JP2590670Y2 - 透光用窓を具備する浴槽 - Google Patents

透光用窓を具備する浴槽

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JP2590670Y2
JP2590670Y2 JP1993056442U JP5644293U JP2590670Y2 JP 2590670 Y2 JP2590670 Y2 JP 2590670Y2 JP 1993056442 U JP1993056442 U JP 1993056442U JP 5644293 U JP5644293 U JP 5644293U JP 2590670 Y2 JP2590670 Y2 JP 2590670Y2
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隆博 道家
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽本体中の浴湯に光
を照射して、照明による装飾効果を奏するように構成し
た透光用窓を具備する浴槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すように、浴槽本体10
0 の周壁101 に透光用窓部Yを設けると共に、同浴槽本
体100 中の浴湯に同透光用窓部Yを透して光を照射し
て、光により浴湯の装飾効果を得るように透光用窓を具
備する浴槽Xがある。
【0003】これは、浴槽本体100 の周壁101 の上側略
中央部に円形窓102 を開口し、同円形窓102 中に筒状の
取付窓枠103 をパッキン104 を介して挿入して取付け、
同取付窓枠103 内に、強化ガラス製の透光体105 と、光
色選択用のフィルター106 とをリングナット107 とカバ
ー本体108 とにより固定して取付けている。
【0004】そして、上記取付窓枠103 の内周面略中央
部に鍔状仕切片103aを形成し、同仕切片103aの外側位置
に透光体105 をパッキン109,110 を介して配置し、上記
リングナット107 と仕切片103aとで挟圧固定すると共
に、鍔状仕切片103aの内側位置にフィルター106 を配置
し、同フィルター106 を前記カバー本体108 と鍔状仕切
片103aとで挟圧固定している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した透
光用窓を具備する浴槽Xには、未だ、以下のような課題
を残していた。
【0006】即ち、浴槽Xに設けた透光用窓部Yの構造
では、フィルター106 と透光体105との間に浴槽本体100
の浴槽水が入り込み、排水して浴槽本体100 内を空に
しても、かかる浴槽水がフィルター106 と透光体105 と
の間から抜けずに残水となって残ってしまうものであっ
た。
【0007】残水があると、透光体105 やフィルター10
6 に水垢が付着したりして、照明効果を損なってしまう
という問題があり、さらに、美観や清潔感を損なってし
まうものであった。
【0008】本考案は、上記課題を解決できる透光用窓
を具備する浴槽を提供することを目的としている。
【0009】
【考案が解決するための手段】本考案は、浴槽本体の周
壁に透光用窓部を設けると共に、同浴槽本体中の浴湯に
同透光用窓部を透して光を照射可能とした透光用窓を具
備する浴槽において、上記透光用窓部の取付窓枠内に、
浴槽本体内側に面するように光色選択用のフィルターを
付替自在に取付けると共に、同フィルターの外方にガラ
ス等の透光体を取付け、フィルターと透光体間に空間を
形成し、同空間を排水手段によって浴槽本体内と連通さ
せ、浴槽本体内の浴湯を排水する際に、フィルターと透
光体との間の溜まり水が抜けるように構成したことを特
徴とする透光用窓を具備する浴槽に係るものである。
【0010】また、本考案は、上記排水手段は、フィル
ターに水抜き穴を設け、前記フィルターと透光体との間
の空間と浴槽本体内とを連通させたことに特徴を有す
る。
【0011】また、本考案は、上記排水手段は、フィル
ターを挟圧保持するカバー本体と取付窓枠とにおけるフ
ィルターの両端部に接触するそれぞれの面の円周方向
に、一定間隔をあけて、同フィルターを保持する複数個
の支持突起をそれぞれ設け、かつ、フィルターの外径を
上記取付窓枠の内径よりも小さくして、同取付窓枠の内
周面とフィルター外周縁との間に環状流出孔を形成し、
前記カバー本体の支持突起間の空間と、環状流出孔と、
取付窓枠の支持突起間の空間とにより、フィルターと透
光体との間の空間と浴槽本体内とを連通させたことに特
徴を有する。
【0012】さらに、本考案は、浴槽本体の周壁に透光
用窓部を設けると共に、同浴槽本体中の浴湯に同透光用
窓部を透して光を照射可能とした透光用窓を具備する浴
槽において、上記透光用窓部の取付窓枠内に、浴槽本体
内側に面するように光色選択用のフィルターを付替自在
に、かつ、パッキンを介して水密状態に取付けたことに
も特徴を有する。
【0013】
【実施例】以下、添付図に基づいて、本考案の実施例を
説明する。
【0014】(第1実施例) 図1及び図2は本実施例に係る透光用窓を具備する浴槽
を設置した浴室を示す説明図、図3は同透光用窓の取付
状態を示す説明図、図4は同透光用窓の断面側面図であ
る。
【0015】本考案に係る透光用窓を具備する浴槽A
は、図1及び図2に示す浴室Bに設置している。図1、
図2中、1は浴室Bの出入口扉、2は洗い場、3は埋込
式収納ボックス、4は操作パネル、5,6 はスポットライ
ト、7は蛍光灯、8はシャワー装置、9は洗い場カラ
ン、10はテレビ、11はオーディオ装置、12は防曇鏡、13
はスピーカー、Wは側壁である。
【0016】浴槽Aは、浴槽本体20の縁部20a に浴槽用
水栓14を取付け、同縁部20a の洗い場2側の端縁と洗い
場2との間に浴槽エプロン21を起立状態に介設してい
る。
【0017】浴槽本体20は、短形箱型に形成すると共
に、上端縁より横外側方へ水平張出し状態に縁部20a を
形成している。
【0018】そして、浴槽本体20の背側側壁20b に背側
噴出ノズル22,22 を取付け、同背側側壁20b の上端部を
上方へ隆起させて形成した首載せ部20c にショルダー用
噴出ノズル23,23 を取付けると共に、浴槽底部20d にエ
ア噴出ノズル24を取付け、さらに、左右側壁20e,20f に
それぞれ手摺り部25,26 を取付けている。
【0019】また、洗い場2側に位置する右側壁20f
に、本考案の要旨となる透光用窓部27を設けており、側
壁W側に位置する左側壁20e には給水口28を開口してい
る。図1及び図2中、20g は浴槽本体20に形成した段
部、図3中、15は浴槽本体載置部、16は防振ゴムであ
る。
【0020】上記した給水口28に浴湯循環パイプ(図示
せず)の始端を接続し、背側噴出ノズル22とショルダー
用噴出ノズル23にそれぞれ浴湯循環パイプの後端を分岐
させて接続し、同浴湯循環パイプの中途部に図示しない
循環ポンプを設け、浴槽本体20内の浴槽水を給水口28→
浴湯循環パイプ→循環ポンプ→浴湯循環パイプ→各噴出
ノズル22,23 に気泡混じりの浴槽水を噴出可能としてい
る。
【0021】また、浴槽底部20d に設けたエア噴出ノズ
ル24にはコンプレッサー(図示せず)を接続して、同ノ
ズル24よりエアを噴出可能としている。
【0022】上記構成の浴槽Aにおいて、本考案の要旨
となるのは、浴槽本体20の周壁に設けた透光用窓部27の
窓枠30内に、浴槽本体20内側に面するように光色選択用
のフィルター37を付替自在に取付けると共に、同フィル
ター37の外方にガラス等の透光体33を取付け、フィルタ
ー37と透光体33間に空間Qを形成し、同空間Qを排水手
段によって浴槽本体20内と連通させ、浴槽本体20内の浴
湯を排水する際に、フィルター37と透光体33との間の溜
まり水が抜けるように構成したことにある。
【0023】即ち、図4に示すように、透光用窓部27
は、浴槽本体20の右側壁20f の上側略中央部に円形窓29
を開口し、同円形窓29中に筒状の取付窓枠30をパッキン
31を介して挿入して取付け、同取付窓枠30内に強化ガラ
ス製の窓ガラスからなる透光体33と光色選択用のフィル
ター37とをリングナット36とカバー本体38とにより固定
して取付けている。
【0024】上記筒状の取付窓枠30は、外周面の外側部
に鍔状挟圧片30a を形成すると共に、内側部にはナット
螺着用雄ねじ部30b を形成し、同雄ねじ部30b に螺着し
た締付けナット32と、上記鍔状挟圧片30a とにより右側
壁20f を挟圧して取付窓枠30を固定している。
【0025】また、同取付窓枠30の内周面の略中央部に
鍔状仕切片30c を形成すると共に、同仕切片30c を間に
挟むように、同取付窓枠30の内周面の内外側にそれぞれ
内外側雄ねじ部30d,30e を形成している。
【0026】上記取付窓枠30の内部に取付けた透光体33
は、上記鍔状仕切片30c の外側位置にパッキン34,35 を
介して配設しており、外側雄ねじ部30e にリングナット
36を螺着して、同リングナット36と前記鍔状仕切片30c
とにより同透光体33を挟圧して固定している。
【0027】また、光色選択用のフィルター37は、鍔状
仕切片30c の内側位置に配設しており、内側雄ねじ部30
d にカバー本体38に形成した筒状雄ねじ部38a を螺着し
て、同筒状雄ねじ部38a の端面38b と鍔状仕切片30c と
により同フィルター37を挟圧して固定しており、同フィ
ルター37と前記透光体33とを、空間Qを介して対向状態
に配設している。なお、39はスリップワッシャーであ
る。
【0028】本実施例では、上記したフィルター37に水
抜き穴51を設けて排水手段を構成している。
【0029】即ち、図4及び図5に示すように、フィル
ター37の周縁のやや内側位置において、円周方向に一定
の間隔をあけて4個の水抜き穴51を設けて浴槽水が排水
可能となるようにしている。
【0030】かかる水抜き穴51は、フィルター37の周縁
から中心方向へ、少なくとも上記したカバー本体38の筒
状雄ねじ部38a の端面38b の厚みで塞がらない距離だけ
放して形成しており、同水抜き穴51の直径としては、本
実施例では2mmに設定している。
【0031】上記構成にしたことにより、フィルター37
と透光体33との間に形成される空間内Q内に浴槽水が入
り込んだ場合、浴槽本体20の浴槽水を排水する際に、図
4の矢印fで示すように入り込んだ浴槽水も排水される
ことになり溜まり水となることがない。
【0032】従って、透光体33やフィルター37に水垢等
が付着することがないので、照明効果を損なうことがな
く、また、美観や清潔感を保つことができる。
【0033】また、排水手段としての構造が簡単であ
り、低コストである。
【0034】ところで、上記フィルター37は、アクリル
樹脂等の合成樹脂により成形しており、例えば、青色の
みの光を透過させる青色カラーフィルターや、緑色のみ
の光を透過させる緑色カラーフィルターや、黄色のみの
光を透過させる黄色カラーフィルターや、透明の光のみ
を透過させる透明フィルター等を必要に応じて付替えて
使用することができるようにしている。
【0035】かかるフィルター37の付替作業は、カバー
本体38を筒状の取付窓枠30から手作業で取り外せば容易
に行えるものである。
【0036】また、図3に示した浴槽エプロン21は、浴
槽本体20の前後幅と略同一幅に形成したエプロン本体の
中途部に照明装置取付用凹部21a を形成すると共に、同
凹部21a の透光用窓部27と対応する位置に照明装置取付
孔40を形成し、さらに、同凹部21a に照明装置閉塞用カ
バー21b を嵌合状態に取付けている。なお、同照明装置
閉塞用カバー21b は着脱自在としており、後述する照明
装置41の取付け及びメンテナンス等を容易に行えるよう
にしている。
【0037】ここで、照明装置41について簡単に説明す
る。
【0038】照明装置41は、上記照明装置取付用凹部21
a に形成した照明装置取付孔40に嵌合状態に取付けてお
り、ケース本体42内に配設したランプ43を具備してい
る。
【0039】ランプ43は図1に示した操作パネル4と接
続されたコントロールボックス(図示せず)にコードで
接続しており、操作パネル4の照明スイッチ4aの操作に
より点灯・消灯可能としている。
【0040】図3において、50は浴槽本体20と浴槽エプ
ロン21との間に形成される断熱空間(絶縁空間)であ
り、照明スイッチ4aをONすると、ランプ43が点灯し
て、同ランプ43からの光が照明装置41→断熱空間(絶縁
空間)50→透光用窓部27の透光体33→フィルター37→浴
槽本体20中の浴槽水の順に透過照射されて、浴槽水を光
により装飾することが可能となる。
【0041】しかも、このときに、上記したフィルター
37に水抜き穴51を設けて排水手段としているので、浴槽
本体20内の浴槽水を排水してもフィルター37と透光体33
との間に溜まり水が発生せず、水垢等が前記フィルター
37や透光体33に付着するのを防止して照明効果の低下を
防止でき、さらに、美観を損なうことがない。
【0042】(第2実施例) 図6に示すものは他の実施例を示すものであり、これ
は、透光用窓部27の排水手段の構成が先の実施例と異な
っている。
【0043】即ち、排水手段を、フィルター37を挟圧保
持するカバー本体38と取付窓枠30とにおけるフィルター
37の両端部に接触するそれぞれの面の円周方向に、一定
間隔をあけて、同フィルター37を保持する複数個の支持
突起53,54 をそれぞれ設け、かつ、フィルター37の外径
を上記取付窓枠30の内径よりも小さくして、同取付窓枠
30の内周面とフィルター37外周縁との間に環状流出孔52
を形成し、前記カバー本体38の支持突起53,53 間の空間
と、環状流出孔52と、取付窓枠30の支持突起54,54 間の
空間とにより、フィルター37と透光体33との間の空間Q
と浴槽本体20内とを連通させたことに特徴がある。
【0044】本実施例では、図7に示すように、本体カ
バー38及び取付窓枠30の、フィルター37の両端部に接触
するそれぞれの接触面に、各4個所づつ、それぞれ支持
突起53,54 を形成している。
【0045】また、フィルター37の外径を取付窓枠30の
内周内側の直径よりもやや小さくし、同取付窓枠30の内
周面とフィルター37外周縁との間に環状流出孔52を形成
している。そして、図6の矢印gで示すように、同環状
流出孔52と、前記カバー本体38の支持突起53,53 間の空
間と、取付窓枠30の支持突起54,54 間の空間とにより、
フィルター37と透光体33との間の空間Qと浴槽本体20内
とを連通させている。
【0046】なお、支持突起53,54 の数としては、特に
4個に限定するものではない。
【0047】この場合、上記した環状流出孔52により溜
まり水の排水が確実、かつ、迅速となり、浴槽本体20内
の浴槽水を排水してもフィルター37と透光体33との間に
溜まり水が発生せず、先の実施例同様に水垢等がフィル
ター37や透光体33に付着するのを防止して照明効果の低
下を防止でき、さらに、美観を損なわないという効果を
得る。
【0048】(第3実施例) 本考案に係る照明用窓部27は、同透光用窓部27の取付窓
枠30内に、浴槽本体20内側に面するように光色選択用の
フィルター37を付替自在に、かつ、パッキンを介して水
密状態に取付けたことにも特徴がある。
【0049】即ち、図8に示すように、取付窓枠30のナ
ット螺着用雄ねじ部30b を形成した内側筒部の端面30f
と、カバー本体38の内側面38c との間に平パッキン55を
介設すると共に、カバー本体38の筒状雄ねじ部38a の端
面38b とフィルター37との間に平パッキン56を介設し
て、フィルター37を水密状に取付けている。
【0050】このように、浴槽水のフィルター37の周縁
部と取付窓枠30との接触面のわずかな隙間からの浸入を
防ぐことにより、フィルター37と透光体33との間に水が
溜まることがなく、先の第1、第2実施例と同様に水垢
等がフィルター37や透光体33に付着するのを防止して照
明効果の低下を防止し、さらに、美観を損なわない効果
を得ることができる。
【0051】(第4実施例) 図9に示すものは、光色選択用のフィルター37を付替自
在に、かつ、水密状態に取付けた他の実施例を示すもの
であり、ここでは、フィルター37にUパッキン57を嵌合
して取付窓枠30内に取付けて水密性をより向上させると
共に、同Uパッキン57と取付窓枠30の鍔状仕切片30c と
の間に、スリップワッシャー58を介設して、Uパッキン
57が固着しないようにしている。
【0052】さらに、第3実施例と同様に、取付窓枠30
の内側筒部の端面30f とカバー本体38の内側面38c との
間に平パッキン55を介設している。
【0053】
【考案の効果】以上説明したように、透光用窓部の取
付窓枠内に、浴槽本体内側に面するように光色選択用の
フィルターを付替自在に取付けると共に、同フィルター
の外方にガラス等の透光体を取付け、フィルターと透光
体間に空間を形成し、同空間を排水手段によって浴槽本
体内と連通させ、浴槽本体内の浴湯を排水する際に、フ
ィルターと透光体との間の溜まり水が抜けるように構成
したことにより、浴槽本体内の浴槽水を排水してもフィ
ルターと透光体との間に溜まり水が発生せず、水垢等が
前記フィルター内面や透光体に付着するのを防止して照
明効果の低下を防止でき、さらに、美観及び清潔感を損
なうことがない。
【0054】また、フィルターに水抜き穴を設け、前
記フィルターと透光体との間の空間と浴槽本体内とを連
通させたことにより、低コストで上記効果を得ることが
できる。
【0055】フィルターを挟圧保持するカバー本体と
取付窓枠とにおけるフィルターの両端部に接触するそれ
ぞれの面の円周方向に、一定間隔をあけて、同フィルタ
ーを保持する複数個の支持突起をそれぞれ設け、かつ、
フィルターの外径を上記取付窓枠の内径よりも小さくし
て、同取付窓枠の内周面とフィルター外周縁との間に環
状流出孔を形成し、前記カバー本体の支持突起間の空間
と、環状流出孔と、取付窓枠の支持突起間の空間とによ
り、フィルターと透光体との間の空間と浴槽本体内とを
連通させたことにより、溜まり水ほ排水を確実、かつ、
迅速に行うことができる。
【0056】上記透光用窓部の取付窓枠内に、浴槽本
体内側に面するように光色選択用のフィルターを付替自
在に、かつ、パッキンを介して水密状態に取付けたこと
により、フィルターと透光体との間に水が浸入しないた
め、透光体とフィルターとの間に水が溜まることがな
く、水垢等が前記フィルター内面や透光体に付着するの
を防止して照明効果の低下を防止でき、さらに、美観及
び清潔感を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る透光用窓を具備する浴槽を設置し
た浴室を示す説明図である。
【図2】本考案に係る透光用窓を具備する浴槽を設置し
た浴室を示す説明図である。
【図3】同透光用窓の取付状態を示す説明図である。
【図4】同透光用窓の断面側面図である。
【図5】第1実施例におけるフィルターの平面図であ
る。
【図6】第2実施例における透光用窓の断面側面図であ
る。
【図7】同第2実施例におけるカバー本体と取付窓枠の
説明図である。
【図8】第3実施例における透光用窓の断面側面図であ
る。
【図9】第4実施例における透光用窓の断面側面図であ
る。
【図10】従来の透光用窓の断面側面図である。
【符号の説明】
20 浴槽本体 27 透光用窓部 30 取付窓枠 33 透光体 37 フィルター 38 カバー本体 51 水抜き穴 52 環状流出孔 53 支持突起 54 支持突起 Q 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 3/02

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体(20)の周壁に透光用窓部(27)を
    設けると共に、同浴槽本体(20)中の浴湯に同透光用窓部
    (27)を透して光を照射可能とした透光用窓を具備する浴
    槽において、 上記透光用窓部(27)の取付窓枠(30)内に、浴槽本体(20)
    内側に面するように光色選択用のフィルター(37)を付替
    自在に取付けると共に、同フィルター(37)の外方にガラ
    ス等の透光体(33)を取付け、フィルター(37)と透光体(3
    3)間に空間(Q)を形成し、同空間(Q) を排水手段によっ
    て浴槽本体(20)内と連通させ、浴槽本体(20)内の浴湯を
    排水する際に、フィルター(37)と透光体(33)との間の溜
    まり水が抜けるように構成したことを特徴とする透光用
    窓を具備する浴槽。
  2. 【請求項2】 上記排水手段は、フィルター(37)に水抜
    き穴(51)を設け、前記フィルター(37)と透光体(33)との
    間の空間(Q) と浴槽本体(20)内とを連通させたことを特
    徴とする請求項1記載の透光用窓を具備する浴槽。
  3. 【請求項3】 上記排水手段は、フィルター(37)を挟圧
    保持するカバー本体(38)と取付窓枠(30)とにおけるフィ
    ルター(37)の両端部に接触するそれぞれの面の円周方向
    に、一定間隔をあけて、同フィルター(37)を保持する複
    数個の支持突起(53),(54) をそれぞれ設け、かつ、フィ
    ルター(37)の外径を上記取付窓枠(30)の内径よりも小さ
    くして、同取付窓枠(30)の内周面とフィルター(37)外周
    縁との間に環状流出孔(52)を形成し、前記カバー本体(3
    8)の支持突起(53),(53) 間の空間と、環状流出孔(52)
    と、取付窓枠(30)の支持突起(54),(54) 間の空間とによ
    り、フィルター(37)と透光体(33)との間の空間(Q) と浴
    槽本体(20)内とを連通させたことを特徴とする請求項1
    記載の透光用窓を具備する浴槽。
  4. 【請求項4】 浴槽本体(20)の周壁に透光用窓部(27)を
    設けると共に、同浴槽本体(20)中の浴湯に同透光用窓部
    (27)を透して光を照射可能とした透光用窓を具備する浴
    槽において、 上記透光用窓部(27)の取付窓枠(30)内に、浴槽本体(20)
    内側に面するように光色選択用のフィルター(37)を付替
    自在に、かつ、パッキンを介して水密状態に取付けたこ
    とを特徴とする透光用窓を具備する浴槽。
JP1993056442U 1993-10-19 1993-10-19 透光用窓を具備する浴槽 Expired - Lifetime JP2590670Y2 (ja)

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