JP2586933Y2 - 面光源装置 - Google Patents
面光源装置Info
- Publication number
- JP2586933Y2 JP2586933Y2 JP1992062766U JP6276692U JP2586933Y2 JP 2586933 Y2 JP2586933 Y2 JP 2586933Y2 JP 1992062766 U JP1992062766 U JP 1992062766U JP 6276692 U JP6276692 U JP 6276692U JP 2586933 Y2 JP2586933 Y2 JP 2586933Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- light
- source device
- light guide
- light source
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、導光体を用いた面光源
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の一定の厚さの四角形をし
た導光体の4辺より光を入射させる方式の面光源装置の
構成の一例を示す平面図、図6は、図5のVI−VI線
に沿う断面図である。この場合、四角形をした導光体2
の4辺の各々の端面に沿って直線状の冷陰極管1を配置
して、冷陰極管1から出射された光を導光体2の端面よ
り入射させ、この光が導光体2内を伝達する間に、反射
シート4によって反射され、あるいは、直接出射面に向
かい、出射面2aより出射され、出射面2a上に配置さ
れた図示しない拡散シートを通して拡散光となし、面光
源を構成とするものである。
た導光体の4辺より光を入射させる方式の面光源装置の
構成の一例を示す平面図、図6は、図5のVI−VI線
に沿う断面図である。この場合、四角形をした導光体2
の4辺の各々の端面に沿って直線状の冷陰極管1を配置
して、冷陰極管1から出射された光を導光体2の端面よ
り入射させ、この光が導光体2内を伝達する間に、反射
シート4によって反射され、あるいは、直接出射面に向
かい、出射面2aより出射され、出射面2a上に配置さ
れた図示しない拡散シートを通して拡散光となし、面光
源を構成とするものである。
【0003】図7は、従来の一定の厚さの四角形をした
導光体の4辺より光を入射させる方式の面光源装置の別
の構成を示す平面図で、四角形をした導光体2の隣接す
る2辺の各々の端面をL字形をした2本の冷陰極管1で
囲うように配置したものである。この場合は光源が二つ
なので、図5、図6の場合に比べて部品点数が少なくて
済み、また、消費電力も図5、図6の場合に比べると少
なくて済む。
導光体の4辺より光を入射させる方式の面光源装置の別
の構成を示す平面図で、四角形をした導光体2の隣接す
る2辺の各々の端面をL字形をした2本の冷陰極管1で
囲うように配置したものである。この場合は光源が二つ
なので、図5、図6の場合に比べて部品点数が少なくて
済み、また、消費電力も図5、図6の場合に比べると少
なくて済む。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図7のような
L字形をした冷陰極管1は、製品によって屈曲部の明る
さが異なり、面光源装置の光源として用いた場合、面光
源装置の製品ごとに輝度むらの発生状態が異なり、例え
ば導光体の出射面2aと対抗する側の面に輝度むら削減
用の摸様を設けて輝度むらを削減しようとすると、使用
する冷陰極管に合わせて導光体の裏面の輝度むら削減用
の模様を変えなければならず、大変不都合であった。
L字形をした冷陰極管1は、製品によって屈曲部の明る
さが異なり、面光源装置の光源として用いた場合、面光
源装置の製品ごとに輝度むらの発生状態が異なり、例え
ば導光体の出射面2aと対抗する側の面に輝度むら削減
用の摸様を設けて輝度むらを削減しようとすると、使用
する冷陰極管に合わせて導光体の裏面の輝度むら削減用
の模様を変えなければならず、大変不都合であった。
【0005】冷陰極管の屈曲部が製品同士で明るさが異
なる原因は、管に塗られている蛍光塗料が屈曲部では塗
りずらいので、製品ごとに蛍光塗料の塗りむらが発生し
てしまうことと、管を加工するときの屈曲部の加工精度
の問題から、屈曲部のR形状が製品ごとに異なってしま
うことによる。
なる原因は、管に塗られている蛍光塗料が屈曲部では塗
りずらいので、製品ごとに蛍光塗料の塗りむらが発生し
てしまうことと、管を加工するときの屈曲部の加工精度
の問題から、屈曲部のR形状が製品ごとに異なってしま
うことによる。
【0006】また、冷陰極管の電極部1bは発光しない
ので、この部分に対応する導光体の出射面は極端に暗く
なり、面光源装置として使用する場合、輝度むらの削減
対策が非常に大変であった。
ので、この部分に対応する導光体の出射面は極端に暗く
なり、面光源装置として使用する場合、輝度むらの削減
対策が非常に大変であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】ところで、一般に面光源
装置は発光面での輝度の均一性が重要なので、冷陰極管
1から出射された光のすべてを導光体2内に入射させれ
ば、光の利用効率の面からは望ましいが、しかし、導光
体2の製造上の問題から、導光体2の端部の精度は余り
よくないので、導光体の出射面2a上での輝度むらを大
きくしないために出射面2aの端部、図5と図7に示す
斜線部2bは光の非出射域とし、中央部のみを発光面と
して、中央部から出射される光だけを面光源として利用
する。
装置は発光面での輝度の均一性が重要なので、冷陰極管
1から出射された光のすべてを導光体2内に入射させれ
ば、光の利用効率の面からは望ましいが、しかし、導光
体2の製造上の問題から、導光体2の端部の精度は余り
よくないので、導光体の出射面2a上での輝度むらを大
きくしないために出射面2aの端部、図5と図7に示す
斜線部2bは光の非出射域とし、中央部のみを発光面と
して、中央部から出射される光だけを面光源として利用
する。
【0008】 そこで本考案は上記の点に鑑み、導光体
の端面の放電管の屈曲部に対応する角部周辺、または前
記角部に対応する前記放電管の屈曲部の少なくともいず
れか一方に遮光部を形成して、放電管の屈曲部からの光
は導光体に入射させず、放電管の直線部からの光のみを
導光体内に入れ、導光体の出射面より出射させる構造と
することによって、放電管の製品の特性のばらつきによ
る屈曲部からの出射光量のばらつきによる輝度むらを少
なくすると共に、発光面での輝度の低下を最小限に抑え
るものである。
の端面の放電管の屈曲部に対応する角部周辺、または前
記角部に対応する前記放電管の屈曲部の少なくともいず
れか一方に遮光部を形成して、放電管の屈曲部からの光
は導光体に入射させず、放電管の直線部からの光のみを
導光体内に入れ、導光体の出射面より出射させる構造と
することによって、放電管の製品の特性のばらつきによ
る屈曲部からの出射光量のばらつきによる輝度むらを少
なくすると共に、発光面での輝度の低下を最小限に抑え
るものである。
【0009】
【実施例】以下、実施例により本考案の内容を説明す
る。図1は、本考案による面光源装置の構成を示す平面
図である。図中、1はL字形をした冷陰極管、2は一定
の厚さの板状の四角形をした透明体からなる導光体で、
2aは出射面、斜線部2bは出射面2aに設けられた光
の非出射域である。3は導光体2の四隅に取り付けられ
た遮光部材で、導光体2の端面のすべての角部を、前記
非出射域2bの幅と同じ幅だけ遮光できるように取り付
けられている。
る。図1は、本考案による面光源装置の構成を示す平面
図である。図中、1はL字形をした冷陰極管、2は一定
の厚さの板状の四角形をした透明体からなる導光体で、
2aは出射面、斜線部2bは出射面2aに設けられた光
の非出射域である。3は導光体2の四隅に取り付けられ
た遮光部材で、導光体2の端面のすべての角部を、前記
非出射域2bの幅と同じ幅だけ遮光できるように取り付
けられている。
【0010】上記の構成によって、冷陰極管の屈曲部1
aから出射される光は導光体2には入射されないので、
冷陰極管の製品の特性のばらつきによる屈曲部1aから
の出射光量のばらつきの影響は排除でき、しかも、面光
源装置としての光の利用効率は、従来の面光源装置より
僅かに低下するだけである。
aから出射される光は導光体2には入射されないので、
冷陰極管の製品の特性のばらつきによる屈曲部1aから
の出射光量のばらつきの影響は排除でき、しかも、面光
源装置としての光の利用効率は、従来の面光源装置より
僅かに低下するだけである。
【0011】 また、本実施例においては導光体2の端
面のすべての角部に遮光部材を設けたことにより、導光
体2の四隅とも同じ条件になるので、輝度むらの発生が
より一層低減される。尚、本考案においては導光体の端
面の角部周辺のうち、少なくとも放電管の屈曲部に対応
する箇所に遮光部を形成しておけば輝度むらを低減する
という所期の効果を得られるものである。
面のすべての角部に遮光部材を設けたことにより、導光
体2の四隅とも同じ条件になるので、輝度むらの発生が
より一層低減される。尚、本考案においては導光体の端
面の角部周辺のうち、少なくとも放電管の屈曲部に対応
する箇所に遮光部を形成しておけば輝度むらを低減する
という所期の効果を得られるものである。
【0012】更に、図2、図3に示すように、略ロの字
形やコの字形の冷陰極管1を用いた面光源装置にも、導
光体2の端面のすべての角部に遮光部材3を設けること
により、冷陰極管の製品の特性のばらつきによる屈曲部
1aの明るさのばらつきや電極部1bが発光しないこと
によって発生する輝度むらを、削減することができる°
形やコの字形の冷陰極管1を用いた面光源装置にも、導
光体2の端面のすべての角部に遮光部材3を設けること
により、冷陰極管の製品の特性のばらつきによる屈曲部
1aの明るさのばらつきや電極部1bが発光しないこと
によって発生する輝度むらを、削減することができる°
【0013】遮光部材3としては、黒色のテープを導光
体2の端面の角部周辺に貼る、または、金属製の薄膜を
導光体2の端面の角部周辺に貼る等の方法で、設ければ
良い。また、導光体2の端面の角部周辺に遮光部材3を
貼る代わりに、冷陰極管の屈曲部1a自体を遮光しても
良い。なお、遮光部材3の幅は、面光源装置としての使
用状態や、使用する冷陰極管の種類等に合わせて適宜に
変更しても良い。
体2の端面の角部周辺に貼る、または、金属製の薄膜を
導光体2の端面の角部周辺に貼る等の方法で、設ければ
良い。また、導光体2の端面の角部周辺に遮光部材3を
貼る代わりに、冷陰極管の屈曲部1a自体を遮光しても
良い。なお、遮光部材3の幅は、面光源装置としての使
用状態や、使用する冷陰極管の種類等に合わせて適宜に
変更しても良い。
【0014】そして、導光体2の出射面と対向する側の
面に輝度むら削減用の拡散模様を設けたり、導光体2の
出射面の上に拡散シートを配置するなどして、輝度むら
を面光源装置の使用上問題の無いレベルまで削減させ
て、使用する。
面に輝度むら削減用の拡散模様を設けたり、導光体2の
出射面の上に拡散シートを配置するなどして、輝度むら
を面光源装置の使用上問題の無いレベルまで削減させ
て、使用する。
【0015】上記実施例では、一定の厚さの四角形をし
た導光体を用いた面光源装置について述べたが、本考案
はこれに限定するものではなく、例えば図4に示すよう
な中央部に行くほど厚みが薄くなる導光体2を用いた面
光源装置の場合にも、本考案を用いることができる。
た導光体を用いた面光源装置について述べたが、本考案
はこれに限定するものではなく、例えば図4に示すよう
な中央部に行くほど厚みが薄くなる導光体2を用いた面
光源装置の場合にも、本考案を用いることができる。
【0016】又、上記実施例では、四角形の導光体につ
いて述べたが、これに限らず他の多角形の場合において
も本考案を適用して、同様の効果を得ることができる。
いて述べたが、これに限らず他の多角形の場合において
も本考案を適用して、同様の効果を得ることができる。
【0017】
【考案の効果】本考案は上記のような構成なので、L字
形やコの字形などの屈曲部を有する冷陰極管を用いた面
光源装置において、冷陰極管の製品の特性のばらつきに
よる屈曲部の明るさのばらつきによる輝度むらや、冷陰
極管の電極部が発光しないことによって起こる輝度むら
を減少させ、面光源装置の輝度むらを極めて少なくで
き、しかも、面光源装置としての、光の利用効率の低下
を最小限度に押さえることができる。また本考案は、冷
陰極管以外の放電管を用いた面光源装置にも用いること
ができる。
形やコの字形などの屈曲部を有する冷陰極管を用いた面
光源装置において、冷陰極管の製品の特性のばらつきに
よる屈曲部の明るさのばらつきによる輝度むらや、冷陰
極管の電極部が発光しないことによって起こる輝度むら
を減少させ、面光源装置の輝度むらを極めて少なくで
き、しかも、面光源装置としての、光の利用効率の低下
を最小限度に押さえることができる。また本考案は、冷
陰極管以外の放電管を用いた面光源装置にも用いること
ができる。
【図1】本考案による面光源装置の構成の一例を示す平
面図である。
面図である。
【図2】本考案による面光源装置の構成の他の例を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】本考案による面光源装置の構成の第三の例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】本考案による面光源装置に用いる導光体の他の
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図5】従来の面光源装置の構成の一例を示す平面図で
ある。
ある。
【図6】図5に示す面光源装置のVI−VI線に沿う断
面図である。
面図である。
【図7】従来の面光源装置の構成の他の例を示す平面図
である。
である。
1 冷陰極管 2 導光体 3 遮光部材
Claims (1)
- 【請求項1】 透明体よりなる出射面が角形の導光体
と、前記導光体の端面から光が入射し得るように前記導
光体の端面に沿って配置され、その一部に屈曲部を有す
る放電管と、前記導光体の出射面と対向する面側に配置
された反射部材とを有する面光源装置において、前記導
光体の端面の前記放電管の屈曲部に対応する角部周辺、
または前記角部に対応する前記放電管の屈曲部の少なく
ともいずれか一方に遮光部が形成されていることを特徴
とする面光源装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062766U JP2586933Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 面光源装置 |
US08/031,309 US5450292A (en) | 1992-03-16 | 1993-03-15 | Surface light source device |
EP93104185A EP0561329B1 (en) | 1992-03-16 | 1993-03-15 | Surface light source device |
DE69303073T DE69303073T2 (de) | 1992-03-16 | 1993-03-15 | Flache Lichtquelleneinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062766U JP2586933Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 面光源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615008U JPH0615008U (ja) | 1994-02-25 |
JP2586933Y2 true JP2586933Y2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=13209842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992062766U Expired - Lifetime JP2586933Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-07-23 | 面光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586933Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP1992062766U patent/JP2586933Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615008U (ja) | 1994-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |