JP2587036B2 - 光学的記録媒体及び該媒体を用いる光学的トラック追跡装置 - Google Patents

光学的記録媒体及び該媒体を用いる光学的トラック追跡装置

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JP2587036B2
JP2587036B2 JP60151161A JP15116185A JP2587036B2 JP 2587036 B2 JP2587036 B2 JP 2587036B2 JP 60151161 A JP60151161 A JP 60151161A JP 15116185 A JP15116185 A JP 15116185A JP 2587036 B2 JP2587036 B2 JP 2587036B2
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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、その要素が表面に予め書き込まれたパター
ンによって示されるトラックに沿って、光学的な書き込
みが可能な情報媒体に関する。
[従来の技術] この種の情報媒体は、代表的にはディスクからなり、
光学的ビームにより該ディスクの光感応性表面がらせん
形の路に沿って1ミクロンオーダのピッチで走査され
る。また本発明はトラックの要素が同心円からなる場合
も含むことが理解されよう。光感応性表面は、非常に小
さな光のスポットによって走査され、該スポットは曲線
に沿ってデータを、例えば表面の不規則性の形で、書き
込むのに使用される。光感応性表面上の正確な位置に書
き込みスポットを当てるためには、各々の曲線が、それ
自体が表面不規則性で成立っている予め書き込まれたパ
ターンでマークづけされる。予め書き込まれた領域のパ
ターンは、通常、情報媒体製造工程によって作成され、
このために、これらのパターンの位置は有効なスペース
をわける予め書き込まれた領域と交互にデータ書き込み
用の領域を配置して規定するという特別な形式(フォー
マット)に対応している。このような特別な配置は、有
用な情報を蓄積するために情報媒体に追加書き込みを行
なう場合、すでに予め書き込まれた領域のサービス情報
に影響を与えないので好都合である。
サービス情報は、データをトラックに沿って位置づけ
ることを可能にするとか、あるいは適当なアドレスを用
いて記憶用個所を区分するようにするものである。
本発明は特に予めの書き込み構造に関するものであ
り、該構造は読出しまたは書き込みのスポットをトラッ
クの軸上に中心を合せて保持できるようにし、かつ信号
を考慮の対象になっているトラックに沿って位置づけて
サンプリングし得る参照タイミング・マークを提供でき
る。
単一のスポット走査においては、トラック追跡の誤り
信号がサンプルと比較することによって得られるよう
に、偏心したパターンを含む予め書き込まれた構造を提
供すると好都合である。さらにこの種の構造の一つは、
トラックに関してスポットを正しく中心に合わせ続ける
べくトラック追跡の誤り信号が適当な符号を持つように
するために、サンプリング・タイミングのマークを設け
ることを可能とするパターンを有し、である。これらの
補助的なパターンは、情報媒体上の他のパターンと容易
に区別されるように読出しスポットより大きく作ってあ
るが、ただしこの解決法は予め書き込まれる領域の構成
を複雑にする。従ってこれら補助的パターンは、それら
を大きく作るよりは専用コードにより分割することで区
別する方がよい。以上述べたように構成されたパターン
配列を持つ予め書き込みの構造は、フランスで1982年3
月12日にトムソン−セエスエフ(THOMSON−CSF)の名で
出願された特許出願82 04218,82 04219,82 04220に開示
されている。偏心したパターンを特徴とする予め書き込
まれた構造は、1983年4月27日に公開された欧州公開特
許、EP−A−O 077 641,EP−A−O 077 642,EP−A−O
077 643及びEP−A−O 077 644に述べられている。
[発明が解決しようとする課題] 上記した予め書き込まれた構造は、情報媒体の上であ
る範囲の領域を占有し、有用なデータ蓄積用に役立つス
ペースをそれに比例して減少させている。これらの既知
の構成においては、同期目的のため準備されたパターン
がトラック追跡用のパターンの前に置かれており、不必
要に予め書き込まれる領域の長さを増加させている。
これらの不利益を軽減するため、本発明はトラック追
跡機能と同期機能を組合わせたパターンを用いるコンパ
クトな予め書き込み構造を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 一つの観点に立つと、本発明は、光学的記録媒体にあ
り、該光学的記録媒体は、長手方向の軸を有するトラッ
クと、所定の基本長さを単位としてデータを書き込むた
めの前記トラック上のデータ書き込み領域と、前記書き
込み領域と交互に前記トラック上に設けられておりかつ
夫々が先端エッジ及び末端エッジを有する少なくとも二
つのパターンを有する予め書き込まれたマーク領域とを
備えており、前記少なくとも二つのパターンの二つの先
端エッジ及び二つの末端エッジの内の二つのエッジは第
1のエッジ対を規定し且つ該第1のエッジ対を規定する
エッジとは異なる残りの二つのエッジは第2のエッジ対
を規定しており、前記第1のエッジ対を規定する二つの
エッジは異なるパターンのエッジであり、また前記第2
のエッジ対を規定する二つのエッジも異なるパターンの
エッジであり、さらに、前記少なくとも二つのパターン
の少なくとも一つの一部分は前記トラックの前記軸に対
して偏心しており、また、前記少なくとも一つのパター
ンの前記一部分は、前記第1のエッジ対の少なくと一つ
のエッジに関連付けられており、前記第1のエッジ対は
該第1のエッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って
第1の所定の距離を規定しており、前記第2のエッジ対
は該第2のエッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿っ
て第2の所定の距離を規定しており、前記第1及び第2
の所定の距離の各々はデータ書き込みのための前記基本
長さの整数倍の連続した二つの数値の間の長さを有して
おり、前記パターンは、読出しスポットの少なくとも前
記二つの先端エッジ及び二つの末端エッジへの照射によ
り得られる時間軸同期信号を参照して、前記読出しスポ
ットの少なくとも前記偏心したパターンの一部分への照
射からトラック追跡エラーを検出するべく、読出しスポ
ットで継続して光学的に走査されるように構成されてい
る。
また別の観点では、本発明は上記の種類の媒体を使用
する光学的トラック追跡装置にある。
[実施例] 第1図は、一例としてディスクとして表わされた情報
記録媒体であり、光が透過することのできる支持層1
と、入射データの移し換えのために書き込み用光ビーム
と相互作用をする光感応性層2とを備えている。非限定
的な例によると、支持体層1の表面には、予め書き込ま
れたレリーフパターンを形成するピット10,11,12,13及
び14がある。このレリーフパターンは、その表面と一体
になる光感応性層2で被覆され、この光感応性層2は熱
分解性の有機物層の下敷き層と薄い金属のコーティング
層とを含んでいる。このコーティング層は書き込み用光
ビームの照射によって生ずる温度の上昇に耐えるもので
あるが、書き込み用光学ビームを変調するのに用いられ
た情報を表現するバブル(泡)を形成するために特定の
光学的パワーのしきい値以上で局部的に変形するもので
ある。本発明はバブルを用いる光感応層に限定されるも
のではなく、他の既知の光感応層を包含し、特に光ビー
ムの照射によって融発、ジアゾ化合物の分解、物理的状
態の変化または潜像の形成を起すものを包含する。それ
ぞれのピットやバブルは、予め書き込まれた、または追
記されたパターンを表わす。このパターンは、情報支持
体の感応性層の表面において、ある閉じた輪郭によって
境界が定められており、これらのパターンの組がこの表
面の二次元的な仕切をもたらしている。データの蓄積の
ために指定された環状の区域は、一般に情報媒体の周辺
4と内部の円周部5との間に形成される。それはまた半
径方向の幅lとピッチpを有するトラック部分に細分割
される。第1図において、夫々のトラック部分は、交互
に設けられた二つのらせんの曲線を表わしている2本の
点線6,7の間に包含され、その中心は原則的に回転軸Z
の上に位置している。情報媒体はセンタリングホール3
によって中心が合わせられている。センタリングホール
は、原理的に前記のらせんとも中心が合わせられてお
り、また駆動モータ16の回転シャフト15の上に形成され
る軸受け面と対応している。環状区域は交互に並んだ角
領域(セクタ)D,Sを規定している一組の半径8,9によっ
てさらに細分割される。角セクタDは使用することの出
来るデータの蓄積に当てられ、一方の角セクタSは、如
何なる光学的トラック追跡エラーも判然とさせるために
特に用意された予め書き込まれたパターン用として準備
される。第1図に示された情報媒体の構造は、実際は非
常に多くのトラック要素と、非常に多くのセクタを含む
ことが理解されよう。本発明が関係するのは該セクタの
配列の細部であるので、第1図においては、該セクタS
の大きさが誇張されている。またパターン10〜14のピッ
トの形態、ならびに「予め書き込まれた(prewritte
n)」なる用語は、本発明の範囲を限定するものでない
ことを強調しておく。
レリーフを持たないが、然しそれを取巻く周囲の部分
とは光学的濃度の違いにより、または光の反射強度の変
化によって区別されるパターンを考えることが出来る。
予め書き込まれたピットまたはプロジェクションの効果
は、情報媒体の製造と関連している。支持体層1は、事
実ホトレジストを露光することで作製されたマトリック
スのレリーフのコピーである。光感応性樹脂の層で被覆
されたガラスの元板(ブランク)が、露光のため適当に
焦点を結ばせた変調レーザビームを用いる記録機械の中
に配置される。レーザビームは通常円形をした光のスポ
ットを生じ、例えばらせんの路を描くように特に形成さ
れる。レーザビームの強度を変調することにより、後に
使用するための中心が合ったパターン、例えば10,11,12
が形成される。後に使用するための偏心したパターン1
3,14を規定するために、例えば音響−光学的デフレクタ
によってレーザビームの照射点が動かされ、らせんの路
の中に予定された量だけの一時的な半径方向の片寄りを
形成させる。用いられるパルス化された露光モードが与
えられると、各々の予め書き込まれたパターンは、先端
エッジ及び末端エッジを有する短いか又は長い線形の形
状を有する。それらのエッジの形状は、これらの形状を
得るために用いられたスポットの形状を想起させる。
第1図はまた、予め書き込まれた情報媒体を用いる光
学的記録及び読出し装置の他の重要な要素を示してい
る。駆動モータ16の他に有用なデータを書き込むために
光学ヘッド17を備えることが必要なことが分る。このヘ
ッドは回転軸Zから種々の距離Rに位置するトラック要
素を照らすことのできる光のスポット24を照射すること
ができる。この目的のため、光学ヘッド17は対物レンズ
21の方向にピボット式鏡19によって反射された、固定レ
ーザからの平行光線22を受容できる。対物レンズ21によ
って焦点を合わされたビーム23は、支持体層1を通って
光感応層2を照射し、モータ20により一つのトラック要
素から次のトラック要素へ移動可能なスポット24を生じ
させる。スポット24のより大幅な移動は、モータ18を用
いて光学ヘッド17を動かすことによって得られる。
情報媒体によって担持されているパターンとビーム23
との光学的相互作用は、スポット23により照射された光
感応層2の部分から出射する光が、パターンの存在、ス
ポットに対するそのパターンの位置、及び、パターンが
存在するならば、それが有益なデータを蓄積するために
追記されたものであることを示す特徴を有していること
を明らかにする。情報媒体の前面に示された断面が、連
続する三つのトラック要素上に位置するパターン10のレ
リーフを表わしている。左側の2個は予め書き込まれて
いるものを示しており、光感応層2が支持体層1の中で
ピットと緊密に接触している状態が分かる。右の一つの
パターンは追記されたもので、例えば光感応層2は離
れ、バブルを形成している。通常、セクタSを追記する
必要はない。適切な場合は、セクタDは如何なる予め書
き込みも含んでいない。
セクタSの中に存在する予め書き込まれたパターン1
1,12,13,14は、トラック要素や、トラック要素を相互に
隔離するトラック間のスペースを空間的にマーキングす
るのに重要な役割を果しており、スポット24による情報
媒体の走査の異なる段階を時間的にマーキングするのに
も重要な役割を果している。第1図に示されたパターン
13及び14は、より特定的にはトラッキングエラーを検出
する目的のもので、一方パターン11及び12は、時間ベー
スと同期するために用いられる。
情報媒体と相互作用した光に検出する光学検出手段
は、第1図には示されていないが、それは一般的に情報
媒体から対物レンズ21を透過して戻ってくる光を集める
ように配置されている。これらの手段は、第10図のブロ
ックダイヤグラムで55の参照番号が付されている。
第2図は、既知のタイプの予め書き込まれた構造と、
この構造とスポット24とが光学的に相互作用した場合に
得られる種々の電気信号を示している。このスポット
は、トラックの長手方向の軸とスポットの中心とが一致
したものと、輪郭25と26に示されているようにスポット
の中心が軸から上または下に偏心したものとがある。
第2図(a)では、トラックの軸が番号0から14まで
の点線で示した直交する線によりHの増加量(基本長
さ)で目盛り付けされている。この目盛り付けされた範
囲は、夫々が連続した予め書き込まれたパターン10を有
する2個のセクタDによって挟まれている、セクタSの
領域を示している。目盛りを付した領域には、最初の保
護スペースに続いて中心が軸に合った第1のパターン11
が設けられており、その長さは1.5の目盛り分に相当
し、同様に中心が軸に合った第2のパターン12がパター
ン11の右の方に2.5目盛りずれて位置している。これら
二つのパターンは11,12は、一つのコード化された位相
マークを構成しており、適当なフィルタは、書き込みの
増加量Hに応じて情報媒体の上にあるディジタルデータ
に反応することなくこの位相マークを識別することがで
きる。目盛りをつけた領域には、さらに二つのパターン
13,14があって、これらはトラックの軸から夫々反対の
側に偏心している。パターン13は、目盛り7から9の間
で上方向に偏心しており、パターン14は、目盛り10から
12の間で下方向に偏心している。第2図(a)に示され
斜線を付されたパターンは、これらが光検出器で走査さ
れる場合に平坦な周囲の部分よりより小さい光の反射を
与えることを示している。
第2図(b)に示す図は、光検出器により提供される
読出し信号を表わしている。該信号の大きさは、低レベ
ル29、高レベル27で垂直軸方向にプロットされている。
実線の曲線31は、中心が軸に合ったスポット24による予
め書き込まれた構造からの読出しを示す。ここでパター
ン13,14と中心が軸に合っているスポット24が相互作用
すると、二つの中心のずれたパターンにおいてその深さ
は同一であるが読出し信号の谷部がより浅くなっている
点に注目されたい。点線の曲線30は、(a)において輪
郭25で示す中心が軸の上に偏心したスポットによる読出
し信号を表わす。パターン10,11,及び12との相互作用は
谷の浅い信号を生じ、またパターン13,14との相互作用
に対応する信号の谷は夫々実線の曲線31に対して反対の
方向に変位することが分かる。この事実は、8及び11の
目盛りの場所で読出しシグナルをサンプリングし、サン
プリングされた信号からこれらの差を求めることによっ
てトラックの軸に対しスポットが偏心していることと共
に、該偏心の方向を指摘できることを示している。
第2図(b)に示された読出し信号は、速やかな遷移
(信号レベルの低レベルから高レベルへの、または高レ
ベルから低レベルへの間の移行)を特徴づけてはいな
い。従ってそれから有用な情報を抽出するために信号は
処理する前に再整形すべきである。再整形は、線28で示
される決定のためのしきい値と読出し信号の交点に対応
する遷移の所で、矩形の信号を作ることから成る。
第2図(c)は、中心が軸に合ったスポットで走査す
る場合の再整形後の信号32を示す。また図2(d)は、
上方向に偏心したスポット、即ち輪郭25での走査に対応
する再整形後の信号33を示す。また同じく第2図(e)
は、下方向に偏心したスポット、即ち輪郭26での走査に
対応する再整形後の信号34を示す。
この整形された信号は記録−再生装置の時間軸と同期
させて用いられるので、遷移の位置に対比したトラック
追跡エラーはエラーの符号が何であろうと同じ効果を有
することは重要なことである。
第2図において、(d)と(e)はトラック追跡エラ
ーに原因するシフトを示している。水平の矢印は、パタ
ーン11〜14の先端エッジ及び末端エッジを検出するに当
って早いか又は遅いかというこの読出しシステムの傾向
を表わしている。同じように、遷移のシフトを考察する
と、位相のマーク11と12とは、トラック追跡エラーに対
してこれら両者の遷移上のシフトが実質的に相違が見ら
れることなく検知される。しかし、トラッキングマーク
13と14とでは同じことは適用できない。
このように、二つの位相マーク11及び12の先端と末端
のエッジのみが時間軸を同期するために用いられ、一方
トラッキングマーク13と14の利用し得る部分だけが、側
方に偏心した配置からできているので、第2図の予め書
き込まれた構造は満足できるものである。しかしなが
ら、この解決法は、4個の離れているマークと隣接する
データセクタのための保護スペースとを使用するので、
スペースの観点からみて非常に費用が掛かる。
上記の点を考慮すれば、本願発明はよりコンパクトな
予め書き込まれたパターン構造を提案するもので、これ
は少くとも二つのパターンを用いるものであり、少くと
もその先端エッジ及び末端エッジのペアの少くとも一つ
のエッジと関連した中心軸から偏心した部分を特徴と
し、それはまた他の先端及び末端エッジを有するペア
と、所定の二つの距離をトラックの軸に沿って規定する
ように組合わされているものであり、各距離はデータ記
録の増加量の整数倍の連続した二つの数値の間の長さで
構成される。
第3図は、本発明の概念を明確に示している概略図で
あり、T軸に沿ったトラックの軸を持つ情報記録媒体の
表面を規定するTとRの座標系で、二つの予め書き込ま
れたパターンの基本的な要素が、実際の輪郭に特別な考
慮を払うことなく概略的に示されている。スポット24の
トラッキングエラーΔRを示すためは、横へ伸びるパタ
ーン37及び41のR軸に沿う位置づけが重要である。一方
において、時間軸のよい同期を定義づけるべく、先端の
エッジ36及び39ならびに末端のエッジ38及び40が慎重に
位置づけられなければならない。
先端エッジ36とスポットとの相互作用が、第3図に示
されている。そこではスポットが左側のパターンに到達
した場合、このエッジは読出しスポット輪郭24,25,又は
26に対してまず接する。曲線35は、相互作用が始まる時
刻におけるスポットの位置でその中心の幾何学的軌跡で
あり、またスポットの偏心ΔRに起因する同期のエラー
ΔTを表わし得る。第3図に示された予め書かれた構造
において、所定の距離Hをもとに書かれた利用しうるデ
ータを認識しかつ分別しうるため、ここで二つの先端エ
ッジ及び二つの末端エッジを用いて距離A及びBを規定
する。これらの距離は、夫々、増加量Hの整数倍の連続
した二つの数値の間の長さを有しており、従って kH<A<(k+1)H mH<B<(m+1)H で表わされる。ここでk及びmは何等かの整数である。
半整数の距離がHの関数としてA及びBの距離を表現す
るために典型的には選ばれる。
第3図において、パターンの中央Cがエッジ39とエッ
ジ40との間に記されているのは、対称性によりスポット
の中心と中央Cとが時間軸の同期のために最も確実な標
示を与える同一横座標を瞬間的に有するからである。こ
の瞬間は、スポットが、Cにその中心を有しているパタ
ーンの境界を決めているエッジ39,40を横切る時点の間
を直線内挿することにより導くことができる。こうし
て、スポットの焦点ずれや予めの書き込みに関連するエ
ラーが排除され、同期のエラーΔTが補償される。
本願発明の範囲を逸脱することなく、距離A及びBを
第3図に示したような同種のエッジ間の距離ではなく、
例えば一方ではエッジ36と40との間に、他方では38と39
との間と定義してもよい。この方法によるエッジの組み
合わせを選択すると、予めの書き込みや焦点合わせのエ
ラーに対してより鋭敏になるが、一方後に説明するよう
に予めの書き込みに特別に混み入った手段が必要となる
傾向がある。本願発明に従って予め書き込まれた構造の
一般的特徴を概述したが、これは本発明の範囲で様々な
実施例に適用されよう。
図4(a)において、本発明に基づく予め書き込まれ
た構造の第1具体例を示す。この構造は目盛り0〜10の
間にあり、二つのパターン42及び43を含み、各々のパタ
ーンは中心軸がトラックの軸からずれた中央部分と中心
軸がトラックの軸に合った両端部分とを有している。第
4図(b)は、読出し信号を示しており、第2図に使用
されたものと同じ参照番号が付してある。鎖線の曲線44
は、第2図の輪郭26で示した偏心スポットに対応する読
出し信号として付加された。第4図(c)の曲線32は再
整形された信号であり、同図には第4図(a)の目盛り
付き図面に対比した半整形の距離A及びBが示されてい
る。距離Aはパターン42と43の二つの先端エッジ間の距
離で、一方距離Bは二つの末端エッジの間の距離であ
る。パターン42とパターン43との相違は、中央部分の偏
心方向が異なるという点にある。第4図(d)には、第
1のパターン42のための読出し信号サンプリング・ウィ
ンドウを規定する信号45及び第2のパターン43のサンプ
リング・ウィンドウを規定する信号47が示されている。
信号46及び48は、第4図(b)に描かれた三つの場合
に対応する三つの信号高さで得られたサンプルを示す。
信号45及び47は、記録−再生装置の時間軸と同期する回
路によって供給されるもので、信号32の遷移によって同
期される。
予め書き込まれた構造は、第5図(a)で示す構成を
採用することでよりコンパクトに形成され得る。この構
造は、中央パターン49と、利用できるデータが追記書き
込まれる場所である予め書き込まれた溝10の延長部から
成る2個の腕木パターン(bracketing pattern)とを含
む。中央パターン49は、中心軸がトラックの軸から反対
側に偏心した二つの部分と、中心軸がトラックの軸に合
った両端部分からなる。目盛り1の上流側と目盛り7の
下流側へと伸びた2個の腕木パターンは、左側先端の先
端エッジ及び右側端部の末端エッジを規定する上で必要
である。これら二つのエッジは、中央パターン49の類似
エッジと対をなすものである。距離A及びBが、第5図
(c)に示される。第5図の(b)から(d)は、前記
第4図の同様な行と同じように説明できる。パターン49
の中央の斜行部分は随意のものであるが、これは別に不
都合なものではない。
数値的な実例によると、第5図に示されるように構成
された予め書き込まれたパターン配置は200ナノ秒の時
計周期に基づくことができる。他の図面と同様に、第5
図は二つの説明がなされるが、それは幾何学的配列と該
配列から生ずる電気的信号の間の関係を提示するからで
ある。この関係は、当然トラックを走査する速度bに依
存している。第5図(a)の中に示された目盛りの増分
Hとしての長さは、時間間隔と関係づけられ、その長さ
は時計周期である。
本実施例では、読出し半径0.0705mに伴なう走査速度
8.25m/s、及び約1120rpmの回転速度で、200ナノ秒の時
計周期は1ビット辺り1.65ミクロンの長さに相当し、第
5図のセクタSの全長を1.65×9ミクロン、即ち14.85
ミクロンとするものである。このセクタSはDブロック
と隣接せしめ得、各Dブロックは91時計周期を含み、そ
れはブロック当りの長さ150.15ミクロンに相当する。
トラックのピッチpは代表的なもので1.7ミクロン
で、またトラック幅lは0.6ミクロンである。トラック
に関するこれらの寸法は、中間の高さでの走査スポット
の直径が1ミクロンとする場合においては適当なもので
ある。第5図における目盛り3と4との間と、目盛り5
にまがっている部分とに設けられたパターン49の部分の
偏心の度合は±0.3ミクロンである。この偏心量は、偏
心した部分の幅の中央を通る片寄り軸とトラックの長さ
方向の軸との距離である。パターン49の幅は典型的には
一定でトラック幅lに等しい。
他の可能な配置として第6図を示すが、該図は第4図
のパターン配置から誘導されたものであり、パターン43
の代りに何等偏心のないパターン50を入れたものであ
る。この理由で、情報媒体の上においてはデータ用のセ
クタDは第6図で示される形の二つのセクタSによって
挾まれるような段階を含み、これはパターン42の偏心部
分の偏心方向が交互に変化しているものである。スポッ
トのトラック追跡エラーの評価は、二つのサンプルを検
討することを必要とし、2個の引き続いて予め書き込ま
れた構造を順番に処理することによりなされる。第6図
の場合においては、予め書き込まれた溝10がその延長に
よって位相のマークを規定するために寄与する必要はな
いが、マーク50は削除され、溝10のマーク42へ向う延長
がこのマークの役目を果たしてもよいことは理解され
る。
更に第7図に示されるものにより、3個のパターンを
持つ予め書き込まれたパターン配置構造を選択すること
もできる。これは第6図の配置から誘導され、第6図の
パターン42を、中心軸がトラックの軸から偏心した部分
と、中心軸がトラックの軸に合った部分とを有する2個
のパターン51及び52で置換している。
第7図の構造は、第4図及び第5図のパターン配置と
同じく二つのトラッキングマークを付したサンプルを提
示しており、予め書き込まれた溝の延長が、パターン50
に置換し得る可能性に関しての第6図との関連で注意が
払われる。
3個のパターンを有する配置は、第7図の配置に基づ
く変形である。第8図で中央のパターン50はパターン51
及び52と類似のパターン53及び54によって挟まれている
が、距離A及びBが互いに同一の大きさでかつ相当小さ
いものを得るように異なって配置されている。ここで再
びパターン50は、溝10の延長でもって置き換えることが
可能である。
第9図のパターン配置は、第5図に示されたパターン
49の繰返しによる四つのトラック追跡サンプルを提供す
る。パターン49を繰返すことによって、距離A及びBを
規定するために、溝10の延長に依存する必要はない。
第10図は、本発明に従って予め書き込まれた構造を用
いた情報転写装置の非限定的な電気回路を示すものであ
る。
この回路は、第4図と第5図の(b)で示された読出
し信号を送る光検出手段55を含んでいる。この読出し信
号は波形整形回路56の入力と、入力信号をサンプリング
し次のサンプリング命令があるまでサンプルされた値を
保持する二つのサンプリング及び保持回路61と64の入力
とに送られる。回路61と64の出力は比較回路60の入力に
接続され、該回路60は、鏡14を方向づけるモータ20を制
御するトラック追跡エラー信号を送るものである。サン
プリング及び保持回路61と64は、第4図、第5図の
(d)で45と47で示したサンプリング・ウィンドウを規
定する信号を出力するサンプリング・ウィンドウ・ジェ
ネレータ回路68によって制御される。サンプリング・ウ
ィンドウをマークするのに必要な時間基準は、時間軸回
路71からジェネレータ回路68へ送られる。前記回路71
は、同期の効果は無視して、第4図、第5図(a)で示
された目盛りに相応する使用しうるデータの走査のため
のタイミングHを提供する時計(クロック)70により作
動される。
時間軸回路71は、また補間回路59から同期信号を受取
る。それは補間回路59の機能を決める位相マークの検出
である。この目的のために、波形整形回路56より送られ
た再整形信号が二つの遷移選択回路57と62に印加され
る。
選択回路57の機能は、第3図から第9図までにおける
次の位相マークの開始をマークする遷移の分別であり、
選択回路62はこのマークの終端を検知する遷移の分別の
役割を果たすものである。
この選択を実行するために、各々の遷移選択回路57及
び62はサンプリング・ウィンドウ・ジェネレータを有し
ており、該ジェネレータは適当な符号を有している整形
信号の中の遷移を時間基準として抽出する。サンプリン
グ・ウィンドウは、遷移の開始からAまたはBの距離に
ある遷移を把握するように形成される。選択される遷移
は実際に第2の位相マークを限界づけているものの一つ
であるから、位相マークの上流側に十分なデッドスペー
スを設けるとか、あるいはデータの分布を支配する目盛
りに対して整列して第1の位相マークのエッジを位置さ
せるとか、あるいは遷移が位相マークを走査したと関係
づけられる場合のみ選択回路57と62の入力を遮断すると
かの手段を必要とするものである。
補間回路59は、選択回路57と62から発した遷移で決め
られる検出時間を、該回路に接続する周波数逓倍器66に
より与えられる時計70のサイクルの1区分に従って解決
する。これらの瞬間に割当てられる時間の量は、スポッ
トの中心と第2の位相マークの中央Cとの合致をマーカ
として時間軸同期エラーをセットする内挿表にアクセス
するための数値として役立つ。補間回路59は同期エラー
を表す時間軸同期信号を時間軸回路71に対して出力し、
この同期エラーは、一組の位相マークの各々の走査にお
いて実行される同期のために時間軸回路71により用いら
れる。同期エラーは、例えば回路62により選択された遷
移の時点でとられる。時間軸回路71は、緩衝記憶装置65
への利用しうるデータの送給と同期するために用いら
れ、該装置65はタイミングジェネレータ69によって制御
される。
データは波形整形回路56で再整形されたあと緩衝記憶
装置に入る。それは出力72で使用される。
時間軸回路71はまたサンプリング・ウィンドウ・ジェ
ネレータ63をも制御するが、該ジェネレータ63は回路58
と共に読取りビーム焦点合わせエラーを示す信号の一つ
またはそれ以上のサンプルを選択している。この信号は
光検出器55によって与えられる。焦点ずれ検知信号のサ
ンプルは、予めの書き込みのない情報媒体の領域から、
あるいは、中心の合った領域のような予め書き込まれた
領域又は、それぞれ反対側に中心が偏心している二つの
領域などから取り出される。制御回路58は、光のビーム
の焦点を合わせるモータ67を制御する。
これまでの説明の中では、波状または階段状のパター
ンを用いるコンパクトな予め書き込まれた構造を述べ
た。しかし予めの書き込みの寸法上の特徴が緻密に制御
できるならば、よりコンパクトな配列も考えられる。
第2図において、再整形の読出し信号中の遷移は、ト
ラックの軸に対してのスポットのトラック追跡エラーに
よるシフトに支配されている。同図の(d)と(e)を
比較すると、パターン13と14の先端エッジの走査に対応
する同じ向きでの遷移を隔てる距離は、スポットがトラ
ックの軸からはづれて動く際に変化している。他方にお
いて、パターン13と14の一つの先端エッジの走査とこれ
らのパターンの他の末端エッジの走査に相当する反対の
向きでの一組の遷移を考えてみると、こうして定義づけ
られた距離はトラック追跡上のエラーに対比して変わら
ないことが分かる。したがって予め書き込まれた構造の
全体的な寸法を小さくすることが可能になる。
第11図において、(a)は二つの中心のずれたターン
73と74からなる予め書き込まれた構造を示し、その先端
及び末端エッジは、時間軸の同期が可能になるよう特別
な方法で対となっている。
パターン73の先端エッジは2の目盛りで始まり、また
第11図(c)で示される半整形の距離Bを規定すべくパ
ターン74の末端エッジと対をなしている。パターン73の
末端エッジは、別の半整数距離Aを決定すべくパターン
74の先端エッジと対をなす。
第2図と比較すると、第11図の構成は中心が軸に合っ
ている位相マーク11と12を完全に除くことが出来ること
を示す。またトラック75の軸に対比したスポットのトラ
ック追跡エラーを検出するためのマーク73と74を、時間
軸を同期させるために発する反対符号の遷移を使用でき
るように配置していることを示す。第4図から第9図ま
でにおいて、距離A及びBを規定する中心が軸に合った
パターンのエッジから出た同一符号の遷移であった点に
注目されたい。
第11図の(b),(c),(d)及び(e)は、これ
までの図面で同じ要素を同じ記号で示すもので、何等特
殊なコメントを必要としない。
前に説明したように、問題なのは、マーク74の中央C
と読出しスポットの中心とが一致するという時間を評価
することによる時間軸同期エラーΔCの決定である。
この目的のため、第11図の(f)にはパルス76と77が
示されており、これは夫々(c)に示された再整形信号
中の正及び負の遷移と一致するものである。
スポットがパターン74に到達した時に起こる負の遷移
をサンプリングするには、この遷移の上に専用の中心を
合せられたサンプリング・ウィンドウを作る必要があ
り、それはパターン73の走査の末端からAの距離に現わ
れる。
非限定的な実施例によれば、第1の遷移選択回路57
(第10図)は、周波数逓倍器回路66から受取ったパルス
によって加算されるカウンタを持っている。
該カウンタは、経過時間が距離Aに相当する継続期間
を僅かに大きく上回った時にゼロにリセットされる。
該カウンタはパルス76を受取った時にカウントを開始
し、またカウンタに組込まれた論理回路は、Aに相当す
る経過時間より僅かに少ない値とゼロリセットの間でサ
ンプリング・ウィンドウを形成する。これは第11図の
(g)に示され、ここでパルス78はA−εと増量が符号
化され、パルス79はA+εと増量が符号化される。誤差
εはサンプリング・ウィンドウの幅の半分であり、また
(g)の中には幾つかのウィンドウF1,FA,F2がパルス76
によりこのようにして生じたことが示される。例えばウ
ィンドウFAは、第11図の(h)で示されるように負のパ
ルス80をサンプリングするために用いられるものであ
る。このパルスは、第11図(k)に示されるHA値を決定
する補間回路59に送られる。
最初に割当てられたパターン74についていえば、この
パターンの走査の終点をマークする必要がある。このこ
とは第2の選択回路62によってなされるが、該回路は別
のサンプリング・ウィンドウを規定するために負のパル
ス77と作用するカウンタを有している。第11図(i)に
見られるように、パルス81と82は夫々B−εとB+εを
示し、同図(j)はパルス83を示すもので、該パルスは
第11図(k)に示される第2の値HBを補間回路59で決定
するために選択されたものである。直線的内挿法または
2値入力内挿の表を用いて、補間回路59は第11図(k)
に示されるHC値と、また最後に時間軸を再同期するのに
用いるタイミングエラー(時間軸同期エラー)ΔCを決
定する。
これまでの説明において、トラックの長手方向軸から
のスポットのずれに起因する同期不足分をいかに補償で
きるかについて示した。2個のパターンの先端エッジ及
び末端エッジの組合わせが問題なのであって、スポット
の片寄りに対して不変である二つの特徴的な距離を規定
することである。該組合わせが二つの先端エッジによる
第1のマーキングと二つの末端エッジによる第2のマー
キングに基づくものであれば、これらのエッジは中心に
なければならず、この場合トラック追跡エラーを感知す
るには該パターンは部分的に中心からずれている。組合
わせが一つの先端エッジ及び一つの末端エッジによるマ
ーキングに基づくものであれば、これらのエッジは反対
の方向に中心からずれており、それでトラック追跡エラ
ーの検出ならびに時間軸の再同期は全く中心からずれた
パターンを用いることによって達成することができる。
波状のパターンの使用は、パターンを予め書き込むに当
っての不完全に起因する同期の不正確を減少する効果が
ある。全く中心の合わないパターンの使用は大きな高密
度化をもたらすが、他方では予めの書き込みの寸法制御
に非常な精度を要求する。何れにせよ本発明に関連して
説明された解決は、トラック追跡のマークが、直接的に
これらマークのサンプリングを制御するために一つまた
はそれ以上の前駆パターンによって先行されることを必
要とするので、明らかに有利である。
本発明はすべての記録層システムに用いることができ
る。予めの書き込みは、利用できるデータを転写するた
めに指定した領域の中に、位相マークや逆パターンを形
成する位相マークの延長を規定するのに協働する部分を
含み得、それは換言すれば末端エッジが先端エッジに先
行することである。利用できるデータの転写から得る追
加書き込みは、情報媒体の上に増加した反射性を作り出
すようになし得る。この結果は、再整形信号が、使用で
きるデータに原因するいかなる遷移も含んでいないこ
と、データは予め書き込まれていたものを読出す信号の
再整形に通常用いられるものより大きな値を持つ決定し
きい値により再整形されることが可能である。このこと
は特に、データ用セクタが連続的な予め書き込まれた溝
を有する場合とか、及び記録可能の層がバルブの層であ
って、その分離が反射強度の増加をもたらすような場合
に起こる。
内容において、材料において、部材の配列において、
本発明の趣旨を説明するためこれまで記述しかつ図示し
たものの変形が、当業者によって、請求範囲に表現され
た発明の原理と範囲内で理解されるであろう。
例えば、本発明は他の波状の、または直線形の予めの
書き込みパターン形状を包含することができ、このパタ
ーンはサンプリングしたトラック追跡及び時間軸再同期
の機能を併せて満足する。
【図面の簡単な説明】
第1図は予め書き込まれた領域と、追跡されるトラック
の予定された領域中で使用できるデータを光学的に書き
込みかつ読取るための単一スポット装置の重要部分を等
大に示した斜視図、第2図は既知のタイプの予め書き込
まれた構造とそれに伴なう読取り信号の説明図、第3図
は本発明の説明図、第4図は本発明による予め書き込ま
れた構造の第一実施例の説明図、第5図は本発明による
予め書き込まれた構造の第二の実施例の説明図、第6図
から第9図は本発明による予め書き込まれた構造の更に
別の実施例の説明図、第10図は本発明による情報媒体読
取り用装置のブロック図、第11図は本発明による予め書
き込まれた構造の更に別の実施例の説明図である。 1……支持体層、2……光感応層、3……中心ホール、
4……周辺、 5……内部の円周部、6,7……トラック表示線、8,9……
セクタ分離半径、 10,11,12,13,14……予め書き込まれたパターン、15……
回転軸。

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向の軸を有するトラックと、所定の
    基本長さを単位としてデータを書き込むための前記トラ
    ック上のデータ書き込み領域と、前記書き込み領域と交
    互に前記トラック上に設けられておりかつ夫々が先端エ
    ッジ及び末端エッジを有する少なくとも二つのパターン
    を有する予め書き込まれたマーク領域とを備えており、
    前記少なくとも二つのパターンの二つの先端エッジ及び
    二つの末端エッジの内の二つのエッジは第1のエッジ対
    を規定し且つ該第1のエッジ対を規定するエッジとは異
    なる残りの二つのエッジは第2のエッジ対を規定してお
    り、前記第1のエッジ対を規定する二つのエッジは異な
    るパターンのエッジであり、また前記第2のエッジ対を
    規定する二つのエッジも異なるパターンのエッジであ
    り、さらに、前記少なくとも二つのパターンの少なくと
    も一つの一部分は前記トラックの前記軸に対して偏心し
    ており、また、前記少なくとも一つのパターンの前記一
    部分は、前記第1のエッジ対の少なくと一つのエッジに
    関連付けられており、前記第1のエッジ対は該第1のエ
    ッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第1の所定
    の距離を規定しており、前記第2のエッジ対は該第2の
    エッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第2の所
    定の距離を規定しており、前記第1及び第2の所定の距
    離の各々はデータ書き込みのための前記基本長さの整数
    倍の連続した二つの数値の間の長さを有しており、前記
    パターンは、読出しスポットの少なくとも前記二つの先
    端エッジ及び二つの末端エッジへの照射により得られる
    時間軸同期信号を参照して、前記読出しスポットの少な
    くとも前記偏心したパターンの一部分への照射からトラ
    ック追跡エラーを検出するべく、読出しスポットで継続
    して光学的に走査されるように構成されている光学的記
    録媒体。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2のエッジ対は、前記第1
    及び第2の所定の距離が前記読出しスポットの前記軸に
    対してのずれには影響を受けないように選択されている
    特許請求の範囲第1項に記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】前記距離の一つは二つの異なるパターンの
    連続する先端エッジ間の距離であり、前記先端及び末端
    エッジは前記軸に中心が合わされている特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】前記距離の一つは二つのパターンの先端エ
    ッジと末端エッジとの間の距離であり、前記二つのパタ
    ーンは前記軸に対して対称的な配置で全体的に偏心して
    いる特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の記録媒
    体。
  5. 【請求項5】前記パターンの夫々が偏心した部分を有し
    ている特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか一項
    に記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】前記パターンの一つは前記軸に対して偏心
    した部分を有しておらず、前記軸に対して全体的に中心
    が合わせられている特許請求の範囲第1項から第3のい
    ずれか一項に記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】前記軸に対して偏心した部分を有さず前記
    軸に対して全体的に中心の合った前記パターンは、前記
    予め書き込まれたマーク領域のいずれかの側部の前記書
    き込み領域の部分を形成するパターンの延長部である特
    許請求のはに第6項に記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】前記二つの異なるパターンが、前記軸に対
    して対称的に偏心した部分を有する特許請求の範囲第3
    項に記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】二つのパターンの一つが、前記軸に対して
    対称的に偏心した二つの部分を有する特許請求の範囲第
    1項から第3項のいずれか一項に記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】二つのパターンの各々が、前記軸に対し
    て対称的に偏心した二つの部分を有する特許請求の範囲
    第1項から第3項のいずれか一項に記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】二つのパターンの一方が前記軸に対して
    対称的に偏心した二つの部分を有し、他方が前記軸に対
    して偏心した部分を有しておらず前記軸に対して全体的
    に中心が合わせられている特許請求の範囲第9項に記載
    の記録媒体。
  12. 【請求項12】各マーク領域は少なくとも三つのパター
    ンを含んでおり、前記軸に対して偏心した部分を有さず
    前記軸に対して全体的に中心の合った前記パターンは、
    中心の合ったエッジと偏心した部分とをそれぞれ含む二
    つの他のパターンと関連づけられている特許請求の範囲
    第6項に記載の記録媒体。
  13. 【請求項13】長手方向の軸を有するトラックと、所定
    の基本長さを単位としてデータを書き込むための前記ト
    ラック上のデータ書き込み領域と、前記書き込み領域と
    交互に前記トラック上に設けられておりかつ夫々が先端
    エッジ及び末端エッジを有する少なくとも二つのパター
    ンを有する予め書き込まれたマーク領域とを備えてお
    り、前記少なくとも二つのパターンの二つの先端エッジ
    及び二つの末端エッジの内の二つのエッジは第1のエッ
    ジ対を規定し且つ該第1のエッジ対を規定するエッジと
    は異なる残りの二つのエッジは第2のエッジ対を規定し
    ており、前記第1のエッジ対を規定する二つのエッジは
    異なるパターンのエッジであり、また前記第2のエッジ
    対を規定する二つのエッジも異なるパターンのエッジで
    あり、さらに、前記少なくとも二つのパターンの少なく
    とも一つの一部分は前記トラックの前記軸に対して偏心
    しており、また、前記少なくとも一つのパターンの前記
    一部分は、前記第1のエッジ対の少なくと一つのエッジ
    に関連付けられており、前記第1のエッジ対は該第1の
    エッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第1の所
    定の距離を規定しており、前記第2のエッジ対は該第2
    のエッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第2の
    所定の距離を規定しており、前記第1及び第2のエッジ
    対は、前記第1及び第2の所定の距離が読出しスポット
    の前記軸に対してのずれには影響を受けないように選択
    されており、前記パターンは、読出しスポットの少なく
    とも前記二つの先端エッジ及び二つの末端エッジへの照
    射により得られる時間軸同期信号を参照して、前記読出
    しスポットの少なくとも前記偏心したパターンの一部分
    への照射からトラック追跡エラーを検出するべく、読出
    しスポットで継続して光学的に走査されるように構成さ
    れている光学的記録媒体。
  14. 【請求項14】前記距離の一つは二つのパターンの先端
    エッジと末端エッジとの間の距離であり、前記二つのパ
    ターンは前記軸に対して対称的な配置で全体的に偏心し
    ている特許請求の範囲第13項に記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】長手方向の軸を有するトラックと、所定
    の基本長さを単位としてデータを書き込むための前記ト
    ラック上のデータ書き込み領域と、前記書き込み領域と
    交互に前記トラック上に設けられておりかつ夫々が先端
    エッジ及び末端エッジを有する少なくとも二つのパター
    ンを有する予め書き込まれたマーク領域とを備えてお
    り、前記少なくとも二つのパターンの二つの先端エッジ
    及び二つの末端エッジの内の二つのエッジは第1のエッ
    ジ対を規定し且つ該第1のエッジ対を規定するエッジと
    は異なる残りの二つのエッジは第2のエッジ対を規定し
    ており、前記第1のエッジ対を規定する二つのエッジは
    異なるパターンのエッジであり、また前記第2のエッジ
    対を規定する二つのエッジも異なるパターンのエッジで
    あり、さらに、前記少なくとも二つのパターンの少なく
    とも一つの一部分は前記トラックの前記軸に対して偏心
    しており、また、前記少なくとも一つのパターンの前記
    一部分は、前記第1のエッジ対の少なくと一つのエッジ
    に関連付けられており、前記第1のエッジ対は該第1の
    エッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第1の所
    定の距離を規定しており、前記第2のエッジ対は該第2
    のエッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第2の
    所定の距離を規定しており、前記第1及び第2の所定の
    距離の各々はデータ書き込みのための前記基本長さの整
    数倍の連続した二つの数値の間の長さを有しており、前
    記パターンは、読出しスポットの少なくとも前記二つの
    先端エッジ及び二つの末端エッジへの照射により得られ
    る時間軸同期信号を参照して、前記読出しスポットの少
    なくとも前記偏心したパターンの一部分への照射からト
    ラック追跡エラーを検出するべく、読出しスポットで継
    続して光学的に走査されるように構成されている光学的
    記録媒体と共に使用されるトラック追跡装置であって、
    該トラック追跡装置が、パターンのエッジ及びパターン
    の偏心部分を検出し、立ち上がり及び立ち下がりが前記
    パターンのエッジを表すパルスを有する読出し信号を生
    成する検出手段を具備して成り、前記所定の距離の夫々
    が異なるパルスの2つの立ち上がり間又は2つの立ち下
    がり間で選ばれるトラック追跡装置。
  16. 【請求項16】前記検出手段が、一つのパターンの先端
    及び末端エッジを表すパルスの立ち上がり及び立ち下が
    りを検出するための枠(フレーム)を供給するカウンタ
    手段と、検出された前記一つのパターンの先端及び末端
    エッジを表すパルスの立ち上がり及び立ち下がりの瞬間
    から前記読出しスポットの中心が前記一つのパターンの
    中心と一致した瞬間を決定するための補間手段とを有す
    る特許請求の範囲第15項に記載のトラック追跡装置。
  17. 【請求項17】長手方向の軸を有するトラックと、所定
    の基本長さを単位としてデータを書き込むための前記ト
    ラック上のデータ書き込み領域と、前記書き込み領域と
    交互に前記トラック上に設けられておりかつ夫々が先端
    エッジ及び末端エッジを有する少なくとも二つのパター
    ンを有する予め書き込まれたマーク領域とを備えてお
    り、前記少なくとも二つのパターンの二つの先端エッジ
    及び二つの末端エッジの内の二つのエッジは第1のエッ
    ジ対を規定し且つ該第1のエッジ対を規定するエッジは
    異なる残りの二つのエッジは第2のエッジ対を規定して
    おり、前記第1のエッジ対を規定する二つのエッジは異
    なるパターンのエッジであり、また前記第2のエッジ対
    を規定する二つのエッジも異なるパターンのエッジであ
    り、さらに、前記少なくとも二つのパターンの少なくと
    も一つの一部分は前記トラックの前記軸に対して偏心し
    ており、また、前記少なくとも一つのパターンの前記一
    部分は、前記第1のエッジ対の少なくと一つのエッジに
    関連付けられており、前記第1のエッジ対は該第1のエ
    ッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第1の所定
    の距離を規定しており、前記第2のエッジ対は該第2の
    エッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第2の所
    定の距離を規定しており、前記第1及び第2の所定の距
    離の各々はデータ書き込みのための前記基本長さの整数
    倍の連続した二つの数値の間の長さを有しており、前記
    パターンは、読出しスポットの少なくとも前記二つの先
    端エッジ及び二つの末端エッジへの照射により得られる
    時間軸同期信号を参照して、前記読出しスポットの少な
    くとも前記偏心したパターンの一部分への照射からトラ
    ック追跡エラーを検出するべく、読出しスポットで継続
    して光学的に走査されるように構成され、さらに前記距
    離の一つは二つの異なるパターンの連続する先端エッジ
    間の距離であり、前記先端及び末端エッジは前記軸に中
    心が合わされている光学的記録媒体と共に使用されるト
    ラック追跡装置であって、該トラック追跡装置が、パタ
    ーンのエッジ及びパターンの偏心部分を検出し、立ち上
    がり及び立ち下がりが前記エッジを示すパルスを有する
    読出し信号を生成する検出手段を具備して成り、前記所
    定の距離の夫々が一つの又は複数のパルスの一つの立ち
    上がりと一つの立ち下がりとの間で選ばれるトラック追
    跡装置。
  18. 【請求項18】前記検出手段が、一つのパターンの先端
    及び末端エッジを表すパルスの立ち上がり及び立ち下が
    りを検出するための枠(フレーム)を供給するカウンタ
    手段と、検出された前記一つのパターンの先端及び末端
    エッジを表すパルスの立ち上がり及び立ち下がりの瞬間
    から前記読出しスポットの中心が前記一つのパターンの
    中心と一致した瞬間を決定するための補間手段とを有す
    る特許請求の範囲第17項に記載のトラック追跡装置。
  19. 【請求項19】長手方向の軸を有するトラックと、所定
    の基本長さを単位としてデータを書き込むための前記ト
    ラック上のデータ書き込み領域と、前記書き込み領域と
    交互に前記トラック上に設けられておりかつ夫々が先端
    エッジ及び末端エッジを有する少なくとも二つのパター
    ンを有する予め書き込まれたマーク領域とを備えてお
    り、前記少なくとも二つのパターンの二つの先端エッジ
    及び二つの末端エッジの内の二つのエッジは第1のエッ
    ジ対を規定し且つ該第1のエッジ対を規定するエッジと
    は異なる残りの二つのエッジは第2のエッジ対を規定し
    ており、前記第1のエッジ対を規定する二つのエッジは
    異なるパターンのエッジであり、また前記第2のエッジ
    対を規定する二つのエッジも異なるパターンのエッジで
    あり、さらに、前記少なくとも二つのパターンの少なく
    とも一つの一部分は前記トラックの前記軸に対して偏心
    しており、また、前記少なくとも一つのパターンの前記
    一部分は、前記第1のエッジ対の少なくと一つのエッジ
    に関連付けられており、前記第1のエッジ対は該第1の
    エッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第1の所
    定の距離を規定しており、前記第2のエッジ対は該第2
    のエッジ対を構成するエッジ間で前記軸に沿って第2の
    所定の距離を規定しており、前記第1及び第2のエッジ
    対は、前記第1及び第2の所定の距離が読出しスポット
    の前記軸に対してのずれには影響を受けないように選択
    されており、前記パターンは、読出しスポットの少なく
    とも前記二つの先端エッジ及び二つの末端エッジへの照
    射により得られる時間軸同期信号を参照して、前記読出
    しスポットの少なくとも前記偏心したパターンの一部分
    への照射からトラック追跡エラーを検出するべく、読出
    しスポットで継続して光学的に走査されるように構成さ
    れている光学的記録媒体と共に使用されるトラック追跡
    装置であって、該トラック追跡装置が、パターンのエッ
    ジ及びパターンの偏心部分を検出し、立ち上がり及び立
    ち下がりが前記エッジを示すパルスを有する読出し信号
    を生成する検出手段を具備して成り、前記所定の距離の
    夫々が異なるパルスの二つの立ち上がり間又は二つの立
    ち下がり間で選ばれるトラック追跡装置。
  20. 【請求項20】前記検出手段が、一つのパターンの先端
    及び末端エッジを表すパルスの立ち上がり及び立ち下が
    りを検出するための枠(フレーム)を供給するカウンタ
    手段と、検出された前記一つのパターンの先端及び末端
    エッジを表すパルスの立ち上がり及び立ち下がりの瞬間
    から前記読出しスポットの中心が前記一つのパターンの
    中心と一致した瞬間を決定するための補間手段とを有す
    る特許請求の範囲第19項に記載のトラック追跡装置。
JP60151161A 1984-07-10 1985-07-09 光学的記録媒体及び該媒体を用いる光学的トラック追跡装置 Expired - Lifetime JP2587036B2 (ja)

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