JP2591721B2 - ヘルメットホルダー - Google Patents

ヘルメットホルダー

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JP2591721B2
JP2591721B2 JP4046894A JP4046894A JP2591721B2 JP 2591721 B2 JP2591721 B2 JP 2591721B2 JP 4046894 A JP4046894 A JP 4046894A JP 4046894 A JP4046894 A JP 4046894A JP 2591721 B2 JP2591721 B2 JP 2591721B2
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JP
Japan
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helmet
holder
seat plate
support portion
bent
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JP4046894A
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English (en)
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JPH07222648A (ja
Inventor
隆宏 柴山
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DAIICHI KOGYO KK
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DAIICHI KOGYO KK
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Publication date
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、椅子の座板部の裏面に
装着するヘルメットホルダーの分野に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、児童らが通学時等にかぶってきた
ヘルメットは、登校すると、自分の机のわきに引掛けて
いた。
【0003】また教室の後方部に配置されている棚の上
方に載置したり、あるいは引掛け具に引掛けたりしてい
た。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】従来登校したときの
ヘルメットは、机のわきに引掛けておくと、地震等の発
生時には、身近にあるので直ちにかぶることができる
が、反面歩くとき身体にぶつかったりして危険であっ
た。
【0005】さらに教室の後方部に配備している棚に載
置したり、あるいは引掛けたりしておくと、いざ地震等
が発生したとき、棚に載置したり、引掛け具に引掛けた
りしているヘルメットを、わざわざ取りに行かなければ
ならない煩雑さがあった。
【0006】しかるに本発明のものは、歩行に何ら支障
がなく、しかも地震等が発生したら、直ちに取り出しか
ぶることができるようにしたことと、収納中のヘルメッ
トを確実に保護し、損傷せしめるようなことがない等の
すぐれた利点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、背もたれと座
板部とを枠体で固着し、且底板部の左右両側に脚部を設
けた椅子において、
【0008】弾性を有するワイヤー製の右側直線状係止
部の端部を直角状に折曲して右側支持部を形成し、前記
支持部の端部を折曲し、折曲して延設する所定個所の前
記ワイヤーを内側方向に一回転してヘルメットの交差状
嵌挿部を形成し、前記嵌挿部を形成したワイヤーの端部
を折曲して前記右側支持部と対称的な左側支持部を形成
し、左側支持部の端部を直角状にして、且前記右側直線
状係止部と対称的な左側直線状係止部を延設し、前記嵌
挿部を構成するワイヤーが交差して形成する交差部を支
点にしてヘルメットが嵌挿可能な傾斜角度に嵌挿部を前
方向に傾斜せしめると共に、左右両側直線状係止部を直
角状に折曲する左右両側支持部に対称的にして、且枠体
に嵌着する止め具を取着したヘルメットホルダーを別設
し、
【0009】前記椅子を構成する座板部の裏面部にヘル
メットホルダーが位置するように、前記ホルダーの取付
け具を座板部の下方に位置する左右両側枠体に嵌着せし
め組立てるようにしたことを特徴とするヘルメットホル
ダーである。
【0010】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
【0011】本発明のヘルメットホルダーは、座板部の
裏面に位置し、枠体に止め具を介して固着する。そして
図面図示のように、ヘルメットの嵌挿部を形成する交差
部が座板部の後方に位置し、前記嵌挿部が交差部を基点
にして座板部の前方に漸次傾斜(約30度)している。
この傾斜は、左右両側支持部と嵌挿部の先端部との間隔
がヘルメットの高さより若干狭く形成されている。
【0012】つぎにヘルメットの鍔部を握持して、両支
持部と嵌挿部の間にヘルメットの一部を挿入し、ついで
ヘルメットの前方部を嵌挿部内に挿入せしめると、傾斜
状の嵌挿部の傾斜角度が従来の傾斜角度より若干大きく
なりながら、上方へ持ち上ろうとする復元力によって、
ヘルメットは嵌挿部に確実に、しかも座板部の裏面にお
さまり、腰掛けに何ら不自由なく収納されている。
【0013】そして、ヘルメットの鍔部が、取り出し易
い状態に収納されている。
【0014】上述のように嵌挿部の形状が、ヘルメット
を嵌挿せしめたときは、容易に離脱しない形状で形成さ
れている。
【0015】つぎに嵌挿部に嵌挿中のヘルメットを取り
出すときの手順を説明する。
【0016】ヘルメットの鍔部を手指でつかみながら、
ヘルメットの鍔部を若干下方に落し、弾性を有する嵌挿
部の傾斜角度を若干大きく展開させる。その際ヘルメッ
トの後方端部が座板部の裏面部に当っている。前記の状
態のまゝヘルメットを前方に引き出せば、確実にヘルメ
ットを取り外すことができる。その結果嵌挿部は、交差
部を支点に所定の角度に復元する。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。
【0018】1は椅子bを構成する枠体であり、この枠
体1に背もたれ2と座板部3が固着される。4は座板部
3の左右両側に設けた脚部である。
【0019】aは本発明のヘルメットホルダーであり、
以下の構成からなっている。
【0020】上述した椅子bを構成する座板部3の裏面
に位置せしめ、しかも座板部3よりはみ出さない形状で
あることと、枠体1に取着するものである。そして本発
明のヘルメットホルダーaは、弾性を有するワイヤー資
材を折曲して形成するものである。
【0021】5は右側直線状係止部であり、端部を直線
状に折曲し、しかも座板部3の長さより短い形状の右側
支持部6を形成する。そして前記支持部6の端部を湾曲
状に折曲する。さらに前記係止部5の端部と同程度の位
置を内側方向に、ヘルメットcが嵌挿可能な形状となる
ように一回転し、交差状となし交差部8’をそのまゝ直
線状に延設し、且右側支持部6と平行に折曲して左側支
持部7を形成する。上記のようにヘルメットcが嵌挿可
能な形状に一回転し、交差状に形成したのが嵌挿部8で
ある。さらに前記支持部7を直角状に折曲して、前記右
側直線状係止部5と対称的な左側直線状係止部9を形成
する。10は左右両側係止部5、9が直線状に折曲する
左右両側支持部7、6に取着した止め具である。
【0022】前記止め具10は、以下の構成からなる。
左右両側支持部7、6を嵌挿する下方嵌挿部11と前記
嵌挿部11の上方に小孔12を穿設し、且小孔12の上
方に枠体1を嵌挿する上方嵌挿部13とを有する取付け
部材14を2個形成する。上記の取付け部材14、14
を対向させ、小孔12、12にボルト15を貫通し、突
出したボルトにスプリングワッシャー16とナット17
とを挿入し螺着する。
【0023】さらに前記嵌挿部8は、交差部8’を支点
に左右両側支持部7、6に対して、常時約30度の角度
で傾斜させる。
【0024】18はヘルメットcを構成する鍔部、19
は後方端部である。
【0025】
【効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0026】本発明のヘルメットホルダーは、弾性を有
するワイヤー製の左右両側の直線状係止部と左右両側支
持部と、ヘルメットの嵌挿部と止め具とをもって構成
し、さらに前記嵌挿部をワイヤーを内側に一回転し、交
差させると共に、左右両側支持部に対し交差によって形
成する交差部を支点に、いわゆるヘルメットがスムーズ
に嵌挿しやすい角度例えば約30度をもって傾斜せしめ
て形成し、座板部の裏面に位置している枠体に嵌着し組
立てゝ使用するようにしたもので、学童らがヘルメット
を左右両側支持部と傾斜状嵌挿部との間にヘルメットを
後端部を先頭に挿入すると、嵌挿部が若干下方へ押圧さ
れて傾斜し、そのまゝ押込んでやると、ヘルメットがす
っぽり嵌挿部内に挿入される。
【0027】従って、上述のように挿入されたヘルメッ
トは、傾斜状の嵌挿部が、弾性を有するワイヤー製のた
め上方へ持ち上ろうとする押圧力によって常時押上げら
れ、座板部の裏面に確実にしまっておくことができる。
【0028】さらに上述のように、椅子の座板部の裏面
に常時収納し、身近におくことによって、緊急避難時に
即座に取り出しかぶることができる。
【0029】また本発明においては、ヘルメットを椅子
の座板部の裏面に収納するようにしたので、歩行時に引
掛かって歩行妨害を生ずること等全く存しないものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘルメットホルダーの正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】枠体に取り付けた止め具の組立て前の状態を示
す斜面図である。
【図5】ヘルメットホルダーを取り付けた椅子の正面図
である。
【図6】同椅子の側面図である。
【図7】ヘルメットを挿入する工程を示すヘルメットホ
ルダー付き椅子の一部切欠側面図である。
【符号の説明】
a・・・ヘルメットホルダー b・・・椅子 c
・・・ヘルメット 1・・・枠体 2・・・背もたれ 3・・・座板部
4・・・脚部 5・・・右側直線状係止部 6・・・右側支持部
7・・・左側支持部 8・・・嵌挿部 8’・・・交差部 9・・・左側
直線状係止部 10・・・止め具 11・・・下方嵌挿部 12・
・・小孔 13・・・上方嵌挿部 14・・・取付け部材 1
5・・・ボルト 16・・・スプリングワッシャー 17・・・ナット
18・・・鍔部 19・・・後方端部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背もたれと座板部とを枠体で固着し、且底
    板部の左右両側に脚部を設けた椅子において、 弾性を有するワイヤー製の右側直線状係止部の端部を直
    角状に折曲して右側支持部を形成し、前記支持部の端部
    を折曲し、折曲して延設する所定個所の前記ワイヤーを
    内側方向に一回転してヘルメットの交差状嵌挿部を形成
    し、前記嵌挿部を形成したワイヤーの端部を折曲して前
    記右側支持部と対称的な左側支持部を形成し、左側支持
    部の端部を直角状にして、且前記右側直線状係止部と対
    称的な左側直線状係止部を延設し、前記嵌挿部を構成す
    るワイヤーが交差して形成する交差部を支点にしてヘル
    メットが嵌挿可能な傾斜角度に嵌挿部を前方向に傾斜せ
    しめると共に、左右両側直線状係止部を直角状に折曲す
    る左右両側支持部に対称的にして、且枠体に嵌着する止
    め具を取着したヘルメットホルダーを別設し、 前記椅子を構成する座板部の裏面部にヘルメットホルダ
    ーが位置するように、前記ホルダーの取付け具を座板部
    の下方に位置する左右両側枠体に嵌着せしめ組立てるよ
    うにしたことを特徴とするヘルメットホルダー。
JP4046894A 1994-02-15 1994-02-15 ヘルメットホルダー Expired - Lifetime JP2591721B2 (ja)

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JPH07222648A JPH07222648A (ja) 1995-08-22
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