JP2590234Y2 - 花壇等に立設する中空状の柵体 - Google Patents

花壇等に立設する中空状の柵体

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JP2590234Y2
JP2590234Y2 JP1993061684U JP6168493U JP2590234Y2 JP 2590234 Y2 JP2590234 Y2 JP 2590234Y2 JP 1993061684 U JP1993061684 U JP 1993061684U JP 6168493 U JP6168493 U JP 6168493U JP 2590234 Y2 JP2590234 Y2 JP 2590234Y2
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hole
hollow
fence
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hollow fence
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Inventor
芳和 畠山
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マリンブルーブロー株式会社
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、土中に薬剤を滴下せし
めることが可能な花壇等に立設する中空状の柵体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来か
ら、下方に突設された土差し体を土中に突き刺すことで
花壇に立設状態に配設される柵体が市販されている。
【0003】この従来から市販されている柵体は、単に
柵体としての機能を有するのみで、それ以外の機能は何
ら発揮しない。
【0004】本考案は、これまでの柵体に薬剤を土中に
滴下する機能を付加せしめた花壇等に立設する中空状の
柵体を提供するものである
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0006】本体の下端に土差し体1を突設し且つ縦桟
2aと横桟2bとから成る柵体2を設け、この柵体2は
中空状に構成され、この中空状の柵体2の任意の箇所に
貫通孔3を穿設し、この貫通孔3に植物活剤,液体肥料,
防虫液等の適宜な薬剤を導入するアンプルタイプの薬剤
導入体4を着脱自在に付設し、前記中空状の柵体2の
差し体1の下縁に薬剤導出孔5を穿設し、前記柵体2に
穿設した貫通孔3と土差し体1に穿設した薬剤導出孔5
とが連通するように構成されていることを特徴とする花
壇等に立設する中空状の柵体に係るものである。
【0007】また、請求項1記載の花壇等に立設する中
空状の柵体において、本体の縦桟2aと土差し体1とは
土差し体1を縦桟2aの下端に被嵌する構成であり、土
差し体1の周部に外周面から内孔へ突出する縦凹溝1a
が設けられていることを特徴とする花壇等に立設する中
空状の柵体に係るものである。
【0008】
【作用】土差し体1を土中に突き刺し、中空状の柵体2
を立設状態に配設する。この状態で貫通孔3から薬剤を
導入すると、該薬剤は中空状の柵体2が中空故に該中空
状の柵体2を通過し、土差し体1の下縁の薬剤導出孔5
から土中に滴下される。
【0009】
【実施例】図1,2は本考案の第一実施例,図3は第二実
施例を図示したもので、以下に説明する。
【0010】第一実施例について説明する。
【0011】縦桟2aと横桟2bとから成る中空状の柵体
2を公知のブロー成型により成形する。ブロー成型故に
簡易に中空状の柵体2を成形し得ることになる。
【0012】図1,2は、適当位置の縦桟2aの下縁に開
口部を成形し、この開口部に別個にブロー成形した土差
し体1を嵌合する構造を採用している。土差し体1を縦
桟2aと別体にするのは梱包上の利便を考慮したもので
ある。尚、土差し体1と縦桟2aとは一体で成形しても
良いことは勿論である。
【0013】この土差し体1の下端には薬剤導出孔5が
穿設されている。
【0014】また、土差し体1が嵌合される縦桟2aの
上部には貫通孔3としての薬剤導入孔が穿設されてい
る。
【0015】薬剤導入孔には、市販されている植物活
剤,液体肥料,防虫剤等が詰入されたアンプルの先端が挿
入される。
【0016】第一実施例は上記構成を採用したから、土
差し体1を土中に突き刺し、薬剤導入孔に適宜なアンプ
ルを装着すると、薬剤は、中空状の柵体2を流下し、薬
剤導出孔5から土中に滴下されることになる。
【0017】尚、図1,2は、薬剤導出孔5を土差し体
1の下端に穿設した場合であるが、この薬剤導出孔5は
例えば、土差し体1を嵌合しない縦桟2aの下縁にも設
けても良い。
【0018】第二実施例について説明する。
【0019】縦桟2aと横桟2bとから成る中空状の柵体
2を前記同様公知のブロー成型により成形する。
【0020】図3は、適当位置の縦桟2aの下縁に開口
部を成形し、この開口部に別個にブロー成型した2ヶ所
の縦凹溝1aを周面に有する土差し体1を嵌合する構造
を採用している。
【0021】土差し体1の縦凹溝1aは、土との噛み合
いを良好にし、柔らかい土中でも中空状の柵体2を強固
に支え、雨風等の影響により中空状の柵体2が倒伏する
ことを防ぐ為のものである。尚、この縦凹溝1aは土差
し体1の内側へ突出する為該土差し体1を縦桟2aの下
端に被嵌した際のストッパーの役目も果たすことにな
る。
【0022】任意の縦桟2aの頂部はキャップ式の蓋体
2cが螺着されており、この基体2cを取り外すことで開
口する開口部3には、適宜な薬剤を導入する為の可撓ホ
ース6が被嵌可能なように構成されている。符号7はパ
ッキンである。
【0023】また、任意の縦桟2aの下縁には中空状の
突杆2dが垂下せしめられている。
【0024】第二実施例は上記構成を採用したから、任
意の突杆2dの下縁に例えば針により薬剤導出孔5を穿
設した後、土差し体1を土中に突き刺して中空状の柵体
2を立設し、基体2cを取り外し、該縦桟2aの開口部3
に可撓ホース6を連設し、例えば可撓ホース6を介して
適宜な機械的手段により薬剤を圧送すると、薬剤は中空
状の柵体2を流下し、薬剤導出孔5から土中に滴下され
ることになる。この場合には土差し体1の周面適所に孔
を穿設して横桟2bの内部空間と連通されるように構成
しておく。
【0025】尚、第一実施例は薬剤が土中深くに滴下さ
れる場合、第二実施例は薬剤が土表面近傍に滴下される
場合である。薬剤導出孔5が土中深くに刺し込まれる方
が薬剤の蒸発を妨げ且つ、植物の薬剤吸収を促進でき
る。
【考案の効果】本考案は上述のように中空状の柵体を採
用している為、貫通孔からの薬剤が中空状の柵体を流下
し、薬剤導出孔から土中へ滴下することになり、よっ
て、本考案によれば薬剤滴下機能を有する柵体を提供し
得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の分断斜視図である。
【図2】第一実施例の使用状態を示す断面図である。
【図3】第二実施例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 土差し体1a 縦凹溝 2 中空状の柵体2a 縦桟 2b 横桟 3 貫通孔 4 薬剤導入体 5 薬剤導出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01G 1/08 - 1/08

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の下端に土差し体1を突設し且つ縦
    桟2aと横桟2bとから成る柵体2を設け、この柵体2
    は中空状に構成され、この中空状の柵体2の任意の箇所
    に貫通孔3を穿設し、この貫通孔3に植物活剤,液体肥
    料,防虫液等の適宜な薬剤を導入するアンプルタイプの
    薬剤導入体4を着脱自在に付設し、前記中空状の柵体2
    土差し体1の下縁に薬剤導出孔5を穿設し、前記柵体
    2に穿設した貫通孔3と土差し体1に穿設した薬剤導出
    孔5とが連通するように構成されていることを特徴とす
    る花壇等に立設する中空状の柵体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の花壇等に立設する中空状
    の柵体において、本体の縦桟2aと土差し体1とは土差
    し体1を縦桟2aの下端に被嵌する構成であり、土差し
    体1の周部に外周面から内孔へ突出する縦凹溝1aが設
    けられていることを特徴とする花壇等に立設する中空状
    の柵体。
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JPH02955U (ja) * 1988-06-14 1990-01-08
GB8911970D0 (en) * 1989-05-24 1989-07-12 Dow Corning Method of treating fibrous materials

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JPH0730021U (ja) 1995-06-06

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