正転または逆転指
令を発する出力回路を備えていることにより、単相ブリ
ッジ整流回路の全波整流された直流出力電圧を出力回路
に駆動電圧として供給し、単相ブリッジ整流回路の半波
整流された電圧を信号電圧(正転入力信号または逆転入
力信号)として出力回路に供給することができ、正転,
逆転両開閉器のオン,オフ電圧が変化することがない。
また、正転,逆転両信号の検出用にホトカプラを使用し
ないから、このホトカプラによる信号伝達比のばらつき
による入力信号の検出レベルにばらつきがなく、さらに
入力信号は直接出力回路に印加されるから、中間回路に
よる電圧降下がなく、正転,逆転用開閉器に安定して電
圧を供給できる。そしてまた、回路構成を簡単化して入
力端子数を削減したから誤接続を減少させることがで
き、取扱い易いという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電動機の可逆運転装置
の結線図
【図2】従来装置の一例である電動機の可逆運転装置の
結線図
【図3】図2と異なる従来の電動機の可逆運転装置の結
線図
【符号の説明】
2 正転用開閉器 3 逆転用開閉器 4 正転スイッチ 5 逆転スイッチ 13 入力端子 14 入力端子 15 制御電源 18 出力回路 20 共通端子 35 単相ブリッジ整流回路 35a ダイオード 35b ダイオード 35c ダイオード 35d ダイオード 35e ダイオード 35f ダイオード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順方向に接続した2個のダイオードを有す
    る3つの辺をそれぞれ並列に接続してなる単相ブリッジ
    整流回路と、この単相ブリッジ整流回路の2辺のそれぞ
    れの2個のダイオードの接続点から導出され、正転スイ
    ッチまたは逆転スイッチを介して制御電源の一端に接続
    される2つの入力端子と、前記単相ブリッジ整流回路の
    他の辺の2つのダイオードの接続点から導出され、前記
    制御電源の多端に接続される共通端子と、前記単相ブリ
    ッジ整流回路の直流出力電圧を駆動電圧として供給さ
    れ、前記2つの入力端子にそれぞれ正転スイッチまたは
    逆転スイッチを介して印加される電圧を正転入力信号ま
    たは逆転入力信号として供給され、電動機を駆動する正
    転または逆転指令を発する出力回路を備えてなる可逆運
    転装置。
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