JP2590638Y2 - 植物茎誘引用の結束クリップ - Google Patents

植物茎誘引用の結束クリップ

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JP2590638Y2
JP2590638Y2 JP1993001445U JP144593U JP2590638Y2 JP 2590638 Y2 JP2590638 Y2 JP 2590638Y2 JP 1993001445 U JP1993001445 U JP 1993001445U JP 144593 U JP144593 U JP 144593U JP 2590638 Y2 JP2590638 Y2 JP 2590638Y2
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JP
Japan
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contact
synthetic resin
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clip
plant stem
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JP1993001445U
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Inventor
勝俊 服部
東  康雄
Original Assignee
コトコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、植物の茎を束ねて誘引
する際に適用するに好適な植物茎誘引用の結束クリップ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の結束クリップとしては、
針金、テープ、或いは洗濯ばさみが広く用いられてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これでは、針
金やテープの場合には、両手を使ってこれ等を結ぶ必要
があるため手間が掛かり、また洗濯ばさみの場合には、
スプリング等の金属部材に錆びが発生するなどの不都合
があった。
【0004】本考案は、上記事情に鑑み、植物の茎の誘
引作業を簡便に実施できると共に、錆びの発生などの不
都合がない植物茎誘引用の結束クリップを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本考案は、略C字
状に湾曲した合成樹脂製の本体(2)を有し、前記本体
の両端にそれぞれ、首部(3a)と頭部(3b)とから
なる合成樹脂製の当接係合部(3)を設け、前記本体の
略中央部に合成樹脂製の支柱把持リング(6)を設ける
と共に、該支柱把持リングの両側の本体部分にそれぞれ
合成樹脂製の操作杆(7)を外向きに突設した植物茎誘
引用の結束クリップ(1A)において、2種類の支柱径
に対応し得る2個の支柱係合穴(6a)を前記支柱把持
リングに形成し、前記各当接係合部を互いに逆向きに捻
られた形状に形成すると共に、前記各当接係合部が互い
に当接したときの当接面(TP)がこれら当接係合部が
係合する向きに傾斜するようにして構成される。
【0006】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本考
案は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「実用新案登録請求の範囲」及び「作用」の欄
についても同様である。
【0007】
【作用】上記した構成により、本考案は、本体(2)を
両側から押圧すると、2個の当接係合部(3)が互いに
当接し、横方向に変位した後、これら当接係合部が係合
した状態となるように作用する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は本考案による植物茎誘引用の結束ク
リップの一実施例を示す図であり、(a)は正面図、
(b)は右側面図、図2は図1に示す植物茎誘引用の結
束クリップの当接係合部付近の平面図である。
【0010】本考案による植物茎誘引用の結束クリップ
1Aは、図1に示すように、全体がポリプロピレンやポ
リエチレン等の合成樹脂から一体に成形されたものであ
り、略C字状に湾曲した本体2を有している。本体2の
両端にはそれぞれ、円弧状の首部3aと球状の頭部3b
とからなる当接係合部3が設けられており、これら当接
係合部3、3間には所定の開口幅W1の開口部5が形成
されている。
【0011】ところで、2個の当接係合部3、3は、図
1(b)及び図2に示すように、互いに逆向きに捻られ
た形状に形成されており、これら当接係合部3、3が互
いに近付いて当接したときの当接面TPは、図2に示す
ように、これら当接係合部3、3が係合する向きに傾斜
している。
【0012】また、本体2の中央部には、図1(a)に
示すように、支柱把持リング6が設けられており、支柱
把持リング6には2種類の支柱径に対応し得る2個の支
柱係合穴6aが形成されている。さらに、支柱把持リン
グ6の図1(a)左右両側の本体2部分にはそれぞれ、
操作杆7、7が外向きに突設されており、各操作杆7、
7の外側には、階段状の凹凸からなるすべり止め7a、
7aが形成されている。
【0013】本考案による植物茎誘引用の結束クリップ
1Aは以上のような構成を有するので、該結束クリップ
1Aを用いて植物の茎を支柱(鉄線、ロープ、紐など)
に沿って誘引する際には、次の手順で行なわれる。
【0014】まず、支柱把持リング6のどちらかの支柱
係合穴6aを支柱(図示せず)に嵌着係合させて結束ク
リップ1Aを支柱に固定した後、結束すべき植物の茎
(図示せず)を結束クリップ1Aの開口部5を通して本
体2内に入れる。この状態で、本体2を図1(a)左右
両側から押圧する。すると、2個の当接係合部3、3が
互いに近付いて当接する。更に、本体2の押圧を継続す
ると、これら当接係合部3、3が互いに押し合うことに
なるが、両者の当接面TPは、図2に示すように、所定
の向きに傾斜しているので、これら当接係合部3、3が
横方向(図2上下方向)の力を受けて矢印A方向に変位
した後、2個の当接係合部3、3が係合した状態とな
る。
【0015】このように、結束クリップ1Aによる誘引
作業は、本体2を押圧するという簡単な作業で完了し、
片手でワンタッチで実施することが出来るので、作業性
が大幅に向上することとなる。しかも、結束クリップ1
Aには、すべり止め7a、7aが形成された操作杆7、
7が設けられているので、植物の茎を本体2内に誘引す
る際に開口部5の開口幅W1を容易に広げることが出来
ることから、誘引作業時の作業性を一層改善することが
可能となる。
【0016】なお、上述の結束クリップ1Aにおいて
は、全てが合成樹脂製であるため、錆びが発生するよう
な不都合がないことは言及するまでもない。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
略C字状に湾曲した合成樹脂製の本体2を有し、前記本
体2の両端にそれぞれ、首部3aと頭部3bとからなる
合成樹脂製の当接係合部3を設け、前記本体2の略中央
部に合成樹脂製の支柱把持リング6を設けると共に、該
支柱把持リング6の両側の本体2部分にそれぞれ合成樹
脂製の操作杆7を外向きに突設した植物茎誘引用の結束
クリップ1Aにおいて、2種類の支柱径に対応し得る2
個の支柱係合穴6aを前記支柱把持リング6に形成し、
前記各当接係合部3を互いに逆向きに捻られた形状に形
成すると共に、前記各当接係合部3が互いに当接したと
きの当接面TPがこれら当接係合部3が係合する向きに
傾斜するようにして構成したので、植物の茎を支柱に沿
って誘引する際に、支柱把持リング6の支柱係合穴6a
に嵌着係合させて結束クリップ1Aを支柱に固定し、植
物の茎を本体2内に入れた後、本体2を両側から押圧す
るだけで、2個の当接係合部3が互いに当接し、横方向
に変位した後、これら当接係合部3が係合した状態とな
ることから、植物の茎の誘引作業を簡便に実施すること
が出来る。また、結束クリップ1Aはその全体が合成樹
脂製であるため、錆びが発生することはない。さらに、
支柱把持リング6には2種類の支柱径に対応し得る2個
の支柱係合穴6aが形成されているので、対応可能な支
柱の種類が多くなり、結束クリップ1Aの汎用性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による植物茎誘引用の結束クリップの一
実施例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側
面図である。
【図2】図1に示す植物茎誘引用の結束クリップの当接
係合部付近の平面図である。
【符号の説明】
1A……植物茎誘引用の結束クリップ 2……本体 3……当接係合部 3a……首部 3b……頭部 6……支柱把持リング 6a……支柱係合穴 7……操作杆 TP……当接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 63/00 - 63/12 H05K 7/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略C字状に湾曲した合成樹脂製の本体
    (2)を有し、 前記本体の両端にそれぞれ、首部(3a)と頭部(3
    b)とからなる合成樹脂製の当接係合部(3)を設け、 前記本体の略中央部に合成樹脂製の支柱把持リング
    (6)を設けると共に、 該支柱把持リングの両側の本体部分にそれぞれ合成樹脂
    製の操作杆(7)を外向きに突設した植物茎誘引用の結
    束クリップ(1A)において、 2種類の支柱径に対応し得る2個の支柱係合穴(6a)
    を前記支柱把持リングに形成し、 前記各当接係合部を互いに逆向きに捻られた形状に形成
    すると共に、 前記各当接係合部が互いに当接したときの当接面(T
    P)がこれら当接係合部が係合する向きに傾斜するよう
    にして構成した植物茎誘引用の結束クリップ。
JP1993001445U 1993-01-25 1993-01-25 植物茎誘引用の結束クリップ Expired - Lifetime JP2590638Y2 (ja)

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JPH0659251U JPH0659251U (ja) 1994-08-16
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JP4538446B2 (ja) * 2003-02-25 2010-09-08 ヤクテック アーペーエス バッグ
JP5683562B2 (ja) * 2012-12-07 2015-03-11 タキゲン製造株式会社 幼苗の自立支持具

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