JP2592367B2 - 法面の花文字作成方法と法面の花文字構造と土嚢 - Google Patents
法面の花文字作成方法と法面の花文字構造と土嚢Info
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- JP2592367B2 JP2592367B2 JP20887791A JP20887791A JP2592367B2 JP 2592367 B2 JP2592367 B2 JP 2592367B2 JP 20887791 A JP20887791 A JP 20887791A JP 20887791 A JP20887791 A JP 20887791A JP 2592367 B2 JP2592367 B2 JP 2592367B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切土法面において、草
木或いは花等によって、いわゆる花文字を作成する法面
の花文字作成方法と、法面の花文字構造と、土嚢に関す
る。
木或いは花等によって、いわゆる花文字を作成する法面
の花文字作成方法と、法面の花文字構造と、土嚢に関す
る。
【0002】従来、切土法面に花文字を作成する場合に
は、次のような方法により行っていた。すなわち、草
木、花等の植付けピッチを調整することにより花文字を
作成するものである。例えば、花文字を濃色によって作
成する場合には、その部分の植付けピッチを小さくし、
それ以外の部分の植付けピッチを大きくするものであ
る。又、別の方法としては、緑色の雑草防止シートを使
用することにより濃淡を表し、それによって、所望の花
文字を作成するようにしていた。
は、次のような方法により行っていた。すなわち、草
木、花等の植付けピッチを調整することにより花文字を
作成するものである。例えば、花文字を濃色によって作
成する場合には、その部分の植付けピッチを小さくし、
それ以外の部分の植付けピッチを大きくするものであ
る。又、別の方法としては、緑色の雑草防止シートを使
用することにより濃淡を表し、それによって、所望の花
文字を作成するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、草木、花等の植付け
ピッチにより濃淡を表す場合には、多数の草木、花を必
要としてしまい、コストが上昇してしまうという問題が
あった。又、濃色部分には多数の草木、花が密集するこ
とになり、その為、草木、花同士によって悪影響を与え
てしまうという問題もあった。
と次のような問題があった。まず、草木、花等の植付け
ピッチにより濃淡を表す場合には、多数の草木、花を必
要としてしまい、コストが上昇してしまうという問題が
あった。又、濃色部分には多数の草木、花が密集するこ
とになり、その為、草木、花同士によって悪影響を与え
てしまうという問題もあった。
【0004】又、雑草防止シートを使用する場合には、
シートの敷設に手間がかかるとともに、草木、花を植え
付ける場合に、雑草防止シートをあける作業が必要とな
り、煩雑であるという問題もあった。
シートの敷設に手間がかかるとともに、草木、花を植え
付ける場合に、雑草防止シートをあける作業が必要とな
り、煩雑であるという問題もあった。
【0005】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、できるだけ少ない本数
の草木、花によって、簡単な作業で所望の花文字を作成
することを可能とする法面の花文字作成方法と法面の花
文字作成構造と土嚢を提供することにある。
ものでその目的とするところは、できるだけ少ない本数
の草木、花によって、簡単な作業で所望の花文字を作成
することを可能とする法面の花文字作成方法と法面の花
文字作成構造と土嚢を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明による法面の花文字作成方法は、法面を複数個
の区画部に区画し、上記区画部毎に濃色土嚢又は淡色土
嚢を敷設して濃淡をつけ、それによって、所望の花文字
を表すようにしたことを特徴とするものである。
本願発明による法面の花文字作成方法は、法面を複数個
の区画部に区画し、上記区画部毎に濃色土嚢又は淡色土
嚢を敷設して濃淡をつけ、それによって、所望の花文字
を表すようにしたことを特徴とするものである。
【0007】又、本願発明による法面の花文字構造は、
法面に区画・形成された複数個の区画部と、上記区画部
内に敷設される濃色土嚢又は淡色土嚢と、を具備し、上
記区画部毎に濃色土嚢又は淡色土嚢を敷設して濃淡をつ
け、それによって、所望の花文字を表すようにしたこと
を特徴とするものである。
法面に区画・形成された複数個の区画部と、上記区画部
内に敷設される濃色土嚢又は淡色土嚢と、を具備し、上
記区画部毎に濃色土嚢又は淡色土嚢を敷設して濃淡をつ
け、それによって、所望の花文字を表すようにしたこと
を特徴とするものである。
【0008】さらに、本願発明による土嚢は、任意の色
の袋体内に土等を充填した土嚢本体と、上記土嚢本体に
植え付けられた任意種類の草木・花と、を具備したこと
を特徴とするものである。
の袋体内に土等を充填した土嚢本体と、上記土嚢本体に
植え付けられた任意種類の草木・花と、を具備したこと
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】まず、本願発明による法面の花文字作成方法の
場合には、法面を複数個の区画部に区画する。次に、区
画部毎に濃色土嚢又は淡色土嚢を敷設して濃淡をつけ
る。それによって、所望の花文字を表すものである。
又、法面の花文字作成構造は、上記方法を実施すること
により得られる構造であり、又、本願発明による土嚢
は、上記方法において使用する濃色土嚢又は淡色土嚢を
示すものである。
場合には、法面を複数個の区画部に区画する。次に、区
画部毎に濃色土嚢又は淡色土嚢を敷設して濃淡をつけ
る。それによって、所望の花文字を表すものである。
又、法面の花文字作成構造は、上記方法を実施すること
により得られる構造であり、又、本願発明による土嚢
は、上記方法において使用する濃色土嚢又は淡色土嚢を
示すものである。
【0010】
【実施例】以下、図1ないし図3を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1及び図2に示すように、法面に
はフリーフレーム1によって所定の大きさの区画部2が
複数形成されている(例えば、1m×1m)。フリーフ
レーム1によって区画された区画部2には、濃色土嚢
3、又は、淡色土嚢5が設置されている。
実施例を説明する。図1及び図2に示すように、法面に
はフリーフレーム1によって所定の大きさの区画部2が
複数形成されている(例えば、1m×1m)。フリーフ
レーム1によって区画された区画部2には、濃色土嚢
3、又は、淡色土嚢5が設置されている。
【0011】上記濃色土嚢3は、緑色をした土嚢本体7
と、この土嚢本体7に植え付けられた草木(例えば、ハ
イビャクシン、16株/m2)9とから構成されている。
一方、淡色土嚢5は、麻袋を使用した土嚢本体11と、
この土嚢本体11に植え付けられた草木(例えば、こぐ
まざさ、25株/m2)13とから構成されている。
と、この土嚢本体7に植え付けられた草木(例えば、ハ
イビャクシン、16株/m2)9とから構成されている。
一方、淡色土嚢5は、麻袋を使用した土嚢本体11と、
この土嚢本体11に植え付けられた草木(例えば、こぐ
まざさ、25株/m2)13とから構成されている。
【0012】そして、上記区画部2単位で濃色土嚢3又
は淡色土嚢5を敷設して、区画部2毎に濃淡を設けるも
のである。因に、一個の区画部2には、濃色土嚢3又は
淡色土嚢5が12袋程度敷設されることになる。
は淡色土嚢5を敷設して、区画部2毎に濃淡を設けるも
のである。因に、一個の区画部2には、濃色土嚢3又は
淡色土嚢5が12袋程度敷設されることになる。
【0013】上記した方法により花文字を作成した例を
図3に示す。図3において、一個の枡目は、上記区画部
2を示すものであり、区画部2単位で濃淡が表されてい
る。図中「ハイウエイ」なる花文字は、濃色土嚢3を敷
設した区画部2によって形成されており、その他の部分
の区画部2には淡色土嚢5が敷設されている。
図3に示す。図3において、一個の枡目は、上記区画部
2を示すものであり、区画部2単位で濃淡が表されてい
る。図中「ハイウエイ」なる花文字は、濃色土嚢3を敷
設した区画部2によって形成されており、その他の部分
の区画部2には淡色土嚢5が敷設されている。
【0014】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。まず、従来のように、草木、花だけ
で濃淡を表すのではなく、濃色土嚢3と淡色土嚢5によ
って濃淡を表すようにしているので、草木、花の本数を
大幅に減少させることができ、手間が省けることはもと
より、コストの低減を図ることができる。又、シート等
を使用する必要もないので、シートを使用した場合の各
種の煩雑な作業をなくすことができる。
することができる。まず、従来のように、草木、花だけ
で濃淡を表すのではなく、濃色土嚢3と淡色土嚢5によ
って濃淡を表すようにしているので、草木、花の本数を
大幅に減少させることができ、手間が省けることはもと
より、コストの低減を図ることができる。又、シート等
を使用する必要もないので、シートを使用した場合の各
種の煩雑な作業をなくすことができる。
【0015】尚、本発明は前記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、使用する草木、花の種類は前記一
実施例で示したもの以外にも種種のものが使用可能であ
る。又、区画部2の大きさ、区画部2を形成するための
手段等についても、図示したものに限定されない。
のではない。例えば、使用する草木、花の種類は前記一
実施例で示したもの以外にも種種のものが使用可能であ
る。又、区画部2の大きさ、区画部2を形成するための
手段等についても、図示したものに限定されない。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による法面の
花文字作成方法と法面の花文字作成構造と土嚢による
と、少ない本数の草木、花によって、又、少ない労力に
よって、所望の花文字を作成することができる。
花文字作成方法と法面の花文字作成構造と土嚢による
と、少ない本数の草木、花によって、又、少ない労力に
よって、所望の花文字を作成することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す図で法面の一部を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図で法面の一部を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す図で花文字を作成した
状態を示す法面の一部正面図である。
状態を示す法面の一部正面図である。
2 区画部 3 濃色土嚢 5 淡色土嚢 7 土嚢本体 9 ハイビャクシン(草木) 11 土嚢本体 13 こぐまざさ(草木)
Claims (3)
- 【請求項1】 法面を複数個の区画部に区画し、上記区
画部毎に濃色土嚢又は淡色土嚢を敷設して濃淡をつけ、
それによって、所望の花文字を表すようにしたことを特
徴とする法面の花文字作成方法。 - 【請求項2】 法面に区画・形成された複数個の区画部
と、上記区画部内に敷設される濃色土嚢又は淡色土嚢
と、を具備し、上記区画部毎に濃色土嚢又は淡色土嚢を
敷設して濃淡をつけ、それによって、所望の花文字を表
すようにした法面の花文字構造。 - 【請求項3】 任意の色の袋体内に土等を充填した土嚢
本体と、上記土嚢本体に植え付けられた任意種類の草木
・花と、を具備したことを特徴とする土嚢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20887791A JP2592367B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 法面の花文字作成方法と法面の花文字構造と土嚢 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20887791A JP2592367B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 法面の花文字作成方法と法面の花文字構造と土嚢 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533349A JPH0533349A (ja) | 1993-02-09 |
JP2592367B2 true JP2592367B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=16563599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20887791A Expired - Lifetime JP2592367B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 法面の花文字作成方法と法面の花文字構造と土嚢 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592367B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2270719B1 (es) * | 2005-08-11 | 2007-11-16 | Alvaro Fernando Torres Rico | Paisaje artificial en calidad de nuevo formato de comunicacion. |
JP6461407B1 (ja) * | 2018-06-18 | 2019-01-30 | 前田工繊株式会社 | 土木工事用袋体 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP20887791A patent/JP2592367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533349A (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960903 |