JP2590101Y2 - メータケースのコネクタ接続用開口部の封印構造 - Google Patents

メータケースのコネクタ接続用開口部の封印構造

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JP2590101Y2
JP2590101Y2 JP1991081629U JP8162991U JP2590101Y2 JP 2590101 Y2 JP2590101 Y2 JP 2590101Y2 JP 1991081629 U JP1991081629 U JP 1991081629U JP 8162991 U JP8162991 U JP 8162991U JP 2590101 Y2 JP2590101 Y2 JP 2590101Y2
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俊二 秋房
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、メータケースのコネク
タ接続用開口部の封印構造に関する。
【0002】
【従来の技術】メータケースの背面には、通常、ケース
内に収納されているメータ類に信号を供給するための開
口部が設けられており、該開口部のケース内側にはプリ
ント基板等に固定されたコネクタが配置されていて、該
コネクタにケース外側から開口部を介してコードまたは
フレキシブルプリント基板が接続されているコネクタを
接続するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】一般に、これらのコネ
クタの接続はメータケースの背面でおこなわれており、
一度接続するとこれが切り離されるという事態は考慮さ
れていないため、切り離しが不可能なようにはなってい
ない。ところが、ケース内のメータ類が車両の距離計等
の場合には、コネクタの接続が切り離されると、走行距
離が不正確になるばかりでなく、例えば走行距離によっ
て料金を設定する形式のレンタル車両の場合などでは、
切り離し操作によって不正行為が行われる可能性があ
る。
【0004】そこで、本考案は、メータケースのコネク
タ接続用開口部を封印するため、コネクタを接続した後
のメータケースに取り付けた封止カバーを、基本的には
メータケースから外せないようにし、仮に無理矢理メー
タケースから外した際に、その事実を容易に且つ確実
確認でき、さらには、一度メータケースから外した封
止カバーで再度メータケースのコネクタ接続用開口部が
封印されるのを確実に防止できるメータケースのコネク
タ接続用開口部の封印構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るメータケー
スのコネクタ接続用開口部の封印構造は、内部空間より
も小さい間口で形成されたメータケースのコネクタ接続
用の開口部に、封止カバーのカバー本体と共に形成され
た係合部材を挿入し、該係合部材を前記メータケースの
内部で前記開口部の周縁部分に係合させることで、前記
カバー本体により前記開口部を封止するメータケースの
コネクタ接続用開口部の封印構造において、前記係合部
材は、前記カバー本体が前記開口部を封止した状態で、
該カバー本体により前記メータケースの外部から遮蔽さ
れ、且つ、該メータケースの内部で前記開口部の周縁部
分に先端が係合する可撓性の係止片を有しており、前記
カバー本体が前記開口部を封止した状態で前記封止カバ
ーを前記メータケースから離間させることで、前記係止
片の先端が前記カバー本体に沿って前記開口部の周縁部
分から該開口部の外側に離れる向きに前記係止片が撓む
と共に、前記封止カ バーは付勢部材をさらに備え、該付
勢部材は、前記カバー本体が前記開口部を封止した状態
で、前記メータケースの外部で前記開口部の周縁部分に
弾接し、前記封止カバーを前記メータケースから離間す
る方向に付勢することを特徴としている。
【0006】
【作用】本考案によれば、メータケースのコネクタ接続
用開口部に封止カバーの係合部材を挿入し、カバー本体
により開口部を封止すると、メータケースの内部におい
て開口部の周縁部分に先端が係合した係合部材の係止片
が、カバー本体によりメータケースの外部から遮蔽さ
れ、しかも、封止カバーをメータケースから離間させる
と、係止片の先端がカバー本体から該カバー本体の外側
に離れる向きに係止片が撓んで、開口部の周縁部分に対
する係止片の係合の度合いがより一層増すこととなる。
従って、封止カバーのメータケースに対する取り付けに
用いられる係止片を流用して、他の部材を用いることな
く、封止カバーを基本的に取り外せない状態でメータケ
ースに取り付けて、コネクタ接続用の開口部を確実に封
印することができるようになる。 また、本考案によれ
ば、メータケースの開口部がカバー本体により封止され
て、メータケースの外部から遮蔽された係合部材の係止
片がメータケースの内部で開口部の周縁部分に係止され
ると、封止カバーをメータケースから離間させても、開
口部の周縁部分に対する係止片の係合の度合いがより一
層増すばかりであり、係止片をカバー本体から折り取ら
ない限り封止カバーをメータケースから外すことができ
なくなる。 従って、封止カバーをメータケースから無理
矢理外した際に係止片が折り取られて欠損する構成と
し、その封止カバーをメータケースの開口部に係合させ
る手段をなくして、封止カバーをメータケースから外し
た事実を容易に確認でき、しかも、一度メータケースか
ら外した封止カバーで再度メータケースが封印されるの
を確実に防止することができるようになる。
【0007】さらに、本考案によれば、カバー本体が開
口部を封止した状態で、封止カバーの付勢部材が、メー
タケースの外部で開口部の周縁部分に弾接し、封止カバ
ーをメータケースから離間する方向に付勢することか
ら、カバー本体が開口部を封止した状態で、メータケー
スの内部で開口部の周縁部分に係合した係合部材の係止
片が、付勢部材の付勢力により、係止片の先端がカバー
本体からカバー本体の外側に離れる向きに付勢され、こ
れにより、封止カバーをメータケースから外すために、
メータケースから離間させる方向への力を封止カバーに
加えた際に、係止片の先端がカバー本体から該カバー本
体の外側に離れる向きへの係止片の撓みが確実に起こる
ようになる。従って、封止カバーをメータケースから外
した際の係止片の欠損を確実に発生させることができる
ようになる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の実施例について
説明する。
【0009】本考案実施例のメータケースのコネクタ接
続用開口部の封印構造に用いる封止カバー1はプラスチ
ック材からなり、正面視、図1に示すように、長方形状
の封止部2(カバー本体に相当)を有し、該封止部2の
上下の端面部分にはそれぞれ横方向にアーム3(付勢部
材に相当)が延設されており、また該封止部2の左右側
端部近傍には一部が背面まで達する長方形の孔4が設け
られている。
【0010】図2には、図1に示す封止カバー1のA−
A線で切った端面が示されており、該封止カバー1の封
止方向面である背面に左右一箇所ずつ先端5aが外側と
なる鉤状突起(以下、突起と略記する)5(係合部材に
相当)が設けられている。前記各突起5は、封止部2の
長手方向両側寄りの背面箇所から互いに平行に突設され
た支持片5bと、この支持片5bの先部から折曲されて
先端5aが支持片5bよりも封止部2の長手方向外側に
3に位置する係止片5cとを有し、係止片5cで封止部
2の長手方向外側の面は、封止カバー1の背面から正面
に向かうにつれて封止部2の長手方向外方に向かうテー
パ面5dに形成され、これにより、封止カバー1の正面
方向に向かって広がる断面略V字状、すなわち封止する
ために突起5を押し込む方向に頂点が向く形状になって
いる。そして、前記両突起5の係止片5cの先端5aど
うしの間隔は、該封止カバー1で封止する後述のメータ
ケース10(図4参照)の長方形状のコネクタ接続用開
口部(以下、開口部と略記する)11(図4参照)の長
辺の寸法よりも若干大きくとってある。なお、図2にお
いて、6は支持片5bの補強用のリブであり、7は封止
部2の長手方向両側の背面部分に階段状に形成した滑り
止め部で、メータケース10への取り付け時に封止部2
を掴み易くするために設けられたものである。また、図
2において、5eは支持片5bと係止片5cとの境界部
分寄りのテーパ面5d部分に形成された凹部を示し、こ
の凹部5eにより、支持片5bと係止片5cとの境界部
分が、支持片5b自体や係止片5c自体よりも薄肉に形
成されている。
【0011】図3には、封止カバー1の背面が示されて
いる。突起5を挟むように設けられている突起8は、該
封止カバー1をメータケース10の開口部11に取り付
けて開口部11を封止部2により封止したときに、この
突起8が開口部11に設けられたストッパに当接して封
止部2に沿い且つ封止部2の長手方向と直交する上下方
向への封止カバー1の移動を規制するためのものであ
る。また、上述したアーム3の先端部で、封止部2によ
りメータケース10の開口部11を封止した状態でメー
タケース10に臨む部分には凸状部3aが設けられてお
り、図7にはその側面が示されている。
【0012】一方、メータケース10は図4に示すよう
に、コネクタ接続用の開口部11を有しており、該開口
部11のメータケース10内側にはプリント基板12に
固定されたコネクタ13が配置されている。また図4で
は該コネクタ13にメータケース10外側から該開口部
11を介して図4中に示さぬフレキシブルプリント基板
15(図8参照)の接続されたコネクタ14が接続され
ている。そして、図に示すように、開口部11を封止部
2により封止するために封止カバー1の両突起5を開口
部11に挿入すると、突起5の係止片5cのテーパ面5
dが開口部11の短片の内周縁端部11aに摺接して先
端5aが内側に撓み、そのまま挿入して行って、図5に
示すように、先端5aが開口部11の端面11aを通り
こすと該先端5aが係止片5cの弾発力により元に戻っ
て開口部11の内周縁端部11aよりも内側のメータケ
ース10部分(開口部の周縁部分に相当)に係止した状
態になる。
【0013】この状態を詳示すると、図6に示すよう
に、先ず突起5を開口部11に挿入している間は、係止
片5cのテーパ面5dが開口部11の内周縁端部11a
に摺接して係止片5cが図中仮想線で示すように、封止
部2の長手方向内側に撓んで、係止片5cの先端5aが
符号aで示すように、開口部11の内周縁端部11aよ
りもさらに長手方向内側に位置して内周縁端部11aを
かわす状態となる。この状態から、更に突起5を開口部
11に挿入すると、開口部11が封止部2により封止さ
れると共に、係止片5cの先端5aが開口部11の内周
縁端部11aを通りこして、係止片5cのテーパ面5d
が開口部11の内周縁端部11aに摺接しなくなり、係
止片5cが弾発力により図中破線で示すように、元の状
態に復帰して、係止片5cの先端5aが符号bで示すよ
うに、開口部11の内周縁端部11aよりも内側のメー
タケース10部分に係止されて、封止カバー1がメータ
ケース10に取り付けられる。このとき、図7に示すよ
うに、封止カバー1に設けられているアーム3の凸状部
3aは、開口部11の内周縁端部11aよりも外側のメ
ータケース10部分に弾接している。そして、この状態
で突起5の開口部11への挿入を止めると、アーム3の
凸状部3aが弾発力により元の状態に復帰して、封止部
2をメータケース10から外側に離れるように付勢し、
これにより、係止片5cが図中実線で示すように、開口
部11の内周縁端部11aよりも内側のメータケース1
0部分に近づき、係止片5cの先端5aが符号cで示す
ように、開口部11の内周縁端部11aよりも内側のメ
ータケース10部分に弾接する。すると、係止片5cの
先端5aが開口部11の内周縁端部11aよりも内側の
メータケース10部分に弾接するのと、アーム3の凸状
部3aが開口部11の内周縁端部11aよりも外側のメ
ータケース10部分に弾接するのとの両方で、突起5の
開口部11への挿脱方向における封止カバー1の移動が
規制され、これにより、この方向における封止カバー1
のガタ付きが防止される。しかも、アーム3の凸状部3
aが開口部11の内周縁端部11aよりも外側のメータ
ケース10部分に弾接し、アーム3のの弾発力によっ
て、封止カバー1をメータケース10から取る方向、即
ち、突起5を開口部11から抜脱する方向に封止カバー
1が付勢されると、係止片5cが封止部2の長手方向外
側に撓もうとするように付勢される。従って、一旦この
ように封止がおこなわれた後、該封止カバー1を無理に
取ろうとすると、アーム3の弾発力により付勢された係
止片5cが、その付勢方向である封止部2の長手方向外
側に撓み、やがて係止片5cが、突起5を開口部11に
挿入する際に係止片5cが封止部2の長手方向内側に撓
むよりも大きく封止部2の長手方向外側に撓んで、支持
片5bと係止片5cとの境界部分に形成された突起5の
前記凹部5e箇所、或は、封止部2の背面との境界部分
である支持片5bの基部に無理な力がかかって折れ、係
止片5cの先端5aが破壊されて欠損してしまう。即
ち、係止片5cの先端5aを破壊しないで封止カバー1
メータケース10の外部から抜き取ることは不可能と
なる。よって、メータケース10の開口部11が封止部
2により封止されると共に、係止片5cの先端5aがメ
ータケース10の内部において、開口部11の内周縁端
部11aよりも内側のメータケース10部分に係止され
ることにより、係止片5cの先端5aを破壊することな
く封止カバー1をメータケース10の外部から抜き取る
ことができないという、メータケース10の開口部11
の封印状態を、封印用の特別な部材を他に用いずに、封
止カバー1の係止片5cを流用して実現ることができ
る。 これと共に、封止カバー1をメータケース10の開
口部11から無理に抜き取って開口部11の封印状態を
敢えて解くと、封止カバー1のメータケース10に対す
る取り付けに必要な係止片5cの先端5aが破壊されて
欠損するため、この 封止カバー1を用いてメータケース
10の開口部11を再び封止することができなくなり、
よって、係止片5cの先端5aの欠損により、封止カバ
ー1を無理に抜き取って開口部11の封印状態を解いた
という証拠を残し、且つ、開口部11から無理に抜き取
った封止カバー1を用いた開口部11の再封止を確実に
防止することができる。なお、図8は図5のB−B線に
よる端面図であり、符号15はフレキシブルプリント基
板であって、その他、図1乃至図7において既に説明し
た部分、箇所については、同じ符号を付してその説明を
省略する。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るメー
タケースのコネクタ接続用開口部の封印構造によれば、
内部空間よりも小さい間口で形成されたメータケースの
コネクタ接続用の開口部に、封止カバーのカバー本体と
共に形成された係合部材を挿入し、該係合部材を前記メ
ータケースの内部で前記開口部の周縁部分に係合させる
ことで、前記カバー本体により前記開口部を封止するメ
ータケースのコネクタ接続用開口部の封印構造におい
て、前記係合部材は、前記カバー本体が前記開口部を封
止した状態で、該カバー本体により前記メータケースの
外部から遮蔽され、且つ、該メータケースの内部で前記
開口部の周縁部分に先端が係合する可撓性の係止片を有
しており、前記カバー本体が前記開口部を封止した状態
で前記封止カバーを前記メータケースから離間させるこ
とで、前記係止片の先端が前記カバー本体に沿って前記
開口部の周縁部分から該開口部の外側に離れる向きに前
記係止片が撓むと共に、前記封止カバーは付勢部材をさ
らに備え、該付勢部材は、前記カバー本体が前記開口部
を封止した状態で、前記メータケースの外部で前記開口
部の周縁部分に弾接し、前記封止カバーを前記メータケ
ースから離間する方向に付勢する構成とした。このた
め、メータケースのコネクタ接続用開口部に封止カバー
の係合部材を挿入し、カバー本体により開口部を封止
ると、メータケースの内部において開口部の周縁部分に
先端が係合した係合部材の係止片が、カバー本体により
メータケースの外部から遮蔽され、しかも、封止カバー
をメータケースから離間させると 、係止片の先端がカバ
ー本体から該カバー本体の外側に離れる向きに係止片が
撓んで、開口部の周縁部分に対する係止片の係合の度合
いがより一層増すこととなる。 従って、封止カバーのメ
ータケースに対する取り付けに用いられる係止片を流用
して、他の部材を用いることなく、封止カバーを基本的
に取り外せない状態でメータケースに取り付けて、コネ
クタ接続用の開口部を確実に封印することができるよう
になる。また、本考案に係るメータケースのコネクタ接
続用開口部の封印構造によれば、メータケースの開口部
がカバー本体により封止されて、メータケースの外部か
ら遮蔽された係合部材の係止片がメータケースの内部で
開口部の周縁部分に係止されると、封止カバーをメータ
ケースから離間させても、開口部の周縁部分に対する係
止片の係合の度合いがより一層増すばかりであり、係止
片をカバー本体から折り取らない限り封止カバーをメー
タケースから外すことができなくなる。 従って、封止カ
バーをメータケースから無理矢理外した際に係止片が確
実に折り取られて欠損する構成とし、その封止カバーを
メータケースの開口部に係合させる手段をなくして、
止カバーをメータケースから外した事実を容易に確認で
き、しかも、一度メータケースから外した封止カバーで
再度メータケースが封印されるのを確実に防止すること
ができるようになる。さらに、本考案に係るメータケー
スのコネクタ接続用開口部の封印構造によれば、カバー
本体が開口部を封止した状態で、封止カバーの付勢部材
が、メータケースの外部で開口部の周縁部分に弾接し、
封止カバーをメータケースから離間する方向に付勢する
ことから、カバー本体が開口部を封止した状態で、メー
タケースの内部で開口部の周縁部分に係合した係合部材
の係止片が、付勢部材の付勢力により、係止片の先端が
カバー本体からカバー本体の外側に離れる向きに付勢さ
れ、これにより、封止カバーをメータケースから外すた
めに、メータケースから離間させる方向への力を封止カ
バーに加えた際に、係止片の先端がカバー本体から該カ
バー本体の外側に離れる向きへの係止片の撓みが確実に
起こるようになる。 従って、封止カバーをメータケース
から外した際の係止片の欠損を確実に発生させることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例に用いた封止カバーの正面図であ
る。
【図2】図1に示す封止カバーのA−A線による端面図
である。
【図3】封止カバーの背面図である。
【図4】メータケースのコネクタ接続用開口部を封止カ
バーで封止する途中を示す図である。
【図5】封止が完了したところを示す図である。
【図6】封止カバーの鉤状突起とメータケースの開口部
の端部との係合状態を詳示した図である。
【図7】封止カバーのアームが開口部の端部に当接した
状態を示す図である。
【図8】図5のB−B線における端面図である。
【符号の説明】
1 封止カバー 2 封止部(カバー本体) 3 アーム(付勢部材) 5 鉤状突起(係合部材) 5a 係止片先端 5c 係止片 10 メータケース 11 開口部 11a 開口部内周縁端部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−18978(JP,A) 実開 平2−5603(JP,U) 実開 昭64−40872(JP,U) 実開 昭55−62922(JP,U) 実開 昭57−63219(JP,U) 実開 昭61−156652(JP,U) 実開 昭63−70470(JP,U) 実開 昭56−98759(JP,U) 実開 昭55−126013(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16B 21/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部空間よりも小さい間口で形成された
    メータケースのコネクタ接続用の開口部に、封止カバー
    のカバー本体と共に形成された係合部材を挿入し、該係
    合部材を前記メータケースの内部で前記開口部の周縁部
    分に係合させることで、前記カバー本体により前記開口
    部を封止するメータケースのコネクタ接続用開口部の
    構造において、 前記係合部材は、前記カバー本体が前記開口部を封止し
    た状態で、該カバー本体により前記メータケースの外部
    から遮蔽され、且つ、該メータケースの内部で前記開口
    部の周縁部分に先端が係合する可撓性の係止片を有して
    おり、 前記カバー本体が前記開口部を封止した状態で前記封止
    カバーを前記メータケースから離間させることで、前記
    係止片の先端が前記カバー本体に沿って前記開口部の周
    縁部分から該開口部の外側に離れる向きに前記係止片が
    撓むと共に前記封止カバーは付勢部材をさらに備え、該付勢部材
    は、前記カバー本体が前記開口部を封止した状態で、前
    記メータケースの外部で前記開口部の周縁部分に弾接
    し、前記封止カバーを前記メータケースから離間する方
    向に付勢する、 ことを特徴とするメータケースのコネクタ接続用開口部
    封印構造。
JP1991081629U 1991-10-08 1991-10-08 メータケースのコネクタ接続用開口部の封印構造 Expired - Lifetime JP2590101Y2 (ja)

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