JP2589324Y2 - 胴部付きハンガー - Google Patents

胴部付きハンガー

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JP2589324Y2
JP2589324Y2 JP1992001197U JP119792U JP2589324Y2 JP 2589324 Y2 JP2589324 Y2 JP 2589324Y2 JP 1992001197 U JP1992001197 U JP 1992001197U JP 119792 U JP119792 U JP 119792U JP 2589324 Y2 JP2589324 Y2 JP 2589324Y2
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JP
Japan
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hanger
shoulder
torso
trunk
present
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JP1992001197U
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JPH0558085U (ja
Inventor
倫敬 小出
敏昭 阿部
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株式会社台和
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、人体に合わせて作った
衣服を人体が装用している状態に近い状態で吊るすこと
ができる胴部付きハンガーに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、ハンガーは、人体の肩
付近の形状に似せた形状を有する肩部を、その上に設け
た鍵部によって吊るすようにし、必要により該肩部の下
方にズボンを吊るすためのズボン吊り部を設けていた。
しかし、洗濯後の衣服は収縮性があることが多く、従来
のハンガーを使用して洗濯衣服を乾燥すると、衣服の胴
部が縮んで型くずれしてその後の保管や着用に不都合で
ある問題があった。
【0003】また、ブラウス等を従来のハンガーに吊る
しておくと、同様にその胴部が縮んでその後の着用に不
都合である問題があった。特に、クリーニング店からの
納品の際、胴部が縮んでいると商品価値が下がってしま
う問題もあった。これらの問題を解決するために肩部と
胴部を一体固定式に形成した人体形ハンガーも提供され
ている。しかし、このハンガーは持ち運びが不便で、肩
部のみを使用したい場合に胴部が邪魔になる問題があっ
た。
【0004】また、この人体形ハンガーを風船のように
形成して、空気を注入して膨張させて使用するものが提
供されている。これは使用・不使用の切替え時に空気を
出し入れしなければならない煩わしさがあり、肩部のみ
を使用しようとするとき不都合であった。
【0005】
【考案の目的】本考案は従来のハンガーのこのような問
題に鑑みてなされたものであって、従来のハンガー同様
に肩部だけのハンガーとして使用でき、かつ衣服をその
胴部を縮ませることなく吊るすこともできる、構造が簡
単で安価な胴部付きハンガーを提供することを目的とす
る。
【0006】本考案はまた、衣服の胴部が広げることが
でき、乾燥を効率的に行うことができる胴部付きハンガ
ーを提供することを目的とする。
【0007】
【考案の構成】本考案は、肩部の上部に鍵部を有するハ
ンガーにおいて、シート状の上記肩部材の下方に、上記
肩部とほぼ等しい横幅を有し、上記肩部と一緒に折り畳
むことができる胴部を設けたことを特徴とする胴部付き
ハンガーである。
【0008】
【作用】本考案の胴部付きハンガーは、胴部を縮小させ
て肩部に取り付けることができ、また胴部を拡大化する
ことによって衣服の胴部を装用に近似した状態で吊るす
ことができる。
【0009】
【実施例】本考案の胴部付きハンガーの複数の実施例を
図に基づいて説明する。第1実施例は、図1及び図2に
示される。肩部1の上部に鍵部2を形成してなる。肩部
1の下部には、折り畳み式の胴部4が設けられている。
胴部4は、図2に示すように、僅かな剛性を有するシー
ト部材からなり、複数の水平な山折り線6、8、谷折り
線10、12に沿って繰り返して折り返してなる。各山
折り線6、8、谷折り線10、12の間の平面部14、
16、18、20には、二つの水平スリット22、2
4、26、28が設けられている。
【0010】肩部1の水平方向の両端部には、頭部が太
くなった固定突起30、32が設けられており、最下の
平面部34には固定突起30、32と係合する横細穴3
4、38が設けられている。上記構成の第1実施例の胴
部付きハンガーは、肩部1のみを使用する場合、あるい
は携帯や保管する場合、各平面部14、16、18、2
0、34は各折り線に沿って折り込まれ、固定突起3
0、32が横細穴34、38に係合させられて、図1に
示すように、折り込まれる。
【0011】第2実施例の胴部付きハンガーは、図3、
図4及び図5に示される。以下において、第1実施例と
共通の構成については、同一の符号を付してその説明を
省略する。肩部1の下部には、図4及び図5に示すよう
に、柔軟シートからなる胴部50を有する。胴部50の
下端部には、重り52が取り付けられている。肩部1の
水平方向の両端部には、図4に示す表側にはホック5
4、56が設けられており、また図5に示す裏側には、
先端部にホック54、56と組合うホック58、60を
取り付けたリボン62、64が取り付けられている。
【0012】上記構成の第2実施例の胴部付きハンガー
は、肩部1のみを使用する場合、あるいは胴部付きハン
ガーを携帯や保管する場合、図3に示すように、胴部5
0を丸めてリボン62、64を巻付け、ホック54、5
6、58、60を係合させる。第3実施例の胴部付きハ
ンガーは、図6、図7及び図8に示される。肩部1の下
部の一方の水平方向端部に、ヒンジ70、72、74に
よって一列に連結されたバー76、78、80が回転可
能に取り付けられている。肩部1の下部の他方の水平方
向端部には、バー80の開放端部に形成された円孔82
に係合するピン83が取り付けられている。
【0013】第3実施例の胴部付きハンガーは、不使用
時には、図6に示すように、各バー76、78、80が
肩部1の上に移動される。使用時には、図7及び図8に
示すように、円孔82をピン83に係合させ、肩部1及
びバー76、78、80が矩形を形成するようにする。
第4実施例の胴部付きハンガーは、図9及び図10に示
される。肩部1の下部には、水平方向端部にプラスチッ
クヒンジ90、91を介して折り曲げバー93、94が
取り付けられ、折り曲げバー93、94の各下端部には
バー95がプラスチックヒンジ96、97を介して取り
付けられている。折り曲げバー93、94の中間部には
プラスチックヒンジ98、99が設けられている。バー
95の中間部には頭部の大きいピン100が設けられ、
肩部1の下端の中間部にはピン100が係合する係合穴
102が設けられている。
【0014】第4実施例の胴部付きハンガーは、不使用
時には、図9に示すように、折り曲げバー93、94が
折り曲げられ、係合穴102にピン100が係合して折
り曲げバー93、94、バー95を肩部1に固定する。
使用時には、図10に示すように、ピン100が係合1
02からはずされ、折り曲げバー93、94が直線状に
延ばされる。
【0015】
【効果】本考案による胴部付きハンガーは、シート状の
材料を使用し、肩部と胴部を一緒に折り畳んで薄い板状
にすることができ、製造コストが安く、また携帯や保管
を容易に行うことができる利点を有する。また、従来の
ハンガーと同様に肩部だけのハンガーとしても使用可能
であり、胴部を拡げることによって衣服の胴部を縮ませ
ることなく吊るすことができる。胴部が拡っていると、
乾燥を効率に行うことができる効果もある。さらに、胴
部を拡げたときに、ここに宣伝媒体として使用すること
ができる広い面積を設けることができる効果もある。さ
らにまた、胴部を拡げたときには、折り畳み皺が残り、
これがシート状の材料の横(水平)方向の剛性を高め、
比較的薄いあるいは軟らかい材料を使用することができ
る効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の胴部付きハンガーの折り
畳み状態の斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例の胴部付きハンガーの使用
状態の斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例の胴部付きハンガーの巻き
込み状態の斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例の胴部付きハンガーの使用
状態の正面図である。
【図5】本考案の第2実施例の胴部付きハンガーの使用
状態の背面図である。
【図6】本考案の第3実施例の胴部付きハンガーの組み
込み状態の斜視図である。
【図7】本考案の第3実施例の胴部付きハンガーの使用
状態に近い状態の斜視図である。
【図8】本考案の第3実施例の胴部付きハンガーの使用
状態の正面図である。
【図9】本考案の第4実施例の胴部付きハンガーの組み
込み状態の正面図である。
【図10】本考案の第4実施例の胴部付きハンガーの使
用状態の正面図である。
【符号の説明】
1 肩部 2 鍵部 4 胴部 6、8 山折り線 10、12 谷折り線 30、32 固定突起 34、38 横細穴 52 重り 62、64 リボン 70、72 バー 88 バー 88、90 プラスチックヒンジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肩部の上部に鍵部を有するハンガーにお
    いて、 シート状の上記肩部材の下方に、上記肩部とほぼ等しい
    横幅を有し、上記肩部と一緒に折り畳むことができる胴
    部を設けたことを特徴とする胴部付きハンガー。
JP1992001197U 1992-01-17 1992-01-17 胴部付きハンガー Expired - Lifetime JP2589324Y2 (ja)

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JPH0558085U JPH0558085U (ja) 1993-08-03
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN113520125B (zh) * 2021-08-13 2023-02-14 浙江工商职业技术学院 一种便携衣架

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3000882U (ja) * 1994-02-09 1994-08-16 松下電器産業株式会社 伸縮把手

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