JP2590463B2 - ナンバ−プレ−ト自動認識装置 - Google Patents

ナンバ−プレ−ト自動認識装置

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JP2590463B2
JP2590463B2 JP61266896A JP26689686A JP2590463B2 JP 2590463 B2 JP2590463 B2 JP 2590463B2 JP 61266896 A JP61266896 A JP 61266896A JP 26689686 A JP26689686 A JP 26689686A JP 2590463 B2 JP2590463 B2 JP 2590463B2
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JP
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ternary
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plate
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JP61266896A
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健児 北村
義晴 矢野
和裕 森崎
和夫 森本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は走行車両をテレビカメラで撮像し、そこで得
られた静止画像を処理して車両のナンバープレートを認
識する、ナンバープレート自動認識装置に関するもので
ある。
従来の技術 従来、階調のある多値データを処理する場合には、そ
のデータをあるレベルをもとに2値化して処理するのが
一般的である。ここで問題になるのはこの2値化のレベ
ルの決定法である。例えば画像の撮像条件の変化が小さ
く、安定した撮像状態が維持されるのであれば、ある固
定の2値レベルによって処理すればよい。しかしながら
本装置のように撮像状態がその日の気候条件、あるいは
一日の時間の変化によっても大きく変化するような場合
には、上記の方法では十分な結果が得られない。
このような条件下で2値化処理を実行していくのに、
従来大きく2つの方法が使われてきた。一つは多値デー
タを処理して最適な2値レベルを算出する方法、もう一
つは固定の2値レベル処理を何度もくり返すことによっ
て、データの変化に対応する方法である。
第5図は多値データを平均値処理して最適な2値レベ
ルを算出する方法を示している。これは撮像画面内の水
平方向1ラインについて示したものである。図中(A)
は明るい画像の場合、(B)は暗い画像の場合である。
このように画像の輝度が大きく変化する場合には、
(A)、(B)それぞれの2値レベルで2値化処理しな
ければならない。そこで各(A)、(B)データの平均
値をとった結果、算出された2値レベルがmA、mBであ
る。このレベルを使えば、このような輝度変化の大きな
画像に対しても有効な2値処理が実現できる。
一方、第6図は固定の2値レベル処理を何度もくり返
すことによって2値化処理する方法である。図中、L1〜
L9は2値レベルである。このように、任意の多値データ
に対してL1〜L9による2値化処理をくり返すのである。
(A)の場合はL1において、(B)の場合はL9において
そのデータにとって適当な2値化処理がなされるため、
このような輝度変化に対応することができる。
次にプレート検出処理動作について説明する。上記い
ずれかの方法により撮像画面全部を2値化処理する。こ
うして「0」または「1」のデータができる。これが2
値データである。次に画面を垂直にいくつかのブロック
に分割し、各ブロックについて2値データを水平にたし
込む。この処理を示したのが第7図である。もし、この
ブロック内にプレート部が存在すれば図に示すようにプ
レート特有のスペクトルが検出され、よってプレートが
検出されるのである。ただし、最初の2値化がうまくで
きていない場合は当然のことながらプレートの検出もで
きない。
このようにこのプレート検出方式を用いても、2値化
処理がうまくなされるとプレート検出することができ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のプレート検出方法にも以下
の問題があった。多値データを処理して例えば平均値を
算出し2値レベルを決定する場合、全画面のデータを処
理するのにはかなりの時間がかかり、高速を要求されて
いる本装置では大きな問題点となる。また、プレート以
外の部分に特に明るいものが存在すると、算出されたレ
ベルそのものの値が不完全となる。
一方、固定2値化処理を何度もくり返す場合にも、そ
のくり返し幅を小さくしなければ最適な2値化処理が実
現できない場合が多く、くり返し幅を小さくするとくり
返し回数を多くしなければならなくなり時間がかかる。
本発明はこのような問題を解決するものであり、高速
かつ正確にプレートを検出できる優れたナンバープレー
ト自動認識装置を抵抗することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために撮像多値データの
変化に着目し、その変化状況よりナンバープレートの特
徴を抽出、検出するようにしたものである。
作用 本発明は上記のような構成により次のような作用を有
する。すなわち、テレビカメラが走行車両を撮像すると
その多値データよりある振幅以上の変化をピークとして
検出する。この処理を全画面について行なう。これを画
面を垂直に分割した各ブロック内においてピーク数によ
って3値化処理する。この3値化コードの並びからプレ
ートを検出するため、多値データの値そのものが撮像状
態により変化してもプレート検出を高速に実現すること
ができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の構成を示すものである。
第1図において、1は走行車両をセンサで感知し、テレ
ビカメラで撮像する撮像装置、2はA/Dコンバータ、3
はディジタル画像データを格納する画像メモリである。
4がピーク検出及び3値化処理部、5が3値化データ格
納メモリ、6が3値化コード垂直方向のカウント処理部
である。また、7はカウント処理部6の結果よりプレー
ト及びプレート内の文字を検出するプレート検出部、8
はプレート検出部7の結果より文字を認識する文字認識
部である。9は認識文字部8が認識処理をする際にデー
タを正規化する文字正規化処理部である。
次に上記実施例の動作について説明する。車両が進入
するとセンサがシャッタ指令信号を発し、テレビカメラ
がその画像を静止画として取り込む(1)。取り込まれ
た画像はA/Dコンバータ2によってA/D変換され、1画素
8ビット256階調の多値データとして画像メモリ3に格
納される。こうして格納された多値データがピーク検出
処理部4に転送される。ピーク検出処理部4ではあらか
じ設定してあった振幅値IPLより順次送られてくるデー
タがピーク値であるかどうか水平1ラインごとに判定し
ていく。
このようすを示したのが第2図である。第2図におい
て初期のデータがAである。次にデータBがAよりIPL
以上高いレベルであるところからピーク値の資格を得
る。この後、ピーク値の資格のあるデータは順次更新さ
れ、結局データCがピークデータとなる。次にこのCに
対してピーク値となるところを捜す。データDが処理さ
れた時点でその資格を得るが最終的なピークデータとな
るのはデータEである。このような処理を1ラインごと
にくり返す。このような処理によって検出された、最終
的なピークデータの各ブロック内に存在する個数は、閾
値TL、THを用いて第4図に示す0、1、2の3つの値に
3値化処理される。ここで、ブロックとは画面を垂直に
分割することによって構成される。
このようすを示したのが第3図である。この図の場合
は水平512画素を16画素毎に32個に分割し、48画素毎に
1つのブロックとし、全部で30個のブロックを構成する
ことになる。TL、THはそれぞれあらかじめ設定される。
こうして3値化されたデータは3値化メモリ5に格納さ
れる。1画面についてこの処理が終了すると、次に垂直
カウント処理部6により各ブロック(第3図の、、
のこと。画面全体で30個存在する)毎に画面垂直方向
に3値化コードを検出し、各3値化コード及びそのコー
ドの連続する数カウント処理を行う。この結果はプレー
ト検出処理部7へと送られる。プレート検出処理部7で
はこの3値化コードの並びより、プレート部に相当する
部分を捜す。
次に第4図を用いてプレート部分に相当する部分の検
出方法について説明する。第4図は、30個のブロックに
対し、プレートの存在する任意のブロックのプレート部
の3値化コードの並びを示す。第4図から明らかなよう
に、プレートは上段文字(漢字、小数字)と下段文字
(平仮名、大数字)によって構成され、プレート部の3
値化コードの並びは、第4図に示すように、画面上から
垂直方向に“01010"となる。ここで最初の1は上段文字
部分、2番目の1は下段文字部分に相当し、その間の0
は上下段文字列の間の空白領域を示す。したがって、こ
の3値化コードの並びを検出することで、任意のブロッ
クからプレートの垂直方向の位置を決定する。こうして
プレートを垂直方向に検出したら、この情報によってプ
レート水平方向の検出、文字検出をする。この情報は文
字認識部8へと送られ、文字認識部8はデータを正規化
処理部9によって正規化しながらパターンマッチング処
理により各文字を認識していく。
このように上記実施例によれば、多値データの変化に
着目してデータを処理していくため、プレート面の明る
さの変化の影響を受けることなく、そのデータの変化の
特徴からプレートを検出することができる、という効果
を有する。また、プレート部以外に極端に明るいものが
撮像されたとしても影響を受けることはなく、またデー
タをシリアル転送させながら同時に処理して3値化でき
るため、高速処理ができるという効果も有する。また、
IPLの値を変化させると、データの振幅変調が小さいも
のについてもプレート検出ができる、という効果も有す
る。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、以下の効果
を有する。
(1) 多値データの変化よりピークを検出し、その数
よりプレートを検出しているので前記2値化処理のよう
に画面全体の明るさ、暗さの影響を受けない。
(2) ピークを検出する際の振幅を変化させることに
よりデータの振幅変調に対応したピーク検出ができる。
ただし固定2値化を何度もくり返したときのように、無
意味な処理をする必要がなく、処理時間の点でも有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるナンバープレート自
動認識装置の概略ブロック図、第2図は同実施例による
ピーク検出を示した図、第3図は撮像画面の垂直分割の
方法を示した図、第4図は3値化処理よりプレート検出
する原理を示した図、第5図は従来の撮像画面の水平1
ラインについて平均値による2値化処理を示した図、第
6図は同じく固定2値化処理をくり返す方法を示した
図、第7図は従来のプレート検出の原理図である。 1……撮像装置、2……A/Dコンバータ部、3……画像
メモリ部、4……ピーク検出3値化処理部、5……3値
化メモリ部、6……3値化コード垂直カウント処理部、
7……プレート検出処理部、8……文字認識処理部、9
……文字正規化処理部。
フロントページの続き (72)発明者 森本 和夫 横浜市港北区綱島東4丁目3番1号 松 下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−187085(JP,A) 特開 昭62−90800(JP,A) 特開 昭60−24699(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナンバープレートを含めて車両を撮像する
    撮像装置と、この撮像画面をデジタルの静止画像に変換
    するA/Dコンバータ部と、上記デジタルの静止画像を格
    納する画像メモリ部と、上記デジタルの静止画像に対し
    て、閾値によって画像水平方向にピーク点を検出し、上
    記静止画像を垂直に分割したブロック毎に、上記検出し
    たピーク点の個数を閾値によって3値化処理する3値化
    処理部と、上記3値化処理のデータを格納する3値化メ
    モリ部と、上記3値化処理のデータに対して、上記ブロ
    ック内で垂直方向の同一コード連続数を計測する3値化
    コード垂直カウント処理部と、この3値化コード垂直カ
    ウント処理部の計測結果より上記静止画像から上記ナン
    バープレートを検出するプレート検出処理部と、このプ
    レート検出処理部により検出された上記ナンバープレー
    トから文字を認識する文字認識部と、この文字認識で文
    字データのサイズを正規化する文字正規化処理部とを備
    えたナンバープレート自動認識装置。
JP61266896A 1986-11-10 1986-11-10 ナンバ−プレ−ト自動認識装置 Expired - Lifetime JP2590463B2 (ja)

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JPS63120399A JPS63120399A (ja) 1988-05-24
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