JP2591102Y2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2591102Y2
JP2591102Y2 JP1993017643U JP1764393U JP2591102Y2 JP 2591102 Y2 JP2591102 Y2 JP 2591102Y2 JP 1993017643 U JP1993017643 U JP 1993017643U JP 1764393 U JP1764393 U JP 1764393U JP 2591102 Y2 JP2591102 Y2 JP 2591102Y2
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orifice
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fan
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剛司 大平
俊夫 窪木
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松下冷機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空気調和機等の送風装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の空気調和機等の室外機は、設置面
積の省スペースのため、連続設置が多くなっており、吸
込面側のスペースも狭くなってきている。従来の室外機
用の送風装置としては、実開昭57−2297号公報に
示されているものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
送風装置の一例について説明する。図7は従来の送風装
置を含む室外機(複数連続設置)の斜視図、図8は図7
のX−X’線断面図を示す。
【0004】図7および図8において、1は室外機本
体。2は軸流式ファンで、室外機本体1に内蔵される。
3はオリフィスで、軸流式ファン2の外周に近接して配
置される。4は前面パネルで、オリフィス3と一体成形
される綱板製のものである。5はファンガードで、軸流
式ファン2の下流側に位置し前面パネル4にビス6にて
固着される。
【0005】以上のように構成された送風装置につい
て、以下図7および図8を用いてその動作を説明する。
【0006】軸流式ファン2が回転すると、吹き出され
た風がファンガード5を通過して前方に吹き出される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、室外機本体1が複数台連続設置され、か
つ吸込側のスペースが狭い場合、軸流式ファン2に対し
静圧負荷がかかり、ファンの特性から吹出し風は、外周
方向へ散り、さらに前面パネル4にコアンダ効果(壁面
付着効果)により付着しながら室外機本体1の後方の吸
込側へショートサーキットし、冷房運転上の高圧カット
を生ずるという欠点を有していた。
【0008】本考案は上記従来の課題を解決するもの
で、室外機を吸込側のスペースが狭いところに設置して
も、前面パネルでのコアンダ効果を容易に防止しショー
トサーキットのない送風装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の送風装置は、軸流式ファンと、前記軸流式フ
ァンの外周に近接して配置されるオリフィスと、前記オ
リフィスの下流側で前記オリフィスと一体成形される前
面パネルと、前記前面パネルに装着するファンガード
と、前記ファンガードの外周と前記前面パネルの間に圧
接装着される前記オリフィスの内径と同内径で前記オリ
フィスより上流側方向に一定の幅で形成した風向板と前
記風向板の前記前面パネル側に前記前面パネルと平行に
形成した安定板と前記安定板の下部に設けたビス止めの
穴と前記安定板に前記ファンガードの取付けフックをは
め込む切りかきとを有したガイダーとにより構成されて
いる。
【0010】また、軸流式ファンと、前記軸流式ファン
の外周に近接して配置されるオリフィスと、前記オリフ
ィスの下流側で前記オリフィスと一体成形される前面パ
ネルと、前記前面パネルに装着するファンガードと、前
記ファンガードの外周に装着される前記オリフィスの内
径と同内径で上流側方向に凹部を形成し前記凹部の内輪
側が風向板で前記風向板と対抗する前記凹部の外輪側の
面に一定間隔に前記ファンガードの外周素線に固定する
トの字形の突起と前記トの字形の突起の両端にUの字形
切りかきを形成し前記凹部の外輪側の面の下部に設けた
ビス止めの穴と前記凹部の外輪側の面の上左右方向に前
記ファンガードの取付けフックを通す切りかきとを有し
たガイダーとにより構成される。
【0011】
【作用】本考案は上記した構成によって、軸流式ファン
から吹き出される風がコアンダ効果により前面パネルへ
付着しようとする流れを前面パネルとファンガードの外
周の間に容易に取り付けることが可能なガイダーで前方
へ吹き出させることにより、ショートサーキットを防止
する。
【0012】また、軸流式ファンから吹き出される風が
コアンダ効果により前面パネルへ付着しようとする流れ
をファンガードの外周素線に容易にかつ強固に取り付け
ることが可能なガイダーで前方へ吹き出させることによ
り、ショートサーキットを防止する。
【0013】
【実施例】以下本考案による送風装置の第一の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同
一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0014】図1は、本考案の第一の実施例による送風
装置の分解斜視図である。図2は、同実施例のガイダー
の平面図である。
【0015】図1、図2において、7はファンガード5
の取付フックである。8はガイダーで、9はガイダー8
に形成される風向板である。10はガイダー8に形成さ
れる安定板、11は安定板10に形成されるビス止め
穴、12は安定板10に形成される取付フック7をはめ
込む切欠きである。
【0016】以上のように構成された送風装置につい
て、以下その動作について説明する。軸流式ファン2か
ら吹き出される風が、コアンダ効果により前面パネル4
へ付着しようとする流れを、ファンガード5の取付フッ
ク7を安定板10の切欠き12に挿入しビス止め穴11
にビス6で固定することによりファンガード5と前面パ
ネル4の間に圧接装着したガイダー8に形成される風向
板9により剥離させ、前方へ吹き出させる。
【0017】以上のように取付が容易な風向板9を有す
るガイダー8をファンガード5と前面パネル4の間に圧
接装着することにより、ショートサーキットを防止でき
る。
【0018】次に、本考案による送風装置の第二の実施
例について、図面を参照しながら説明する。なお、第一
の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0019】図3は、本考案の第二の実施例による送風
装置の分解斜視図である。図4は、同実施例のガイダー
の平面図である。図5は、同実施例のガイダーに形成さ
れるトの字形の突起の側面拡大図である。図6は、同実
施例のガイダーにファンガードを装着した状態のトの字
形の突起と風向板の拡大断面図である。
【0020】図3、図4、図5、図6において、13は
ファンガード5の外周素線、16は外周素線13に装着
されるガイダーである。17はガイダー16のオリフィ
ス3と同内径の凹部、18は凹部17の内輪側に形成さ
れる風向板、19は凹部17の外輪側に形成されるトの
字形の突起。20はトの字形の突起19の両端に形成さ
れるUの字切りかき。22は取付フック7を通す切りか
きである。23は上部の取付フック7を通す切りかきで
ある。
【0021】以上のように構成された送風装置につい
て、以下その動作について説明する。軸流式ファン2か
ら吹き出される風が、コアンダ効果により前面パネル4
へ付着しようとする流れを、凹部17のUの字切りかき
20を形成してできた弾力で装着するトの字形の突起1
9でファンガード5の外周素線13に直接装着したガイ
ダー16の内輪側に形成される風向板18で剥離させ前
方へ吹き出させる。
【0022】以上のように取付が容易かつ強固な風向板
18を有するガイダー16を直接ファンガード5の外周
素線13に装着しビス6と取付フック14で前面パネル
4に取り付けることにより、ショートサーキットを防止
できる。
【0023】
【考案の効果】以上のように本考案の送風装置は、軸流
式ファンと、前記軸流式ファンの外周に近接して配置さ
れるオリフィスと、前記オリフィスの下流側で前記オリ
フィスと一体成形される前面パネルと、前記前面パネル
に装着するファンガードと、前記ファンガードの外周と
前記前面パネルの間に圧接装着される前記オリフィスの
内径と同内径で前記オリフィスより上流側方向に一定の
幅で形成した風向板と前記風向板の前記前面パネル側に
前記前面パネルと平行に形成した安定板と前記安定板の
下部に設けたビス止めの穴と前記安定板に前記ファンガ
ードの取付けフックをはめ込む切りかきとを有したガイ
ダーとにより構成されることにより、吹き出し風の前面
パネルの付着経路を絶ち、実設置状態で前面パネルやオ
リフィスの形状を変更することなくガイダーを容易に圧
接装着することでショートサーキットを防止でき、冷房
運転上の高圧カットを起こすことなく室外機の設置時の
省スペースを実現できる。
【0024】また、軸流式ファンと、前記軸流式ファン
の外周に近接して配置されるオリフィスと、前記オリフ
ィスの下流側で前記オリフィスと一体成形される前面パ
ネルと、前記前面パネルに装着するファンガードと、前
記ファンガードの外周に装着される前記オリフィスの内
径と同内径で上流側方向に凹部を形成し前記凹部の内輪
側が風向板で前記風向板と対抗する前記凹部の外輪側の
面に一定間隔に前記ファンガードの外周素線に固定する
トの字形の突起と前記トの字形の突起の両端にUの字形
切欠きを形成し前記凹部の外輪側の面の下部に設けたビ
ス止めの穴と前記凹部の外輪側の面の上左右方向に前記
ファンガードの取付けフックを通す切りかきとを有した
ガイダーとにより構成されることにより、吹き出し風の
前面パネルの付着経路を絶ち、実設置状態で前面パネル
やオリフィスの形状を変更することなくガイダーを容易
かつ強固にファンガードに直接装着することでショート
サーキットを防止でき、冷房運転上の高圧カットを起こ
すことなく室外機の設置時の省スペースを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の送風装置の分解斜視図
【図2】同実施例におけるガイダーの平面図
【図3】本考案の第2の実施例の送風装置の分解斜視図
【図4】同実施例におけるガイダーの平面図
【図5】同実施例におけるガイダーに形成されるトの字
形の突起の側面拡大図
【図6】同実施例のガイダーにファンガードを装着した
状態のトの字形の突起と風向板の拡大断面図
【図7】従来の送風装置を含む室外機の斜視図
【図8】図7のX−X’線断面図
【符号の説明】
2 軸流式ファン 3 オリフィス 4 前面パネル 5 ファンガード 7 取付フック 8 ガイダー 9 風向板 10 安定板 11 ビス止め穴 12 切欠き 13 外周素線 14 切欠き 16 ガイダー 17 凹部 18 風向板 19 トの字形突起 20 Uの字形切欠き

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸流式ファンと、前記軸流式ファンの外
    周に近接して配置されるオリフィスと、前記オリフィス
    の下流側で前記オリフィスと一体成形される前面パネル
    と、前記前面パネルに装着するファンガードと、前記フ
    ァンガードの外周と前記前面パネルの間に圧接装着され
    る前記オリフィスの内径と同内径で前記オリフィスより
    上流側方向に一定の幅で形成した風向板と、前記風向板
    の前記前面パネル側に前記前面パネルと平行に形成した
    安定板と、前記安定板の下部に設けたビス止めの穴と、
    前記安定板に前記ファンガードの取付けフックをはめ込
    む切りかきとを有したガイダーとにより構成される送風
    装置。
  2. 【請求項2】 軸流式ファンと、前記軸流式ファンの外
    周に近接して配置されるオリフィスと、前記オリフィス
    の下流側で前記オリフィスと一体成形される前面パネル
    と、前記前面パネルに装着するファンガードと、前記フ
    ァンガードの外周に装着される前記 オリフィスの内径
    と同内径で上流側方向に凹部を形成し前記凹部の内輪側
    が風向板で前記風向板と対向する前記凹部の外輪側の面
    に一定間隔に前記ファンガードの外周素線に固定するト
    の字形の突起と前記トの字形の突起の両端にUの字形切
    りかきを形成し前記凹部の外輪側の面の下部に設けたビ
    ス止めの穴と前記凹部の外輪側の面の上左右方向に前記
    ファンガードの取付けフックを通す切りかきとを有した
    ガイダーにより構成される送風装置。
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JP4698649B2 (ja) * 2007-08-30 2011-06-08 三菱電機株式会社 空気調和機
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JPWO2019106854A1 (ja) * 2017-11-28 2020-11-19 シャープ株式会社 室外機

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