JP2589852Y2 - 化粧鏡 - Google Patents

化粧鏡

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JP2589852Y2
JP2589852Y2 JP1992033886U JP3388692U JP2589852Y2 JP 2589852 Y2 JP2589852 Y2 JP 2589852Y2 JP 1992033886 U JP1992033886 U JP 1992033886U JP 3388692 U JP3388692 U JP 3388692U JP 2589852 Y2 JP2589852 Y2 JP 2589852Y2
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JP
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mirror
makeup
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mirror main
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JP1992033886U
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JPH0586262U (ja
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勝郎 本多
真 大牟礼
珠子 八田
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、化粧室、あるいは浴室
等の壁面に設置される化粧鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化粧室や浴室等の壁面に設置される従来
の化粧鏡の典型的な例としては、図4に示すようにガラ
ス製の鏡aからなり、この鏡aは、その上側に位置する
照明器具b及びその下側に位置させる化粧棚cと共に、
各々適当な高さで前記化粧室や浴室等の壁面dに取り付
けられる。また、他の従来例としては、照明器具及び化
粧棚、引き出し等が一体的に設けられてユニット化され
たキャビネット型の化粧鏡も知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
ような従来の化粧鏡では、ガラス製の鏡aと、照明器具
bと、化粧棚cを、それぞれ適当な高さで位置決めする
と共に各専用の固定手段を用いて壁面dに取り付ける必
要があるので、取付作業が煩雑であり、また、照明器具
及び化粧棚、引き出し等がユニット化されたキャビネッ
ト型の化粧鏡は、ガラス製の鏡aは破損しやすく、しか
も化粧棚cは不特定多数の人が使用するので、構造上、
公衆用の化粧室への使用が不向きであるといった問題が
ある。
【0004】また、洗顔等において温水を使用した場合
は、ガラス製の鏡aは表面に湯気が当たると結露によっ
て曇り、この付着した微細水滴を何度拭き取っても短時
間で再び曇ってしまうので、鏡本来の機能が得られず、
鮮明な鏡像が見えにくいといった問題がある。とくに、
浴室に使用される化粧鏡の場合はこのような不具合が顕
著であった。
【0005】本考案は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その目的とするところは、構造を簡素にし
て壁面への取り付けを容易にすることにあり、また、温
水使用時の湯気による鏡面の曇りを防止することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本考案によって有効に解決することができる。すなわ
ち、本考案に係る化粧鏡は、鏡本体と、この鏡本体の上
端部に設けられた照明器具収容部と、前記鏡本体の下端
部に設けられた化粧棚とを有し、これら鏡本体、照明器
具収容部及び化粧棚が、ステンレス鋼板で一体に形成さ
れてなるものである。また、この構成において、前記鏡
本体の裏面に、適当な配線パターンで配線された電熱線
を備えたものである。
【0007】
【作用】上記構成によると、鏡本体と、照明器具収容部
と、化粧棚が単一のステンレス鋼板で一体的に成形され
ているので、形状がきわめて簡素であり、しかもステン
レス鋼板自体に鏡本体を形成したので、ガラス製の鏡に
比較して堅牢であり、ガラス製鏡を固定したユニット型
化粧鏡と比較して軽量化することができる。また、ステ
ンレス鋼板からなる鏡本体は良好な熱伝導性を有するの
で、裏面に配線された電熱線を通電して発熱させること
によってこの鏡本体の表面を急速に暖め、結露による曇
りを除去あるいは未然に防止することができる。
【0008】
【実施例】図1及び図2は、本考案の典型的な一実施例
を示すもので、すなわちこの化粧鏡10は、鏡本体11
と、この鏡本体11の上部に設けられた照明器具収容部
12と、前記鏡本体11の下部に設けられた化粧棚13
が、ステンレス鋼板で互いに一体に形成されており、前
記鏡本体11の裏面に電熱線14が配線された構造を有
する。照明器具収容部12の内側には、二個の照明ライ
ト15をそれぞれ接続するためのソケット16が固定さ
れており、また、化粧棚13は鏡本体11の下端部にお
いて前記ステンレス鋼板の一部が正面側へ水平に屈曲さ
れたもので、化粧用小物等が置ける適当な面積を有す
る。
【0009】鏡本体11は、表面がきわめて円滑に仕上
げられた鏡面部11aにおいて使用者の顔面を映すもの
であり、その上端部には、照明器具収容部12の照明ラ
イト15からの光線の反射を緩和するため、また下端部
には、化粧棚13上に置いた化粧用あるいは洗面用小物
等の余計な鏡像を映さないようにするため、それぞれ多
数の微細な溝が形成されたヘアライン仕上部11b,1
1cを有する。また、鏡本体11の裏面には、所要数の
係止具17が定着されている。
【0010】電熱線14は、鏡本体11における鏡面部
11aの裏側のほぼ全域にわたって水平方向へ蛇行した
形状に配線されており、典型的には、鏡本体11の裏面
を絶縁体薄膜で被覆してこの絶縁体薄膜に金属薄板から
なる抵抗発熱部を前記蛇行した配線パターン状に作り込
まれる。また、18,19は鏡本体11の一部に設けら
れたスイッチで、電熱線14は一方のスイッチ18を介
して、照明ライト15は他方のスイッチ19を介して、
それぞれ図示しない差し込みプラグに接続されている。
【0011】上述の実施例の化粧鏡10は、図2に示す
ように、化粧室や浴室等の壁面20に予め係止具21を
定着し、この係止具21に鏡本体11の裏面の係止具1
7を掛止することによって前記壁面20に取り付けられ
るもので、ステンレス鋼板に鏡本体11、照明器具収容
部12及び化粧棚13が一体成形されていることから軽
量であり、取り付け作業を容易に行うことができる。ま
た、外観状もきわめて簡素かつ小型であり、ガラス製の
鏡と異なり、全体として堅牢であるため、公衆用の化粧
室等の備品としても適している。
【0012】また、洗顔等において温水を使用した場合
や、あるいは浴室に設置された場合は、温水からの湯気
が当たって結露することによって鏡本体11の鏡面部1
1aが曇るが、スイッチ18を閉じて電熱線14を発熱
させれば、この鏡面部11aの曇りを短時間で容易に除
去することができる。これは、鏡本体11がステンレス
鋼板からなるので、電熱線14の熱が急速に伝導されて
所要の温度に加熱されるからである。また、温水の使用
前に電熱線14によって予め鏡本体11を加熱しておけ
ば、結露による曇り未然に防止することができる。
【0013】なお、本考案は上述の一実施例に限定され
るものではない。電熱線14の配線パターンは、図3に
示すように、渦巻状としたもの等、種々の形状が考えら
れ、スイッチ18,19の位置は当該化粧鏡10の使用
目的や設置箇所等に応じて任意に設定され、その他の細
部の形状等についても種々の変更が可能である。
【0014】
【考案の効果】以上、本考案の化粧鏡によれば、鏡本体
と、照明器具収容部と、化粧棚が単一の金属板で一体的
に成形されているので、取り付けが容易であり、家庭用
としては勿論、公衆用の化粧室用としても至便である。
また、ガラス製の鏡を用いたものに比較してはるかに軽
量であると共に強度が高く、洗面等において温水を使用
した時の鏡面の結露による曇りも除去あるいは未然に防
止することができるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る化粧鏡の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】上記実施例の縦断面図である。
【図3】本考案における電熱線の配線パターンの他の例
を示す斜視図である。
【図4】従来の化粧鏡の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 化粧鏡 11 鏡本体 11a 鏡面部 11b,11c ヘアライン仕上部 12 照明器具収容部 13 化粧棚 14 電熱線 15 照明ライト 16 ソケット 17,21 係止具 18,19 スイッチ 20 壁面
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−40828(JP,U) 実開 平3−87462(JP,U) 実開 昭61−1524(JP,U) 実開 昭59−134467(JP,U) 実開 昭50−11791(JP,U) 実公 昭48−2320(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 1/02 A47G 1/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡本体と、この鏡本体の上端部に設けら
    れた照明器具収容部と、前記鏡本体の下端部に設けられ
    た化粧棚とを有し、 これら鏡本体、照明器具収容部及び化粧棚が、ステンレ
    ス鋼板で一体に形成されてなることを特徴とする化粧
    鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記鏡本体の
    裏面に、適当な配線パターンで配線された電熱線を備え
    てなることを特徴とする化粧鏡。
JP1992033886U 1992-04-24 1992-04-24 化粧鏡 Expired - Lifetime JP2589852Y2 (ja)

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JP1992033886U JP2589852Y2 (ja) 1992-04-24 1992-04-24 化粧鏡

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Publication Number Publication Date
JPH0586262U JPH0586262U (ja) 1993-11-22
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