JP2588773B2 - 新規なメチン化合物及びメチン染料 - Google Patents

新規なメチン化合物及びメチン染料

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JP2588773B2
JP2588773B2 JP1046843A JP4684389A JP2588773B2 JP 2588773 B2 JP2588773 B2 JP 2588773B2 JP 1046843 A JP1046843 A JP 1046843A JP 4684389 A JP4684389 A JP 4684389A JP 2588773 B2 JP2588773 B2 JP 2588773B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/02Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups
    • C09B23/06Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain containing an odd number of >CH- or >C[alkyl]- groups three >CH- groups, e.g. carbocyanines

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 着色剤として有用な新規なメチン化合物及びそれを用
いたメチン染料(色素)に関するものである。
(従来の技術) 従来、種々のシアニン染料が知られていた。シアニン
染料の色原体構造は、いわゆる2つの塩基性核及びこれ
らを連結する共役二重結合鎖からなる。しかし、このシ
アニン色原体構造に連結された置換基として、含窒素ヘ
テロ環基とくに銀イオンなどの重金属と化学的または物
理的吸着をし得る含窒素ヘテロ環基を有するシアニン染
料は知られていなかった。
(本発明が解決すべき課題) 本発明は置換基として重金属または重金属イオンと化
学的または物理的吸着をし得る含窒素ヘテロ環基を有す
る新規な化合物及びシアニン染料(色素)を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は下記一般式(VII)で示される新規なメチン
化合物及びメチン染料である。
一般式(VII) 式中、X1、X2は各々同一または異っていてもよく、硫
黄原子、酸素原子、セレン原子、N−R0、C(C
H3)2、−CH=CH−を表わす。
G1、G2、R0は各々同一または異っていてもよく、アル
キル基、アリール基、アルケニル基、ヘテロ環基を表わ
し、これらは未置換でも、置換されていてもよい。ま
た、2価の連結基Lまたは単結合であってもよい。
好ましくはアルキル基およびアルケニル基としては炭
素数1〜18、より好ましくは炭素数1〜8のアルキル
基、アルケニル基〔例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ヘキ
シル基、オクチル基、ドデシル基、オクタデシル基、ア
リル基、2−ブテニル基など〕、炭素数1〜18、より好
ましくは1〜10の置換アルキル基、置換アルケニル基
〔例えばベンジル基、フェネチル基、p−スルホ−2−
フェネチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロ
キシプロピル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボ
キシプロピル基、2−メトキシエチル基、2−(2−メ
トキシエトキシ)エチル基、2−スルホエチル基、3−
スルホプロピル基、3−スルホブチル基、4−スルホブ
チル基、2−(3−スルホプロポキシ)エチル基、2−
ヒドロキシ−3−スルホプロピル基、3−スルファトプ
ロピル基、2−(ピロリジン−2−オン−1−イル)エ
チル基、テトラフルフリル基、3−アセトキシプロピル
基、エトキシカルボニルエチル基、3−シアノプロピル
基、2−メタンスルホニルアミノエチル基、2−カルバ
モイルエチル基、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル
基、2−エチルチオエチル基、2−クロロ−2−ブテニ
ル基など〕、置換および未置換のアリール基、置換およ
び未置換のヘテロ環基としては炭素数18以下、より好ま
しくは10以下の置換および未置換のアリール基〔例えば
フェニル基、ナフチル基、トリル基、アニシル基、4−
クロロフェニル基、スルホフェニル基、カルボキシフェ
ニル基、エトキシカルボニルフェニル基、3−ヒドロキ
シフェニル基、3−クロロ−p−トリル基など〕、置換
および未置換のヘテロ環基〔例えばピリジル基、3−ク
ロロ−2−ピリジル基、6−クロロ−4−メトキシ−1,
3,5−トリアジン−2−イル基、など〕を表わす。
G3は水素原子、フッ素原子を表わす他、n2が1以上の
場合には置換されていてもよい炭素数8以下の低級アル
キル基およびG1とアルキレン架橋し、環構成原子中に酸
素原子、硫黄原子および/または窒素原子を含んでいて
もよい5員または6員環を形成できることを表わす。ま
た、2価の連結基Lまたは単結合であってもよい。
G4、G5は水素原子、フッ素原子、置換されていてもよ
い炭素数8以下の低級アルキル基、置換されていてもよ
い炭素数8以下の低級アルコキシ基、置換されていても
よい炭素数10以下のアリール基を表わす他、n2が2以上
の場合、G3と最近接G5および/または異ったG4とG4およ
び/またはG5とG5が連結して環構成原子に酸素原子、硫
黄原子および/または窒素原子を含んでいてもよい5員
または6員環を形成できることを表わす。また連結基L
または単結合であってもよい。
n1およびn3は各々同一または異っていてもよく0また
は1を表わす。
n2は0、1、2、3または4を表わす。好ましくは
0、1、2または3である。
Y1はカチオン性基、W1はアニオン性基を表わし、k1
よびk2は0または1であり、これらはイオン性基の存否
に依存する。
カチオン性基としては、例えばアルカリ金属カチオン
(例えばNa 、K など)四級アンモニウム塩(例えば
トリエチルアンモニウム、ピリジニウムなど)などがあ
る。
また、アニオン性基としては例えばハロゲンアニオン
(例えばクロリド、ヨージド)、スルホナート(例えば
メタンスルホナート、p−トルエンスルホナートな
ど)、スルファート(例えばメチルスルファートな
ど)、ボラート(例えばテトラフルオロボラートな
ど)、ホスファート(例えばヘキサフルオロホスファー
トなど)などである。
Lはアルキレン基(例えば、メチレン基、エチレン
基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基など)、
アリーレン基(例えば、フェニレン基、ナフチレン基な
ど)、アルケニレン基(例えば、エチレン基、プロペニ
レン基など)、スルホニル基、スルフィニル基、チオエ
ーテル基、エーテル基、カルボニル基、 (R1は水素原子、置換または無置換のアルキル基、置換
または無置換のアリール基を表わす。)、ヘテロ環2価
基(例えば6−クロロ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイ
ル基、ピリミジン−2,4−ジイル基、キノキサリン−2,3
−ジイル基など)を1つまたはそれ以上組合せて構成さ
れる炭素数20以下の2価の連結基を表わす。
l1は1または2、 l2は0または1、 l3は1、2、または3 を表わす。
好ましくはl1は1、l2は0または1、l3は1または2
を表わす。
Hetは一般式(II)で表わされるヘテロ環を含む化合
物部分を表わす。
B1、B2、B3、B4、E1、E2、E3、E4は水素原子、ハロゲ
ン原子(例えば塩素原子、フッ素原子、臭素原子、な
ど)、ヒドロキシ基、シアノ基、トリフルオロメチル
基、ニトロ基、メチレンジオキシ基、カルボキシル基、
スルホン酸基、炭素数10以下の置換、未置換のアルキル
基、炭素数10以下の置換、未置換のアリール基、炭素数
10以下の置換、未置換のアルコキシ基、炭素数8以下の
アルキルチオ基、炭素数8以下のアリールチオ基、炭素
数8以下のアシルアミノ基、炭素数8以下のアルコキシ
カルボニル基、炭素数10以下のアシル基、を表わす他、
2価の連結基Lまたは単結合を表わす。
本発明において、一般式(VII)で示す化合物はB1、B
2、B3、B4、E1、E2、E3、E4、G1、G2、G3、G4およびR0
のうちの少くとも1つと一般式(II)で示す化合物のV1
〜V4のうちの少くとも1つとを2価の連結基Lまたは単
結合により化学的に結合せしめた化合物である。
結合せしめる位置としてはメチン色素側の置換基とし
てG1、G2、R0、B1、B2、B3又はB4位が好ましい。
一般式(II) 式中、V1、V2、V3、V4は水素原子、置換または無置換
のアルキル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル、ヒドロキシエチル、トリフルオロメチル、ベンジ
ル、スルホプロピル、ジエチルアミノエチル、シアノプ
ロピル、アダマンチル、p−クロロフェネチル、エトキ
シエチル、エチルチオエチル、フェノキシエチル、カル
バモイルエチル、カルボキシエチル、エトキシカルボニ
ルメチル、アセチルアミノエチルなど)、無置換または
置換のアルケニル基(例えばアリル、スチリルなど)、
無置換または置換のアリール基(例えばフェニル、ナフ
チル、p−カルボキシフェニル、3,5−ジカルボキシフ
ェニル、m−スルホフェニル、p−アセトアミドフェニ
ル、3−カプリルアミドフェニル、p−スルファモイル
フェニル、m−ヒドロキシフェニル、p−ニトロフェニ
ル、3,5−ジクロロフェニル、p−アニシル、o−アニ
シル、p−シアノフェニル、p−N′−メチルウレイド
フェニル、m−フルオロフェニル、p−トリル、m−ト
リルなど)、置換されてもよいヘテロ環残基(例えばピ
リジル、5−メチル−2−ピリジル、チエニルなど)、
ハロゲン原子(例えば塩素、臭素、フッ素)、メルカプ
ト基、シアノ基、カルボキシル基、スルホン酸基、ヒド
ロキシ基、カルバモイル基、スルファモイル基、アミノ
基、ニトロ基、置換されていてもよいアルコキシ基(例
えばメトキシ、エトキシ、2−メトキシエトキシ、2−
フェニルエトキシなど)、置換されていてもよいアリー
ロキシ基(例えばフェノキシ、p−メチルフェノキシ、
p−クロロフェノキシなど)、アシル基(例えばアセチ
ル、ベンゾイルなど)、アシルアミノ基(例えばアセチ
ルアミノ、カプロイルアミノなど)、スルホニル基(例
えばメタンスルホニル、ベンゼンスルホニルなど)、ス
ルホニルアミノ基(例えばメタンスルホニルアミノ、ベ
ンゼンスルホニルアミノなど)、置換アミノ基(例えば
ジエチルアミノ、ヒドロキシアミノなど)、アルキルま
たはアリールチオ基(例えばメチルチオ、カルボキシエ
チルチオ、スルホブチルチオ、フェニルチオなど)、ア
ルコキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニルな
ど)、アリーロキシカルボニル基(例えばフェノキシカ
ルボニルなど)を表わし、これらの置換基には、さらに
2価の連結基Lまたは単結合によりHetが置換していて
もよい。
また、V1、V2、V3、V4のうち、少くとも1つが2価の
連結基Lまたは単結合であってもよい。
一般式(VII)で示す、メチン染料で更に好ましい構
造を次の一般式(VIII)で示す。
一般式(VIII) 式中、X11、X12は各々同一または異っていてもよく、
硫黄原子、酸素原子、セレン原子、N−R2、C(CH3)
2、または−CH=CH−を表わす。
G11、G12、R21は一般式(VII)におけるG1、G2と同意
義を表わすが、G11、G12のうち少くとも1つは置換基と
して を有する。
G13は一般式(VII)のG3とG14、G15は一般式(VII)
のG4、G5と同意義を表わす。
B11、B12、B13、B14、E11、E12、E13、E14は一般式
(VII)のB1、B2、B3、B4、E1、E2、E3、E4とそれぞれ
同意義を表わす。
但し、G13、G14、G15、B11、B12、B13、B14、E11、E
12、E13、E14は2価の連結基Lまたは単結合を含まな
い。
n11、n12、n13、k11、k12、Y11、W11は一般式(VII)
のn1、n2、n3、k1、k2、Y1、W1とそれぞれ同意義であ
る。
L1、Het1はそれぞれ一般式(VII)のL、Hetと同意義
を表わす。
l12は0、または1 l13は1、2、または3を表わす。
本発明のメチン化合物及びメチン染料の具体例を次に
示す。
(D−1) (D−5) (D−6) (D−10) (D−11) (D−14) (D−15) (D−16) (D−17) (D−19) (D−22) (D−24) (D−27) (D−28) (D−36) (D−38) (D−40) 本発明の新規メチン化合物の合成は有機化学に於て、
よく知られている種々のアミド結合形成反応、エステル
結合形成反応をはじめとする結合形成反応を利用して、
増感色素部分とHetにより示される含窒素ヘテロ環部分
を連結せしめる方法、増感色素の合成原料及び中間体に
Hetにより示される含窒素ヘテロ環部分を連結せしめて
から色素化反応を行なう方法、逆にHetにより示される
含窒素ヘテロ環部分の合成原料及び中間体を増感色素部
分に連結せしめた後にHetにより示される含窒素ヘテロ
環部分を合成する方法いずれの方法でもよく、適宜選択
して合成できる。これらの連結のための合成反応につい
ては、例えば日本化学会編、新実験化学講座14、有機化
合物の合成と反応、I〜V、丸善、東京(1977年)、小
方芳郎著、有機反応論、丸善、東京(1962年)、L.F.Fi
eser and M.Fieser,Advanced Organic Chemistry,丸
善、東京(1962年)など、多くの有機合成反応に関する
成書を参考にすることができる。
(発明の効果) 本発明の新規なメチン化合物及びメチン染料は写真感
材(ハロゲン化銀写真、電子写真)用の増感色素、およ
び染料として有効であり、またその他の有機感光材料用
増感色素および染料として有効である。その他、レーザ
ー記録材料用色素、フィルター用染料、医薬、農薬用色
素、パルプ、細胞などの染色用染料として有効である。
実施例1(色素D−10の合成) 3−(5−アミノペンチル)−3′−エチル−9−メ
チルチアカルボシアニンブロミドハイドロブロミド200m
g、トリエチルアミン0.15mlをアセトニトリル100mlとク
ロロホルム50mlの混合溶媒に加え、室温下で攪拌した。
100分後6−(4−クロロフェノキシカルボニルメチ
ル)−1,3,3a,7−テトラザインデン200mgを加え、室温
下1時間、さらに60℃で10時間反応させた。反応混合物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:メタ
ノール/クロロホルム=1/3vol/vol)により精製して、
目的色素153mgを得た。
暗赤紫色結晶(融点148〜155℃) FAB-MS(posi) m/e=612(M−Br)+ 実施例2(色素D−38の合成) 3−(5−アミノペンチル)−3′−エチル−9−メ
チルチアカルボシアニンブロミドハイドロブロミド200m
g、トリエチルアミン0.15mlをメタノール50mlに加え、
室温下で攪拌した。5分後4−クロロ−6−メチル−1,
3,3a,7−テトラザインデン100mgを加え、室温下で2時
間反応させ、更に60℃で4時間反応させた。反応混合物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:メタ
ノール/クロロホルム=1/3vol/vol)により精製して、
目的色素80mgを得た。
暗赤紫色結晶(融点133〜140℃) FAB-MS(posi) m/e=568(M−Br)+ 実施例3 濾紙の染色 本発明の化合物D−10のM/500メタノール溶液を東洋
濾紙(No.131)上に滴下したのち風乾すると、濾紙は赤
紫色に良好に染色された。
実施例4 実施例3と同様な方法によりD−10の代わりに本発明
の化合物D−15、D−38を用いた。いずれも濾紙を良好
に染色した。
実施例5 本発明の化合物D−10のM/500メタノール溶液に無色
の木綿布を20分間ひたしたのち、取り出し風乾すると木
綿布は赤紫色に良好に染色した。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(VII)で示されるメチン化合
    物。 一般式(VII) 式中、X1、X2は各々同一または異っていてもよく、硫黄
    原子、酸素原子、セレン原子、N−R0、C(CH3)2
    −CH=CH−を表わす。 G1、G2、R0は各々同一または異っていてもよく、アルキ
    ル基、アリール基、アルケニル基、ヘテロ環基を表わ
    し、これらは未置換でも、置換されていてもよい。ま
    た、2価の連結基Lまたは単結合であってもよい。 G3は水素原子、フッ素原子を表わす他、n2が1以上の場
    合には置換されていてもよい炭素数8以下の低級アルキ
    ル基およびG1とアルキレン架橋し、環構成原子中に酸素
    原子、硫黄原子および/または窒素原子を含んでいても
    よい5員または6員環を形成できることを表わす。ま
    た、2価の連結基Lまたは単結合であってもよい。 G4、G5は水素原子、フッ素原子、置換されていてもよい
    炭素数8以下の低級アルキル基、置換されていてもよい
    炭素数8以下の低級アルコキシ基、置換されていてもよ
    い炭素数10以下のアリール基を表わす他、n2が2以上の
    場合、G3と最近接G5および/または異ったG4とG4および
    /またはG5とG5が連結して環構成原子に酸素原子、硫黄
    原子および/または窒素原子を含んでいてもよい5員ま
    たは6員環を形成できることを表わす。また連結基Lま
    たは単結合であってもよい。 n1およびn3は各々同一または異っていてもよく0または
    1を表わす。 n2は0、1、2、3または4を表わす。 Y1はカチオン性基、W1はアニオン性基を表わし、k1およ
    びk2は0または1である。 Lはアルキレン基、アリーレン基、アルケニレン基、ス
    ルホニル基、スルフィニル基、チオエーテル基、エーテ
    ル基、カルボニル基、 (R1は水素原子、置換または無置換のアルキル基、置換
    または無置換のアリール基を表わす。)、ヘテロ環2価
    基1つまたはそれ以上組合せて構成される炭素数20以下
    の2価の連結基を表わす。 l1は1または2、l2は0または1、l3は1、2、または
    3を表わす。 Hetは一般式(II)で表わされるヘテロ環を含む化合物
    部分を表わす。 B1、B2、B3、B4、E1、E2、E3、E4は水素原子、ハロゲン
    原子、ヒドロキシ基、シアノ基、トリフルオロメチル
    基、ニトロ基、メチレンジオキシ基、カルボキシル基、
    スルホン酸基、炭素数10以下の置換、未置換のアルキル
    基、炭素数10以下の置換、未置換のアリール基、炭素数
    10以下の置換、未置換のアルコキシ基、炭素数8以下の
    アルキルチオ基、炭素数8以下のアリールチオ基、炭素
    数8以下のアシルアミノ基、炭素数8以下のアルコキシ
    カルボニル基、炭素数10以下のアシル基、を表わす他、
    2価の連結基Lまたは単結合を表わす。 ただし、B1、B2、B3、B4、E1、E2、E3、E4、G1、G2
    G3、G4およびR0のうちの少くとも1つと一般式(II)で
    示される化合物のV1、V2、V3、V4のうちの少くとも1つ
    とが2価の連結基L、または単結合を介して結合されて
    いる。 一般式(II) 式中、V1、V2、V3、V4は水素原子、置換または無置換の
    アルキル基、置換または無置換のアリール基、置換され
    てもよいヘテロ環残基、ハロゲン原子、メルカプト基、
    シアノ基、カルボキシル基、スルホン酸基、ヒドロキシ
    基、カルバモイル基、スルファモイル基、アミノ基、ニ
    トロ基、アルコキシ基、アリーロキシ基、アシル基、ア
    シルアミノ基、スルホニル基、スルホニルアミノ基、置
    換アミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコ
    キシカルボニル基、アリーロキシカルボニル基を表わ
    す。
  2. 【請求項2】下記一般式(VII)で示されるメチン染
    料。 一般式(VII) 式中、X1、X2は各々同一または異っていてもよく、硫黄
    原子、酸素原子、セレン原子、N−R0、C(CH3)2
    −CH=CH−を表わす。 G1、G2、R0は各々同一または異っていてもよく、アルキ
    ル基、アリール基、アルケニル基、ヘテロ環基を表わ
    し、これらは未置換でも、置換されていてもよい。ま
    た、2価の連結基Lまたは単結合であってもよい。 G3は水素原子、フッ素原子を表わす他、n2が1以上の場
    合には置換されていてもよい炭素数8以下の低級アルキ
    ル基およびG1とアルキレン架橋し、環構成原子中に酸素
    原子、硫黄原子および/または窒素原子を含んでいても
    よい5員または6員環を形成できることを表わす。ま
    た、2価の連結基Lまたは単結合であってもよい。 G4、G5は水素原子、フッ素原子、置換されていてもよい
    炭素数8以下の低級アルキル基、置換されていてもよい
    炭素数8以下の低級アルコキシ基、置換されていてもよ
    い炭素数10以下のアリール基を表わす他、n2が2以上の
    場合、G3と最近接G5および/または異ったG4とG4および
    /またはG5とG5が連結して環構成原子に酸素原子、硫黄
    原子および/または窒素原子を含んでいてもよい5員ま
    たは6員環を形成できることを表わす。また連結基Lま
    たは単結合であってもよい。 n1およびn3は各々同一または異っていてもよく0または
    1を表わす。 n2は0、1、2、3または4を表わす。 Y1はカチオン性基、W1はアニオン性基を表わし、k1およ
    びk2は0または1である。 Lはアルキレン基、アリーレン基、アルケニレン基、ス
    ルホニル基、スルフィニル基、チオエーテル基、エーテ
    ル基、カルボニル基、 (R1は水素原子、置換または無置換のアルキル基、置換
    または無置換のアリール基を表わす。)、ヘテロ環2価
    基1つまたはそれ以上組合せて構成される炭素数20以下
    の2価の連結基を表わす。 l1は1または2、l2は0または1、l3は1、2、または
    3を表わす。 Hetは一般式(II)で表わされるヘテロ環を含む化合物
    部分を表わす。 B1、B2、B3、B4、E1、E2、E3、E4は水素原子、ハロゲン
    原子、ヒドロキシ基、シアノ基、トリフルオロメチル
    基、ニトロ基、メチレンジオキシ基、カルボキシル基、
    スルホン酸基、炭素数10以下の置換、未置換のアルキル
    基、炭素数10以下の置換、未置換のアリール基、炭素数
    10以下の置換、未置換のアルコキシ基、炭素数8以下の
    アルキルチオ基、炭素数8以下のアリールチオ基、炭素
    数8以下のアシルアミノ基、炭素数8以下のアルコキシ
    カルボニル基、炭素数10以下のアシル基、を表わす他、
    2価の連結基Lまたは単結合を表わす。 ただし、B1、B2、B3、B4、E1、E2、E3、E4、G1、G2
    G3、G4およびR0のうちの少くとも1つと一般式(II)で
    示される化合物のV1、V2、V3、V4のうちの少くとも1つ
    とが2価の連結基L、または単結合を介して結合されて
    いる。 一般式(II) 式中、V1、V2、V3、V4は水素原子、置換または無置換の
    アルキル基、置換または無置換のアリール基、置換され
    てもよいヘテロ環残基、ハロゲン原子、メルカプト基、
    シアノ基、カルボキシル基、スルホン酸基、ヒドロキシ
    基、カルバモイル基、スルファモイル基、アミノ基、ニ
    トロ基、アルコキシ基、アリーロキシ基、アシル基、ア
    シルアミノ基、スルホニル基、スルホニルアミノ基、置
    換アミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルコ
    キシカルボニル基、アリーロキシカルボニル基を表わ
    す。
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