JP2588041Y2 - 円筒板保持装置 - Google Patents
円筒板保持装置Info
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- JP2588041Y2 JP2588041Y2 JP1993015601U JP1560193U JP2588041Y2 JP 2588041 Y2 JP2588041 Y2 JP 2588041Y2 JP 1993015601 U JP1993015601 U JP 1993015601U JP 1560193 U JP1560193 U JP 1560193U JP 2588041 Y2 JP2588041 Y2 JP 2588041Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、円筒板保持装置に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】バスやトラックなどの車両には、一般
に、ブレーキやドアの駆動源として使用されるエアを貯
留しておくため、エアタンクが備えられている。
に、ブレーキやドアの駆動源として使用されるエアを貯
留しておくため、エアタンクが備えられている。
【0003】該エアタンクは、通常、金属製の板をロー
ラなどを用いて円筒状に曲げ、円筒状に曲げられた板の
外周数箇所の位置を押えブロックで押えることにより、
曲げによって向い合わされた二つの辺を所定の間隔で精
度良く保持させた後、該二つの辺を溶接して円筒胴を形
成し、該円筒胴の両端にエンドプレートを溶接固定して
形成していた。
ラなどを用いて円筒状に曲げ、円筒状に曲げられた板の
外周数箇所の位置を押えブロックで押えることにより、
曲げによって向い合わされた二つの辺を所定の間隔で精
度良く保持させた後、該二つの辺を溶接して円筒胴を形
成し、該円筒胴の両端にエンドプレートを溶接固定して
形成していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエアタンクの製造方法には、以下のような問題があ
った。
来のエアタンクの製造方法には、以下のような問題があ
った。
【0005】即ち、円筒状に曲げた板が厚肉の場合に
は、板の外周を押えブロックで押えさせることのみによ
って、板自体の剛性で、溶接時の板の形状保持が行われ
るが、車両軽量化のため薄肉の高張力鋼板にすると、外
周を押えブロックで押えさせることのみによっては、溶
接時の板の形状保持がうまく行われなくなってしまう。
は、板の外周を押えブロックで押えさせることのみによ
って、板自体の剛性で、溶接時の板の形状保持が行われ
るが、車両軽量化のため薄肉の高張力鋼板にすると、外
周を押えブロックで押えさせることのみによっては、溶
接時の板の形状保持がうまく行われなくなってしまう。
【0006】従って、薄肉の板を使用した場合、二つの
辺の突合部の間隔が精度良く所定の間隔に保持されなく
なるため、溶接の品質が低下し、高圧容器の規格に適合
するような高品位のエアタンクが製造できないという問
題があった。
辺の突合部の間隔が精度良く所定の間隔に保持されなく
なるため、溶接の品質が低下し、高圧容器の規格に適合
するような高品位のエアタンクが製造できないという問
題があった。
【0007】本考案は、上述の実情に鑑み、円筒状に曲
げられた薄肉の板の向い合う二つの辺の間隔を精度良く
保持させ得るようにした円筒板保持装置を提供すること
を目的とするものである。
げられた薄肉の板の向い合う二つの辺の間隔を精度良く
保持させ得るようにした円筒板保持装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、円筒状に曲げ
られた板の外周を押える押えブロックを周方向に複数設
けると共に、前記押えブロックを前記円筒状に曲げられ
た板の径方向へ移動させるエアシリンダを設け、前記円
筒状に曲げられた板の軸線方向へ延び、前記押えブロッ
クと対応して板の内周を押えるシェルブロックを周方向
に複数本設け、該複数本のシェルブロックの中心位置
に、各シェルブロックの前記板とは反対側に形成された
面と対向する面を有する棒状のセンターブロックを前記
軸線方向へ移動自在に設け、且つ、全て或いは一本を除
くシェルブロックのセンターブロックと対向する面に、
前記軸線方向一端側から他端側へ向かうに従い前記板の
周面へ近付くテーパ面を形成すると共に、前記センター
ブロックにおけるシェルブロックのテーパ面と対向する
面に、シェルブロックのテーパ面と平行なテーパ面を形
成し、前記各シェルブロックの前記板とは反対側に形成
される面と、前記センターブロックの、前記各シェルブ
ロックの前記板とは反対側に形成された面と対向する面
との間に、センターブロックの軸線方向への移動を可能
にするガイドベアリング及びガイドレールを設け、前記
センターブロックの、円筒状に曲げられた板の軸線方向
の他端側に、前記円筒状に折り曲げられた板の半径方向
に延びるガイド部材を突設し、該ガイド部材を、前記円
筒状に折り曲げられた板の半径方向へは移動可能で且つ
軸線方向へは移動不能にするよう保持装置により保持さ
せたことを特徴とする円筒板保持装置にかかるものであ
る。
られた板の外周を押える押えブロックを周方向に複数設
けると共に、前記押えブロックを前記円筒状に曲げられ
た板の径方向へ移動させるエアシリンダを設け、前記円
筒状に曲げられた板の軸線方向へ延び、前記押えブロッ
クと対応して板の内周を押えるシェルブロックを周方向
に複数本設け、該複数本のシェルブロックの中心位置
に、各シェルブロックの前記板とは反対側に形成された
面と対向する面を有する棒状のセンターブロックを前記
軸線方向へ移動自在に設け、且つ、全て或いは一本を除
くシェルブロックのセンターブロックと対向する面に、
前記軸線方向一端側から他端側へ向かうに従い前記板の
周面へ近付くテーパ面を形成すると共に、前記センター
ブロックにおけるシェルブロックのテーパ面と対向する
面に、シェルブロックのテーパ面と平行なテーパ面を形
成し、前記各シェルブロックの前記板とは反対側に形成
される面と、前記センターブロックの、前記各シェルブ
ロックの前記板とは反対側に形成された面と対向する面
との間に、センターブロックの軸線方向への移動を可能
にするガイドベアリング及びガイドレールを設け、前記
センターブロックの、円筒状に曲げられた板の軸線方向
の他端側に、前記円筒状に折り曲げられた板の半径方向
に延びるガイド部材を突設し、該ガイド部材を、前記円
筒状に折り曲げられた板の半径方向へは移動可能で且つ
軸線方向へは移動不能にするよう保持装置により保持さ
せたことを特徴とする円筒板保持装置にかかるものであ
る。
【0009】
【作用】本考案の作用は以下の通りである。
【0010】センターブロックを軸線方向へ移動させる
ことにより、センターブロックのテーパ面に押されてシ
ェルブロックが拡縮動するので、内周側のシェルブロッ
クと外周側の押えブロックとの間で円筒状に曲げられた
板が確実に保持される。又、センターブロックを、シェ
ルブロックにガイドレール及びガイドベアリングを介し
て移動自在に設けているためセンターブロックとシェル
ブロックの間に作用するフリクションを低減し、結果と
して円筒板保持装置の性能の信頼性を高めることができ
る。更に、シェルブロックのガイド部材が保持装置に保
持されているためシェルブロックは半径方向へは移動可
能で且つ軸線方向へは移動不能に保持されており、結果
としてシェルブロックの軸心を調節することができる。
更に又、押えブロックがエアシリンダに取り付けられて
いるため円筒状に曲げられた板をセッティングする際に
はエアシリンダにより押えブロックの内方を広げて板の
セッティングを容易にし、而もエアシリンダを調節する
ことにより板をクランプすることもできる。
ことにより、センターブロックのテーパ面に押されてシ
ェルブロックが拡縮動するので、内周側のシェルブロッ
クと外周側の押えブロックとの間で円筒状に曲げられた
板が確実に保持される。又、センターブロックを、シェ
ルブロックにガイドレール及びガイドベアリングを介し
て移動自在に設けているためセンターブロックとシェル
ブロックの間に作用するフリクションを低減し、結果と
して円筒板保持装置の性能の信頼性を高めることができ
る。更に、シェルブロックのガイド部材が保持装置に保
持されているためシェルブロックは半径方向へは移動可
能で且つ軸線方向へは移動不能に保持されており、結果
としてシェルブロックの軸心を調節することができる。
更に又、押えブロックがエアシリンダに取り付けられて
いるため円筒状に曲げられた板をセッティングする際に
はエアシリンダにより押えブロックの内方を広げて板の
セッティングを容易にし、而もエアシリンダを調節する
ことにより板をクランプすることもできる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【0012】図1〜図3は、本考案の一実施例である。
【0013】図中、1は図示しないローラなどによって
円筒状に曲げられた板、2〜6は前記板1の外周周方向
7に複数設けられた押えブロック、8は各押えブロック
2〜6の円弧状をした押え面、9は各押えブロック2〜
6に接続されたエアシリンダなどの押え装置である。
円筒状に曲げられた板、2〜6は前記板1の外周周方向
7に複数設けられた押えブロック、8は各押えブロック
2〜6の円弧状をした押え面、9は各押えブロック2〜
6に接続されたエアシリンダなどの押え装置である。
【0014】そして、前記円筒状に曲げられた板1の軸
線方向10へ延び、前記押えブロック2〜6の押え面8
と対応する押え面11により板1の内周を押えるシェル
ブロック12〜15を周方向7に複数本設け、該複数本
のシェルブロック12〜15の中心位置に、各シェルブ
ロック12〜15の前記板1とは反対側に形成された面
16〜19と対向する面20〜23を有する棒状のセン
ターブロック24を挿入配置し、該センターブロック2
4後端の平行部25を、スタンド26に形成したガイド
穴27に前記軸線方向10へ移動自在に挿通支持し、ス
タンド26とセンターブロック24の後端部との間に、
ブラケット28を介して、前記軸線方向10へ伸縮動可
能なエアシリンダなどの拡縮装置29を接続する。
線方向10へ延び、前記押えブロック2〜6の押え面8
と対応する押え面11により板1の内周を押えるシェル
ブロック12〜15を周方向7に複数本設け、該複数本
のシェルブロック12〜15の中心位置に、各シェルブ
ロック12〜15の前記板1とは反対側に形成された面
16〜19と対向する面20〜23を有する棒状のセン
ターブロック24を挿入配置し、該センターブロック2
4後端の平行部25を、スタンド26に形成したガイド
穴27に前記軸線方向10へ移動自在に挿通支持し、ス
タンド26とセンターブロック24の後端部との間に、
ブラケット28を介して、前記軸線方向10へ伸縮動可
能なエアシリンダなどの拡縮装置29を接続する。
【0015】全て、或いは、位置の基準となる一本を除
くシェルブロック13〜15のセンターブロック24と
対向する面17〜19を、前記軸線方向10一端側から
他端側へ向かうに従い前記板1の周面へ近付くテーパ面
とすると共に、前記センターブロック24におけるシェ
ルブロック13〜15のテーパ面17〜19と対向する
面21〜23を、シェルブロック12〜15のテーパ面
17〜19と平行なテーパ面とし、センターブロック2
4の各面20〜23に形成した前記一端側から他端側へ
延びるガイド溝30にガイドレール31を固定すると共
に、シェルブロック12〜15の各面20〜23〜19
に前記ガイドレール31に沿って移動するガイドベアリ
ング32を固定する。
くシェルブロック13〜15のセンターブロック24と
対向する面17〜19を、前記軸線方向10一端側から
他端側へ向かうに従い前記板1の周面へ近付くテーパ面
とすると共に、前記センターブロック24におけるシェ
ルブロック13〜15のテーパ面17〜19と対向する
面21〜23を、シェルブロック12〜15のテーパ面
17〜19と平行なテーパ面とし、センターブロック2
4の各面20〜23に形成した前記一端側から他端側へ
延びるガイド溝30にガイドレール31を固定すると共
に、シェルブロック12〜15の各面20〜23〜19
に前記ガイドレール31に沿って移動するガイドベアリ
ング32を固定する。
【0016】更に、各シェルブロック12〜15の他端
側に前記板1の半径方向33へ延びるガイド部材34を
突設し、該ガイド部材34をスタンド26に取付けたボ
ールプランジャ式ガイドなどの保持装置35により、半
径方向33へは移動可能で且つ軸線方向10へは移動不
能に保持する。
側に前記板1の半径方向33へ延びるガイド部材34を
突設し、該ガイド部材34をスタンド26に取付けたボ
ールプランジャ式ガイドなどの保持装置35により、半
径方向33へは移動可能で且つ軸線方向10へは移動不
能に保持する。
【0017】尚、36は板1の突合せ部分に配置された
溶接トーチ、37は溶接ビード、38はボルトである。
溶接トーチ、37は溶接ビード、38はボルトである。
【0018】次に、作動について説明する。
【0019】バスやトラックなどの車両用のエアタンク
を製造する場合、先ず、金属製の薄肉の板1を図示しな
いローラなどを用いて円筒状に曲げておき、円筒状に曲
げられた板1の外周数箇所の位置を押えブロック2〜6
で押えると共に、板1の内周にシェルブロック12〜1
5を挿入配置し、エアシリンダなどの拡縮装置29を伸
縮動して、センターブロック24を軸線方向10へ移動
する。
を製造する場合、先ず、金属製の薄肉の板1を図示しな
いローラなどを用いて円筒状に曲げておき、円筒状に曲
げられた板1の外周数箇所の位置を押えブロック2〜6
で押えると共に、板1の内周にシェルブロック12〜1
5を挿入配置し、エアシリンダなどの拡縮装置29を伸
縮動して、センターブロック24を軸線方向10へ移動
する。
【0020】すると、位置の基準となる1本のシェルブ
ロック12を除く、他のシェルブロック13〜15は、
ボールプランジャ式ガイドなどの保持装置35によって
半径方向33へ移動可能で且つ軸線方向10へ移動不能
に保持されているので、拡縮装置29によるテーパ状の
センターブロック24の移動により、円筒状に曲げられ
た板1の半径方向33外方へ移動され、全体としてシェ
ルブロック12〜15が拡径される。
ロック12を除く、他のシェルブロック13〜15は、
ボールプランジャ式ガイドなどの保持装置35によって
半径方向33へ移動可能で且つ軸線方向10へ移動不能
に保持されているので、拡縮装置29によるテーパ状の
センターブロック24の移動により、円筒状に曲げられ
た板1の半径方向33外方へ移動され、全体としてシェ
ルブロック12〜15が拡径される。
【0021】これにより、板1外周の押えブロック2〜
6と、内周のシェルブロック12〜15との間で、板1
の周方向7の数箇所の位置が押えられることとなるの
で、軽量化のため板1を薄肉としても、溶接時に板1の
形状が保持され、よって、円筒状に曲げられた板1の対
向する二辺の突合せ部の間隔が所定の間隔に精度良く保
持されることとなるため、品質の高い溶接を行うことが
可能となって、高圧容器の規格に適合するエアタンクを
製造することが可能になる。
6と、内周のシェルブロック12〜15との間で、板1
の周方向7の数箇所の位置が押えられることとなるの
で、軽量化のため板1を薄肉としても、溶接時に板1の
形状が保持され、よって、円筒状に曲げられた板1の対
向する二辺の突合せ部の間隔が所定の間隔に精度良く保
持されることとなるため、品質の高い溶接を行うことが
可能となって、高圧容器の規格に適合するエアタンクを
製造することが可能になる。
【0022】尚、板1の突合せ部の溶接が済んだら、上
記とは反対の手順で、溶接によって形成された円筒胴を
押えブロック2〜6やシェルブロック12〜15から外
し、円筒胴の両端にエンドプレートを溶接固定してエア
タンクを完成する。
記とは反対の手順で、溶接によって形成された円筒胴を
押えブロック2〜6やシェルブロック12〜15から外
し、円筒胴の両端にエンドプレートを溶接固定してエア
タンクを完成する。
【0023】又、本考案によれば、拡縮装置29の伸長
量を調整することにより、曲げ径の異なる板1に対して
も広く利用することができる。
量を調整することにより、曲げ径の異なる板1に対して
も広く利用することができる。
【0024】更に、拡縮装置29にスクリュー式などの
移動量微調整装置を設けることもできる。
移動量微調整装置を設けることもできる。
【0025】尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の円筒板保
持装置によれば、円筒状に曲げられた薄肉の板の向い合
う二つの辺の間隔を精度良く保持させることができる。
又、センターブロックを、シェルブロックにガイドレー
ル及びガイドベアリングを介して移動自在に設けている
ためセンターブロックとシェルブロックの間に作用する
フリクションを低減し、結果として円筒板保持装置の性
能の信頼性を高めることができる。更に、シェルブロッ
クのガイド部材が保持装置に保持されているためシェル
ブロックは半径方向へは移動可能で且つ軸線方向へは移
動不能に保持されており、結果としてシェルブロックの
軸心を調節することができる。更に又、押えブロックが
エアシリンダに取り付けられているため円筒状に曲げら
れた板をセッティングする際にはエアシリンダにより押
えブロックの内方を広げて板のセッティングを容易に
し、而もエアシリンダを調節することにより板をクラン
プすることもできるという種々の優れた効果を奏し得
る。
持装置によれば、円筒状に曲げられた薄肉の板の向い合
う二つの辺の間隔を精度良く保持させることができる。
又、センターブロックを、シェルブロックにガイドレー
ル及びガイドベアリングを介して移動自在に設けている
ためセンターブロックとシェルブロックの間に作用する
フリクションを低減し、結果として円筒板保持装置の性
能の信頼性を高めることができる。更に、シェルブロッ
クのガイド部材が保持装置に保持されているためシェル
ブロックは半径方向へは移動可能で且つ軸線方向へは移
動不能に保持されており、結果としてシェルブロックの
軸心を調節することができる。更に又、押えブロックが
エアシリンダに取り付けられているため円筒状に曲げら
れた板をセッティングする際にはエアシリンダにより押
えブロックの内方を広げて板のセッティングを容易に
し、而もエアシリンダを調節することにより板をクラン
プすることもできるという種々の優れた効果を奏し得
る。
【図1】本考案の一実施例の概略縦断面図である。
【図2】図1のII−II方向から見た概略図である。
【図3】シェルブロックの概略分解図である。
1 板 2〜6 押えブロック 7 周方向9 エアシリンダ 10 軸線方向 12〜15 シェルブロック 16〜23 面 24 センターブロック31 ガイドレール 32 ガイドベアリング 33 半径方向 34 ガイド部材 35 保持装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 37/053 B23K 9/025 B23K 37/04 B21D 3/14 B21D 39/20 B21D 41/02
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状に曲げられた板の外周を押える押
えブロックを周方向に複数設けると共に、前記押えブロ
ックを前記円筒状に曲げられた板の径方向へ移動させる
エアシリンダを設け、前記円筒状に曲げられた板の軸線
方向へ延び、前記押えブロックと対応して板の内周を押
えるシェルブロックを周方向に複数本設け、該複数本の
シェルブロックの中心位置に、各シェルブロックの前記
板とは反対側に形成された面と対向する面を有する棒状
のセンターブロックを前記軸線方向へ移動自在に設け、
且つ、全て或いは一本を除くシェルブロックのセンター
ブロックと対向する面に、前記軸線方向一端側から他端
側へ向かうに従い前記板の周面へ近付くテーパ面を形成
すると共に、前記センターブロックにおけるシェルブロ
ックのテーパ面と対向する面に、シェルブロックのテー
パ面と平行なテーパ面を形成し、前記各シェルブロック
の前記板とは反対側に形成される面と、前記センターブ
ロックの、前記各シェルブロックの前記板とは反対側に
形成された面と対向する面との間に、センターブロック
の軸線方向への移動を可能にするガイドベアリング及び
ガイドレールを設け、前記センターブロックの、円筒状
に曲げられた板の軸線方向の他端側に、前記円筒状に折
り曲げられた板の半径方向に延びるガイド部材を突設
し、該ガイド部材を、前記円筒状に折り曲げられた板の
半径方向へは移動可能で且つ軸線方向へは移動不能にす
るよう保持装置により保持させたことを特徴とする円筒
板保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993015601U JP2588041Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 円筒板保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993015601U JP2588041Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 円筒板保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670983U JPH0670983U (ja) | 1994-10-04 |
JP2588041Y2 true JP2588041Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=11893248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993015601U Expired - Fee Related JP2588041Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 円筒板保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588041Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103128480B (zh) * | 2011-11-23 | 2015-03-11 | 深圳市鹏煜威科技有限公司 | 筒类工件成型合缝焊接模具 |
CN117399883B (zh) * | 2023-12-12 | 2024-02-20 | 山东聚鑫专用车制造有限公司 | 一种绿化喷洒车罐体焊接系统 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP1993015601U patent/JP2588041Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0670983U (ja) | 1994-10-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |