JP2586492Y2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- JP2586492Y2 JP2586492Y2 JP1992007363U JP736392U JP2586492Y2 JP 2586492 Y2 JP2586492 Y2 JP 2586492Y2 JP 1992007363 U JP1992007363 U JP 1992007363U JP 736392 U JP736392 U JP 736392U JP 2586492 Y2 JP2586492 Y2 JP 2586492Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、モータ等の需要側装置
に対して、電力を供給するためのコネクタ装置に関し、
特に、需要側の固定部から、給電側装置のコネクタ部材
を容易に取り外しできるようにする装置に関する。
に対して、電力を供給するためのコネクタ装置に関し、
特に、需要側の固定部から、給電側装置のコネクタ部材
を容易に取り外しできるようにする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ等の需要側装置に対して給電を行
うために、例えば、特開昭62−85618号公報等に
示されるように、受電側端子箱の内部で、モータ側の受
電用のケーブルと給電側のケーブルとを、直接接続する
手段が用いられる場合がある。しかし、前述したよう
に、双方のケーブルを直接接続することは、モータの修
理や給電回路のメンテナンス等に際して、ケーブルの取
り外し等が面倒であるという問題がある。そこで、一般
のモータ等に対しては、コネクタ装置による接続手段を
用いており、該コネクタとしては、例えば、実公昭58
−32449号公報等に示されるように、プラグをレセ
ップに挿入して接続する形式の機構が用いられている。
うために、例えば、特開昭62−85618号公報等に
示されるように、受電側端子箱の内部で、モータ側の受
電用のケーブルと給電側のケーブルとを、直接接続する
手段が用いられる場合がある。しかし、前述したよう
に、双方のケーブルを直接接続することは、モータの修
理や給電回路のメンテナンス等に際して、ケーブルの取
り外し等が面倒であるという問題がある。そこで、一般
のモータ等に対しては、コネクタ装置による接続手段を
用いており、該コネクタとしては、例えば、実公昭58
−32449号公報等に示されるように、プラグをレセ
ップに挿入して接続する形式の機構が用いられている。
【0003】また、前記コネクタ装置を用いる場合に
は、受電側装置のコネクタ部材に設けたプラグに対し
て、給電側装置のフィンガー導体を嵌合させている。前
記コネクタ装置の嵌合部では、該プラグに対してフィン
ガー導体を接続する部分で、その接続部での係合関係を
良好に維持させるために、プラグの外径よりもフィンガ
ー導体の内径を小さく設定している。そして、前記コネ
クタ装置においては、受電側のプラグに対して、給電側
のフィンガー導体を強く押し付けて、該フィンガー導体
を拡開させる状態で、両部材の電気的な接続状態を良好
に維持させるように構成している。また、前記固定部に
対して、給電側のコネクタ部材を取り付けた後で、両部
材を固定ボルト等を用いて接続し、前記給電側のコネク
タ部材を固定持させるようにしている。
は、受電側装置のコネクタ部材に設けたプラグに対し
て、給電側装置のフィンガー導体を嵌合させている。前
記コネクタ装置の嵌合部では、該プラグに対してフィン
ガー導体を接続する部分で、その接続部での係合関係を
良好に維持させるために、プラグの外径よりもフィンガ
ー導体の内径を小さく設定している。そして、前記コネ
クタ装置においては、受電側のプラグに対して、給電側
のフィンガー導体を強く押し付けて、該フィンガー導体
を拡開させる状態で、両部材の電気的な接続状態を良好
に維持させるように構成している。また、前記固定部に
対して、給電側のコネクタ部材を取り付けた後で、両部
材を固定ボルト等を用いて接続し、前記給電側のコネク
タ部材を固定持させるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに、プラグに対してフィンガー導体を強く締め付ける
状態で嵌合された接続部では、モータの点検や修理等に
際して、給電側のコネクタ部材を取り外す作業が面倒で
あるという問題が発生する。例えば、比較的大容量の6
0平方mm以上のケーブルでは、前記コネクタのフィンガ
ー導体をプラグから引き抜くためには、20kg以上の力
を必要としている。したがって、三相のケーブルを一括
して1つのコネクタ装置を構成した場合には、該コネク
タを取り外すためには、60kg以上の力を必要とし、そ
の作業性が非常に悪いという問題がある。
うに、プラグに対してフィンガー導体を強く締め付ける
状態で嵌合された接続部では、モータの点検や修理等に
際して、給電側のコネクタ部材を取り外す作業が面倒で
あるという問題が発生する。例えば、比較的大容量の6
0平方mm以上のケーブルでは、前記コネクタのフィンガ
ー導体をプラグから引き抜くためには、20kg以上の力
を必要としている。したがって、三相のケーブルを一括
して1つのコネクタ装置を構成した場合には、該コネク
タを取り外すためには、60kg以上の力を必要とし、そ
の作業性が非常に悪いという問題がある。
【0005】そこで、前述したように、取り外しに際し
て大きな力を必要とする問題を解決するために、例え
ば、固定側のプラグハウジングと給電側のレセプタクル
シェルとに対して、その2つの部材のフランジに外嵌さ
れるように、大径のネジ部材を設けて、そのネジ部材を
回転させることにより、コネクタの取り外しの作業を容
易に行い得るようにすることも考えられている。ところ
が、三相の接続部を一括して配置するコネクタでは、そ
の外形が非常に大きいものであるために、ネジ部材が非
常に大きなものとなり、それ等の部材を製造するコスト
が高いために、容易に適用できないという問題がある。
て大きな力を必要とする問題を解決するために、例え
ば、固定側のプラグハウジングと給電側のレセプタクル
シェルとに対して、その2つの部材のフランジに外嵌さ
れるように、大径のネジ部材を設けて、そのネジ部材を
回転させることにより、コネクタの取り外しの作業を容
易に行い得るようにすることも考えられている。ところ
が、三相の接続部を一括して配置するコネクタでは、そ
の外形が非常に大きいものであるために、ネジ部材が非
常に大きなものとなり、それ等の部材を製造するコスト
が高いために、容易に適用できないという問題がある。
【0006】
【考案の目的】本考案は、前述したようなコネクタ装置
の取り外しの問題を解消するもので、受電側のプラグハ
ウジングと給電側のレセプタクルシェルとを接続する部
分に、フランジを重合させる状態に配置し、レセプタク
ルシェルのフランジにネジ孔を形成しておき、固定時に
はプラグハウジングの側から固定用のボルトを装着し、
取り外し時にはレセプタクルシェルの側から、特殊なボ
ルト部材を装着することにより、給電側部材を受電側部
材から容易に取り外しできるような装置を提供すること
を目的としている。
の取り外しの問題を解消するもので、受電側のプラグハ
ウジングと給電側のレセプタクルシェルとを接続する部
分に、フランジを重合させる状態に配置し、レセプタク
ルシェルのフランジにネジ孔を形成しておき、固定時に
はプラグハウジングの側から固定用のボルトを装着し、
取り外し時にはレセプタクルシェルの側から、特殊なボ
ルト部材を装着することにより、給電側部材を受電側部
材から容易に取り外しできるような装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本考案は、受
電側装置にプラグハウジングを介して配置するプラグ
に、給電側装置としてのフィンガー導体を設けたコネク
タ部材を装着するコネクタ装置に関する。本発明におい
ては、前記受電側のプラグを支持するプラグハウジング
を、円筒状の部材の開口側と受電装置側の各々の端部に
フランジを設けて構成し、前記受電装置側のフランジを
介してプラグハウジングを固定保持させ、開口側のフラ
ンジにはレセプタクルシェルを固定保持する手段を設
け、レセプタクルシェルのフランジと、前記プラグハウ
ジングのフランジとを重合させる状態に配置している。
そして、前記2つのフランジのうち、レセプタクルシェ
ルのフランジにはネジ孔を形成し、プラグハウジング側
のフランジには前記ネジ孔よりも大径の貫通孔を形成す
るとともに、前記プラグハウジング側から固定用のボル
トを装着して2つのハウジングを固定する手段を用い、
前記コネクタの取り外しを行う際に用いる特殊ボルト部
材は、基部にレセプタクルシェル側のネジ孔に対応する
ネジ部を形成し、そのネジ部の先端部にプラグハウジン
グの2つのフランジの中心間の間隔よりも少し長く、か
つ、ネジ部よりも小径のロッド部を形成したものを用
い、前記ボルト部材をレセプタクルシェル側から装着
し、前記ボルト部材を回転させることにより、レセプタ
クルシェルを含むコネクタ部材を固定部から離間させる
ことを特徴とする。
電側装置にプラグハウジングを介して配置するプラグ
に、給電側装置としてのフィンガー導体を設けたコネク
タ部材を装着するコネクタ装置に関する。本発明におい
ては、前記受電側のプラグを支持するプラグハウジング
を、円筒状の部材の開口側と受電装置側の各々の端部に
フランジを設けて構成し、前記受電装置側のフランジを
介してプラグハウジングを固定保持させ、開口側のフラ
ンジにはレセプタクルシェルを固定保持する手段を設
け、レセプタクルシェルのフランジと、前記プラグハウ
ジングのフランジとを重合させる状態に配置している。
そして、前記2つのフランジのうち、レセプタクルシェ
ルのフランジにはネジ孔を形成し、プラグハウジング側
のフランジには前記ネジ孔よりも大径の貫通孔を形成す
るとともに、前記プラグハウジング側から固定用のボル
トを装着して2つのハウジングを固定する手段を用い、
前記コネクタの取り外しを行う際に用いる特殊ボルト部
材は、基部にレセプタクルシェル側のネジ孔に対応する
ネジ部を形成し、そのネジ部の先端部にプラグハウジン
グの2つのフランジの中心間の間隔よりも少し長く、か
つ、ネジ部よりも小径のロッド部を形成したものを用
い、前記ボルト部材をレセプタクルシェル側から装着
し、前記ボルト部材を回転させることにより、レセプタ
クルシェルを含むコネクタ部材を固定部から離間させる
ことを特徴とする。
【0008】
【0009】前述したように、コネクタ部材を構成する
プラグハウジングとレセプタクルシェルとの、2つのフ
ランジに対して、レセプタクルシェルのフランジにのみ
ネジ孔を形成しているので、接続部材の構成を簡素化す
ることができる。そして、ボルト部材による固定時と、
2つのハウジングの取り外しを行う場合とで、ネジ部材
の装着方向を反対側に設定することにより、固定側のハ
ウジングに対して、移動側のシェルの着脱の動作を容易
に行わせることができる。また、前記コネクタ部材の取
り外しに用いるボルト部材は、一般に用いられているボ
ルト部材に対して、その先端部にネジを設けない小径の
ロッドを設けているものであるから、そのボルト部材を
簡単に構成することができる。したがって、コネクタを
取り外す場合には、固定用のボルトを取り外した後で、
取り外し用の特殊なボルト部材を装着して回転させるの
みで、そのコネクタの取り外しの作業を小さな力で、容
易に行うことができる。
プラグハウジングとレセプタクルシェルとの、2つのフ
ランジに対して、レセプタクルシェルのフランジにのみ
ネジ孔を形成しているので、接続部材の構成を簡素化す
ることができる。そして、ボルト部材による固定時と、
2つのハウジングの取り外しを行う場合とで、ネジ部材
の装着方向を反対側に設定することにより、固定側のハ
ウジングに対して、移動側のシェルの着脱の動作を容易
に行わせることができる。また、前記コネクタ部材の取
り外しに用いるボルト部材は、一般に用いられているボ
ルト部材に対して、その先端部にネジを設けない小径の
ロッドを設けているものであるから、そのボルト部材を
簡単に構成することができる。したがって、コネクタを
取り外す場合には、固定用のボルトを取り外した後で、
取り外し用の特殊なボルト部材を装着して回転させるの
みで、そのコネクタの取り外しの作業を小さな力で、容
易に行うことができる。
【0010】
【実施例】図示される例にしたがって、本考案の電気コ
ネクタの構成を説明する。図1に示される例は、本考案
の着脱方式が適用可能な電気コネクタの構成を示してい
るもので、図1の断面図および、図2の背面図として示
されるコネクタ装置に対して、モータ等の受電側装置の
接続部に適用することができる。前記図1に示される接
続部1は、モータ等の受電側に配置する受電側装置2
と、該受電側に対して着脱可能に設ける給電側装置5に
より構成される。
ネクタの構成を説明する。図1に示される例は、本考案
の着脱方式が適用可能な電気コネクタの構成を示してい
るもので、図1の断面図および、図2の背面図として示
されるコネクタ装置に対して、モータ等の受電側装置の
接続部に適用することができる。前記図1に示される接
続部1は、モータ等の受電側に配置する受電側装置2
と、該受電側に対して着脱可能に設ける給電側装置5に
より構成される。
【0011】前記受電側装置2は、モータの端子箱に配
置されるもので、ケース部材3に対して、プラグハウジ
ング10を配置し、該プラグハウジング10の内部に3
本のプラグ50……を配置して、三相の受電を行う機構
を構成している。また、前記給電側装置5には、コネク
タ部材の先端部にレセプタクルシェル20を配置し、該
レセプタクルシェル20の内部に3本のフィンガー導体
40……を配置している。そして、前記レセプタクルシ
ェル20をプラグハウジング10に対して接続する状態
で、三相交流の各極が接続されることは、一般のコネク
タの場合と同様に構成される。
置されるもので、ケース部材3に対して、プラグハウジ
ング10を配置し、該プラグハウジング10の内部に3
本のプラグ50……を配置して、三相の受電を行う機構
を構成している。また、前記給電側装置5には、コネク
タ部材の先端部にレセプタクルシェル20を配置し、該
レセプタクルシェル20の内部に3本のフィンガー導体
40……を配置している。そして、前記レセプタクルシ
ェル20をプラグハウジング10に対して接続する状態
で、三相交流の各極が接続されることは、一般のコネク
タの場合と同様に構成される。
【0012】前記給電側装置5では、先端部に配置する
レセプタクルシェル20の後部に中間シェル30を配置
し、その後部に外側シェル31を設けて、該外側シェル
31の先端部に波付電線管32を配置している。そし
て、それ等の各部材の内部に、電線管32から延長され
る給電ケーブル46に対して、ケーブルグランド45を
介して中間シェル30に支持させ、該ケーブル46の端
部を圧縮導体に接続して、該圧縮導体をフィンガー導体
40の基部に接続している。前記接続手段は、三相交流
の各ケーブルとフィンガー導体との間に配置され、前記
給電側装置のレセプタクルシェル20の内部に配置され
る3つのフィンガー導体40……は、その基部が端子押
え35に支持され、そのフィンガー導体の突出部の周囲
には、絶縁筒部材26が配置されている。また、前記端
子押え35は、レセプタクルシェル20の端部の近傍
で、止めリング39を用いて、絶縁筒部材を被覆するレ
セップ27との間に固定保持される。
レセプタクルシェル20の後部に中間シェル30を配置
し、その後部に外側シェル31を設けて、該外側シェル
31の先端部に波付電線管32を配置している。そし
て、それ等の各部材の内部に、電線管32から延長され
る給電ケーブル46に対して、ケーブルグランド45を
介して中間シェル30に支持させ、該ケーブル46の端
部を圧縮導体に接続して、該圧縮導体をフィンガー導体
40の基部に接続している。前記接続手段は、三相交流
の各ケーブルとフィンガー導体との間に配置され、前記
給電側装置のレセプタクルシェル20の内部に配置され
る3つのフィンガー導体40……は、その基部が端子押
え35に支持され、そのフィンガー導体の突出部の周囲
には、絶縁筒部材26が配置されている。また、前記端
子押え35は、レセプタクルシェル20の端部の近傍
で、止めリング39を用いて、絶縁筒部材を被覆するレ
セップ27との間に固定保持される。
【0013】これに対して、プラグハウジング10の内
部に配置される3つのプラグ50……は、その基部が絶
縁物26とプラグ押え54とにより固定保持されてお
り、該プラグ押え54をプラグハウジング10の後端部
で、止めリング18により係止保持させる手段を用いて
いる。そして、前記プラグハウジング10の後端部で、
端子箱のケースから内部に突出する接続板52に、ボル
ト孔53を設けて、従来の固定側装置の場合と同様に、
モータ等に接続されるケーブルの端子を取り付け、該固
定部の周囲を絶縁体により被覆することができるように
する。また、前記プラグハウジング10は、ケース部材
3に対して、絶縁部材で構成されたパッキング4を介在
させて、ボルト等により固定する手段を用いている。
部に配置される3つのプラグ50……は、その基部が絶
縁物26とプラグ押え54とにより固定保持されてお
り、該プラグ押え54をプラグハウジング10の後端部
で、止めリング18により係止保持させる手段を用いて
いる。そして、前記プラグハウジング10の後端部で、
端子箱のケースから内部に突出する接続板52に、ボル
ト孔53を設けて、従来の固定側装置の場合と同様に、
モータ等に接続されるケーブルの端子を取り付け、該固
定部の周囲を絶縁体により被覆することができるように
する。また、前記プラグハウジング10は、ケース部材
3に対して、絶縁部材で構成されたパッキング4を介在
させて、ボルト等により固定する手段を用いている。
【0014】前述したように構成される本考案の接続部
1は、図1に示されたように、固定位置に設けた受電側
装置2に対して、給電側装置5を接続することによっ
て、プラグ50に対してフィンガー導体40を接続し、
三相交流等の各相の給電系統の接続を、同時に行うこと
ができる。また、図3に示されるように、固定側装置2
に対して給電側装置5を離間させる動作も、一般のコネ
クタの場合と同様に行うことができ、モータ等の点検の
際等に、給電ケーブルの切り離しの動作を容易に行うこ
とができる。
1は、図1に示されたように、固定位置に設けた受電側
装置2に対して、給電側装置5を接続することによっ
て、プラグ50に対してフィンガー導体40を接続し、
三相交流等の各相の給電系統の接続を、同時に行うこと
ができる。また、図3に示されるように、固定側装置2
に対して給電側装置5を離間させる動作も、一般のコネ
クタの場合と同様に行うことができ、モータ等の点検の
際等に、給電ケーブルの切り離しの動作を容易に行うこ
とができる。
【0015】前述したように構成される本考案のコネク
タにおいては、受電側に配置するプラグハウジング10
は、電動機ケース3との間にパッキンク4を配置して、
固定ボルト63を用いて固定し、該プラグハウジング1
0の内部に3つのプラグ50を配置する。また、前記受
電側に対応させて配置する給電側コネクタ部材では、先
端部に配置したレセプタクルシェル20を、プラグハウ
ジング10に接続するが、前記プラグハウジング10の
フランジ12に対して、レセプタクルシェル20の先端
部のフランジ22を重ね、両部材のフランジをボルト6
0を用いて固定する。
タにおいては、受電側に配置するプラグハウジング10
は、電動機ケース3との間にパッキンク4を配置して、
固定ボルト63を用いて固定し、該プラグハウジング1
0の内部に3つのプラグ50を配置する。また、前記受
電側に対応させて配置する給電側コネクタ部材では、先
端部に配置したレセプタクルシェル20を、プラグハウ
ジング10に接続するが、前記プラグハウジング10の
フランジ12に対して、レセプタクルシェル20の先端
部のフランジ22を重ね、両部材のフランジをボルト6
0を用いて固定する。
【0016】本考案のプラグハウジング10に対して、
レセプタクルシェル20を固定保持させるために、図4
に示されるように、重合する2つのフランジ12、22
のうち、レセプタクルシェル20のフランジ22にネジ
孔23を形成し、他方のフランジ12には、前記ネジ孔
23よりも大径の貫通孔19を設けている。なお、本考
案においては、ネジ孔を特に設ける必要はない。そし
て、固定用ボルト60を用いて、両フランジを接続する
際には、フランジ12に対して座金61を配置し、固定
用ボルト60のネジをフランジ22のネジ孔23に嵌合
させ、ボルトを締付ることにより図4に示される状態で
固定させるようにする。この場合、両フランジ間の軸心
のズレを防止し、導体接続部の電気的接触を良好にする
ため、貫通孔19と、固定用ボルト60との間に形成さ
れる隙間Sは、可及的に小さくしておくことが望まし
い。
レセプタクルシェル20を固定保持させるために、図4
に示されるように、重合する2つのフランジ12、22
のうち、レセプタクルシェル20のフランジ22にネジ
孔23を形成し、他方のフランジ12には、前記ネジ孔
23よりも大径の貫通孔19を設けている。なお、本考
案においては、ネジ孔を特に設ける必要はない。そし
て、固定用ボルト60を用いて、両フランジを接続する
際には、フランジ12に対して座金61を配置し、固定
用ボルト60のネジをフランジ22のネジ孔23に嵌合
させ、ボルトを締付ることにより図4に示される状態で
固定させるようにする。この場合、両フランジ間の軸心
のズレを防止し、導体接続部の電気的接触を良好にする
ため、貫通孔19と、固定用ボルト60との間に形成さ
れる隙間Sは、可及的に小さくしておくことが望まし
い。
【0017】前述したようにして、プラグハウジング1
0とレセプタクルシェル20とを固定させた状態で、受
電側と給電側との部材を組み合わせ、給電可能な状態を
設定している場合に、モータの点検修理や、その他の作
業のためにコネクタの接続を外すことが要求される。そ
の際には、前記図4に示された固定用ボルト60を取り
外し、そのボルト孔を用いて、図5に示されるような特
殊ボルト65を、前記固定用ボルト60と反対側から挿
着し、該ボルト65を用いて、レセプタクルシェルをプ
ラグハウジングから離間させるとともに、プラグからフ
ィンガー導体を切り離す動作を行わせるようにしてい
る。
0とレセプタクルシェル20とを固定させた状態で、受
電側と給電側との部材を組み合わせ、給電可能な状態を
設定している場合に、モータの点検修理や、その他の作
業のためにコネクタの接続を外すことが要求される。そ
の際には、前記図4に示された固定用ボルト60を取り
外し、そのボルト孔を用いて、図5に示されるような特
殊ボルト65を、前記固定用ボルト60と反対側から挿
着し、該ボルト65を用いて、レセプタクルシェルをプ
ラグハウジングから離間させるとともに、プラグからフ
ィンガー導体を切り離す動作を行わせるようにしてい
る。
【0018】そのために用いられる特殊ボルト65は、
図示されるように、フランジ22に設けたネジ孔23に
適応する径に形成されたネジ部66と、そのネジ部66
の先端部に配置され、ネジ部66よりも小径のロッド6
7とを設けたもので構成している。なお、ロッド67の
先端には、フランジを押圧した際に、そのフランジにロ
ッドの先端部の押圧による傷が形成されることを防止
し、かつ、ボルトの回転をスムーズに行わせるために、
球面継手等を介して、自由に回転する回転台座68を設
けておくことが望ましい。
図示されるように、フランジ22に設けたネジ孔23に
適応する径に形成されたネジ部66と、そのネジ部66
の先端部に配置され、ネジ部66よりも小径のロッド6
7とを設けたもので構成している。なお、ロッド67の
先端には、フランジを押圧した際に、そのフランジにロ
ッドの先端部の押圧による傷が形成されることを防止
し、かつ、ボルトの回転をスムーズに行わせるために、
球面継手等を介して、自由に回転する回転台座68を設
けておくことが望ましい。
【0019】前記特殊ボルト65を用いて、プラグハウ
ジングからレセプタクルシェルを離間させる場合には、
図5に示されるように、フランジ22のネジ孔に対して
ボルト65のネジ部66を係合させ、ロッド67の先端
部をプラグハウジング10のフランジ13に押圧させ
る。前記図5に示される状態で、ボルト65を回転させ
ると、ネジ部66がネジ孔23に沿ってプラグハウジン
グ10の側に突出する。そして、そのボルトに一体に設
けたロッド67の先端部が、フランジ13を介して、プ
ラグハウジング10を押す作用を発揮し、その反作用と
して、レセプタクルシェル20をプラグハウジング10
から離間させることができる。
ジングからレセプタクルシェルを離間させる場合には、
図5に示されるように、フランジ22のネジ孔に対して
ボルト65のネジ部66を係合させ、ロッド67の先端
部をプラグハウジング10のフランジ13に押圧させ
る。前記図5に示される状態で、ボルト65を回転させ
ると、ネジ部66がネジ孔23に沿ってプラグハウジン
グ10の側に突出する。そして、そのボルトに一体に設
けたロッド67の先端部が、フランジ13を介して、プ
ラグハウジング10を押す作用を発揮し、その反作用と
して、レセプタクルシェル20をプラグハウジング10
から離間させることができる。
【0020】したがって、レセプタクルシェル20をプ
ラグハウジング10から離間させる際には、レセプタク
ルシェル20のフランジ22に設けたネジ孔のうちの1
つまたは2つを用いて、特殊ボルトを装着し、給電側の
部材を固定側から離間させることができる。つまり、本
考案の装置では、前記フランジ22に設けたネジ孔を介
して、特殊ボルト65を装着し、それ等のボルトを少し
ずつ回転させることによって、導電体を離間させるとと
もに、レセプタクルシェルをプラグハウジングから離す
ことができる。そして、前述したようにして、レセプタ
クルシェルをプラグハウジングから離間させることによ
り、図3に示されるように、給電側のコネクタを受電側
のコネクタから離間させることができる。
ラグハウジング10から離間させる際には、レセプタク
ルシェル20のフランジ22に設けたネジ孔のうちの1
つまたは2つを用いて、特殊ボルトを装着し、給電側の
部材を固定側から離間させることができる。つまり、本
考案の装置では、前記フランジ22に設けたネジ孔を介
して、特殊ボルト65を装着し、それ等のボルトを少し
ずつ回転させることによって、導電体を離間させるとと
もに、レセプタクルシェルをプラグハウジングから離す
ことができる。そして、前述したようにして、レセプタ
クルシェルをプラグハウジングから離間させることによ
り、図3に示されるように、給電側のコネクタを受電側
のコネクタから離間させることができる。
【0021】前記本考案の接続装置において、プラグハ
ウジング10は、図6および図7に示されるように構成
されるもので、円筒状の部材として構成される本体11
に対して、その一方の側端部にフランジ12を配置し、
他方の端部から若干内側に変位した位置にも、フランジ
13を設けている。前記2つのフランジ12、13は、
略角型に構成されるもので、図7に示されるフランジ1
3の場合には、その角の部分にボルト孔14を形成し、
該ボルト孔を介して、図1に示されるように、電動機ケ
ース3に対して、固定させるようにする。また、他方の
フランジ12では、前記フランジ13の場合と同様に角
の部分に設けたボルト孔を介して、給電側のレセプタク
ルシェル20とを接続し、給電側部材を固定保持させる
ようにする。
ウジング10は、図6および図7に示されるように構成
されるもので、円筒状の部材として構成される本体11
に対して、その一方の側端部にフランジ12を配置し、
他方の端部から若干内側に変位した位置にも、フランジ
13を設けている。前記2つのフランジ12、13は、
略角型に構成されるもので、図7に示されるフランジ1
3の場合には、その角の部分にボルト孔14を形成し、
該ボルト孔を介して、図1に示されるように、電動機ケ
ース3に対して、固定させるようにする。また、他方の
フランジ12では、前記フランジ13の場合と同様に角
の部分に設けたボルト孔を介して、給電側のレセプタク
ルシェル20とを接続し、給電側部材を固定保持させる
ようにする。
【0022】前記プラグハウジング10に対して配置さ
れ、給電装置の端部を支持するレセプタクルシェル20
は、図8および図9に示されるように構成されるもの
で、円筒状の本体21の両側端部に、角型形状のフラン
ジ22、24をそれぞれ配置している。そして、前記フ
ランジ22、24の角の部分に対して、図9のフランジ
22で示されるように、ボルト孔23……をそれぞれ配
置し、該フランジ22を介して、固定側のプラグハウジ
ング10に接続させるようにする。また、前記レセプタ
クルシェル20の本体の先端側の端部には、内側フラン
ジ25を配置して、図1に示されるように、レセップ2
7の固定作用を行わせ、該レセップ27の内部に絶縁筒
26を固定保持させるとともに、端子押え35に対する
位置決め部材として用いる。
れ、給電装置の端部を支持するレセプタクルシェル20
は、図8および図9に示されるように構成されるもの
で、円筒状の本体21の両側端部に、角型形状のフラン
ジ22、24をそれぞれ配置している。そして、前記フ
ランジ22、24の角の部分に対して、図9のフランジ
22で示されるように、ボルト孔23……をそれぞれ配
置し、該フランジ22を介して、固定側のプラグハウジ
ング10に接続させるようにする。また、前記レセプタ
クルシェル20の本体の先端側の端部には、内側フラン
ジ25を配置して、図1に示されるように、レセップ2
7の固定作用を行わせ、該レセップ27の内部に絶縁筒
26を固定保持させるとともに、端子押え35に対する
位置決め部材として用いる。
【0023】前述したように構成される筒状のプラグハ
ウジング10とレセプタクルシェル20に対して、それ
ぞれの内部には、端子押え35とプラグ押え54とが配
置されて、それ等の部材を介して、プラグとフィンガー
導体とを保持させるようにしている。前記各保持部材の
うち、端子押え35は、図10および図11に示される
ように構成された部材を用いている。前記端子押え35
は、円筒状の本体36の一端部にフランジ37を配置
し、それ等の部材に対して、挿入孔38……をそれぞれ
設けて、図1に示されるようにして、フィンガー導体の
基部を孔に挿入した状態で、位置決めと保持の作用を行
わせる。
ウジング10とレセプタクルシェル20に対して、それ
ぞれの内部には、端子押え35とプラグ押え54とが配
置されて、それ等の部材を介して、プラグとフィンガー
導体とを保持させるようにしている。前記各保持部材の
うち、端子押え35は、図10および図11に示される
ように構成された部材を用いている。前記端子押え35
は、円筒状の本体36の一端部にフランジ37を配置
し、それ等の部材に対して、挿入孔38……をそれぞれ
設けて、図1に示されるようにして、フィンガー導体の
基部を孔に挿入した状態で、位置決めと保持の作用を行
わせる。
【0024】また、プラグ押え54は、図12および図
13に示されるように構成されるもので、円板状の本体
55に対して、3つの挿入孔65……を配置し、該挿入
孔65に対して、プラグ50の導体51を挿入して保持
させるようにする。また、前記図12、13に示される
ように、本考案のプラグ押えでは、突出部材56を配置
して、導体の周囲を覆うことができるようにされている
ので、該突出部材56を介して絶縁テープ等を巻いて、
端子接続部に対して絶縁被覆を施す際に、その絶縁物の
固定作用を良好に行わせることができる。
13に示されるように構成されるもので、円板状の本体
55に対して、3つの挿入孔65……を配置し、該挿入
孔65に対して、プラグ50の導体51を挿入して保持
させるようにする。また、前記図12、13に示される
ように、本考案のプラグ押えでは、突出部材56を配置
して、導体の周囲を覆うことができるようにされている
ので、該突出部材56を介して絶縁テープ等を巻いて、
端子接続部に対して絶縁被覆を施す際に、その絶縁物の
固定作用を良好に行わせることができる。
【0025】前述したように構成される本考案の接続部
では、プラグハウジング10やレセプタクルシェル2
0、および、中間シェル30や外側シェル31は、アル
ミ等の金属の成形品で構成することができる。また、端
子押え35やプラグ押え54は、絶縁性を有するプラス
チック材料により構成されるもので、それ等の絶縁物を
介して、フィンガー導体40やプラグ50を固定保持さ
せることにより、外側の金属部材と導体の間を絶縁する
ようにされる。
では、プラグハウジング10やレセプタクルシェル2
0、および、中間シェル30や外側シェル31は、アル
ミ等の金属の成形品で構成することができる。また、端
子押え35やプラグ押え54は、絶縁性を有するプラス
チック材料により構成されるもので、それ等の絶縁物を
介して、フィンガー導体40やプラグ50を固定保持さ
せることにより、外側の金属部材と導体の間を絶縁する
ようにされる。
【0026】
【考案の効果】前述したように、本考案においては、コ
ネクタ部材を構成するプラグハウジングとレセプタクル
シェルとの、2つのフランジに対して、レセプタクルシ
ェルのフランジにのみネジ孔を形成しているので、接続
部材の構成を簡素化することができる。そして、ボルト
部材による固定時と、2つのハウジングの取り外しを行
う場合とで、ネジ部材の装着方向を反対側に設定するこ
とにより、固定側のハウジングに対して、移動側のシェ
ルの着脱の動作を容易に行わせることができる。また、
前記コネクタ部材の取り外しに用いるボルト部材は、一
般に用いられているボルト部材に対して、その先端部に
ネジを設けない小径のロッドを設けているものであるか
ら、そのボルト部材を簡単に構成することができる。
ネクタ部材を構成するプラグハウジングとレセプタクル
シェルとの、2つのフランジに対して、レセプタクルシ
ェルのフランジにのみネジ孔を形成しているので、接続
部材の構成を簡素化することができる。そして、ボルト
部材による固定時と、2つのハウジングの取り外しを行
う場合とで、ネジ部材の装着方向を反対側に設定するこ
とにより、固定側のハウジングに対して、移動側のシェ
ルの着脱の動作を容易に行わせることができる。また、
前記コネクタ部材の取り外しに用いるボルト部材は、一
般に用いられているボルト部材に対して、その先端部に
ネジを設けない小径のロッドを設けているものであるか
ら、そのボルト部材を簡単に構成することができる。
【0027】したがって、コネクタを取り外す場合に
は、固定用のボルトを取り外した後で、取り外し用の特
殊なボルト部材を装着して回転させるのみで、そのコネ
クタの取り外しの作業を小さな力で、容易に行うことが
できる。さらに、本考案のコネクタでは、受電側の固定
装置に対して、給電側の装置を容易に着脱することがで
き、従来のコネクタの場合と同様に、モータ等の装置に
対する給電系統の接続と、切り離しの作業を容易に行う
ことができる。
は、固定用のボルトを取り外した後で、取り外し用の特
殊なボルト部材を装着して回転させるのみで、そのコネ
クタの取り外しの作業を小さな力で、容易に行うことが
できる。さらに、本考案のコネクタでは、受電側の固定
装置に対して、給電側の装置を容易に着脱することがで
き、従来のコネクタの場合と同様に、モータ等の装置に
対する給電系統の接続と、切り離しの作業を容易に行う
ことができる。
【図1】 本考案のコネクタの接続部の構成を示す断面
図である。
図である。
【図2】 受電側装置の背面図である。
【図3】 コネクタの接続部を切り離した状態の説明図
である。
である。
【図4】 レセプタクルシェルの固定部の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図5】 本考案の特殊ボルトによる接続部切り離しの
動作の説明図である。
動作の説明図である。
【図6】 本考案のプラグハウジングの断面図である。
【図7】 プラグハウジングの背面図である。
【図8】 レセプタクルシェルの断面図である。
【図9】 レセプタクルシェルの背面図である。
【図10】 端子押えの断面図である。
【図11】 端子押えの正面図である。
【図12】 プラグ押えの断面図である。
【図13】 プラグ押えの背面図である。
1 接続部、 2 受電側装置、 5 給電側装
置、10 プラグハウジング、 11 本体、 1
7 絶縁体、18 止めリング、 19 貫通
孔、 20 レセプタクルシェル、22 フラン
ジ、 23 ネジ孔、 26 絶縁筒、27 レ
セップ、 30 中間シェル、 31 外側シェ
ル、32 波付電線管、 35 端子押え、 40
フィンガー導体、42 圧縮端子、 46 ケ
ーブル、 50 プラグ、52 接続板、 54
プラグ押え、 60 固定用ボルト、65 特殊
ボルト、 66 ネジ部、 67 ロッド。
置、10 プラグハウジング、 11 本体、 1
7 絶縁体、18 止めリング、 19 貫通
孔、 20 レセプタクルシェル、22 フラン
ジ、 23 ネジ孔、 26 絶縁筒、27 レ
セップ、 30 中間シェル、 31 外側シェ
ル、32 波付電線管、 35 端子押え、 40
フィンガー導体、42 圧縮端子、 46 ケ
ーブル、 50 プラグ、52 接続板、 54
プラグ押え、 60 固定用ボルト、65 特殊
ボルト、 66 ネジ部、 67 ロッド。
Claims (1)
- 【請求項1】 受電側装置にプラグハウジングを介して
配置するプラグに、給電側装置としてのフィンガー導体
を設けたコネクタ部材を装着するコネクタ装置におい
て、 前記受電側のプラグを支持するプラグハウジングを、円
筒状の部材の開口側と受電装置側の各々の端部にフラン
ジを設けて構成し、 前記受電装置側のフランジを介してプラグハウジングを
固定保持させ、開口側のフランジにはレセプタクルシェ
ルを固定保持する手段を設け、 レセプタクルシェルのフランジと、前記プラグハウジン
グのフランジとを重合させる状態に配置し、 前記2つのフランジのうち、レセプタクルシェルのフラ
ンジにはネジ孔を形成し、プラグハウジング側のフラン
ジには前記ネジ孔よりも大径の貫通孔を形成するととも
に、前記プラグハウジング側から固定用のボルトを装着
して2つのハウジングを固定する手段を用い、 前記コネクタの取り外しを行う際に用いる特殊ボルト部
材は、 基部にレセプタクルシェル側のネジ孔に対応するネジ部
を形成し、そのネジ部の先端部にプラグハウジングの2
つのフランジの中心間の間隔よりも少し長く、かつ、ネ
ジ部よりも小径のロッド部を形成したものを用い、 前記ボルト部材をレセプタクルシェル側から装着し、前
記ボルト部材を回転させることにより、レセプタクルシ
ェルを含むコネクタ部材を固定部から離間させることを
特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992007363U JP2586492Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992007363U JP2586492Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0562145U JPH0562145U (ja) | 1993-08-13 |
JP2586492Y2 true JP2586492Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=11663888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992007363U Expired - Fee Related JP2586492Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586492Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2576263Y2 (ja) * | 1991-11-20 | 1998-07-09 | 三菱電線工業株式会社 | 電気コネクタ |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1992007363U patent/JP2586492Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0562145U (ja) | 1993-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |