JP2587017B2 - 環状鉄心変圧器 - Google Patents

環状鉄心変圧器

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JP2587017B2
JP2587017B2 JP63005685A JP568588A JP2587017B2 JP 2587017 B2 JP2587017 B2 JP 2587017B2 JP 63005685 A JP63005685 A JP 63005685A JP 568588 A JP568588 A JP 568588A JP 2587017 B2 JP2587017 B2 JP 2587017B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/30Fastening or clamping coils, windings, or parts thereof together; Fastening or mounting coils or windings on core, casing, or other support
    • H01F27/306Fastening or mounting coils or windings on core, casing or other support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F30/00Fixed transformers not covered by group H01F19/00
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は少なくとも二つの巻線を備えた環状鉄心変
圧器に関する。
[従来の技術] 少なくとも二つの巻線を備え、これらの巻線が相互に
間隔を置いて同心に環状鉄心の断面を囲み、環状鉄心に
支えられるか、又は環状鉄心の断面の向かい合った二つ
の側面に沿って巻線の間に設けられた絶縁リングを介し
て支えられている環状鉄心変圧器は、例えば欧州特許第
82954号明細書に記載されている。この明細書には、環
状鉄心上に相互に間隔を置いて多数のコイルが設けられ
ている環状鉄心変圧器が記載されている。間接的に環状
鉄心の周りに巻かれた巻線は、環状鉄心の上側の端部又
は下側の端部で絶縁性の間隔保持具(絶縁リング)を介
して相互に及び環状鉄心に支えられている。
この公知の装置は絶縁材料として油を充填した電力用
変圧器に関するものであり、この変圧器では外側の巻線
(二次巻線)が曲げに対し剛性の従って自立性の個々の
導体バーから集成され、これらの導体バーはこのバーに
直角に延びる横桁に結合されている。従って環状鉄心の
内側及び外側に存在する導体バーの間隔は、バーに対し
直角に延びる横桁の長さにより決定されている。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、個々の巻線の間の寸法をできるだけ小さ
くした場合に高い電圧を許容するような、環状鉄心変圧
器のための特に簡単な融通性を持って採用可能な構成を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的はこの発明に基づき、絶縁リングの断面が屋
根形、円錐形又は円切片形に形成され、絶縁リングが環
状鉄心上であるいはそれぞれ内側の巻線上で自動的に心
出しできるようにされ、外側の巻線が自立しない可とう
性の電気導体から成り、絶縁リングで支えられ、環状鉄
心の断面の絶縁リングを備えていない側面で、巻線の間
隔がそれぞれの絶縁リングの選ばれた幅により規定され
ることにより達成される。
[作用効果] 注型材料例えば合成樹脂から成る絶縁材を用いるため
種々の巻線の間に或る最少間隔を維持しなければならな
いときに、この発明に基づく環状鉄心変圧器は特に適し
ている。この場合従来においては、場合によっては既に
一つの巻線を備えた環状帯鉄心が内部に入れられている
槽状の容器の周りに、外側の巻線を巻き付けることが必
要であった。ここでは槽は外側の巻線のための支えとし
てまた巻枠として働く。しかしかかる変圧器を絶縁材コ
ンパウンドにより注型する場合に、又はこの変圧器を充
填油の中で運転する場合に、種々の絶縁材の間で少なく
とも二三の箇所で電気力線が絶縁体の表面に平行に又は
ほぼ平行に走るということが避けられなかった。
このことはこの発明に基づく変圧器によりほぼ避けら
れる。このことは、絶縁リングが屋根形に形成される
か、又は絶縁リングの内周又は外周の近くに突出部を設
け、この突出部が二つの巻線の中間空間へ突入するよう
になっているときに、特に成立する。
環状鉄心変圧器の外側の巻線のための巻枠として絶縁
リングを使用することにより生じる別の長所は、同じ材
料と同じ絶縁リングとを用いて種々の鉄心高さを有する
変圧器を製造できるということにある。それにより種々
の鉄心寸法への特別に融通性を持った適合が与えられ
る。
更に巻枠として絶縁リングを使用することにより、さ
もなければ必要な他の巻枠に比べて非常に少ない表面し
か存在しないということが達成される。それにより例え
ば注型材料を用いた環状鉄心変圧器の場合に、種々の絶
縁材料相互の付着により温度変動の際に発生する問題が
決定的に減少される。
[実施例] 次にこの発明に基づく環状鉄心変圧器の複数の実施例
を示す図面により、この発明を詳細に説明する。
第1図は環状鉄心変圧器の断面を示し、この変圧器は
注型材料2を充填されて鋳込まれた環状鉄心変圧器を内
蔵するケース1から成る。環状鉄心変圧器は、屋根形に
形成された二つの絶縁リング4と5の周りに巻き付けら
れかつこの絶縁リングに支えられた外側の巻線3を有す
る。この絶縁リング4と5自体は絶縁リング7と8の周
りに巻き付けられた中央の巻線6に接触する。絶縁リン
グ7と8は同様に屋根形に形成され、絶縁リング4と5
と同じ傾斜角を有している。しかしながら絶縁リング7
と8は図示の断面において外側の巻線3のための絶縁リ
ング4と5より幅が狭いので、外側の巻線3と中央の巻
線6とのターンの第1図において垂直に延びる部分は定
められた間隔を相互に有する。
内側の絶縁リング7と8は環状鉄心9の向かい合った
側面に接触し、環状鉄心は第1図に示す実施例では直接
環状鉄心上に又は環状鉄心を囲む絶縁層上に巻かれてい
る別の巻線10により囲まれている。
第2図は、個々に又はまとめて第1図に示す絶縁リン
グ4,5,7,8のために使用できるような特徴を備えた絶縁
リングを示す。第2図に示す絶縁リングは、原理的には
平な絶縁リングとしても使用可能であるが、ここでも断
面を屋根形に形成されている。
絶縁リングは屋根の最も高い箇所に孔11を有し、この
孔は注型材料の注入又は注型の際の空気の漏出を保証
し、また内周及び外周に溝12を有し、巻き付けの際に導
体をこの溝の中に挿入固定できる。孔11は二つの導体の
間に来るように配置されるのが有利である。絶縁体の表
面に沿っての沿面距離を増大するために、更に周囲の或
る箇所に、例えば同じ絶縁リング上に巻かれた異なる巻
線の分離のために、凹所13又は隆起14を設けることが可
能である。
第3図は、内側の巻線10、絶縁リング7及び中央の巻
線6を備えた環状鉄心9を拡大部分断面図で示す。図か
ら分かるように、断面を屋根形に成形された絶縁リング
7の厚さが一定の場合に、絶縁リング7の表面には巻線
6と10との間に発生する電気力線に対して平行に延びる
箇所が無い。
絶縁リング7の屋根の傾斜角を符号w、巻線の水平の
間隔を符号a、絶縁リング7の矢印により示した表面部
分を符号a1とa2で示すときには、表面に沿った距離の和
に対して次の式が成立する。
a1+a2=a(sin w+cos w) wが0゜又は90゜でない限りは括弧の中は常に1より
大きい。従って絶縁リングの断面の屋根形の形成は、巻
線が鉄心上で自動的に心出しされるという長所を有する
ばかりでなく、一方では絶縁リングの表面に沿った二つ
の巻線間の距離の増大をもたらし、他方では絶縁表面が
異なる巻線の導体間に発生する電気力線に平行に延びる
ことを防止する。
第4図及び第5図に示すように、絶縁リング7が巻線
の間の空間の中へ突入する突出部15又は16を備えている
ときに、この効果は更に増大できる。
図においては方形に鉄心だけが示されているが、この
原理を変更することなく、巻線を支持する相応の絶縁リ
ングを段付き鉄心又は丸い鉄心断面に対しても使用でき
る。
環状鉄心変圧器は絶縁材として硬化可能な注型材料を
使用するのが特に適しているけれども、油絶縁又は他の
液状又はガス状の絶縁材を用いても構造を変更すること
なく運転できる。この発明に基づく環状鉄心変圧器の開
放構造のために、絶縁材が直線巻線と鉄心との周りを流
れることができるので、非常に良好な熱放散が保証され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に基づく環状鉄心変圧器の一実施例の
縦断面図、第2図は第1図に示す変圧器に使用可能な絶
縁リングの一実施例の斜視図、第3図は第1図に示す変
圧器の要部拡大断面図、第4図及び第5図はそれぞれ絶
縁リングの異なる実施例の断面を含む部分図である。 3,6,10……巻線、4,5,7,8……絶縁リング、9……環状
鉄心、11……孔、12……溝、13……凹所、14……隆起、
15,16……突出部、a……間隔。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状鉄心(9)の断面を相互に間隔を置い
    て囲む少なくとも二つの巻線(6、10)を備え、これら
    の巻線が当該環状鉄心(9)に支えられ及び当該環状鉄
    心の断面の向かい合った二つの側面に沿って巻線(6、
    10)の間に設けられた絶縁リング(7、8)を介して支
    えられている環状鉄心変圧器において、絶縁リング
    (4、5、7、8)の断面が屋根形、円錐形又は円切片
    形に形成され、絶縁リング(4、5、7、8)が環状鉄
    心(9)上であるいはそれぞれ内側の巻線(6、10)上
    で自動的に心出しできるようにされ、外側の巻線(3、
    6)が自立しない可とう性の電気導体から成りかつ絶縁
    リング(4、5、7、8)で支えられ、巻線の間隔
    (a)が、環状鉄心(9)の断面の絶縁リングを備えて
    いない側面で、それぞれの絶縁リング(4、5、7、
    8)の選ばれた幅により与えられていることを特徴とす
    る環状鉄心変圧器。
  2. 【請求項2】絶縁リングが空気の貫流のための孔(11)
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    変圧器。
  3. 【請求項3】絶縁リングがその幅の内周及び/又は外周
    に突出部(15、16)を有し、これらの突出部が二つの巻
    線(6、10)の中間空間へ突入することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の変圧器。
  4. 【請求項4】絶縁リングがその表面の環状鉄心(9)と
    は反対側の側面上に、絶縁リング上に巻かれた巻線の隣
    接するターンの沿面距離を延長するための半径方向を向
    いた隆起(14)又は凹所(13)を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の変圧器。
  5. 【請求項5】絶縁リングが内周及び外周に絶縁リング上
    に巻かれた巻線のターンを保持するための溝(12)を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の変圧
    器。
  6. 【請求項6】環状鉄心変圧器が硬化可能な絶縁性の注型
    材料の中に鋳込まれていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の変圧器。
JP63005685A 1987-01-22 1988-01-12 環状鉄心変圧器 Expired - Fee Related JP2587017B2 (ja)

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