JP2591029B2 - 回転記録媒体及びその記録／再生装置 - Google Patents
回転記録媒体及びその記録／再生装置Info
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- JP2591029B2 JP2591029B2 JP4938388A JP4938388A JP2591029B2 JP 2591029 B2 JP2591029 B2 JP 2591029B2 JP 4938388 A JP4938388 A JP 4938388A JP 4938388 A JP4938388 A JP 4938388A JP 2591029 B2 JP2591029 B2 JP 2591029B2
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- signal
- recording
- rotation speed
- recording medium
- recorded
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は回転記録媒体及びその記録／再生装置に係
り、特に長時間の記録及び再生が可能であるとともにラ
ンダムアクセスが可能である回転記録媒体及びその記録
／再生装置に関する。
り、特に長時間の記録及び再生が可能であるとともにラ
ンダムアクセスが可能である回転記録媒体及びその記録
／再生装置に関する。
従来の技術 従来より映像信号の記録密度を向上させ、回転記録媒
体の回転速度を低く抑えるために映像信号に圧縮処理を
施す方法が知られている。
体の回転速度を低く抑えるために映像信号に圧縮処理を
施す方法が知られている。
これは例えば24ビットの映像信号において、連続する
２つのフレームの映像信号の差分をとり、これを２ビッ
ト分などに圧縮して伝送するなどの方法によって行わ
れ、伝送すべき信号量を減少させることができる。これ
により動画像の連続するフレームの相関性が高い場合
（例えば動きの少ない場合）には圧縮率が高くとれるた
め単位時間当りの信号量は少なくなり、一方連続するフ
レームの相関性が低い場合（例えばシーンの変り目な
ど）には圧縮率が低いため単位時間当りの信号量も多く
なる。このような方法によると信号量は時間とともに変
化することとなり、その変化量も非常に大きい。
２つのフレームの映像信号の差分をとり、これを２ビッ
ト分などに圧縮して伝送するなどの方法によって行わ
れ、伝送すべき信号量を減少させることができる。これ
により動画像の連続するフレームの相関性が高い場合
（例えば動きの少ない場合）には圧縮率が高くとれるた
め単位時間当りの信号量は少なくなり、一方連続するフ
レームの相関性が低い場合（例えばシーンの変り目な
ど）には圧縮率が低いため単位時間当りの信号量も多く
なる。このような方法によると信号量は時間とともに変
化することとなり、その変化量も非常に大きい。
このように圧縮処理が施された映像信号を一定の線速
度又は回転角速度で回転する円盤上或いは円筒状の回転
記録媒体に磁気的，光学的な信号として、或いは機械的
な凹凸信号として、同心円上の記録部分に又は渦巻き状
の記録部分に記録し、再生時にもこれら回転記録媒体を
一定の線速度又は一定の回転角速度で回転させて再生を
行っていた。
度又は回転角速度で回転する円盤上或いは円筒状の回転
記録媒体に磁気的，光学的な信号として、或いは機械的
な凹凸信号として、同心円上の記録部分に又は渦巻き状
の記録部分に記録し、再生時にもこれら回転記録媒体を
一定の線速度又は一定の回転角速度で回転させて再生を
行っていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら映像信号に圧縮処理を施したとしても、
従来は回転記録媒体の回転角速度あるいは線速度を一定
に保って記録又は再生を行なっていたため、この回転角
速度あるいは線速度は単位時間当りに記録又は、再生さ
れる映像信号の信号量が最も多い部分、即ち圧縮率の最
も低い部分の記録又は再生が行えるような速度より小さ
くすることはできなかった。そのため記録媒体の記録密
度や再生素子の能力を含めてこの圧縮率が最も低い部分
によって回転角速度あるいは線速度の仕様が決定されて
いた。
従来は回転記録媒体の回転角速度あるいは線速度を一定
に保って記録又は再生を行なっていたため、この回転角
速度あるいは線速度は単位時間当りに記録又は、再生さ
れる映像信号の信号量が最も多い部分、即ち圧縮率の最
も低い部分の記録又は再生が行えるような速度より小さ
くすることはできなかった。そのため記録媒体の記録密
度や再生素子の能力を含めてこの圧縮率が最も低い部分
によって回転角速度あるいは線速度の仕様が決定されて
いた。
一般に上記のように圧縮率が最も低いのはシーンの変
り目などであって頻度が少なく、その他の部分の圧縮率
は高くなっている。したがって動画のほとんどの部分に
おいて圧縮率が上がっているにもかかわらず、頻度の少
ない圧縮率の低い部分に合わせて記録あるいは再生の仕
様を決めなければならなかったため圧縮の効果が充分に
得られず長時間の記録ができなかった。
り目などであって頻度が少なく、その他の部分の圧縮率
は高くなっている。したがって動画のほとんどの部分に
おいて圧縮率が上がっているにもかかわらず、頻度の少
ない圧縮率の低い部分に合わせて記録あるいは再生の仕
様を決めなければならなかったため圧縮の効果が充分に
得られず長時間の記録ができなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされてものであり、長時
間の記録又は再生が可能であるとともにランダムアクセ
スによって任意の位置をサーチすることが可能な回転記
録媒体及びその記録／再生装置を提供することを目的と
する。
間の記録又は再生が可能であるとともにランダムアクセ
スによって任意の位置をサーチすることが可能な回転記
録媒体及びその記録／再生装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 請求項１記載の回転記録媒体は、円盤状又は円筒状の
記録媒体にうず巻状又は同心円状のトラックを形成して
情報信号が記録された回転記録媒体であって、圧縮率が
時間的に変化する圧縮処理が施された情報信号が、記録
面上の記録密度が略一様となるよう圧縮処理が施された
情報信号の信号量に応じて原信号における単位時間当り
の信号量を可変にした状態で記録され、かつ記録面上に
形成されたトラックの位置を示す位置信号が所定の位置
に記録され、原信号における単位時間当りの信号量に応
じた制御信号が情報信号及び位置信号と共に記録され
る。
記録媒体にうず巻状又は同心円状のトラックを形成して
情報信号が記録された回転記録媒体であって、圧縮率が
時間的に変化する圧縮処理が施された情報信号が、記録
面上の記録密度が略一様となるよう圧縮処理が施された
情報信号の信号量に応じて原信号における単位時間当り
の信号量を可変にした状態で記録され、かつ記録面上に
形成されたトラックの位置を示す位置信号が所定の位置
に記録され、原信号における単位時間当りの信号量に応
じた制御信号が情報信号及び位置信号と共に記録され
る。
請求項２記載の回転記録媒体記録装置は、円盤状又は
円筒状の記録媒体にうず巻状又は同心円状のトラックを
形成して情報信号を記録する回転記録媒体記録装置であ
って、圧縮率が時間的に変化する圧縮処理が施された情
報信号を、記録面上の記録密度が略一様となるよう圧縮
処理が施された情報信号の信号量に応じて原信号におけ
る単位時間当りの信号量を可変にした状態で記録し、か
つ記録面上に形成されたトラックの位置を示す位置信号
が所定の位置に記録し、原信号における単位時間当りの
信号量に応じた制御信号が情報信号及び位置信号と共に
記録する記録手段を備えている。
円筒状の記録媒体にうず巻状又は同心円状のトラックを
形成して情報信号を記録する回転記録媒体記録装置であ
って、圧縮率が時間的に変化する圧縮処理が施された情
報信号を、記録面上の記録密度が略一様となるよう圧縮
処理が施された情報信号の信号量に応じて原信号におけ
る単位時間当りの信号量を可変にした状態で記録し、か
つ記録面上に形成されたトラックの位置を示す位置信号
が所定の位置に記録し、原信号における単位時間当りの
信号量に応じた制御信号が情報信号及び位置信号と共に
記録する記録手段を備えている。
請求項３記載の回転記録媒体は円盤状又は円筒状の記
録媒体にうず巻状又は同心円状のトラックを形成して情
報信号が記録された回転記録媒体であって、圧縮率が時
間的に変化する圧縮処理が施された情報信号が、記録面
上の記録密度が略一様となるよう圧縮処理が施された該
情報信号の信号量に応じて回転速度を可変して記録さ
れ、かつ記録面上に形成されたトラックの位置を示す位
置信号が所定の位置に記録され、再生時の回転速度を圧
縮率に応じて記録時と同じ回転速度に変化させるための
回転速度信号が情報信号及び該位置信号と共に記録され
る。
録媒体にうず巻状又は同心円状のトラックを形成して情
報信号が記録された回転記録媒体であって、圧縮率が時
間的に変化する圧縮処理が施された情報信号が、記録面
上の記録密度が略一様となるよう圧縮処理が施された該
情報信号の信号量に応じて回転速度を可変して記録さ
れ、かつ記録面上に形成されたトラックの位置を示す位
置信号が所定の位置に記録され、再生時の回転速度を圧
縮率に応じて記録時と同じ回転速度に変化させるための
回転速度信号が情報信号及び該位置信号と共に記録され
る。
請求項４記載の回転記録媒体記録装置は、情報信号に
よって圧縮率が時間的に変化するよう圧縮処理が施され
た該情報信号の単位時間当りの信号量を検出する信号量
検出手段と、回転速度が可変であるモータと、信号量検
出手段の出力信号によってモータの回転速度を決定する
とともにこの回転速度に関する回転速度信号を出力する
回転速度決定手段と、未記録の記録媒体の回転角度位置
を検出する回転検出手段と、情報信号と回転速度信号と
を混合して第１の記録信号とし第１の記録信号を一時的
に記憶するとともに回転速度信号に基づいた所定のタイ
ミングで第１の記録信号が読み出される混合記憶手段
と、記録媒体のトラック上の位置を示す位置信号を発生
し回転速度信号と混合して第２の記録信号とするととも
に回転速度信号に基づいた所定のタイミングで第２の記
録信号が読み出される位置信号発生手段と、回転検出手
段の出力信号によって第１の記録信号と第２の記録信号
とを切換え、該記録媒体上の夫々の所定の位置に該第１
及び第２の記録信号が交互に記録されるよう切換える切
換手段と、切換手段よりの第１及び第２の記録信号を記
録媒体上に記録する記録手段とよりなり、モータによっ
て回転駆動される未記録の記録媒体に第１の記録信号を
情報信号の記録密度が略一様となるように記録するとと
もに、第２の記録信号を記録することにより請求項３記
載の回転記録媒体を得る構成とする。
よって圧縮率が時間的に変化するよう圧縮処理が施され
た該情報信号の単位時間当りの信号量を検出する信号量
検出手段と、回転速度が可変であるモータと、信号量検
出手段の出力信号によってモータの回転速度を決定する
とともにこの回転速度に関する回転速度信号を出力する
回転速度決定手段と、未記録の記録媒体の回転角度位置
を検出する回転検出手段と、情報信号と回転速度信号と
を混合して第１の記録信号とし第１の記録信号を一時的
に記憶するとともに回転速度信号に基づいた所定のタイ
ミングで第１の記録信号が読み出される混合記憶手段
と、記録媒体のトラック上の位置を示す位置信号を発生
し回転速度信号と混合して第２の記録信号とするととも
に回転速度信号に基づいた所定のタイミングで第２の記
録信号が読み出される位置信号発生手段と、回転検出手
段の出力信号によって第１の記録信号と第２の記録信号
とを切換え、該記録媒体上の夫々の所定の位置に該第１
及び第２の記録信号が交互に記録されるよう切換える切
換手段と、切換手段よりの第１及び第２の記録信号を記
録媒体上に記録する記録手段とよりなり、モータによっ
て回転駆動される未記録の記録媒体に第１の記録信号を
情報信号の記録密度が略一様となるように記録するとと
もに、第２の記録信号を記録することにより請求項３記
載の回転記録媒体を得る構成とする。
請求項５記載の回転記録媒体再生装置は請求項３記載
の回転記録媒体を回転駆動する可変速のモータと、回転
記録媒体より情報信号と再生時の回転速度を示す回転速
度信号とが混合された第１の記録信号及び記録媒体上の
トラックの位置を示す位置信号と回転速度信号とが混合
された第２の記録信号を読み取る信号読み取り手段と、
第１及び第２の記録信号より情報信号，回転速度信号，
位置信号を夫々分離する信号分離手段と、分離された回
転速度信号よりモータの回転速度を決定する回転速度決
定手段と、回転速度信号によって信号読み取り手段が記
録媒体より第１及び第２の記録信号を読み取るタイミン
グを制御する読み取り制御手段と、外部よりのランダム
アクセス動作指令によりモータの回転速度及び信号読み
取り手段の信号を読み取るタイミングを一定とし、位置
信号を基にして記録媒体上の任意の位置をサーチするラ
ンダムアクセス制御手段とよりなり、請求項３記載の回
転記録媒体を再生するとともにランダムアクセスが可能
である構成とする。
の回転記録媒体を回転駆動する可変速のモータと、回転
記録媒体より情報信号と再生時の回転速度を示す回転速
度信号とが混合された第１の記録信号及び記録媒体上の
トラックの位置を示す位置信号と回転速度信号とが混合
された第２の記録信号を読み取る信号読み取り手段と、
第１及び第２の記録信号より情報信号，回転速度信号，
位置信号を夫々分離する信号分離手段と、分離された回
転速度信号よりモータの回転速度を決定する回転速度決
定手段と、回転速度信号によって信号読み取り手段が記
録媒体より第１及び第２の記録信号を読み取るタイミン
グを制御する読み取り制御手段と、外部よりのランダム
アクセス動作指令によりモータの回転速度及び信号読み
取り手段の信号を読み取るタイミングを一定とし、位置
信号を基にして記録媒体上の任意の位置をサーチするラ
ンダムアクセス制御手段とよりなり、請求項３記載の回
転記録媒体を再生するとともにランダムアクセスが可能
である構成とする。
請求項６記載の回転記録媒体記録再生装置は、情報信
号によって圧縮率が時間的に変化するよう圧縮処理が施
された情報信号の単位時間当りの信号量を検出する信号
量検出手段と、回転速度が可変である回転記録媒体を駆
動するためのモータと、信号量検出手段の出力信号によ
ってモータの回転速度を決定するとともにこの第１の回
転速度決定手段と、未記録の記録媒体の回転角度位置を
検出する回転検出手段と、情報信号と回転速度信号とを
混合して第１の記録信号とし第１の記録信号を一時的に
記憶するとともに回転速度信号に基づいた所定のタイミ
ングで第１の記録信号が読み出される混合記憶手段と、
記録媒体のトラック上の位置を示す位置信号を発生し回
転速度信号と混合して第２の記録信号とするとともに回
転速度信号に基づいた所定のタイミングで第２の記録信
号が読み出される位置信号発生手段と、回転検出手段の
出力信号によって第１の記録信号と第２の記録信号とを
切換え、記録媒体上の夫々の所定の位置に第１及び第２
の記録信号が交互に記録されるよう切換える切換手段
と、切換手段よりの第１及び第２の記録信号を記録媒体
上に記録する記録手段と、回転記録媒体より第１及び第
２の記録信号を読み取る信号読み取り手段と、第１及び
第２の記録信号より情報信号，回転速度信号，位置信号
を夫々分離する信号分離手段と、分離された回転速度信
号よりモータの回転速度を決定する第２の回転速度決定
手段と、回転速度信号によって信号読み取り手段が記録
媒体より第１及び第２の記録信号を読み取るタイミング
を制御する読み取り制御手段と、外部よりのランダムア
クセス動作指令によりモータの回転速度及び信号読み取
り手段の信号を読み取るタイミングを一定とし、位置信
号を基にして記録媒体上の任意の位置をサーチするラン
ダムアクセス制御手段とよりなり、モータによって回転
駆動される未記録の記録媒体に第１の記録信号を情報信
号の記録密度が略一様となるように記録するとともに、
第２の記録信号を記録することにより請求項３記載の回
転記録媒体を得、更に、請求項３記載の回転記録媒体を
再生するとともにランダムアクセスが可能である構成と
する。
号によって圧縮率が時間的に変化するよう圧縮処理が施
された情報信号の単位時間当りの信号量を検出する信号
量検出手段と、回転速度が可変である回転記録媒体を駆
動するためのモータと、信号量検出手段の出力信号によ
ってモータの回転速度を決定するとともにこの第１の回
転速度決定手段と、未記録の記録媒体の回転角度位置を
検出する回転検出手段と、情報信号と回転速度信号とを
混合して第１の記録信号とし第１の記録信号を一時的に
記憶するとともに回転速度信号に基づいた所定のタイミ
ングで第１の記録信号が読み出される混合記憶手段と、
記録媒体のトラック上の位置を示す位置信号を発生し回
転速度信号と混合して第２の記録信号とするとともに回
転速度信号に基づいた所定のタイミングで第２の記録信
号が読み出される位置信号発生手段と、回転検出手段の
出力信号によって第１の記録信号と第２の記録信号とを
切換え、記録媒体上の夫々の所定の位置に第１及び第２
の記録信号が交互に記録されるよう切換える切換手段
と、切換手段よりの第１及び第２の記録信号を記録媒体
上に記録する記録手段と、回転記録媒体より第１及び第
２の記録信号を読み取る信号読み取り手段と、第１及び
第２の記録信号より情報信号，回転速度信号，位置信号
を夫々分離する信号分離手段と、分離された回転速度信
号よりモータの回転速度を決定する第２の回転速度決定
手段と、回転速度信号によって信号読み取り手段が記録
媒体より第１及び第２の記録信号を読み取るタイミング
を制御する読み取り制御手段と、外部よりのランダムア
クセス動作指令によりモータの回転速度及び信号読み取
り手段の信号を読み取るタイミングを一定とし、位置信
号を基にして記録媒体上の任意の位置をサーチするラン
ダムアクセス制御手段とよりなり、モータによって回転
駆動される未記録の記録媒体に第１の記録信号を情報信
号の記録密度が略一様となるように記録するとともに、
第２の記録信号を記録することにより請求項３記載の回
転記録媒体を得、更に、請求項３記載の回転記録媒体を
再生するとともにランダムアクセスが可能である構成と
する。
作用 上記のように構成された記録装置又は記録再生装置を
用いて上記回転記録媒体に情報信号を記録すると、情報
信号の圧縮率が低く単位時間当りに記録される信号量が
多い場合には回転速度信号によってモータの回転速度が
速くなり、逆に情報信号の圧縮率が高く単位時間当りに
記録される信号量が少ない場合には回転速度が遅くなっ
て記録される。これによって回転記録媒体に記録される
情報信号の記録密度が略一様となり、回転記録媒体上に
おいて長時間の記録が可能となる。
用いて上記回転記録媒体に情報信号を記録すると、情報
信号の圧縮率が低く単位時間当りに記録される信号量が
多い場合には回転速度信号によってモータの回転速度が
速くなり、逆に情報信号の圧縮率が高く単位時間当りに
記録される信号量が少ない場合には回転速度が遅くなっ
て記録される。これによって回転記録媒体に記録される
情報信号の記録密度が略一様となり、回転記録媒体上に
おいて長時間の記録が可能となる。
上記のように情報信号の記録密度が略一様に記録され
た回転記録媒体を上記のように構成された再生装置又は
記録再生装置を用いて再生すると、回転記録媒体を回転
駆動するモータは情報信号の圧縮率が高く単位時間当り
に再生される信号量が少ない場合には回転速度が遅くな
り、圧縮率が低く単位時間当りに再生される信号量が多
い場合には回転速度が速くなる。これにより回転記録媒
体の長時間の再生が可能となる。
た回転記録媒体を上記のように構成された再生装置又は
記録再生装置を用いて再生すると、回転記録媒体を回転
駆動するモータは情報信号の圧縮率が高く単位時間当り
に再生される信号量が少ない場合には回転速度が遅くな
り、圧縮率が低く単位時間当りに再生される信号量が多
い場合には回転速度が速くなる。これにより回転記録媒
体の長時間の再生が可能となる。
また記録時には回転記録媒体の所定の位置に回転記録
媒体のトラックの位置を示す位置信号が情報信号と交互
に記録され、回転記録媒体には位置信号が記録される領
域が形成される。
媒体のトラックの位置を示す位置信号が情報信号と交互
に記録され、回転記録媒体には位置信号が記録される領
域が形成される。
再生時にはこの位置信号をもとにして、一定の回転速
度で回転する回転記録媒体にランダムアクセスすること
が可能であり、このランダムアクセス動作に続いて、そ
の位置から再生を行う場合にはそれに続く位置に記録さ
れた情報信号を再生するのに必要な回転速度となるまで
ピックアップは同位置で待機し、上記回転速度となって
から再生を開始する。
度で回転する回転記録媒体にランダムアクセスすること
が可能であり、このランダムアクセス動作に続いて、そ
の位置から再生を行う場合にはそれに続く位置に記録さ
れた情報信号を再生するのに必要な回転速度となるまで
ピックアップは同位置で待機し、上記回転速度となって
から再生を開始する。
実施例 次に実施例について図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の記録装置の一例のブロック図を示
す。同図において端子１より入来した映像信号は圧縮処
理回路２において周知の圧縮処理がなされ信号量が低減
される。これは例えば24ビットの映像信号において連続
する２つのフレーム間で差分演算が行われ、この映像信
号がその差分をあらわすのに必要なビット数（例えば２
ビット）に変換される。その後信号量検出回路３におい
て圧縮処理後の映像信号の単位時間当りの信号量が検出
される。
す。同図において端子１より入来した映像信号は圧縮処
理回路２において周知の圧縮処理がなされ信号量が低減
される。これは例えば24ビットの映像信号において連続
する２つのフレーム間で差分演算が行われ、この映像信
号がその差分をあらわすのに必要なビット数（例えば２
ビット）に変換される。その後信号量検出回路３におい
て圧縮処理後の映像信号の単位時間当りの信号量が検出
される。
回転速度決定回路４では信号量検出回路３により検出
された単位時間当りの信号量に応じて回転記録媒体（以
下「ディスク」という）12の回転速度を決定してモータ
制御回路10へ供給し、モータ11の回転速度が信号量の変
化に応じて変化するように制御する。即ち、圧縮率が高
く信号量が比較的少ない場合にはモータ11の回転速度を
遅くし、逆に圧縮率が低く信号量が比較的多い場合には
モータ11の回転速度を速くする。
された単位時間当りの信号量に応じて回転記録媒体（以
下「ディスク」という）12の回転速度を決定してモータ
制御回路10へ供給し、モータ11の回転速度が信号量の変
化に応じて変化するように制御する。即ち、圧縮率が高
く信号量が比較的少ない場合にはモータ11の回転速度を
遅くし、逆に圧縮率が低く信号量が比較的多い場合には
モータ11の回転速度を速くする。
この場合に回転速度が記録又は再生の際に必要とする
最低の回転速度以下となって記録／再生動作が破綻する
ことを防ぐために、モータ11が第２図に破線で示すよう
な回転速度変化をするように回転速度を決定する。同図
において実線は夫々の時刻における信号量の映像信号を
記録するために最低限必要とする回転速度である。
最低の回転速度以下となって記録／再生動作が破綻する
ことを防ぐために、モータ11が第２図に破線で示すよう
な回転速度変化をするように回転速度を決定する。同図
において実線は夫々の時刻における信号量の映像信号を
記録するために最低限必要とする回転速度である。
第２図よりわかるように、高速回転から低速回転に移
行する場合（例えば時刻t1）には信号の記録に速い速度
を必要とする期間（t0からt1までの期間）を通過した
後、即ち記録すべき信号の信号量の変化より所定の期間
だけ遅らせてから回転速度を下げることとし、逆に低速
回転から高速回転に移行する場合（例えば時刻t2）に
は、速い速度を必要とする期間（t2からt3までの期間）
に入る以前に、即ち、時刻t2以前に記録すべき信号量変
化に先行して回転速度を上げることとしている。このよ
うな動作は回転速度決定回路４において信号量検出回路
３の出力に基づいて行う。
行する場合（例えば時刻t1）には信号の記録に速い速度
を必要とする期間（t0からt1までの期間）を通過した
後、即ち記録すべき信号の信号量の変化より所定の期間
だけ遅らせてから回転速度を下げることとし、逆に低速
回転から高速回転に移行する場合（例えば時刻t2）に
は、速い速度を必要とする期間（t2からt3までの期間）
に入る以前に、即ち、時刻t2以前に記録すべき信号量変
化に先行して回転速度を上げることとしている。このよ
うな動作は回転速度決定回路４において信号量検出回路
３の出力に基づいて行う。
一方、クロック周波数制御データ回路５も回転速度決
定回路４の出力信号より再生時のディスクの回転速度を
決定するクロック周波数制御データを発生し、混合回路
７において圧縮された映像信号と時分割多重されて所定
の信号形式の画像データとされバッファ８に一時的に記
憶される。
定回路４の出力信号より再生時のディスクの回転速度を
決定するクロック周波数制御データを発生し、混合回路
７において圧縮された映像信号と時分割多重されて所定
の信号形式の画像データとされバッファ８に一時的に記
憶される。
またこのクロック周波数制御データはクロックパルス
発生回路６にも供給されてクロックパルスを発生し、ス
イッチ回路30がバッファ８側に接続されているときは、
スイッチ回路30を介してバッファ８へこのクロックパル
スを供給することにより画像データをバッファ８より読
み出すタイミング及び画像データが記録データドライブ
回路を介してディスク12へ記録されるタイミングを制御
する。
発生回路６にも供給されてクロックパルスを発生し、ス
イッチ回路30がバッファ８側に接続されているときは、
スイッチ回路30を介してバッファ８へこのクロックパル
スを供給することにより画像データをバッファ８より読
み出すタイミング及び画像データが記録データドライブ
回路を介してディスク12へ記録されるタイミングを制御
する。
一方、スイッチ回路30が位置データ発生回路29側に接
続されているときはクロックパルスはスイッチ回路30を
介して位置データ発生回路29へ供給され、クロック周波
数制御データと混合された位置データを記録データドラ
イブ回路９を介してディスク12へ記録するタイミングを
制御する。
続されているときはクロックパルスはスイッチ回路30を
介して位置データ発生回路29へ供給され、クロック周波
数制御データと混合された位置データを記録データドラ
イブ回路９を介してディスク12へ記録するタイミングを
制御する。
このスイッチ回路30の切換えは回転検出回路28がモー
タの回転角度位置を検出することによって行われ、ディ
スク12上には第３図に示すように映像信号が記録される
領域の他に15で示すような位置データの記録領域が形成
される。
タの回転角度位置を検出することによって行われ、ディ
スク12上には第３図に示すように映像信号が記録される
領域の他に15で示すような位置データの記録領域が形成
される。
このようにモータ11の回転速度を変化させて記録する
ことにより、モータ11の最も遅い場合の回転速度を最も
速い場合の回転速度の20分の１程度とすることができ、
これによってディスク12には従来に比して平均して２乃
至３倍の長時間記録が可能となる。又この場合のディス
ク12上の映像信号の記録密度は略一様となり、この場合
の記録密度はオーディオ信号が記録されたコクパクトデ
ィスク（CD）と同レベル（例えば800Mbpi2程度）とな
る。
ことにより、モータ11の最も遅い場合の回転速度を最も
速い場合の回転速度の20分の１程度とすることができ、
これによってディスク12には従来に比して平均して２乃
至３倍の長時間記録が可能となる。又この場合のディス
ク12上の映像信号の記録密度は略一様となり、この場合
の記録密度はオーディオ信号が記録されたコクパクトデ
ィスク（CD）と同レベル（例えば800Mbpi2程度）とな
る。
第３図はこのディスク12上に記録された信号の信号密
度を主に回転速度が変化する部分について極めて概念的
に示したものである。同図においてディスク12は矢印ａ
で示す方向に回転し、渦巻状に形成されたトラックに沿
って信号が記録され、又再生時にはディスク12の半径方
向に移動可能なピックアップ（図示せず）によりこのト
ラックに沿って信号が再生される。
度を主に回転速度が変化する部分について極めて概念的
に示したものである。同図においてディスク12は矢印ａ
で示す方向に回転し、渦巻状に形成されたトラックに沿
って信号が記録され、又再生時にはディスク12の半径方
向に移動可能なピックアップ（図示せず）によりこのト
ラックに沿って信号が再生される。
同図において、13で示す部分はディスク12の回転速度
が遅い部分13aから回転速度が速い部分13bへ移行する場
合の信号の記録状態を示しており、13aと13bの間の部分
13cは回転速度が増加している過渡的な部分であり記録
密度は13a,13bに比較して低くなる。13aの部分は回転速
度は遅いが信号の圧縮率が高いため単位時間当りの信号
量は少なく、又13bの部分は圧縮率は低いため単位時間
当りの信号量が多くなるが回転速度が速くなるため、結
局トラックに沿った単位長さ当りの信号量（記録密度）
は13a,13bの両者とも等しくなる。
が遅い部分13aから回転速度が速い部分13bへ移行する場
合の信号の記録状態を示しており、13aと13bの間の部分
13cは回転速度が増加している過渡的な部分であり記録
密度は13a,13bに比較して低くなる。13aの部分は回転速
度は遅いが信号の圧縮率が高いため単位時間当りの信号
量は少なく、又13bの部分は圧縮率は低いため単位時間
当りの信号量が多くなるが回転速度が速くなるため、結
局トラックに沿った単位長さ当りの信号量（記録密度）
は13a,13bの両者とも等しくなる。
同図において14で示す部分は13とは逆に回転速度が速
い状態から遅い状態へ移行する場合の信号の状態を示し
ており、圧縮率が低く回転速度が速い部分14aと圧縮率
が高く回転速度が遅い部分14bの信号密度は等しくな
る。14cで示す部分は14aの回転速度から14bの回転速度
へと回転速度が減少している過渡的な部分であり、14a,
14bに比較して記録密度は低い。
い状態から遅い状態へ移行する場合の信号の状態を示し
ており、圧縮率が低く回転速度が速い部分14aと圧縮率
が高く回転速度が遅い部分14bの信号密度は等しくな
る。14cで示す部分は14aの回転速度から14bの回転速度
へと回転速度が減少している過渡的な部分であり、14a,
14bに比較して記録密度は低い。
第３図において、15で示す部分にはディスク12上の位
置を示すアドレス信号が記録されている。このアドレス
信号は希望する部分の映像信号をサーチする場合等のラ
ンダムラクセス時に用いられ、この場合にはディスク12
は一定速度で回転され高速にサーチすることが可能とな
っている。又15で示す部分にはこのアドレス信号の他
に、これに続く位置に記録された信号の再生時の回転速
度を示す信号も同時に記録される。例えば15aで示す部
分にはアドレス信号の他に中間的な回転速度である16a
の部分から遅い回転速度となる16bに移行する際の過渡
的な部分16cの回転速度を示す信号が記録されている。
置を示すアドレス信号が記録されている。このアドレス
信号は希望する部分の映像信号をサーチする場合等のラ
ンダムラクセス時に用いられ、この場合にはディスク12
は一定速度で回転され高速にサーチすることが可能とな
っている。又15で示す部分にはこのアドレス信号の他
に、これに続く位置に記録された信号の再生時の回転速
度を示す信号も同時に記録される。例えば15aで示す部
分にはアドレス信号の他に中間的な回転速度である16a
の部分から遅い回転速度となる16bに移行する際の過渡
的な部分16cの回転速度を示す信号が記録されている。
このように回転速度が変化する過渡的な部分13c,14c,
15c及びアドレス信号が記録された領域15を除いた部分
の信号密度はディスク12全体に亘って略一様であること
から長時間の記録／再生が可能となる。
15c及びアドレス信号が記録された領域15を除いた部分
の信号密度はディスク12全体に亘って略一様であること
から長時間の記録／再生が可能となる。
第４図は第３図に示すように信号が記録されたディス
ク12を再生する再生装置の一例のブロック図を示す。デ
ィスク12に記録された映像信号及びディスク12の回転速
度に関するクロック周波数制御データは、ピックアップ
（図示せず）を含む再生データ取込み回路20によって再
生され、クロック周波数制御データ分離回路21によって
クロック周波数制御データが分離される。
ク12を再生する再生装置の一例のブロック図を示す。デ
ィスク12に記録された映像信号及びディスク12の回転速
度に関するクロック周波数制御データは、ピックアップ
（図示せず）を含む再生データ取込み回路20によって再
生され、クロック周波数制御データ分離回路21によって
クロック周波数制御データが分離される。
クロックパルス発生回路22ではこのクロック周波数制
御データに基づいてクロックパルスを発生して再生デー
タ取込み回路20に供給し、ディスク12よりの画像データ
の取込みのタイミングを制御する。又回転速度決定回路
23ではクロック周波数制御データに基づいてディスク12
の回転速度を決定してモータ制御回路24に供給し、ディ
スク12を回転駆動するモータ11の回転速度を制御する。
また再生の場合の回転速度も記録時と同様に第２図のよ
うに変化し再生動作の破綻を防いでいる。再生データ取
込み回路20によって再生された画像データは映像信号分
離回路25に供給され、ここで映像信号が分離された後伸
張処理回路26に供給され、記録装置の圧縮処理に対応す
る伸長処理を施されて通常の映像信号に戻され、出力映
像信号として出力端子27より次段の画像ディスプレー
（図示せず）等に供給される。
御データに基づいてクロックパルスを発生して再生デー
タ取込み回路20に供給し、ディスク12よりの画像データ
の取込みのタイミングを制御する。又回転速度決定回路
23ではクロック周波数制御データに基づいてディスク12
の回転速度を決定してモータ制御回路24に供給し、ディ
スク12を回転駆動するモータ11の回転速度を制御する。
また再生の場合の回転速度も記録時と同様に第２図のよ
うに変化し再生動作の破綻を防いでいる。再生データ取
込み回路20によって再生された画像データは映像信号分
離回路25に供給され、ここで映像信号が分離された後伸
張処理回路26に供給され、記録装置の圧縮処理に対応す
る伸長処理を施されて通常の映像信号に戻され、出力映
像信号として出力端子27より次段の画像ディスプレー
（図示せず）等に供給される。
次にディスク12の任意の位置をサーチするランダムア
クセス動作について説明する。ランダムアクセス制御回
路31に外部よりランダムアクセス命令があると、ランダ
ムアクセス制御回路31は回転数固定回路32にこの旨を伝
達しモータ制御回路24によってモータ11の回転速度をラ
ンダムアクセスを行うための一定速度の回転とする。こ
れと同時にクロック周波数固定回路33によってクロック
パルス発生回路22より発生されるパルスの周波数を所定
の一定値とし、再生データ取込み回路によるディスク12
からの信号再生のタイミングを一定とする。
クセス動作について説明する。ランダムアクセス制御回
路31に外部よりランダムアクセス命令があると、ランダ
ムアクセス制御回路31は回転数固定回路32にこの旨を伝
達しモータ制御回路24によってモータ11の回転速度をラ
ンダムアクセスを行うための一定速度の回転とする。こ
れと同時にクロック周波数固定回路33によってクロック
パルス発生回路22より発生されるパルスの周波数を所定
の一定値とし、再生データ取込み回路によるディスク12
からの信号再生のタイミングを一定とする。
次に、ランダムアクセス制御回路31において外部より
与えられたディスク12上の位置を示す信号と位置データ
分離回路36よりの位置データとを比較し、その結果に従
って再生素子フィード回路34によってディスク12より信
号を再生するピックアップ（図示せず）をディスク12の
半径方向に移動させ、外部より与えられたディスク12上
の位置をサーチする。
与えられたディスク12上の位置を示す信号と位置データ
分離回路36よりの位置データとを比較し、その結果に従
って再生素子フィード回路34によってディスク12より信
号を再生するピックアップ（図示せず）をディスク12の
半径方向に移動させ、外部より与えられたディスク12上
の位置をサーチする。
希望する位置がサーチされた後引き続きその位置から
再生を行なう場合には、ディスク12の回転速度がサーチ
された位置に続く映像信号を好適に再生するための回転
速度となるまで再生を開始せずピックアップもその位置
で待機する。
再生を行なう場合には、ディスク12の回転速度がサーチ
された位置に続く映像信号を好適に再生するための回転
速度となるまで再生を開始せずピックアップもその位置
で待機する。
本実施例で説明した記録装置と再生装置は、言うまで
もなく一つの装置である記録再生装置として構成するこ
とが可能である。このように記録装置と再生装置を一つ
の装置とすることによりモータ11等で、記録と再生に共
通する機能を共有することが出来、経済的にも有利とな
る。
もなく一つの装置である記録再生装置として構成するこ
とが可能である。このように記録装置と再生装置を一つ
の装置とすることによりモータ11等で、記録と再生に共
通する機能を共有することが出来、経済的にも有利とな
る。
発明の効果 上述の如く、本発明になる回転記録媒体は情報信号が
略一様の記録密度で記録され、従来のように圧縮率の最
も低い部分に合わせて記録／再生の仕様を決める必要は
なく、圧縮後の情報信号の信号量に応じて記録されてい
るので記録密度が疎になる部分が大幅に減少するため、
実質的に記録できる信号量を従来に比して大幅に向上さ
せることができ、長時間の情報信号の記録ができ、又位
置信号を情報信号とともに記録することにより任意の位
置のランダムアクセスを高速に行うことができる。
略一様の記録密度で記録され、従来のように圧縮率の最
も低い部分に合わせて記録／再生の仕様を決める必要は
なく、圧縮後の情報信号の信号量に応じて記録されてい
るので記録密度が疎になる部分が大幅に減少するため、
実質的に記録できる信号量を従来に比して大幅に向上さ
せることができ、長時間の情報信号の記録ができ、又位
置信号を情報信号とともに記録することにより任意の位
置のランダムアクセスを高速に行うことができる。
本発明になる記録装置，再生装置，及び記録再生装置
は上記記録媒体上に記録密度を略一様に記録し又はこの
ように記録された回転記録媒体を再生することができ、
長時間の記録／再生が可能であり、又回転記録媒体を一
定速度で回転させて高速にランダムアクセスを行うこと
が可能であるという特長を有する。
は上記記録媒体上に記録密度を略一様に記録し又はこの
ように記録された回転記録媒体を再生することができ、
長時間の記録／再生が可能であり、又回転記録媒体を一
定速度で回転させて高速にランダムアクセスを行うこと
が可能であるという特長を有する。
第１図は本発明の一実施例の記録装置のブロック図、第
２図は記録又は再生時のモータの回転速度の変化を示す
図、第３図は本発明の一実施例の回転記録媒体（ディス
ク）上に記録された情報信号を示す概略図、第４図は本
発明の一実施例の再生装置のブロック図である。 ２……圧縮処理回路、３……信号量検出回路、4,23……
回転速度決定回路、５……クロック周波数制御データ発
生回路、6,22……クロックパルス発生回路、10,24……
モータ制御回路、11……モータ、12……ディスク、20…
…データ取込み回路、21……クロック周波制御データ分
離回路、25……映像信号分離回路、26……伸張処理回
路、28……回転検出回路、29……位置データ発生回路、
30……スイッチ発生回路、31……ランダムアクセス制御
回路。
２図は記録又は再生時のモータの回転速度の変化を示す
図、第３図は本発明の一実施例の回転記録媒体（ディス
ク）上に記録された情報信号を示す概略図、第４図は本
発明の一実施例の再生装置のブロック図である。 ２……圧縮処理回路、３……信号量検出回路、4,23……
回転速度決定回路、５……クロック周波数制御データ発
生回路、6,22……クロックパルス発生回路、10,24……
モータ制御回路、11……モータ、12……ディスク、20…
…データ取込み回路、21……クロック周波制御データ分
離回路、25……映像信号分離回路、26……伸張処理回
路、28……回転検出回路、29……位置データ発生回路、
30……スイッチ発生回路、31……ランダムアクセス制御
回路。
Claims (6)
- 【請求項１】円盤状又は円筒状の記録媒体にうず巻状又
は同心円状のトラックを形成して情報信号が記録された
回転記録媒体であって、圧縮率が時間的に変化する圧縮
処理が施された該情報信号が、記録面上の記録密度が略
一様となるよう該圧縮処理が施された該情報信号の信号
量に応じて原信号における単位時間当りの信号量を可変
にした状態で記録され、かつ記録面上に形成された該ト
ラックの位置を示す位置信号が所定の位置に記録され、
該原信号における単位時間当りの信号量に応じた制御信
号が該情報信号及び該位置信号と共に記録されたことを
特徴とする回転記録媒体。 - 【請求項２】円盤状又は円筒状の記録媒体にうず巻状又
は同心円状のトラックを形成して情報信号を記録する回
転記録媒体記録装置であって、圧縮率が時間的に変化す
る圧縮処理が施された該情報信号を、記録面上の記録密
度が略一様となるよう該圧縮処理が施された該情報信号
の信号量に応じて原信号における単位時間当りの信号量
を可変にした状態で記録し、かつ記録面上に形成された
該トラックの位置を示す位置信号が所定の位置に記録
し、該原信号における単位時間当りの信号量に応じた制
御信号を該情報信号及び該位置信号と共に記録する記録
手段を備えたことを特徴とする回転記録媒体記録装置。 - 【請求項３】円盤状又は円筒状の記録媒体にうず巻状又
は同心円状のトラックを形成して情報信号が記録された
回転記録媒体であって、圧縮率が時間的に変化する圧縮
処理が施された該情報信号が、記録面上の記録密度が略
一様となるよう該圧縮処理が施された該情報信号の信号
量に応じて回転速度を可変して記録され、かつ記録面上
に形成された該トラックの位置を示す位置信号が所定の
位置に記録され、再生時の回転速度を該圧縮率に応じて
記録時と同じ回転速度に変化させるための回転速度信号
が該情報信号及び該位置信号と共に記録されたことを特
徴とする回転記録媒体。 - 【請求項４】情報信号によって圧縮率が時間的に変化す
るよう圧縮処理が施された該情報信号の単位時間当りの
信号量を検出する信号量検出手段と、 回転速度が可変であるモータと、 該信号量検出手段の出力信号によって該モータの回転速
度を決定するとともにこの回転速度に関する回転速度信
号を出力する回転速度決定手段と、 未記録の記録媒体の回転角度位置を検出する回転検出手
段と、 該情報信号と該回転速度信号とを混合して第１の記録信
号とし該第１の記録信号を一時的に記憶するとともに該
回転速度信号に基づいた所定のタイミングで該第１の記
録信号が読み出される混合記憶手段と、 該記録媒体のトラック上の位置を示す位置信号を発生し
該回転速度信号と混合して第２の記録信号とするととも
に該回転速度信号に基づいた所定のタイミングで該第２
の記録信号が読み出される位置信号発生手段と、 該回転検出手段の出力信号によって該第１の記録信号と
該第２の記録信号とを切換え、該記録媒体上の夫々の所
定の位置に該第１及び第２の記録信号が交互に記録され
るよう切換える切換手段と、 該切換手段よりの該第１及び第２の記録信号を該記録媒
体上に記録する記録手段とよりなり、 該モータによって回転駆動される未記録の該記録媒体に
該第１の記録信号を該情報信号の記録密度が略一様とな
るように記録するとともに、該第２の記録信号を記録す
ることにより請求項３記載の回転記録媒体を得ることを
特徴とする回転記録媒体記録装置。 - 【請求項５】請求項３記載の回転記録媒体を回転駆動す
る可変速のモータと、 該回転記録媒体より情報信号と再生時の回転速度を示す
回転速度信号とが混合された第１の記録信号及び該記録
媒体上のトラックの位置を示す位置信号と該回転速度信
号とが混合された第２の記録信号を読み取る信号読み取
り手段と、 該第１及び第２の記録信号より該情報信号，回転速度信
号，位置信号を夫々分離する信号分離手段と、 分離された該回転速度信号より該モータの回転速度を決
定する回転速度決定手段と、 該回転速度信号によって該信号読み取り手段が該記録媒
体より該第１及び第２の記録信号を読み取るタイミング
を制御する読み取り制御手段と、 外部よりのランダムアクセス動作指令により該モータの
回転速度及び該信号読み取り制御手段の信号を読み取る
タイミングを一定とし、該位置信号を基にして該記録媒
体上の任意の位置をサーチするランダムアクセス制御手
段とよりなり、 請求項３記載の回転記録媒体を再生するとともにランダ
ムアクセスが可能であることを特徴とする回転記録媒体
再生装置。 - 【請求項６】情報信号によって圧縮率が時間的に変化す
るよう圧縮処理が施された該情報信号の単位時間当りの
信号量を検出する信号量検出手段と、 回転速度が可変である回転記録媒体を駆動するためのモ
ータと、 該信号量検出手段の出力信号によって該モータの回転速
度を決定するとともにこの回転速度に関する回転速度信
号を出力する第１の回転速度決定手段と、 未記録の記録媒体の回転角度位置を検出する回転検出手
段と、 該情報信号と該回転速度信号とを混合して第１の記録信
号とし該第１の記録信号を一時的に記憶するとともに該
回転速度信号に基づいた所定のタイミングで該第１の記
録信号が読み出される混合記憶手段と、 該記録媒体のトラック上の位置を示す位置信号を発生し
該回転速度信号と混合して第２の記録信号とするととも
に該回転速度信号に基づいた所定のタイミングで該第２
の記録信号が読み出される位置信号発生手段と、 該回転検出手段の出力信号によって該第１の記録信号と
該第２の記録信号とを切換え、該記録媒体上の夫々の所
定の位置に該第１及び第２の記録信号が交互に記録され
るよう切換える切換手段と、 該切換手段よりの該第１及び第２の記録信号を該記録媒
体上に記録する記録手段と、 該回転記録媒体より該第１及び第２の記録信号を読み取
る信号読み取り手段と、 該第１及び第２の記録信号より該情報信号，回転速度信
号，位置信号を夫々分離する信号分離手段と、 分離された該回転速度信号より該モータの回転速度を決
定する第２の回転速度決定手段と、 該回転速度信号によって該信号読み取り手段が該記録媒
体より該第１及び第２の記録信号を読み取るタイミング
を制御する読み取り制御手段と、 外部よりのランダムアクセス動作指令により該モータの
回転速度及び該信号読み取り制御手段の信号を読み取る
タイミングを一定とし、該位置信号を基にして該記録媒
体上の任意の位置をサーチするランダムアクセス制御手
段とよりなり、 該モータによって回転駆動される未記録の該記録媒体に
該第１の記録信号を該情報信号の記録密度が略一様とな
るように記録するとともに、該第２の記録信号を記録す
ることにより請求項３記載の回転記録媒体を得、 更に、請求項３記載の回転記録媒体を再生するとともに
ランダムアクセスが可能であることを特徴とする回転記
録媒体記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4938388A JP2591029B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 回転記録媒体及びその記録／再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4938388A JP2591029B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 回転記録媒体及びその記録／再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01223662A JPH01223662A (ja) | 1989-09-06 |
| JP2591029B2 true JP2591029B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=12829496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4938388A Expired - Lifetime JP2591029B2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 回転記録媒体及びその記録／再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591029B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69520302T2 (de) * | 1994-05-25 | 2001-08-09 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Datenwiedergabegerät mit variabler Übertragungsrate |
| JP3879327B2 (ja) | 1999-10-01 | 2007-02-14 | 株式会社日立製作所 | ディスク状記録媒体の記録再生方法 |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP4938388A patent/JP2591029B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01223662A (ja) | 1989-09-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219 |