JP2586688Y2 - かゆみ止めテープ - Google Patents

かゆみ止めテープ

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JP2586688Y2
JP2586688Y2 JP117093U JP117093U JP2586688Y2 JP 2586688 Y2 JP2586688 Y2 JP 2586688Y2 JP 117093 U JP117093 U JP 117093U JP 117093 U JP117093 U JP 117093U JP 2586688 Y2 JP2586688 Y2 JP 2586688Y2
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tape
itch
resin
sheet
linear
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Inventor
正廣 久野
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エフゼット工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、皮膚に貼り付けるこ
とによってかゆみを止めるようにしたかゆみ止めテープ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚のかゆみを止める手段とし
て、液状の薬剤、軟膏状の塗り薬、スプレー式の噴霧薬
等が用いられていて、近年は、鎮痒剤を含浸させたシー
トを患部に貼り付けるものが用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記い
ずれの手段においても、即効性に乏しく、又、場合によ
っては薬剤やテープの副作用で、患部がかえって赤く腫
れ上ったり、爛れたりすることがあるという問題点があ
った。又、薬剤を塗布したりすることなく、時間の経過
によって治癒するかゆみもあるが、かゆみに我慢できず
患部を掻きむしるために、かえって皮膚が傷付いてしま
うという問題点がある。
【0004】この考案は、上記従来の問題点に鑑みて成
されたものであって、薬剤を用いることなく、即効的に
かゆみを止めることができるようにした、かゆみ止めテ
ープを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、片面に粘着
層が形成された粘着テープと、この粘着テープの粘着層
面の一部に取り付けられた1〜8mmの高さで、粘着層面
と直交する方向の硬く弾性のある樹脂製線状材を、面方
向に適宜間隔で多数立設してなる突起シートと、を有し
てなるかゆみ止めテープにより、上記目的を達成するも
のである。
【0006】又、請求項2のように、前記突起シートに
おける前記樹脂製線状材を直線状としてもよい。
【0007】更に、請求項3のように、前記突起シート
の前記直線状の樹脂製線状材に逆J字形状のものを混在
して配置するようにしてもよい。
【0008】
【作用及び効果】請求項1の考案によれば、かゆみ止め
テープを、突起シートが患部に接触するように粘着テー
プによって皮膚に貼り付けると、該突起シートの樹脂製
線状材が皮膚の患部を刺激しながら、粘着テープによっ
て皮膚に押え付けられるので、即効的(5〜30分)に
かゆみが消退する。
【0009】請求項2の考案によれば、直線状の樹脂製
線状材は、患部に対して軸方向に作用するので、患部を
適度に刺激してかゆみを解消させる。
【0010】更に、請求項3の考案によれば、逆J字形
状の樹脂製線状材を混在させると、該逆J字形状の先端
部分が適当な緩衝材となり、直線状の樹脂製線状材の先
端による傷みを感じさせることがなく、且つ、かゆみ止
めの効果を維持させることができる。
【0011】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0012】この実施例に係るかゆみ止めテープ10
は、図1に示されるように、片面に粘着層12が形成さ
れた粘着テープ14と、この粘着テープ14の粘着層面
の長手方向中間部に取り付けられた突起シート16と、
から構成されている。
【0013】この突起シート16には、1〜2mmの高さ
で、硬く弾性のある直線状樹脂製線状材18が、面方向
に1〜2mmの適宜間隔で、且つ、前記粘着層12の面と
直交する方向に多数立設されている。
【0014】図1の符号20は前記粘着テープ14にお
ける、前記突起シート16の両側の、粘着層12が露出
している部分を被うための剥離シートを示す。
【0015】前記かゆみ止めテープ10の使用の際に
は、剥離シート20を粘着テープ14から剥し、粘着層
12を露出させ、この状態で、突起シート16が患部を
被うようにして粘着層12により、かゆみ止めテープ1
0を皮膚に貼り付ける。
【0016】このとき、患部の状態に応じて、かゆみ止
めテープ10全体を引張りながら、突起シート16が患
部に接触する強度を加減しつつ貼り付ける。
【0017】このようにして、全く薬剤を用いることな
く、即効的(5〜30分)に、かゆみを消退させること
ができた。
【0018】次に図2に示される本考案の第2実施例に
ついて説明する。
【0019】この第2実施例のかゆみ止めテープ11
は、図1の実施例における直線状樹脂製線状材18に対
して、逆J字形状樹脂製線状材22を混在して立設させ
た突起シート24を用いたものである。他の構成は、前
記図1の実施例と同一であるので、図1におけると同一
の部材には同一の符号を付することにより説明を省略す
る。
【0020】この第2実施例における突起シート24
は、いわゆるマジックテープを利用したものであり、直
線状樹脂製線状材18の先端近傍に、前記逆J字形状樹
脂製線状材22の湾曲部22Aが配置されるようにした
ものである。
【0021】この実施例の場合は、逆J字形状樹脂製線
状材22の先端の湾曲部22Aが皮膚に対して撓むこと
により、緩衝機能が生じ、直線状樹脂製線状材18の先
端が皮膚に強くあたることを抑制して、該直線状樹脂製
線状材18による痛みを抑制する効果がある。
【0022】なお、上記実施例は直線状樹脂製線状材1
8及び逆J字形状樹脂製線状材22を用いたものである
が、本考案はこれに限定されるものでなく、要すれば、
かゆみ止めテープを皮膚に貼り付けたとき、患部を適宜
刺激できる突出量、硬さ、弾力性がある樹脂製線状材を
備えるものであればよい。
【0023】又、その高さ(突出量)は、1〜8mmの範
囲であればよく、更に、樹脂製線状材の面方向の立設ピ
ッチは、1〜2mmに限定されるものでなく、用途に応じ
て適宜選択され得るものである。但し、樹脂製線状材の
高さに比較してピッチが大きすぎると効果が少なくなる
ので、樹脂製線状材の立設ピッチはその高さと略同一を
最大とするとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るかゆみ止めテープの実施例を示す
分解斜視図
【図2】本考案に係るかゆみ止めテープの第2実施例を
示す分解側面図
【符号の説明】
10、11…かゆみ止めテープ 12…粘着層 14…粘着テープ 16、24…突起シート 18…直線状樹脂製線状材 20…剥離シート 22…逆J字形状樹脂製線状材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面に粘着層が形成された粘着テープと、
    この粘着テープの粘着層面の一部に取り付けられた1〜
    8mmの高さで、粘着層面と直交する方向の硬く弾性のあ
    る樹脂製線状材を、面方向に適宜間隔で多数立設してな
    る突起シートと、を有してなるかゆみ止めテープ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記突起シートにおけ
    る前記樹脂製線状材は、直線状であることを特徴とする
    かゆみ止めテープ。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記突起シートは、前
    記直線状の樹脂製線状材に逆J字形状のものが混在して
    配置されたことを特徴とするかゆみ止めテープ。
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