JP2586402B2 - ヘッド送り機構 - Google Patents

ヘッド送り機構

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JP2586402B2
JP2586402B2 JP6155916A JP15591694A JP2586402B2 JP 2586402 B2 JP2586402 B2 JP 2586402B2 JP 6155916 A JP6155916 A JP 6155916A JP 15591694 A JP15591694 A JP 15591694A JP 2586402 B2 JP2586402 B2 JP 2586402B2
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lead screw
ball
head
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head feed
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慎一 須藤
稔 長野
裕昭 宮坂
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクに対して信号
を再生、記録あるいは消去するために必要なヘッドを移
動させるヘッド送り機構に関し、特にリードスクリュを
用いたヘッド送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリードスクリュを利用したヘッド
送り機構を図4とその部分詳細図を示した図5を用いて
説明する。
【0003】図4においてヘッド1は軸受2を有し、軸
受2にはリードスクリュ3が組み込まれている。ヘッド
1は軸受2とリードスクリュ3によりリードスクリュ3
の軸方向にのみ動作可能となっている。ヘッド1には、
ボール4を組み込んだ板ばね14が固定されており、ボ
ール4はリードスクリュ3の溝に係合するようになって
いる。一方、シャーシ12に固定されたモータ7のモー
タシャフトには、ギヤ8が圧入されている。リードスク
リュ3にもギヤ9が圧入されており、ギヤ8とギヤ9は
ピッチ円上でかみ合っている。また、リードスクリュ3
の端部には、このリードスクリュ3の軸方向動作を制約
するための板ばね10が圧接しており、リードスクリュ
3はシャーシ12に取付けられたシャフト軸受11内で
回転運動のみできるようになっている。
【0004】このような構成によれば、モータ7に電圧
が印加されモータシャフトが回転するとモータシャフト
に圧入されたギヤ8からギヤ9に回転力が伝達され、ギ
ヤ9が圧入されたリードスクリュ3は回転する。リード
スクリュ3が回転することによりリードスクリュ3の溝
に係合したボール4はリードスクリュ3の溝に沿って動
こうとするためボール4の組み込まれた板ばね14及び
リードスクリュ3の軸方向にのみ動作可能なヘッド1は
推力を得てリードスクリュ3の回転に合わせて軸方向に
のみ直線的な移動をする。(例えば実開平1−1463
57号)。
【0005】また、前述した従来例の応用として、リー
ドスクリュに係合するボールの接触圧を2つの板ばねを
利用して調整し、リードスクリュの回転負荷を安定させ
る機構を付加したものが、実開昭61−158657号
に示されている。
【0006】同様に、リードスクリュに係合するボール
の接触圧を板ばねと板ばねのたわみ量を調整するねじと
で安定させる機構をもたせたものとして、実開昭61−
68363号がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来のヘッド
送り機構では構成上組み立てが難かしい上に、ばね荷重
を安定させにくい板ばねを利用しているため、リードス
クリュに係合させるボールの接触圧をねじや第2の板ば
ねによって変化させる調整機構が必要であった。
【0008】また、ボールのガイドを板ばね部に設けな
ければならない構成であるため、板ばねが予想以上の力
で曲げられたときには、ボールが板ばね部に設けられた
ガイドから脱落し、ヘッド送り機能を果たさなくなると
いう問題点があった。
【0009】更には板ばねには、ヘッド板ばねボール及
びリードスクリュの位置関係を常に無負荷の状態に戻そ
うとするねじり応力が働くためヘッドの微小な送りに対
して弊害をもたらし、しかもねじれが、ばねの寿命を短
かくするという問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のヘッド送り機構
は、リードスクリュに係合するボールと、前記ボールを
前記リードスクリュに押しあてる圧縮ばねと、前記ボー
ル及び前記圧縮ばねの可動方向を制約するガイド部材と
を備えている。
【0011】
【作用】本発明のヘッド送り機構によれば、圧縮ばねの
荷重設定が容易な上、荷重のばらつきも少なく、また一
度組立てるとボールはボールのガイド部材とリードスク
リュに囲まれた限られた空間しか動けなくなるため脱落
するおそれがない。またばねにねじれが生じるおそれも
ない。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す図、図2は図1の主
要部断面図、図3は図2のA−A断面図である。
【0013】図1において、ヘッド1は軸受2を有し軸
受2にはリードスクリュ3が組み込まれている。ヘッド
1は軸受2とリードスクリュ3によりリードスクリュ3
の軸方向にのみ動作可能となっている.一方シャーシ1
2に固定されたモータ7のモータシャフトには、ギヤ8
が圧入されている。リードスクリュ3にもギヤ9が圧入
されておりギヤ8とギヤ9はピッチ円上でかみ合ってい
る。またリードスクリュ3の端部にはこのリードスクリ
ュ3の軸方向動作を制約するための板ばね10が圧接し
ており、リードスクリュ3はシャーシ12に取付けられ
たシャフト軸受11内で回転運動のみできるようになっ
ている。このような構成によればモータ7に電圧が印加
され、モータシャフトが回転するとモータシャフトに圧
入されたギヤ8からギヤ9に回転力が伝達されギヤ9が
圧入されたリードスクリュ3は回転する。
【0014】次にヘッド1、リードスクリュ3、ボール
4、圧縮ばね5、ボールガイド6の関係を図2の主要部
断面図、図3のA−A断面図を用いて説明する。ボール
4に対して、わずかなスキ間を設けた穴をもつボールガ
イド6はヘッド1にねじ13によって固定されている。
ボールガイド6の穴は、リードスクリュ3の軸方向と、
ほぼ直交する方向に開口部をもち、穴内には圧縮ばね5
とボール4を収納している。ボール4はボールガイド6
の穴内でばねの軸方向で進退可能ではあるが、常に圧縮
ばね5によってリードスクリュ3の溝に押し付けられて
いる。
【0015】このような構成で、リードスクリュ3が回
転すると、リードスクリュ3の溝に係合したボール4
は、リードスクリュ3の溝に沿って動こうとするため、
ボール4はボールガイド6を押し、ボールガイド6を固
定しているヘッド1は推力を得て、リードスクリュ3の
回転に合わせてリードスクリュ2軸方向に直線的な移動
をすることになる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ボールをボールガイドとリードスクリュにより閉じこめ
た構造としたため、ボールが脱落するおそれがない。ま
た、圧縮ばねを利用しているためばね荷重を自由に選ぶ
ことができしかも低負荷となり、更に圧縮ばねを用いて
いるため、板ばねに比べて、荷重のばらつきやへたりの
おそれがないため、正確で、しかも滑らかで、経時的に
も安定なヘッド送り機構が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の上面図。
【図2】図1の実施例の要部断面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】従来のヘッド送り機構の上面図。
【図5】図4の従来例の主要部断面図。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 軸受 3 リードスクリュ 4 ボール 5 圧縮ばね 6 ボールガイド 7 モータ 8 ギヤ 9 ギヤ 10 板ばね 11 シャフト軸受 12 シャーシ 13 ねじ 14 板ばね

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドをモータにより回転させたリード
    スクリュによってディスク半径方向に移動させるヘッド
    送り機構において、前記リードスクリュの溝に係合する
    ボールと、前記ボールを前記リードスクリュに押し付け
    るための圧縮ばねを備えたことを特徴とするヘッド送り
    機構。
  2. 【請求項2】 前記ボールの可動方向を制御するボール
    がイドを備えたことを特徴とする請求項1記載のヘッド
    送り機構。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドに前記ボールを保持するボー
    ルガイドを設けたことを特徴とする請求項1のヘッド送
    り機構。
  4. 【請求項4】前記ボールガイドが前記圧縮ばねを内部に
    保持し、この圧縮ばねのばね力により前記ボールを前記
    リードスクリュに押しつけることを特徴とする請求項3
    のヘッド送り機構。
JP6155916A 1994-07-07 1994-07-07 ヘッド送り機構 Expired - Fee Related JP2586402B2 (ja)

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JPH0831116A JPH0831116A (ja) 1996-02-02
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JPS6316659U (ja) * 1986-07-17 1988-02-03

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JPH0831116A (ja) 1996-02-02

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