JP2592257Y2 - 眼鏡枠 - Google Patents

眼鏡枠

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JP2592257Y2
JP2592257Y2 JP1991108495U JP10849591U JP2592257Y2 JP 2592257 Y2 JP2592257 Y2 JP 2592257Y2 JP 1991108495 U JP1991108495 U JP 1991108495U JP 10849591 U JP10849591 U JP 10849591U JP 2592257 Y2 JP2592257 Y2 JP 2592257Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は丁番部にねじりばねを用
いた眼鏡枠に関し、特に同丁番部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の眼鏡枠としては、例えば図
4に示すようなものがある(実開昭54−170140
号公報参照)。即ち、この眼鏡枠はねじりばねとしての
一巻きのコイルばね106の両端部106a,106b
の側面を、テンプル105の開閉方向に弾性を持つよう
に合い口をまたいで智104の外側面とテンプル105
の外側面とに固着して丁番部107を形成している。
【0003】そして、コイルばね106の両端部106
a,106bの位置関係によって、コイルばね106の
常時の状態として、常時開,常時閉或は開と閉との中間
の常時半開きがあるが、例えば本従来例が図4(a) に示
すように常時閉であったとする。この場合、眼鏡の顔面
への装着時には、図4(b),(c) に示すようにコイルばね
106の弾性に抗して変位状態としての開状態にされ
る。そして、眼鏡を顔面より外すと、コイルばね106
の弾性復元力によって閉状態に戻る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の技術の場合には、眼鏡を顔面より外す際などにコ
イルばね106の一端106bに固着されたテンプル1
05がコイルばね106の弾性による復元力によって勢
いよく閉まってしまい、取り扱いづらかった。
【0005】本考案は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところはねじ
りばねに復元力が働いた際の状態の変化が適切に行われ
る眼鏡枠を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案にあっては、丁番部に開閉方向にばね弾性を
有すると共に、芯材を備えたコイルばねを用いた眼鏡枠
であって、芯材の胴部よりも大径でコイルばねを挾む上
フランジ部と下フランジ部とを芯材の胴部両端にそれぞ
れ設け、上フランジ部と下フランジ部にコイルばねが摺
接し、コイルばねに働く復元力を緩衝することを特徴と
する。
【0007】丁番部に開閉方向にばね弾性を有すると共
に、芯材を備えたコイルばねを用いた眼鏡枠であって、
芯材の胴部よりも大径でコイルばねの各部線材を挾む上
フランジ部及び下フランジ部と中フランジ部とを芯材の
胴部両端及び胴部周上にそれぞれ設け、上フランジ部及
び下フランジ部と中フランジ部にコイルばねが摺接し、
コイルばねに働く復元力を緩衝することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】また、上フランジ部と下フランジ部との間
隔が芯材の中心に向かうほど狭くなるようにするのが望
ましい。
【0012】また、芯材の中心に向かうほどテーパ状に
狭くなるようにしても良い。
【0013】また、芯材の中心に向かうほど狭くなる度
合いが増すようにしても良い。
【0014】
【作用】上記構成の眼鏡枠にあっては、芯材の胴部両端
にそれぞれ設けられた上フランジ部と下フランジ部にコ
イルばねが摺接する場合、常時の状態が閉以外の状態と
すると、変位状態としての閉状態から開状態へ向かうに
つれてコイルばねは半径方向及び上下方向に少しずつ膨
らみ、コイルばねの上,下端が上,下フランジ部に摺接
していき、摺動抵抗を受け、その抵抗はコイルばねの
上,下方向の膨張に応じて少しずつ増していき、コイル
ばねに働く復元力が緩衝され、状態の変化が適切に行わ
れる。
【0015】また、芯材の胴部両端及び胴部周上にそれ
ぞれ設けられた上フランジ部及び下フランジ部と中フラ
ンジ部にコイルばねが摺接する場合、コイルばねの各部
線材は隣接するフランジ部によって挟まれるので、変位
状態から常時の状態へ変化する際のコイルばねの膨張又
は収縮によって、各部線材は隣接するフランジ部に摺接
していき、摺動抵抗を受け、その抵抗はコイルばねの膨
張又は収縮に応じて少しずつ増していき、コイルばねに
働く復元力が緩衝され、状態の変化が適切に行われる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】また、上フランジ部と下フランジ部との間
隔が芯材の中心に向かうほど狭くなっている場合、常時
の状態が開以外の状態とすると、変位状態としての開状
態から常時の状態へ向かうにつれてコイルばねの内径は
少しずつ狭まり、それにつれてコイルばねの上面及び下
面が、中心に向かうほど間隔の狭くなっているフランジ
部に次第に強まる摺動抵抗を受けながら摺接し続けてい
く。
【0020】また、上,下フランジ部の間隔が芯材の中
心に向かうほどテーパ状に狭くなっている場合、摺動抵
抗は均等な割合で増していく。
【0021】また、上,下フランジ部の間隔が芯材の中
心に向かうほど狭くなる度合いが増す場合、摺動抵抗は
コイルばねが狭まるにつれ、その増加の割合を大きくし
ていく。
【0022】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明
する。図1及び図2は本考案の第1の実施例に係る眼鏡
枠を示し、図2(a) において1は眼鏡枠の全体を示して
おり、この眼鏡枠1は、概略、ブリッジ2を介して右左
両リム3を連結し、両リム3に設けられている智4と右
左両テンプル5をコイルばね6を介して連結した構成と
なっている。
【0023】即ち、本考案では丁番部7をねじりばねと
してのコイルばね6としている。
【0024】このコイルばね6の材料としては、鉄系,
銅系,Ti系等のばね材料又は、鉄系,銅系,Ni−T
i系等の超弾性材が用いられている。
【0025】形状としては図1(d),(e) からわかるよう
に断面円形で、智4,テンプル5の大きさに対して小径
となっており、眼鏡枠1装着時、右側に配するコイルば
ね6は図2(a) に示すように左まわりに、左側に配する
コイルばね6は右まわりに3回巻かれている。なお、本
眼鏡枠は左右対称なので、以下、右側についてだけ説明
する。
【0026】この巻かれた状態のコイルばね6で上に位
置する上部線材6a、及び下に位置する下部線材6b、
その中間に位置する中部線材6cは図1(a) に示すよう
に隙間dを空けた状態で形状記憶されて、コイルばね6
の高さはAとなっている。
【0027】そして、上部線材6aを智4に下部線材6
bをテンプル5に接合している。
【0028】上部線材6aの端部に対する下部線材6b
の端部の位置によって、コイルばね6の常時の状態(以
下常時状態という)として、常時開、常時閉、或は開と
閉との中間の常時半開きがあるが、例えば本実施例にあ
っては図2(b) に示すように常時閉であるとする。
【0029】ところで、コイルばね6には緩衝手段とし
ての芯材8が備えられている。
【0030】この芯材8は、図1(b) に示すようにコイ
ルばね6の内径側の空き9に挿し通されることで配置さ
れる胴部10と、胴部10の上端に一体で形成された胴
部10よりも大径の上フランジ部11と、胴部10の下
端に一体で形成された取付部12と、その取付部12に
取付けられる別体の下フランジ部13と、から構成され
ている。
【0031】上フランジ部11と下フランジ部13の外
径は変位状態としての開状態にあるコイルばね6の外径
(図1(d) 二点鎖線示)と略同じで、上フランジ部11
と下フランジ部13との外周における間隔は、B(B<
A)と設定されている。これによって上,下フランジ部
11,13はその内面11a,13a外周付近におい
て、変位状態としての開状態にあるコイルばね6から弾
発力を受けつつそのコイルばね6を挾んで保持すること
になる。ここで上,下フランジ部11,13はコイルば
ね6が摺接する摺接部14を成す。
【0032】ここで上フランジ部11と下フランジ部1
3との間隔は芯材8の中心に向かうにつれテーパ状に狭
くなっている。そして最も狭くなった所が、胴部10と
の境界である。
【0033】胴部10は、常時状態にあるコイルばね6
(図1(a) )の内径側の空き9に挿し通されたときに、
コイルばね6の内径面との間に隙間が微小となるか或は
隙間なく当接するか又は圧接するような大きさ・形状に
形成されている。そして、その胴部10の高さはコイル
ばね6が一番縮んだときの高さと略同じに設定されてい
る。
【0034】胴部10の下端の取付け部12は胴部10
よりも縮径された縮径部15と、その縮径部15よりは
大径の下方へ向けて径がテーパ状に狭まる返し部16と
から成っている。
【0035】そして、その返し部16に圧入されること
で縮径部15に嵌め入れられる嵌合孔17が、下フラン
ジ部13に空けられている。
【0036】他方、上フランジ部11から取付部12に
かけては、貫通孔18が空けられている。
【0037】そして、この芯材8のコイルばね6への取
付けは、芯材8をその取付部12よりコイルばね6の内
径側の空き9に挿し通し、上部線材6aが上フランジ部
11の内面11aに当たって位置決めがされる。そし
て、下部線材6bより下方へ突出する取付部12の返し
部16に下フランジ部13の嵌合孔17を圧入していき
縮径部15に嵌め入れる。このとき、下フランジ部13
は胴部10の下端面と返し部16とによって固定され
る。こうして図1(c),(d) に示すようにコイルばね6に
芯材8が備えられる。
【0038】なお、芯材8は上記とは逆に下フランジ部
13を胴部10と一体とし、上フランジ部11を別体と
してもよい。
【0039】また、図1(e) に示すように上,下フラン
ジ部11,13を胴部10と一体とし、その胴部10に
線材を巻き付けてコイルばね6を形成することでコイル
ばね6を芯材8に取付けることも可能である。
【0040】また、上,下フランジ部11,13が胴部
10と一体の場合、コイルばね6の径を押し拡げて芯材
8に装着することもできる。
【0041】上記構成の本実施例の作用及び効果を以下
に説明する。
【0042】丁番部としてのコイルばね6の上部線材6
aを智4に、下部線材6bをテンプル5に接合したの
で、丁番部7は開閉方向にばね弾性を有することにな
る。これによって、駒,ねじ等より成るひんじを丁番部
に用いた場合に比べて耐衝撃性が向上する。
【0043】ところで、本実施例の眼鏡枠1にあって
は、常時の状態が閉に設定されており、そのときのコイ
ルばね6の形状及び寸法は図1(a) となっている。そこ
に図1(b) に示すところの芯材8を嵌め入れると、図1
(d) 実線示のように、上,下フランジ部11,13に挾
みつけられて、各部線材6a,6b,6cの隙間が縮め
られる。
【0044】そして、コイルばね6の弾性に抗してテン
プル5を開いていくにつれ、コイルばね6の内径が拡が
り始め、開状態になったときは、内径はRとなり、コイ
ルばね6は図1(d) 二点鎖線示の位置にくる。B<Aな
ので、この状態のときもコイルばね6は上,下フランジ
11,13より挾持力を受けるが、閉状態のときよりは
小さい。
【0045】この開状態において、顔面へ装着されるこ
とになるがコイルばね6を常時閉に設定しているため、
テンプル5は内側にすぼもうとし、顔面の側面にテンプ
ル5が良好にフィットする。
【0046】次に、顔面から眼鏡枠1を外すと、コイル
ばね6は、その復元力によってそれまでの変位状態とし
ての開状態から常時状態としての閉状態へ戻り始める。
このときコイルばね6は、復元力によってその径を縮め
ていく。ところで、上,下フランジ部11,13の間隔
は芯材8の中心へ向かうにつれて、テーパ状に狭くなっ
ているので、コイルばね6がその径を縮めていくのに共
って、コイルばね6が摺動部14としての上,下フラン
ジ部11,13の内面11a,13aから受ける摺動抵
抗は増していく。その増し方は、間隔がテーパ状に狭く
なっていくために、均等に増していく。これによって、
テンプル5が閉状態に近づくほど、受ける抵抗は大きく
なり、従って閉状態に近づくほどテンプル5が閉じるス
ピードは緩やかになる。このため、丁番部にコイルばね
を用いた従来の眼鏡枠(図4)のように、急激にテンプ
ルが閉じるといったことが防がれ、テンプル5の変位状
態から常時状態への変化が適切なものとなり、眼鏡枠1
の取扱いが良好なものとなる。
【0047】なお、本眼鏡枠1は常時閉状態に設定して
あるので、収納に便利である。
【0048】以下に本考案の他の実施例について説明す
る。第一の実施例と同一の構成部分には同一の番号を付
して、その説明を省略する。
【0049】図3(a) は本考案の第2の実施例の眼鏡枠
に係り、第1の実施例とは芯材8の形状、特に上フラン
ジ部11と下フランジ部13との間隔の狭まり方が異な
っている。即ち、本実施例にあっては、上フランジ部1
1と下フランジ部13との間隔は、芯材8の中心に向か
うほど狭くなる度合いが増している。これは、上,下フ
ランジ部11,13の内面11a,13aから胴部10
側面にかけて断面略半放物線状とすることで形成されて
いる。
【0050】このような構成とすることで、第1の実施
例とは常時状態としての閉状態に近づく際の摺動抵抗の
増加のしかたが異なる。即ち、開状態からしばらくは摺
動抵抗はあまり増加しないが閉状態の間際になってかな
り増加する。これによって、テンプル5は始めやや早く
閉まり始め、閉状態の手前で閉じる速度が緩やかにな
る。これによっても、第1の実施例と同様の効果を得る
ことができる。
【0051】図3(b) は本考案の第3の実施例の眼鏡枠
に係り、第1の実施例とは芯材8のフランジ部の形状が
異っている。即ち、本実施例にあっては、上,下フラン
ジ部11,13の間隔は芯材8の中心に向けて狭まら
ず、一定である。
【0052】このような構成としても、緩衝の機能を得
ることができる。
【0053】まず上,下フランジ部11,13によって
緩衝の機能が得られる。というのは、開状態(同図二点
鎖線示)から閉状態(実線示)に近づくにつれ、コイル
ばね6は半径が狭まる分上下方向に高さを増し、上,下
フランジ部11,13内面11a,13aから受ける摺
動抵抗が増すからである。
【0054】さらに、コイルばね6の常時状態としての
閉状態における内径を、胴部10よりも幾分小さく設定
することで閉状態に近づくと、コイルばね6の内径面が
胴部10より摺動抵抗を受け始め、その抵抗は閉状態に
近づくにつれて強まる。即ち、胴部10を摺接部14と
することができ、この場合においても、緩衝機能を得る
ことができる。
【0055】図3(c),(d) は本考案の第4の実施例の眼
鏡枠に係り、第3の実施例とは芯材8に設けられたフラ
ンジ部の数が異っている。即ち、本実施例にあっては、
上,下フランジ部11,13の他に胴部所定周上にさら
に中フランジ部19,20が設けられている。
【0056】中フランジ部19,20は、各部線材6
a,6b,6cが全て挾まれるようにその位置、及び
数,厚さ等が設定されている。
【0057】このような中フランジ部19,20を設け
ると、変位状態が開状態であっても、閉状態であって
も、或は半開き状態であっても常時状態に近づくと、フ
ランジ部11,13,19,20より摺動抵抗を受け、
常時状態に近づくにつれて、その摺動抵抗を増す。これ
は、常時状態に近づくにつれて、コイルばね6の高さが
高くなるか(常時閉の時)、低くなるか(常時開の時)
するが、いずれにしても、各部線材6a,6b,6cが
隣接するフランジ部に挾まれているため、その摺動抵抗
を増すことによっている。
【0058】このような構成とすることで、常時状態が
いかなる場合であっても、緩衝機能を得ることができ
る。
【0059】なお、コイルばねの断面形状は断面円形に
限定されるものではない。また、その巻き数も、一巻
き、二巻き、…等でもよく、本実施例の三巻きに限定さ
れるものではない。
【0060】また、第一及び第二の実施例では上フラン
ジ部と下フランジ部との間隔が芯材の中心に向かうにつ
れて狭まる例を挙げたが、逆に芯材の半径外方向に向け
て狭まるようにしてもよい。このように構成すること
で、常時開状態に設定されたコイルばねを用いた眼鏡枠
の緩衝手段とすることができる。
【0061】また、本考案は半開き状態を常時状態とす
る眼鏡枠にも適用することが可能である。それは、例え
ば上,下フランジ部の間隔をフランジ部の半径方向中途
位置で、最も広く或は最も狭く設定することによって実
現される。
【0062】また、先の実施例にあっては、ねじりばね
としてコイルばねを例にあげたが、これに限定されるも
のではない。
【0063】さらに、図4に示すタイプの眼鏡枠にも本
考案を適用することができる。
【0064】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る眼鏡枠
にあっては、コイルばねにフランジ部を有した芯材を備
えたので、コイルばねが変位状態から常時状態へ戻る際
にコイルばねに働く復元力が緩衝されて、状態が急激に
変化するのが防がれる。これによって眼鏡枠の取扱いが
良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本考案の第1の実施例に係る眼鏡枠の丁
番部に用いられるコイルばねの常時状態における斜視
図、(b) は同丁番部の概略構成図、(c) は同丁番部の正
面図、(d) は(c) のC−C線断面図、(e) は(d) の変形
例を示す図である。
【図2】(a) は本考案の第1の実施例に係る眼鏡枠の変
位状態としての開状態での概略斜視図、(b) は同眼鏡枠
の常時状態としての閉状態での平面図である。
【図3】(a) は本考案の第2の実施例に係る眼鏡枠の丁
番部の断面図、(b) は本考案の第3の実施例に係る眼鏡
枠の丁番部の断面図、(c) は本考案の第4の実施例に係
る眼鏡枠の丁番部に用いられる芯材の斜視図、(d) は同
丁番部の断面図である。
【図4】(a) は従来の眼鏡枠の丁番部の常時状態として
の閉状態での平面図、(b) は同丁番部の変位状態として
の開状態での平面図、(c) は(b) の斜視図である。
【符号の説明】
7 丁番部 6 コイルばね(ねじりばね) 14 摺接部 8 芯材(緩衝手段) 10 胴部 11 上フランジ部 13 下フランジ部 19,20 中フランジ部 6a 上部線材 6b 下部線材 6c 中部線材

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丁番部に開閉方向にばね弾性を有すると
    共に、芯材を備えたコイルばねを用いた眼鏡枠であっ
    て、 芯材の胴部よりも大径でコイルばねを挾む上フランジ部
    と下フランジ部とを芯材の胴部両端にそれぞれ設け、 上フランジ部と下フランジ部にコイルばねが摺接し、コ
    イルばねに働く復元力を緩衝することを特徴とする眼鏡
    枠。
  2. 【請求項2】 丁番部に開閉方向にばね弾性を有すると
    共に、芯材を備えたコイルばねを用いた眼鏡枠であっ
    て、 芯材の胴部よりも大径でコイルばねの各部線材を挾む上
    フランジ部及び下フランジ部と中フランジ部とを芯材の
    胴部両端及び胴部周上にそれぞれ設け、 上フランジ部及び下フランジ部と中フランジ部にコイル
    ばねが摺接し、コイルばねに働く復元力を緩衝すること
    を特徴とする眼鏡枠。
  3. 【請求項3】 上フランジ部と下フランジ部との間隔が
    芯材の中心に向かうほど狭くなることを特徴とする請求
    項1に記載の眼鏡枠。
  4. 【請求項4】 芯材の中心に向かうほどテーパ状に狭く
    なることを特徴とする請求項3に記載の眼鏡枠。
  5. 【請求項5】 芯材の中心に向かうほど狭くなる度合い
    が増すことを特徴とする請求項3に記載の眼鏡枠。
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