JP2589611Y2 - 電気治療器 - Google Patents
電気治療器Info
- Publication number
- JP2589611Y2 JP2589611Y2 JP1991039938U JP3993891U JP2589611Y2 JP 2589611 Y2 JP2589611 Y2 JP 2589611Y2 JP 1991039938 U JP1991039938 U JP 1991039938U JP 3993891 U JP3993891 U JP 3993891U JP 2589611 Y2 JP2589611 Y2 JP 2589611Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- operating body
- operating
- current
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、治療電流の発生によっ
て使用者の筋肉を解きほぐす電気治療器に関する。
て使用者の筋肉を解きほぐす電気治療器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気治療器においては、実公平２
-21080号公報(A61N1/32)に示す如く、本体から発生する
治療電流を導子を介して人体に流し、筋肉を解きほぐす
というものが知られている。そして、この電気治療器に
おいて治療電流を可変する際、強弱可変ダイヤルの裏面
のガイド穴にスプリングによって押さえられた鋼球がは
まり込み、クリックモ−ション構造によって出力電流を
可変するようになっている。
-21080号公報(A61N1/32)に示す如く、本体から発生する
治療電流を導子を介して人体に流し、筋肉を解きほぐす
というものが知られている。そして、この電気治療器に
おいて治療電流を可変する際、強弱可変ダイヤルの裏面
のガイド穴にスプリングによって押さえられた鋼球がは
まり込み、クリックモ−ション構造によって出力電流を
可変するようになっている。
【０００３】しかしながら上述するような構造であれ
ば、使用中に強弱可変ダイヤルを回動しながら出力電流
の量を可変していくのであるが、低い出力位置から高い
出力位置へと強弱可変ダイヤルの回動を行う時、操作す
る手のはずみや、マッサージ中の体の動きなどによって
急激に強弱可変ダイヤルが高出力位置へと動いてしまう
可能性があり、突然大きな電流が人体に流れ込むため、
使用者にとって非常に危険であった。
ば、使用中に強弱可変ダイヤルを回動しながら出力電流
の量を可変していくのであるが、低い出力位置から高い
出力位置へと強弱可変ダイヤルの回動を行う時、操作す
る手のはずみや、マッサージ中の体の動きなどによって
急激に強弱可変ダイヤルが高出力位置へと動いてしまう
可能性があり、突然大きな電流が人体に流れ込むため、
使用者にとって非常に危険であった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、簡単な構造
で操作性がよく、且つ安全性の高い電気治療器を提供す
ることを課題とする。
で操作性がよく、且つ安全性の高い電気治療器を提供す
ることを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、治療電流を発
生する本体と、前記治療出力の大きさを調節する操作体
とを備え、治療出力の調節範囲途中で所定以上の操作体
の一方向の動きを阻止し、前記操作体の動きと同方向に
操作することで前記操作体の阻止を解除できるストッパ
ーを前記操作体近傍に設けたことを特徴とする。
生する本体と、前記治療出力の大きさを調節する操作体
とを備え、治療出力の調節範囲途中で所定以上の操作体
の一方向の動きを阻止し、前記操作体の動きと同方向に
操作することで前記操作体の阻止を解除できるストッパ
ーを前記操作体近傍に設けたことを特徴とする。
【０００６】また、ストッパーは、操作体の動作方向と
連続する位置に設けたことを特徴とする。
連続する位置に設けたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】本体から発生する治療電流を人体に流し、操作
体を一方向に動かすことによって、出力電流を次第に大
きくしていく。そして、操作体がある一定量動くと、即
ち出力電流がある一定の電流量になった時、操作体に設
けた係止爪がストッパーに当接し、これ以上操作体が操
作できないようになっている。続いて、これ以上の高い
出力電流が得たい場合、ストッパーを解除することによ
って得ることができる。
体を一方向に動かすことによって、出力電流を次第に大
きくしていく。そして、操作体がある一定量動くと、即
ち出力電流がある一定の電流量になった時、操作体に設
けた係止爪がストッパーに当接し、これ以上操作体が操
作できないようになっている。続いて、これ以上の高い
出力電流が得たい場合、ストッパーを解除することによ
って得ることができる。
【０００８】また、このときの当接状態にあるストッパ
ーを解除する場合、操作体の一方向の動きと同方向にス
トッパーを操作するという連続的な動きで解除すること
ができる。
ーを解除する場合、操作体の一方向の動きと同方向にス
トッパーを操作するという連続的な動きで解除すること
ができる。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を低周波治療器を例にあげ
て以下に詳述する。
て以下に詳述する。
【００１０】１は低周波パルス、即ち治療電流を発生す
ることのできる回路基板を内蔵した低周波治療器本体
で、該本体１表面にはその低周波パルスの周期を切り替
える速度調節つまみ２と、低周波パルスの発生パターン
を変化させるためのモードつまみ３と、極性をプラスや
マイナス或いは自動的に切り替えられる極性切り替えス
イッチ４とを設けており、更に前記本体１側面には低周
波パルスの強さの切り替えと電源スイッチが一体とな
り、本体より突出している部分を回動することにより電
流の量を切り替えることのできるボリューム(図示せず)
に取り付けられた操作体５が設けてある。６は低周波パ
ルスの強さを表示する強さ表示窓で、７は低周波パルス
の速さを表示する速さ表示窓である。また、８は上下に
スライド操作することができるストッパーつまみであ
る。
ることのできる回路基板を内蔵した低周波治療器本体
で、該本体１表面にはその低周波パルスの周期を切り替
える速度調節つまみ２と、低周波パルスの発生パターン
を変化させるためのモードつまみ３と、極性をプラスや
マイナス或いは自動的に切り替えられる極性切り替えス
イッチ４とを設けており、更に前記本体１側面には低周
波パルスの強さの切り替えと電源スイッチが一体とな
り、本体より突出している部分を回動することにより電
流の量を切り替えることのできるボリューム(図示せず)
に取り付けられた操作体５が設けてある。６は低周波パ
ルスの強さを表示する強さ表示窓で、７は低周波パルス
の速さを表示する速さ表示窓である。また、８は上下に
スライド操作することができるストッパーつまみであ
る。
【００１１】９は前記本体１より発生する低周波パルス
を伝達するコードで、該コード９の先には人体に低周波
パルスを流すための導子10が設けてあり、該導子10の人
体に貼り付ける部分には粘着性を有し、且つ導電性のゲ
ル状の粘着パッド(図示せず)が着脱自在に貼り付けられ
ている。
を伝達するコードで、該コード９の先には人体に低周波
パルスを流すための導子10が設けてあり、該導子10の人
体に貼り付ける部分には粘着性を有し、且つ導電性のゲ
ル状の粘着パッド(図示せず)が着脱自在に貼り付けられ
ている。
【００１２】11は、図１に示す如く、後述する係止爪15
に当接したときに前記操作体５の回動を阻止するストッ
プ片で、該ストップ片11の一端は前記本体１に取り付け
られたバネ12によって前記操作体５に摺接するように付
勢され、また他端は前記ストッパーつまみ８に当接して
軸13を中心に回動するようになっている。前記ストッパ
ーつまみ８は、前記本体１外側から操作可能となってお
り、図１に各部分の動きを矢印で示す如く、前記操作体
５の低周波電流の大きくなる方向(時計方向)への回動と
同方向にスライドすることにより、前記ストップ片11を
前記バネ12に抗して係止爪15との当接を外すように回動
し、より高出力電流を流すための操作が可能としてあ
る。これらの前記ストップ片11、前記バネ12と前記スト
ッパーつまみ８とを総称してストッパー14という。
に当接したときに前記操作体５の回動を阻止するストッ
プ片で、該ストップ片11の一端は前記本体１に取り付け
られたバネ12によって前記操作体５に摺接するように付
勢され、また他端は前記ストッパーつまみ８に当接して
軸13を中心に回動するようになっている。前記ストッパ
ーつまみ８は、前記本体１外側から操作可能となってお
り、図１に各部分の動きを矢印で示す如く、前記操作体
５の低周波電流の大きくなる方向(時計方向)への回動と
同方向にスライドすることにより、前記ストップ片11を
前記バネ12に抗して係止爪15との当接を外すように回動
し、より高出力電流を流すための操作が可能としてあ
る。これらの前記ストップ片11、前記バネ12と前記スト
ッパーつまみ８とを総称してストッパー14という。
【００１３】15は前記操作体５に形成された係止爪で、
該係止爪15は前記ボリュームによって可変される低周波
電流の電流量が、5.5mA以上の高出力電流量になる手前
の位置で、前記ストップ片11に係止爪15が当接して回動
が停止するように形成してある。
該係止爪15は前記ボリュームによって可変される低周波
電流の電流量が、5.5mA以上の高出力電流量になる手前
の位置で、前記ストップ片11に係止爪15が当接して回動
が停止するように形成してある。
【００１４】次に、動作について説明をする。
【００１５】人体の患部に導子10を貼り付けて、本体１
に設けた操作体５を回動することで人体に電流を流す。
そして治療用途に応じてモードつまみ３、速度調節つま
み２や、極性切り替えスイッチ４を切り替えて、適切な
モードで治療を行う。
に設けた操作体５を回動することで人体に電流を流す。
そして治療用途に応じてモードつまみ３、速度調節つま
み２や、極性切り替えスイッチ４を切り替えて、適切な
モードで治療を行う。
【００１６】そして、治療電流の大きさを可変するため
に操作体５を回動し、回動量に応じて電流量を大きくし
ていく。この時、ある一定量(実施例の場合は5.5mA)に
達した時にストッパー14のストップ片11が係止爪15に当
接し、操作体５の回動が阻止される。使用者がこれ以上
の大きさの低周波電流で治療を行いたいときは、操作体
５の回転と同方向にストッパーつまみ８をスライドさせ
ながら操作体５を回動させ、ストップ片11を係止爪15か
ら外して行う。
に操作体５を回動し、回動量に応じて電流量を大きくし
ていく。この時、ある一定量(実施例の場合は5.5mA)に
達した時にストッパー14のストップ片11が係止爪15に当
接し、操作体５の回動が阻止される。使用者がこれ以上
の大きさの低周波電流で治療を行いたいときは、操作体
５の回転と同方向にストッパーつまみ８をスライドさせ
ながら操作体５を回動させ、ストップ片11を係止爪15か
ら外して行う。
【００１７】一定量以上の低周波電流による治療が終了
し、電源を切る場合は、上述する方向とは逆に操作体５
を回動させる。この時、操作体５に形成した係止爪15に
ストップ片11が当接しても回動が阻止されることがない
ため、ストッパーつまみ８の操作をしなくても電源を切
ることができる。
し、電源を切る場合は、上述する方向とは逆に操作体５
を回動させる。この時、操作体５に形成した係止爪15に
ストップ片11が当接しても回動が阻止されることがない
ため、ストッパーつまみ８の操作をしなくても電源を切
ることができる。
【００１８】
【００１９】
【００２０】
【考案の効果】以上のように、治療出力の調節範囲途中
で所定以上の操作体の動きを阻止するストッパーを設け
たので、操作体の操作を誤り急激に操作体が高出力位置
へと動いてしまう可能性がなくなり、非常に安全であ
る。また、ストッパーは、操作体近傍に設け、操作体の
動きと同方向に操作することで操作体の阻止を解除でき
るので、ストッパーと操作体の両方を片手で操作でき、
使い勝手がよくなるという効果がある。
で所定以上の操作体の動きを阻止するストッパーを設け
たので、操作体の操作を誤り急激に操作体が高出力位置
へと動いてしまう可能性がなくなり、非常に安全であ
る。また、ストッパーは、操作体近傍に設け、操作体の
動きと同方向に操作することで操作体の阻止を解除でき
るので、ストッパーと操作体の両方を片手で操作でき、
使い勝手がよくなるという効果がある。
【００２１】また、ストッパーは、操作体の動作方向と
連続する位置に設けたので、片手でストッパーを解除し
ながら操作体を動作することができ、使い勝手が向上す
るという効果を奏する。
連続する位置に設けたので、片手でストッパーを解除し
ながら操作体を動作することができ、使い勝手が向上す
るという効果を奏する。
【図１】本発明における要部の断面図である。
【図２】同本体の正面図である。
【図３】同本体の側面図である。
【図４】同使用状態を示す図である。
１ 本体 ５ 操作体 15 係止爪 14 ストッパー
フロントページの続き (72)考案者 臼井 伸吾 守口市京阪本通２丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 実開 平１−93051（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61N 1/08 A61N 1/32
Claims (2)
- 【請求項１】 治療電流を発生する本体と、前記治療出
力の大きさを調節する操作体とを備え、治療出力の調節
範囲途中で所定以上の操作体の一方向の動きを阻止し、
前記操作体の動きと同方向に操作することで前記操作体
の阻止を解除できるストッパーを前記操作体近傍に設け
たことを特徴とする電気治療器。 - 【請求項２】 前記ストッパーは、操作体の動作方向と
連続する位置に設けたことを特徴とする請求項１記載の
電気治療器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991039938U JP2589611Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 電気治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991039938U JP2589611Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 電気治療器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04133846U JPH04133846U (ja) | 1992-12-14 |
| JP2589611Y2 true JP2589611Y2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=31921088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991039938U Expired - Fee Related JP2589611Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 電気治療器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589611Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0611009Y2 (ja) * | 1987-12-10 | 1994-03-23 | 東京電気株式会社 | 生体刺激装置 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP1991039938U patent/JP2589611Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04133846U (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |