JP2590121Y2 - モータ - Google Patents

モータ

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JP2590121Y2
JP2590121Y2 JP1991084202U JP8420291U JP2590121Y2 JP 2590121 Y2 JP2590121 Y2 JP 2590121Y2 JP 1991084202 U JP1991084202 U JP 1991084202U JP 8420291 U JP8420291 U JP 8420291U JP 2590121 Y2 JP2590121 Y2 JP 2590121Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、放射状等間隔の複数
の磁極部を有する電機子鉄心を備え1極の磁極部に1相
のみのコイルの一部が巻回され2磁極以上で1相の通電
相が構成されてなる複数相の電機子と、界磁磁石とを備
えたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】 通常、3相9極の電機子と交互極性の
6極の界磁手段とを備えたモータにあっては、磁極間
(スロット間)の間隔は電気角で120度ずつとなるの
で、電機子の9極における巻線パターンとしては、1極
の磁極部に1相のみのコイルの一部を巻回する1極1コ
イルで各相が周方向に順に配列されるのが最も効率の良
いことはよく知られている。そして、従来においては、
3相9極の電機子と、その電機子に対して相対回転自在
に設けられた交互極性の6極の界磁手段とを備え、前記
電機子及び界磁手段のそれぞれにおいて、各極が実質上
均等に円形配列されたモータとして、平面概要図である
図4及びモータの展開概念図である図5に示されるよう
なものがある。
【0003】図4及び図5において、この従来のモータ
における、ステータコア100とそれに捲回された巻線
20とを含むステータ10(電機子)並びにロータマグ
ネット30は、何れも実質上回転対称状に構成されてい
る。そして、ステータコア100の120度間隔に位置
する一組のステータ歯(磁極部)、例えば、番号10
1、104、107で示すステータ歯に、同相の一組の
コイル、201、204、207が同極性に捲回されて
いる。図5は、各相における各コイルの配置及び捲回極
性を示しており、CWはステータ歯の外側から見て時計
回りを示す。また図5のMGにおけるN及びSは、それ
ぞれロータマグネット30の内周側の極性を示す。
【0004】 ステータコア100は、通常0.35m
m乃至0.5mm程度の厚みを有するコアプレート(例
えば電磁鋼板から形成することができる)を、所定枚数
分を積層し、これをリベットやパックカシメ等により一
体に形成されている。この場合、カシメ部をステータコ
ア100の全ての磁極部に設けることは機械的強度の点
では好ましいが、カシメ部がある場合は無い場合に比べ
磁気抵抗が大きくなるため、モータ特性が低下してしま
う。このため、図4におけるステータコア100のカシ
メ部40、41及び42は、カシメによるコア形状の歪
みを避ける為並びに機械的強度を周方向一様にする為
に、ステータ歯109、103及び106実質上12
0度間隔を置いて設けてある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】近年、装置の小型・軽
量化の要請に応えるため、モータもそれに応じた小型化
を図っている。特にモータの外径寸法の小径化は著し
く、20乃至30mm程度のコア径を有し、数mmのコ
ア積厚から形成されるステータは珍しくない。ところ
が、従来のモータでは、こうした小型化に伴ってステー
タコアの形状に対し、ステータコア上に設けられたカシ
メ部の占有寸法が相対的に大きくなっている状況にあ
る。
【0006】この従来のモータでは、カシメ部40、4
1及び42を有するステータ歯、即ち109、103及
び106が、カシメ部を有しないその他のステータ歯に
対して、巻線20で励磁される磁束のインダクタンスが
小さく、またロータマグネット30に対する磁気抵抗が
大きくなる。しかも、図4で明らかなように、カシメ部
を有するステータ歯は第3の相だけに集中しており、他
の第1及び第2の相には、カシメ部を有していない。従
って、発生するトルクの最大値にムラが生じ、トルクリ
ップルが大きくなり、その結果実効トルクが低下し、且
つ回転ムラ等の悪影響から免れえなかった。
【0007】 本考案は、従来技術に存した上記のよう
な問題点に鑑み行われたものであって、その課題とする
ところは、積層されたコアプレートの機械的強度を周方
向一様に確保した上で、各相のトルクの発生分布が平坦
になり、トルクリップルを低い水準に抑えながらトルク
の実効値を高めることができるモータを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本考案のモータにあっては、放射状等間隔の複数
の磁極部を有し、各々の磁極部に1相のみのコイルが捲
回され、これらの磁極部のうち2磁極以上で1相の通電
相が構成され、複数の通電相を有し、各相が周方向に順
に配列されてなる電機子と、この電機子に対して相対回
転自在に設けられた交互磁極の界磁手段とを備えたモー
タであって、前記電機子は積層したコアプレートがカシ
メられて一体的に形成されてなり、これらコアプレート
による前記磁極部のうち、ある通電相に対応する各磁極
部に、それぞれ1箇所ずつカシメられたカシメ部を有し
ており、その他の磁極部には、それぞれ前記コアプレー
トを貫通した貫通孔が設けられており、前記貫通孔は、
前記その他の磁極部における磁気抵抗が前記カシメ部を
有する磁極部における磁気抵抗に実質上等しくなるよう
前記カシメ部の平面形状の面積より小さく設定され、
相当たりのインダクタンス値が全通電相に対して実質上
均等になるように形成されてなるものとしている。
【0009】
【作用】コアプレートがカシメられて一体的に形成され
ると、そのカシメ部に構造上の不連続面を生ぜしめ、磁
気抵抗が増加する。この為、該当する磁極部に巻回され
るコイルのインダクタンス値が低下する。この磁極部を
含む相当たりのインダクタンスも従って低下する。本考
案に従うモータの構成によれば、電機子におけるカシメ
部を有しない磁極部には、1相当たりのインダクタンス
値が全通電相に対して実質上均等になるよう、貫通孔が
設けられている。
【0010】 この貫通孔は、前記カシメ部の磁気抵抗
値と実質上同等の磁気抵抗値を得るよう設定してある。
すなわち、この種コアプレートにおける磁気抵抗値は、
磁束通過断面の断面積に起因し、カシメ部を有する磁極
部ではコアプレートにおけるカシメ部周縁の段部で断面
積が小さくなって磁気抵抗値の上昇を招いているが、カ
シメ部をこれと同一の大きさの貫通孔に置き換えた場合
ほど磁極部の断面積は小さくなっておらず、磁気抵抗値
も大きくならない。従って、カシメ部を形成したある通
電相の磁極部以外の磁極部における貫通孔をカシメ部の
平面形状の面積より小さくすることによって全ての磁極
部における磁気抵抗を実質上等しくすることが可能にな
る。このため当該磁極部に巻回されるコイルのインダク
タンス値も、前記カシメ部を有する磁極部のインダクタ
ンス値と同等となる為、従って通電の相当たりのインダ
クタンス値が全通電相に対して実質上均等となる。これ
により、電機子と界磁磁石とにより発生するトルクは、
最大値が均等になりトルクリップルが低減し実質トルク
が向上すると共に、回転ムラも減少する。
【0011】
【実施例】本考案に従うモータの実施例を、図1乃至図
3を参照しつつ説明する。図1はモータの平面概要図で
ある。既に図4で用いた同じ部位には、同様の番号が付
してある。また、本実施例のモータの展開概念図は既に
用いた図5と同様であるのでそのまま用いる。100は
ステータコアである。ステータコア100は、スロット
数及びステータ歯の数が9であり、実質上9回回転対称
性を有する。ステータ歯は、101乃至109の9極を
有しており、実質上中心角40度毎に配置されている。
ここで、例えばステータ歯101のを第1の磁極部、ス
テータ歯102を第2の磁極部、ステータ歯103を第
3の磁極部と、順次、図1の時計方向に定義していき、
ステータ歯109を第9の磁極部としている。
【0012】実施例に示すステータコア100では、外
径27mm、厚み0.35mmのコアプレート(電磁鋼
板から形成されている)が10枚積層されてなり、パッ
クカシメにより一体に形成されている。図1における4
0乃至42は、このパックカシメによるカシメ部であ
り、各々のステータ歯に該当する磁極部の略中央部の部
位に、コアプレートの積層方向へプレス装置などでカシ
メられている。ステータコア100の小径化に従い、ス
テータ歯の根本部(コアバック部)の占有面積がますま
す狭くなるため、本実施例のように磁極部にカシメ部を
設ける。カシメ部40は第9の磁極部としてのステータ
歯109に、カシメ部41は第3の磁極部としてのステ
ータ歯103に、そしてカシメ部42は第6の磁極部と
してのステータ歯106に、それぞれ設けられている。
【0013】 ステータコア100には、上記のカシメ
部40乃至42の他に、貫通孔61、62、64、6
5、67及び68が設けてある。即ち、貫通孔61は第
1の磁極部としてのステータ歯101に、貫通孔62は
第2の磁極部としてのステータ歯102に、貫通孔64
は第4の磁極部としてのステータ歯104に、貫通孔6
5は第5の磁極部としてのステータ歯105に、貫通孔
67は第7の磁極部としてのステータ歯107に、貫通
孔68は第8の磁極部としてのステータ歯108に、そ
れぞれ設けられている。貫通孔61、62、64、6
5、67及び68は、図1より明らかなように、カシメ
部40乃至42の平面形状の面積より小さく設定され、
例えば直径0.8mmの円形状である。
【0014】 ステータコア100には、3相駆動され
る巻線20が施されている。図1及び図5に示すよう
に、実質上120度間隔に位置する一組のステータ歯
に、同相のコイルが同極性(CW:ステータ歯の外側か
ら見て時計回り)に捲回されている。即ち、巻線20の
第1相目は、コイル201としてステータ歯101に捲
回され、次にコイル204としてステータ歯104に、
更にコイル207としてステータ歯107にそれぞれ捲
回され、これらが直列に接続されて第1相目の通電相を
構成している。巻線20の第2相目も同様に、コイル2
02としてステータ歯102に、コイル205として
テータ歯105に、コイル208としてステータ歯10
8にそれぞれ捲回され、これらが直列に接続されて第2
相目の通電相を構成している。そして、巻線20の第3
相目は、コイル209としてステータ歯109に、コイ
ル203としてステータ歯103に、コイル206とし
ステータ歯106にそれぞれ捲回されて直列に接続さ
れ、第3相目の通電相を構成している。そして以上のス
テータコア100及び巻線20が電機子の一例としての
ステータ10(電機子)を構成している。即ち、このス
テータ10は、放射状等間隔の9つの磁極部としてのス
テータ歯101〜109を有し、各々のステータ歯10
1〜109に1相のみのコイル201〜209が捲回さ
れ、これらのステータ歯101〜109のうち3磁極で
1相の通電相が構成され、3相の通電相を有し、各相が
周方向に順に配列されている。さらに、ステータ10は
積層した10枚のコアプレートがカシメられて一体的に
形成されてなり、これらコアプレートによる前記ステー
タ歯101〜109のうち、ある通電相となる第3相目
の通電相に対応する各ステータ歯109,103,10
6に、それぞれ1箇所ずつカシメられたカシメ部40,
41,42を有しており、その他の磁極部である第1相
目及び第2相目の通電相に対応するステータ歯101,
104,107及びステータ歯102,105,108
には、それぞれコアプレートを貫通した貫通孔61,6
4,67及び貫通孔62,65,68が設けられている
ことになる。
【0015】30は界磁手段の一例としての円筒形状の
ロータマグネットである。ロータマグネット30は、そ
の内周面がステータ10の外周面に径方向に対向するよ
うに、ステータ10に対し回転自在に、且つ同軸状に設
けられている。ロータマグネット30の内周側は交互極
性の6極を構成しており、各極は中心角60度毎に実質
上均等に円形配列されている。図1及び図5のMGにお
けるN極及びS極は、それぞれロータマグネット30の
内周側の極性を示す。なお、図5は、ステータ10とロ
ータマグネット30とが図1に示される位置関係にある
場合に対応している。
【0016】前記貫通孔61、62、64、65、67
及び68は、図1で明らかなように、巻線20における
第1相目と第2相目とに係る各ステータ歯に設けられて
いる。この第1相目と第2相目のそれぞれのインダクタ
ンス値は、巻線の巻回バラツキを除いて実質上同一の値
を有している。また、このインダクタンス値は、カシメ
部40乃至42を有する第3相目のインダクタンス値に
実質上均等になるように設定されている。即ち、前記貫
通孔の形状を、第1相目であれば、貫通孔61、64そ
して67の磁気抵抗値の合成値と、カシメ部40乃至4
2により合成される磁気抵抗値とに見合うよう、設定し
てある。第2相目も第1相目と同様に、貫通孔62、6
5及び68の磁気抵抗値が、同じように設定してある。
従って、各相毎のインダクタンス値が実質上均等となる
ため、トルクリップルが低減できると共に、回転ムラも
減少することができる。
【0017】本実施例のモータでは、0.12mm径の
絶縁銅線を用い、1スロット当たり80ターンの巻線を
施したモータのインダクタンス波形は、図2に示される
ものとなった。波形はAが第1相−第2相間、Bが第2
相−第3相間、そしてCが第3相−第1相間を示してい
る。
【0018】一方、0.12mm径の絶縁銅線を用い、
1スロット当たり80ターンの巻線を施した従来のモー
タ(図4に示すもの)のインダクタンス波形は、図6に
示されるものとなった。この場合も波形はAが第1相−
第2相間、Bが第2相−第3相間、そしてCが第3相−
第1相間を示している。図6で明らかなように第3相目
(即ち磁極部にカシメ部を有する巻線の相)を含まない
波形Aのみが、他のB、Cに比べ突出した状態を示して
いる。従って、この従来のモータにおけにインダクタン
スは、巻線の相によるバラツキが大きいことがわかる。
【0019】次に、本実施例のモータにおけるトルク波
形は、前述の巻線を用いて図3に示されるものとなっ
た。この場合、最大及び最小トルクは、それぞれ160
g−cm及び110g−cmであった。一方、従来のモ
ータ(図4に示すもの)のトルク波形は、図7に示され
るものとなった。この場合の最大及び最小トルクは、そ
れぞれ170g−cm及び95g−cmであった。この
ように、本実施例のモータは、従来のモータの場合に比
べ、貫通孔を設けたことによる最大トルクの減少を僅か
ながらきたしているが、最小トルクの上昇による実質ト
ルクの向上を得ている。また、図2と図6とで明らかな
ごとく、回転ムラについても減少しているのがわかる。
【0020】なお、本考案のモータにおいてトルクの実
効値を高めるには、例えば巻線20の巻線数を増してト
ルク定数を向上させればよい。その場合においても、ト
ルクリップルは低い水準に抑えることができる。また、
カシメ部のカシメ方法は、パックカシメの例を説明した
が、それ自体周知のその他のカシメ手段でも構わないこ
とは言うまでもない。
【0021】この他、本実施例のモータでは、図1にお
けるステータの貫通孔を、カシメ部40乃至42が設け
られているステータ歯(磁極部)を除いた全てのステー
タ歯に設けられている。即ち、第1相であれば貫通孔6
1、64及び67の3箇所であり、また第2相であれば
貫通孔62、65及び68の3箇所である。しかし、各
通電される相としての合成インダクタンスがそれぞれ実
質上均等であれば、例えば各相毎にそれぞれ1箇所の貫
通孔を設けてもよい。
【0022】以上、本考案に従うモータの一実施例を説
明したが、これに限定されることなく、設計変更乃至種
々の修正等が可能である。例えば、電機子は磁極の数や
形状或いは通電の相数等、界磁手段は磁石の種類(フェ
ライト、稀土類系等或いは電磁コイル方式)や形状(セ
グメント、リング状等)及び磁極の数等である。またカ
シメ部の数やカシメ部の配置等、貫通孔の数や形状等自
由に選定可能である。
【0023】
【考案の効果】 本考案のモータでは、複数の磁極部に
それぞれ1相のみのコイルが捲回されると共に複数の通
電相が周方向に順に配列されてなる電機子において、あ
る通電相を形成する磁極部にカシメ部を形成すると共
に、他の通電相の磁極部にカシメ部の面積より小さい貫
通孔を形成し、1相当たりのインダクタンス値が全通電
相に対して実質上均等になるようにしたので、カシメ部
を周方向均等に配置して電機子自身の機械的強度を良好
に確保できる上、カシメ部によって生ずる各通電相の巻
線インダクタンス値のバラツキに対し、これに見合うイ
ンダクタンス値を生ぜしめる貫通孔を、カシメ部を有す
る磁極部以外の特定の磁極部に設けるため、発生するト
ルクは最大値が均等になり、トルクリップルが低減する
と共に、回転ムラの少ないモータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るモータの平面概要図で
ある。
【図2】本考案の一実施例に係るモータのインダクタン
ス波形図である。
【図3】本考案の一実施例に係るモータのトルク波形図
である。
【図4】従来のモータの平面概要図である。
【図5】従来のモータの展開概念図である。
【図6】従来のモータのインダクタンス波形図である。
【図7】従来のモータのトルク波形図である。
【符号の説明】
10 ステータ(電機子) 20 巻線 30 ロータマグネット 40〜42 カシメ部 61〜62 貫通孔 64〜65 貫通孔 67〜68 貫通孔 101〜109 ステータ歯 201〜209 コイル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状等間隔の複数の磁極部を有し、各
    々の磁極部に1相のみのコイルが捲回され、これらの磁
    極部のうち2磁極以上で1相の通電相が構成され、複数
    の通電相を有し、各相が周方向に順に配列されてなる電
    機子と、この電機子に対して相対回転自在に設けられた
    交互磁極の界磁手段とを備えたモータであって、 前記電機子は積層したコアプレートがカシメられて一体
    的に形成されてなり、これらコアプレートによる前記磁
    極部のうち、ある通電相に対応する各磁極部に、それぞ
    れ1箇所ずつカシメられたカシメ部を有しており、 その他の磁極部には、それぞれ前記コアプレートを貫通
    した貫通孔が設けられており、 前記貫通孔は、前記その他の磁極部における磁気抵抗が
    前記カシメ部を有する磁極部における磁気抵抗に実質上
    等しくなるよう前記カシメ部の平面形状の面積より小さ
    く設定され、1相当たりのインダクタンス値が全通電相
    に対して実質上均等になるように形成されている、こと
    を特徴とするモータ。
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