JP2591104Y2 - 送風装置 - Google Patents
送風装置Info
- Publication number
- JP2591104Y2 JP2591104Y2 JP1993038351U JP3835193U JP2591104Y2 JP 2591104 Y2 JP2591104 Y2 JP 2591104Y2 JP 1993038351 U JP1993038351 U JP 1993038351U JP 3835193 U JP3835193 U JP 3835193U JP 2591104 Y2 JP2591104 Y2 JP 2591104Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front panel
- fan guard
- orifice
- fan
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は空気調和機等の送風装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近の空気調和機等の室外機は、設置面
積の省スペースのため、連続設置が多くなっており、吸
込面側のスペースも狭くなってきている。従来の室外機
用の送風装置としては、実開昭５７−２２９７号公報に
示されているものがある。
積の省スペースのため、連続設置が多くなっており、吸
込面側のスペースも狭くなってきている。従来の室外機
用の送風装置としては、実開昭５７−２２９７号公報に
示されているものがある。
【０００３】以下、図面を参照しながら上述した従来の
送風装置の一例について説明する。図４は従来の送風装
置を含む室外機の斜視図、図５は図４のＸ−Ｘ’線断面
図を示す。
送風装置の一例について説明する。図４は従来の送風装
置を含む室外機の斜視図、図５は図４のＸ−Ｘ’線断面
図を示す。
【０００４】図４および図５において、１は室外機本体
である。２は軸流式ファンで、室外機本体１に内蔵され
る。３はオリフィスで、軸流式ファン２の外週に近接し
て配置される。４は前面パネルで、オリフィス３と一体
成形される綱板製のものである。５はファンガードで、
軸流式ファン２の下流側に位置し前面パネル４に固着さ
れる。
である。２は軸流式ファンで、室外機本体１に内蔵され
る。３はオリフィスで、軸流式ファン２の外週に近接し
て配置される。４は前面パネルで、オリフィス３と一体
成形される綱板製のものである。５はファンガードで、
軸流式ファン２の下流側に位置し前面パネル４に固着さ
れる。
【０００５】以上のように構成された送風装置につい
て、以下図４および図５を用いてその動作を説明する。
て、以下図４および図５を用いてその動作を説明する。
【０００６】軸流式ファン２が回転すると、吹き出され
た風がファンガード５を通過して前方に吹き出される。
た風がファンガード５を通過して前方に吹き出される。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、室外機本体１が複数台連続設置され、か
つ吸込側のスペースが狭い場合、軸流式ファン２に対し
静圧負荷がかかり、ファンの特性から吹出し風は、外周
方向へ散り、さらに前面パネル４にコアンダ効果（壁面
付着効果）により付着しながら室外機本体１の後方の吸
込側へショートサーキットし、冷房運転時に高圧カット
を生ずるという欠点を有していた。
うな構成では、室外機本体１が複数台連続設置され、か
つ吸込側のスペースが狭い場合、軸流式ファン２に対し
静圧負荷がかかり、ファンの特性から吹出し風は、外周
方向へ散り、さらに前面パネル４にコアンダ効果（壁面
付着効果）により付着しながら室外機本体１の後方の吸
込側へショートサーキットし、冷房運転時に高圧カット
を生ずるという欠点を有していた。
【０００８】本考案は上記従来の課題を解決するもの
で、室外機を吸込側のスペースが狭いところに設置して
も、前面パネルでのコアンダ効果を容易に防止しショー
トサーキットのない送風装置を提供するものである。
で、室外機を吸込側のスペースが狭いところに設置して
も、前面パネルでのコアンダ効果を容易に防止しショー
トサーキットのない送風装置を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の送風装置は、軸流式ファンと、前記軸流式フ
ァンの外周に近接して配置されるオリフィスと、前記オ
リフィスの下流側で前記オリフィスと一体成形される前
面パネルと、前記前面パネルに装着するファンガード
と、前記ファンガードの外周素線と、前記外周素線に装
着される前記外周素線の直径と同径で内側の面に前記オ
リフィスより下流側方向に一定の幅で形成した風向板と
前面パネル側の面に形成した前記外周素線にはめ込む素
線受け部と前記前面パネル側の面に前記ファンガードの
取付フックに対応して前記ファンガードの取付フックを
通す切欠きとを有するガイダーとにより構成される。
に本考案の送風装置は、軸流式ファンと、前記軸流式フ
ァンの外周に近接して配置されるオリフィスと、前記オ
リフィスの下流側で前記オリフィスと一体成形される前
面パネルと、前記前面パネルに装着するファンガード
と、前記ファンガードの外周素線と、前記外周素線に装
着される前記外周素線の直径と同径で内側の面に前記オ
リフィスより下流側方向に一定の幅で形成した風向板と
前面パネル側の面に形成した前記外周素線にはめ込む素
線受け部と前記前面パネル側の面に前記ファンガードの
取付フックに対応して前記ファンガードの取付フックを
通す切欠きとを有するガイダーとにより構成される。
【００１０】
【作用】本考案は上記した構成によって、軸流式ファン
から吹き出される風がコアンダ効果により前面パネルへ
付着しようとするのをガイダーで前方へ吹き出させるこ
とにより、ショートサーキットを防止する。
から吹き出される風がコアンダ効果により前面パネルへ
付着しようとするのをガイダーで前方へ吹き出させるこ
とにより、ショートサーキットを防止する。
【００１１】
【実施例】以下本考案による送風装置の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構
成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
て、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構
成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【００１２】図１は、本考案の一実施例による送風装置
の分解斜視図である。図２は、同実施例のガイダーの平
面図である。図３は、図２のＡ−Ａ’線断面図である。
の分解斜視図である。図２は、同実施例のガイダーの平
面図である。図３は、図２のＡ−Ａ’線断面図である。
【００１３】図１、図２、図３において、６はファンガ
ード５の外周素線である。７はファンガード５の取付フ
ックである。８はガイダーであり、外周素線６に装着さ
れる外周素線６の直径と同径で内側の面にオリフィス３
より下流側方向に一定の幅で形成した風向板９と、ガイ
ダー８の前面パネル側の面に形成されるファンガード５
の外周素線６をはめ込む素線受け部１０と、前面パネル
４側の面にファンガード５の取付フック７に対応してフ
ァンガード５の取付フック７を通す切欠き１１とを有す
る。
ード５の外周素線である。７はファンガード５の取付フ
ックである。８はガイダーであり、外周素線６に装着さ
れる外周素線６の直径と同径で内側の面にオリフィス３
より下流側方向に一定の幅で形成した風向板９と、ガイ
ダー８の前面パネル側の面に形成されるファンガード５
の外周素線６をはめ込む素線受け部１０と、前面パネル
４側の面にファンガード５の取付フック７に対応してフ
ァンガード５の取付フック７を通す切欠き１１とを有す
る。
【００１４】以上のように構成された本実施例の送風装
置について、以下その動作について説明する。
置について、以下その動作について説明する。
【００１５】軸流式ファン２から吹き出される風が、コ
アンダ効果により前面パネル４へ付着しようとする流れ
を、ファンガード５の取付フック７を切りかき１１に通
し、ファンガード５の外周素線６に素線受け部１０をは
め込む事でファンガード５に装着したガイダー８に形成
される風向板９により剥離させ、前方へ吹き出させる。
アンダ効果により前面パネル４へ付着しようとする流れ
を、ファンガード５の取付フック７を切りかき１１に通
し、ファンガード５の外周素線６に素線受け部１０をは
め込む事でファンガード５に装着したガイダー８に形成
される風向板９により剥離させ、前方へ吹き出させる。
【００１６】以上のように設置された状態で容易にファ
ンガード５の外周素線６に取り付ける事ができる風向板
９を有するガイダー８を装着することにより、ショート
サーキットを防止できる。
ンガード５の外周素線６に取り付ける事ができる風向板
９を有するガイダー８を装着することにより、ショート
サーキットを防止できる。
【００１７】
【考案の効果】以上のように本考案の送風装置は、軸流
式ファンと、前記軸流式ファンの外周に近接して配置さ
れるオリフィスと、前記オリフィスの下流側で前記オリ
フィスと一体成形される前面パネルと、前記前面パネル
に装着するファンガードと、前記ファンガードの外周素
線と、前記外周素線に装着される前記外周素線の直径と
同径で内側の面に前記オリフィスより下流側方向に一定
の幅で形成した風向板と前面パネル側の面に形成した前
記外周素線にはめ込む素線受け部と前記前面パネル側の
面に前記ファンガードの取付フックに対応して前記ファ
ンガードの取付フックを通す切欠きとを有するガイダー
とにより構成することにより、吹き出し風の前面パネル
の付着経路を絶ち、実設置状態で前面パネルやオリフィ
スの形状を変更することなくガイダーを容易にファンガ
ードの外周素線に装着することでショートサーキットを
防止でき、冷房運転上の高圧カットを起こすことなく室
外機の設置時の省スペースを実現できる。
式ファンと、前記軸流式ファンの外周に近接して配置さ
れるオリフィスと、前記オリフィスの下流側で前記オリ
フィスと一体成形される前面パネルと、前記前面パネル
に装着するファンガードと、前記ファンガードの外周素
線と、前記外周素線に装着される前記外周素線の直径と
同径で内側の面に前記オリフィスより下流側方向に一定
の幅で形成した風向板と前面パネル側の面に形成した前
記外周素線にはめ込む素線受け部と前記前面パネル側の
面に前記ファンガードの取付フックに対応して前記ファ
ンガードの取付フックを通す切欠きとを有するガイダー
とにより構成することにより、吹き出し風の前面パネル
の付着経路を絶ち、実設置状態で前面パネルやオリフィ
スの形状を変更することなくガイダーを容易にファンガ
ードの外周素線に装着することでショートサーキットを
防止でき、冷房運転上の高圧カットを起こすことなく室
外機の設置時の省スペースを実現できる。
【図１】本考案の一実施例の送風装置の分解斜視図
【図２】同実施例におけるガイダーの平面図
【図３】図２のＡ−Ａ’線断面図
【図４】従来の送風装置を含む室外機の斜視図
【図５】図４のＸ−Ｘ’線断面図
２ 軸流式ファン ３ オリフィス ４ 前面パネル ５ ファンガード ６ 外周素線 ７ 取付フック ８ ガイダー ９ 風向板 １０ 素線受け部 １１ 切欠き
Claims (1)
- 【請求項１】 軸流式ファンと、前記軸流式ファンの外
周に近接して配置されるオリフィスと、前記オリフィス
の下流側で前記オリフィスと一体成形される前面パネル
と、前記前面パネルに装着するファンガードと、前記フ
ァンガードの外周素線と、前記外周素線に装着される前
記外周素線の直径と同径で内側の面に前記オリフィスよ
り下流側方向に一定の幅で形成した風向板と前面パネル
側の面に形成した前記外周素線にはめ込む素線受け部と
前記前面パネル側の面に前記ファンガードの取付フック
に対応して前記ファンガードの取付フックを通す切欠き
とを有するガイダーとにより構成される送風装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993038351U JP2591104Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993038351U JP2591104Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 送風装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0712825U JPH0712825U (ja) | 1995-03-03 |
| JP2591104Y2 true JP2591104Y2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=12522867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993038351U Expired - Lifetime JP2591104Y2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 送風装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591104Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2019106854A1 (ja) * | 2017-11-28 | 2020-11-19 | シャープ株式会社 | 室外機 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP1993038351U patent/JP2591104Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0712825U (ja) | 1995-03-03 |
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