JP2591100B2 - マイクロプレートの製造方法 - Google Patents
マイクロプレートの製造方法Info
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- JP2591100B2 JP2591100B2 JP63247623A JP24762388A JP2591100B2 JP 2591100 B2 JP2591100 B2 JP 2591100B2 JP 63247623 A JP63247623 A JP 63247623A JP 24762388 A JP24762388 A JP 24762388A JP 2591100 B2 JP2591100 B2 JP 2591100B2
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- Japan
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- microplate
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- ink layer
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- synthetic resin
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、血液等を検査する際に用いる、マイクロプ
レートの製造方法に関する。
レートの製造方法に関する。
＜従来の技術＞ 従来この種の検査器具は、ガラス製のものが用いられ
ていたが、近年では合成樹脂製のものが多く使用されて
いる。合成樹脂製のマイクロプレートは、一般に樹脂が
疎水性のため、検体と試薬の接触が不均一になりやす
い、検査凹部内に気泡が付着して判定の妨げになりやす
い、等の欠点があった。このため、検査凹部表面に処理
を施して、親水性化することが提案されている。親水性
化の方法としては、実開昭57−79745号に示されるよう
に、酸やアルカリでの処理、プラズマ照射、親水性高分
子の塗布等が知られている。また、親水性化する部位
は、実開昭57−201948号に示されるように、使用時の検
査プレートの振とうによる検査液の流失等を防ぐため、
検査凹部の下方のみを選択的に処理することも知られて
いる。
ていたが、近年では合成樹脂製のものが多く使用されて
いる。合成樹脂製のマイクロプレートは、一般に樹脂が
疎水性のため、検体と試薬の接触が不均一になりやす
い、検査凹部内に気泡が付着して判定の妨げになりやす
い、等の欠点があった。このため、検査凹部表面に処理
を施して、親水性化することが提案されている。親水性
化の方法としては、実開昭57−79745号に示されるよう
に、酸やアルカリでの処理、プラズマ照射、親水性高分
子の塗布等が知られている。また、親水性化する部位
は、実開昭57−201948号に示されるように、使用時の検
査プレートの振とうによる検査液の流失等を防ぐため、
検査凹部の下方のみを選択的に処理することも知られて
いる。
＜発明が解決しようとする課題＞ ところで、マイクロプレートの使用に際しては、検体
および試薬を検査凹部に充填した後、水分蒸発等を防ぐ
ためのオイルを、検査液上に滴下することがある。この
場合、検査液を反応させて観察する際には、検査凹部上
にカバーガラスを載せて前記オイルを検査凹部から溢出
させるのであるが、全面を親水化処理しただけのもの
は、このオイルの溢出が悪く、オイルが小滴状に検査液
に残って観察を困難にしていた。これに対し上述したよ
うな、検査凹部の下方のみを選択的に親水性化した検査
プレートは、オイルの流出がよく好ましいものである。
しかしながら、実開昭57−201948号にはその具体的な実
現手段は何ら記載がない。一方、実開昭57−79745号に
示された親水性化処理のうち、酸やアルカリによる処
理、および親水性高分子の塗布による処理は、酸、アル
カリ、親水性高分子が検査液の接触する位置に適用され
るため、検査液との不必要な反応を生じてしまう恐れが
高く、マイクロプレートの検査精度を悪くしてしまう可
能性が高かった。また、プラズマ処理は上述した恐れは
ないが、前述の酸やアルカリによる処理も含めこれらの
方法では、実開昭57−201948号に示されるような、親水
性化される部位の選択的処理はきわめて困難であり、事
実上不可能であった。
および試薬を検査凹部に充填した後、水分蒸発等を防ぐ
ためのオイルを、検査液上に滴下することがある。この
場合、検査液を反応させて観察する際には、検査凹部上
にカバーガラスを載せて前記オイルを検査凹部から溢出
させるのであるが、全面を親水化処理しただけのもの
は、このオイルの溢出が悪く、オイルが小滴状に検査液
に残って観察を困難にしていた。これに対し上述したよ
うな、検査凹部の下方のみを選択的に親水性化した検査
プレートは、オイルの流出がよく好ましいものである。
しかしながら、実開昭57−201948号にはその具体的な実
現手段は何ら記載がない。一方、実開昭57−79745号に
示された親水性化処理のうち、酸やアルカリによる処
理、および親水性高分子の塗布による処理は、酸、アル
カリ、親水性高分子が検査液の接触する位置に適用され
るため、検査液との不必要な反応を生じてしまう恐れが
高く、マイクロプレートの検査精度を悪くしてしまう可
能性が高かった。また、プラズマ処理は上述した恐れは
ないが、前述の酸やアルカリによる処理も含めこれらの
方法では、実開昭57−201948号に示されるような、親水
性化される部位の選択的処理はきわめて困難であり、事
実上不可能であった。
そこで本発明は、検査凹部を親水性化処理し、その開
口周縁を疎水化した、検査時における操作や観察を、簡
単かつ明瞭にしたマイクロプレートを、工業的に生産す
ることができる、マイクロプレートの製造方法を提供す
るものである。
口周縁を疎水化した、検査時における操作や観察を、簡
単かつ明瞭にしたマイクロプレートを、工業的に生産す
ることができる、マイクロプレートの製造方法を提供す
るものである。
＜課題を解決するための手段＞ すなわち、本発明は、複数の検査凹部を備えた合成樹
脂製マイクロプレートの、前記検査凹部の開口周縁に、
マイクロプレートを構成する合成樹脂に対して易剥離性
のインキ層を設ける工程と、該インキ層が設けられたマ
イクロプレートの少なくとも前記検査凹部内表面を含む
表面にプラズマ処理を施す工程と、前記インキ層を剥離
する工程とからなる、マイクロプレートの製造方法であ
る。
脂製マイクロプレートの、前記検査凹部の開口周縁に、
マイクロプレートを構成する合成樹脂に対して易剥離性
のインキ層を設ける工程と、該インキ層が設けられたマ
イクロプレートの少なくとも前記検査凹部内表面を含む
表面にプラズマ処理を施す工程と、前記インキ層を剥離
する工程とからなる、マイクロプレートの製造方法であ
る。
＜作用＞ 本発明において、プラズマ照射により少なくとも検査
凹部の内表面を含むマイクロプレートの表面が変性さ
れ、親水性化される。検査凹部内はこの親水性化により
ぬれ性があがり、検査液との接触が良好になる。検査凹
部の上端の開口周縁にプラズマ処理前に設けたインキ層
は、マイクロプレートを構成する合成樹脂に対して易剥
離性であるので、例えば粘着テープ等により容易に剥離
される。このインキ層を、プラズマ処理後に剥離するこ
とにより、プラズマ処理を受けていない合成樹脂表面が
開口周縁に露出する。この表面は合成樹脂自体の性質を
保っており、疎水性であるため、マイクロプレートを使
用する際には滴下したオイルがこの疎水性面を伝って検
査凹部外に流出する。インキ層は検査凹部内には適用さ
れないので、従来技術のようなマイクロプレートの汚染
がない。
凹部の内表面を含むマイクロプレートの表面が変性さ
れ、親水性化される。検査凹部内はこの親水性化により
ぬれ性があがり、検査液との接触が良好になる。検査凹
部の上端の開口周縁にプラズマ処理前に設けたインキ層
は、マイクロプレートを構成する合成樹脂に対して易剥
離性であるので、例えば粘着テープ等により容易に剥離
される。このインキ層を、プラズマ処理後に剥離するこ
とにより、プラズマ処理を受けていない合成樹脂表面が
開口周縁に露出する。この表面は合成樹脂自体の性質を
保っており、疎水性であるため、マイクロプレートを使
用する際には滴下したオイルがこの疎水性面を伝って検
査凹部外に流出する。インキ層は検査凹部内には適用さ
れないので、従来技術のようなマイクロプレートの汚染
がない。
＜実施例＞ 次に、図面を参照して本発明を説明する。
本発明で用いるマイクロプレート（１）は、合成樹脂
製のものである。樹脂の種類は、検体や試薬に対し不活
性で、可塑剤等の添加剤の溶出がないことが必要であ
る。具体的には、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポ
リエステル、アクリロニトリル−スチレン共重合体等の
射出成型品が好適である。
製のものである。樹脂の種類は、検体や試薬に対し不活
性で、可塑剤等の添加剤の溶出がないことが必要であ
る。具体的には、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポ
リエステル、アクリロニトリル−スチレン共重合体等の
射出成型品が好適である。
マイクロプレート（１）には、複数の検査凹部（２）
が設けられる。第１図に示す実施例では、検査凹部
（２）の開口周縁（３）を輪環状の土手（４）とし、該
土手（４）の天面を平坦に設けてある。なお、検査凹部
（２）の形状は、逆円錐台状であるが、とくに制限はな
い。
が設けられる。第１図に示す実施例では、検査凹部
（２）の開口周縁（３）を輪環状の土手（４）とし、該
土手（４）の天面を平坦に設けてある。なお、検査凹部
（２）の形状は、逆円錐台状であるが、とくに制限はな
い。
本発明は、まず、検査凹部（２）の開口周縁（３）
に、インキ層（５）を設ける。このインキ層（５）は、
マイクロプレートを構成する合成樹脂に対して易剥離性
のインキにより形成される。好ましい具体例としては、
紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂等を主成分とする
無溶剤系のインキがあげられ、例えばシルクスクリーン
印刷法によりインキ層（５）を形成できる。溶剤系のイ
ンキを同様に設けてインキ層（５）を形成することも可
能ではあるが、溶剤の種類によっては合成樹脂が冒さ
れ、本来の疎水性が失われてしまうことがあるので注意
を要する。この点紫外線硬化型樹脂等の無溶剤系インキ
は樹脂を冒すこともなく、また溶剤系インキに比べてイ
ンキ層（５）の膜厚を厚くできるので、剥離の際作業が
し易い等の利点がある。インキ層（５）は、上述したシ
ルクスクリーン法以外にも、例えばパッド印刷法、転写
箔を用いた熱転写法等によっても可能である。
に、インキ層（５）を設ける。このインキ層（５）は、
マイクロプレートを構成する合成樹脂に対して易剥離性
のインキにより形成される。好ましい具体例としては、
紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂等を主成分とする
無溶剤系のインキがあげられ、例えばシルクスクリーン
印刷法によりインキ層（５）を形成できる。溶剤系のイ
ンキを同様に設けてインキ層（５）を形成することも可
能ではあるが、溶剤の種類によっては合成樹脂が冒さ
れ、本来の疎水性が失われてしまうことがあるので注意
を要する。この点紫外線硬化型樹脂等の無溶剤系インキ
は樹脂を冒すこともなく、また溶剤系インキに比べてイ
ンキ層（５）の膜厚を厚くできるので、剥離の際作業が
し易い等の利点がある。インキ層（５）は、上述したシ
ルクスクリーン法以外にも、例えばパッド印刷法、転写
箔を用いた熱転写法等によっても可能である。
第１図に示す如くインキ層（５）を設けた後、マイク
ロプレート（１）の少なくとも検査凹部（２）の内表面
を含む表面に、プラズマ処理を施して、表面樹脂を変性
して親水性化する。プラズマ処理は、空気、酸素等を導
入ガスとし、常法に従い行なうことができる。プラズマ
処理の強さ、すなわち親水性化の度合は、マイクロプレ
ートの表面のぬれ指数が72ダイン以上となるようにする
ことが好ましい。ここで、ぬれ指数とは、所定表面張力
の液体を基材に塗布した際、液体が均一にぬれ広がった
場合の該液体の表面張力をもっていう。ぬれ指数が66ダ
イン以下の場合には、試薬と検体との接触が不均一にな
る等の不都合が生じる。なお、本発明で用いる合成樹脂
の、未処理時のぬれ指数は30〜36ダイン程度である。
ロプレート（１）の少なくとも検査凹部（２）の内表面
を含む表面に、プラズマ処理を施して、表面樹脂を変性
して親水性化する。プラズマ処理は、空気、酸素等を導
入ガスとし、常法に従い行なうことができる。プラズマ
処理の強さ、すなわち親水性化の度合は、マイクロプレ
ートの表面のぬれ指数が72ダイン以上となるようにする
ことが好ましい。ここで、ぬれ指数とは、所定表面張力
の液体を基材に塗布した際、液体が均一にぬれ広がった
場合の該液体の表面張力をもっていう。ぬれ指数が66ダ
イン以下の場合には、試薬と検体との接触が不均一にな
る等の不都合が生じる。なお、本発明で用いる合成樹脂
の、未処理時のぬれ指数は30〜36ダイン程度である。
プラズマ処理を施した後、検査凹部（２）の開口周縁
（３）に設けたインキ層（５）を剥離する。剥離手段は
任意であるが、例えば粘着テープをインキ層（５）上に
貼着し、その後貼着テープを剥せば、インキ層（５）は
粘着テープにとられ、剥離される。
（３）に設けたインキ層（５）を剥離する。剥離手段は
任意であるが、例えば粘着テープをインキ層（５）上に
貼着し、その後貼着テープを剥せば、インキ層（５）は
粘着テープにとられ、剥離される。
次に、本発明により作成されたマイクロプレートを用
いた、血液反応検査の結果を示す。
いた、血液反応検査の結果を示す。
◎マイクロプレートの製造 第１図に示す形状の、ポリスチレン樹脂製マイクロプ
レートの検査凹開口部周縁の土手上に、アクリル系樹脂
を主成分とする紫外線硬化型インキ（UVマスキングイン
キ RIP−1,十条化工（株）製）を、粘度5000cps.に調
整し、パッド印刷機（Ｔ−5E型、（株）ナビタス製）に
て設け、その後紫外線を500mJ/cm2照射してインキを硬
化させ、厚み８μｍのインキ層を形成した。
レートの検査凹開口部周縁の土手上に、アクリル系樹脂
を主成分とする紫外線硬化型インキ（UVマスキングイン
キ RIP−1,十条化工（株）製）を、粘度5000cps.に調
整し、パッド印刷機（Ｔ−5E型、（株）ナビタス製）に
て設け、その後紫外線を500mJ/cm2照射してインキを硬
化させ、厚み８μｍのインキ層を形成した。
その後、マイクロプレートの検査凹部内表面が処理さ
れるよう、下記条件にてプラズマ処理を施した。
れるよう、下記条件にてプラズマ処理を施した。
・プラズマ処理装置：（株）東芝製 マイクロ波プラズ
マ処理装置、TMZ−4072 ・真空度:1.0Torr ・電力:1KW ・処理時間:30sec ・導入ガス：窒素ガス プラズマ処理後、市販のセロハン粘着テープをインキ
層上に貼着し、その後粘着テープを剥してインキ層をマ
イクロプレートから剥離除去した。この際、インキ層は
一度に全てが完全に剥離し、マイクロプレート上にはイ
ンキが全く残存しなかった。
マ処理装置、TMZ−4072 ・真空度:1.0Torr ・電力:1KW ・処理時間:30sec ・導入ガス：窒素ガス プラズマ処理後、市販のセロハン粘着テープをインキ
層上に貼着し、その後粘着テープを剥してインキ層をマ
イクロプレートから剥離除去した。この際、インキ層は
一度に全てが完全に剥離し、マイクロプレート上にはイ
ンキが全く残存しなかった。
上述のようにして得られた本発明のマイクロプレート
のぬれ指数は、検査凹部表面が72ダイン以上、開口周縁
上が35ダイン以下であった。
のぬれ指数は、検査凹部表面が72ダイン以上、開口周縁
上が35ダイン以下であった。
◎血液反応検査 上記本発明によるマイクロプレートに、抗血清とリン
パ球を加え、さらに蒸発防止のためのオイルを検査凹部
から盛り上る程度に滴下し、約10分間反応のため放置し
た。
パ球を加え、さらに蒸発防止のためのオイルを検査凹部
から盛り上る程度に滴下し、約10分間反応のため放置し
た。
次に、この検体の上からカバーガラスをかけて、顕微
鏡にて凝集の有無の確認により白血球の検定を行なっ
た。この際カバーガラスをマイクロプレート上に乗せた
時に、滴下したオイルが検査凹部からうまく流出し、検
査凹部にはオイルが残留せず、顕微鏡で見た凝集像が非
常に明瞭で、判定が容易であった。
鏡にて凝集の有無の確認により白血球の検定を行なっ
た。この際カバーガラスをマイクロプレート上に乗せた
時に、滴下したオイルが検査凹部からうまく流出し、検
査凹部にはオイルが残留せず、顕微鏡で見た凝集像が非
常に明瞭で、判定が容易であった。
＜発明の効果＞ 本発明は、以上述べたように血液検査に際し試薬およ
び検体の反応性と検査判定の際の合理性を有するマイク
ロプレートを、インキ層の形成、プラズマ処理、そして
インキ層の剥離という、きわめて容易な作業により製造
することができるものである。
び検体の反応性と検査判定の際の合理性を有するマイク
ロプレートを、インキ層の形成、プラズマ処理、そして
インキ層の剥離という、きわめて容易な作業により製造
することができるものである。
得られるマイクロプレートは、検査液が常に接する検
査凹部内には反応に悪影響を与える物質の適用がなく、
反応の精度が高いものである。また、検査判定時には、
蒸発防止のため滴下したオイルがカバーガラスを載せた
際、適度に検査凹部より溢出し、顕微鏡観察を容易なら
しめるものである。
査凹部内には反応に悪影響を与える物質の適用がなく、
反応の精度が高いものである。また、検査判定時には、
蒸発防止のため滴下したオイルがカバーガラスを載せた
際、適度に検査凹部より溢出し、顕微鏡観察を容易なら
しめるものである。
第１図は、本発明によるマイクロプレートの製造過程を
示す断面説明図である。 （１）……マイクロプレート、（２）……検査凹部 （３）……開口周縁、（４）……土手 （５）……インキ層
示す断面説明図である。 （１）……マイクロプレート、（２）……検査凹部 （３）……開口周縁、（４）……土手 （５）……インキ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−151857（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】複数の検査凹部を備えた合成樹脂製マイク
ロプレートの、前記検査凹部の開口周縁に、マイクロプ
レートを構成する合成樹脂に対して易剥離性のインキ層
を設ける工程と、該インキ層が設けられたマイクロプレ
ートの少なくとも前記検査凹部内表面を含む表面にプラ
ズマ処理を施す工程と、前記インキ層を剥離する工程と
からなる、マイクロプレートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63247623A JP2591100B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | マイクロプレートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63247623A JP2591100B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | マイクロプレートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0295258A JPH0295258A (ja) | 1990-04-06 |
| JP2591100B2 true JP2591100B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=17166261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63247623A Expired - Lifetime JP2591100B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | マイクロプレートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591100B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19705910C1 (de) * | 1997-02-15 | 1998-06-18 | Inst Physikalische Hochtech Ev | Mikrokammerarray mit hoher Kammerdichte |
| GB9715101D0 (en) * | 1997-07-18 | 1997-09-24 | Environmental Sensors Ltd | The production of microstructures for analysis of fluids |
| JP4781144B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2011-09-28 | 凸版印刷株式会社 | 反応容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0762684B2 (ja) * | 1986-12-16 | 1995-07-05 | 積水化学工業株式会社 | 免疫検査用プレ−トの製造方法 |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63247623A patent/JP2591100B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0295258A (ja) | 1990-04-06 |
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