JP2589332Y2 - 視線誘導反射装置 - Google Patents

視線誘導反射装置

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JP2589332Y2
JP2589332Y2 JP1992057290U JP5729092U JP2589332Y2 JP 2589332 Y2 JP2589332 Y2 JP 2589332Y2 JP 1992057290 U JP1992057290 U JP 1992057290U JP 5729092 U JP5729092 U JP 5729092U JP 2589332 Y2 JP2589332 Y2 JP 2589332Y2
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JP
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reflection
reflector
retroreflector
gaze guidance
rolling element
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JP1992057290U
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JPH0624011U (ja
Inventor
祐幸 山崎
Original Assignee
山崎 幹夫
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、輸送手段の運転者、特
に車輛の運転者に走行路,障害物等を知らせるための視
線誘導反射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輛の運転者に走行路,障害物等
を知らせるための反射装置には、道路の路肩や中央分離
帯に固定された支柱に再帰性反射盤を設けた反射装置及
びガードレールに再帰性反射シートを貼着した反射装置
が知られる。
【0003】しかしながら、支柱に再帰性反射盤を設け
た反射装置の場合には、一方面からの光にしか対応出来
ず反射装置を設置する際、予め反射面をおおよその光源
方向に設定しなければならないという問題がある。
【0004】一方、ガードレールに再帰性反射シートを
貼着した反射装置の場合には、雨による貼着材の着力の
低下等により再帰性反射シートがはがれ落ち、反射装置
としての機能を喪失することがある。
【0005】更にまた、両者いずれも埃、塵、自動車の
排気ガス等により反射面が汚染され、反射機能を著しく
低下させるという問題がある。たとえ、反射機能を維持
しようとしても、反射面の各々を清掃しなければなら
ず、多大な手間と時間を要する。
【0006】また、他の型式として、再帰性反射盤に風
力により回転するプロペラ形状の再帰性反射材と、これ
を支持する回転軸とを備えた反射装置や、プロペラ形状
の清掃具を再帰性反射盤に回転可能に取付けた反射装置
が提案されていが、再帰性反射盤とプロペラ形状の清掃
具との間に塵や埃が詰まる等の問題がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、多方
面からの光に対応することができ、埃、塵、自動車の排
気ガス等により汚染されても前述の従来技術の反射装置
のような回転軸、回転清掃具などの回転部材を設けない
ため、作動不能となることなく、風により転動し反射機
能を回復する視線誘導反射装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、輸送手
からの光を再帰性反射させる反射転動体と、この反射
転動体を外側から目視可能で且つ風により内部において
球様に転動可能に収容する枠体と、この枠体の内側の少
なくとも一部に設けた、前記反射転動体と接触しその表
面を清掃する清掃手段とを備えることを特徴とする視線
誘導反射装置が提供される。
【0009】
【0010】
【作用】本考案の視線誘導反射装置では、反射転動体
と、外側から該反射転動体を目視し得るよう収容する枠
体とが備えられるため、多方面からの光に対応でき、風
により転動し、枠体と反射転動体とが接触して、埃、
塵、排気ガス等による汚染が除去され、視認性を向上さ
せることができる。
【0011】また、前記枠体の内側の少なくとも1部に
前記反射転動体と接触しその表面を清掃する清掃手段を
設けたので、埃、塵、自動車の排気ガス等による汚染を
更に効率よく除去でき、反射面が汚染されることなく、
十分な反射機能を発揮することができる。
【0012】更にまた、本考案の視線誘導反射装置を連
結固定し、文字、図形若しくは記号等を構成すれば、誘
導表示、広告等としての利用も期待できる。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0014】車輛の運転者に走行路、障害物等を知らせ
るための本考案による光反射器10は図1及び図2に図
示するように、再帰性反射体11と、包囲枠12とで構
成され、この実施態様では柱13に取付けられる。
【0015】再帰性反射体11は再帰性反射材で中空球
状に形成され、包囲枠12内に収容される。再帰性反射
体11は、軽量が好ましいので本実施例では中空とする
が、軽量であれば中実のものでも構わない。
【0016】包囲枠12は、プラスチックなどの合成樹
脂で3個のリング12a,12b,12cを互いに直角
となるよう組合せて球形状に形成され、リング12a,
12b,12cの内側面にはブラシ14が設けられる。
また、前記リング12aの外側4か所(90度間隔)に
は、柱13に連結固定するための連結孔15を有する固
定部16が形成される。
【0017】円筒状の柱13は、該包囲枠12を支持す
るための支持孔17を有し、包囲枠12は、連結孔15
と支持孔17とをボルト、ナットで連結することにより
固定される。
【0018】更に、他の実施態様としては図3及び図4
に図示するように、細長いフットボール形状の再帰性反
射体31を同様に細長い包囲枠32内に収容した光反射
器30が示され、包囲枠32の内側面にはブラシ34が
設けられ、外側の両端に連結孔35を有する固定部36
が形成される。これに連結部材49(図4参照)とボル
ト、ナットとを用いて連結固定すれば、誘導表示標40
が構成される。
【0019】図1〜図3には再帰性反射体11,31が
風により浮遊した状態が示されており、ブラシ14,3
4と常時接触する再帰性反射体11,31の表面は、常
に清掃されるため、汚染されて反射機能を失うことはな
い。なお、実施例では球状の光反射器10及びフットボ
ール形状の光反射器30について説明したが、多角体な
ど他の形状としてもよい。
【0020】
【考案の効果】本考案の視線誘導反射装置では、多方面
からの光に対応でき、反射機能を喪失することのない反
射装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の視線誘導反射装置の一例を示す斜視図
である。
【図2】図1の線2−2に沿う一部分解断面図である。
【図3】本考案の視線誘導反射装置の他の例を示す斜視
図である。
【図4】図3の光反射器を連結固定した一例を示す概略
図である。
【符号の説明】
10,30 光反射器 11,31 再帰性反射体 12,32 包囲枠 13 柱 14,34 ブラシ 15,35 連結孔 16,36 固定部 17 支持孔 18,48 ボルト、ナット 49 連結部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送手段からの光を再帰性反射させる
    射転動体(11,31)と、この反射転動体を外側から
    目視可能で且つ風により内部において球様に転動可能に
    収容する枠体(12,32)と、この枠体(12,3
    2)の内側の少なくとも一部に設けた、前記反射転動体
    (11,31)と接触しその表面を清掃する清掃手段
    (14,34)とを備えることを特徴とする視線誘導反
    射装置。
JP1992057290U 1992-08-14 1992-08-14 視線誘導反射装置 Expired - Lifetime JP2589332Y2 (ja)

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JPH0624011U JPH0624011U (ja) 1994-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820647Y2 (ja) * 1980-06-18 1983-04-30 積水樹脂株式会社 自洗式視線誘導標

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JPH0624011U (ja) 1994-03-29

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