JP2585965B2 - 開頁保持具 - Google Patents

開頁保持具

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JP2585965B2
JP2585965B2 JP6031341A JP3134194A JP2585965B2 JP 2585965 B2 JP2585965 B2 JP 2585965B2 JP 6031341 A JP6031341 A JP 6031341A JP 3134194 A JP3134194 A JP 3134194A JP 2585965 B2 JP2585965 B2 JP 2585965B2
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昭紀 今村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開頁保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】読書する際に、その書籍に取付けて所望
する頁を開いた状態に保持し、移動してもその状態を維
持し得る器具の提案としては、実公昭62−26221
号公報,実公平5−34952号公報等のものがある。
前者は、ベース両端側に対峙設のクリップ部が書籍両側
を挾持するとしたものであり、後者は、コの字状枠体を
頁間の溝に挾さみ付けるとしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち前者においては、書籍を支持する下受枠両端か
ら持ち出しされたクリップ部で書籍両側を挾持するとし
ているため、どんな頁厚にも万能とはいかないこと、書
き込み等の何んらかの頁上への加力が伴なう場合に書籍
下面の不整が不都合なものとなるという問題点を有して
いた。
【0004】また、後者においては、機構的に梃子の原
理から考察しても最も不利な部位で開頁阻止力を働らか
せねばならぬため、挾圧力、挟圧面の確保が重要となる
が、これをあらゆる頁厚の書籍についても対応し得ると
するのは困難であるという問題点、さらには、前者と同
様に書籍下面が不整であるという問題点を有していた。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、頁厚の如何に一切関係無く対応し得、使用中書
籍下面の不整が無く、かつ、装着操作が著しく簡便にな
し得る開頁保持具を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における開頁保持具は、頁間に渡架される突
支棒体の一方の端部に、クリップの上側脚片を、棒軸直
交方向から開閉脚操作し得る姿勢に固定するとしたもの
である。突支棒体端部へのクリップの固定は、反対側へ
の回動自在な枢止であると良い。突支棒体は、クリップ
取付端と反対側端部下面に滑り止めシューを覆設すると
良い。さらには、これに加えて突支棒体は中途でアーチ
に弯曲すると良い。
【0007】
【作用】通常突支棒体は開頁間に渡架されて、そのクリ
ップの上下脚片が頁厚が薄く閉頁付勢力の強い側の所定
枚数の頁を挾持して、滑りの全く生じることのない突支
の支点を形成する。一方、反対側の端部は、頁厚が厚く
閉頁付勢力が弱いか若しくはほとんど生じない側の頁上
に突支の支持点を確保する。
【0008】しかして、ここに、あたかも、倒れかかろ
うとする側から踏ん張り足が伸ばされた態様のきわめて
安定した突支が形成される。叙上のクリップ装着側選択
上、クリップ棒軸反対側に回動自在であると、装着側が
左右いずれに変じても対応出来ると共に側方突起を解消
した形態に格納し得て便利である。
【0009】叙上突支の支持点に滑り止めシューの覆設
があると、踏ん張りが確実となり、突支能が高まる。さ
らに、これに加えて突支棒体の中途をアーチに弯曲させ
た場合には、閉頁力に対して棒軸の対抗力が弾撥性を持
って高まり、きわめて好適な突支を形成する。
【0010】
【実施例】実施例について図を参照して説明する。図1
において、頁間に渡架される突支棒体1の一方の端部1
aには、クリップ2の上側脚片2aが、該突支棒体1の
棒軸直交方向から開閉脚操作し得る姿勢に固定されてい
る。当該固定は、端部1aに段部刻設のうえ組付けして
面一にするを感触上好ましい。
【0011】なを、図中3は該端部1aと反対側の端部
1bの下面に履設するを良しとする滑り止めシューであ
る。図2において、クリップ2は枢点4にて突支棒体1
に固定し、棒軸反対側に回動自在にすると良い。叙上枢
止取付けによっては、図3に示す如く、90°回動
(b)のうえ、クリップ開脚操作アーム5が揺動可能な
場合には、さらに、内側に折り畳んで(c)、品物を側
方に突起することのない棒状に納めてしまうことがで
き、持ち運びに便利である。また、前記の図2に示す如
く、クリップ2を棒軸両側のいずれにも自在に配するこ
とができるため、図4に示す如く、右めくりの書籍6の
場合、頁厚の薄い閉頁付勢力の大きな右頁側にクリップ
2の挾着をとり行なう(a)が、頁めくりが進行して左
右で逆転が生じた場合、クリップ2を左頁側に移転しな
ければならないが、クリップ2の配向が不可能である
と、開頁上側に装着する(b)しかないが、これではま
ことに煩らわしい。しかし、配向を変更できると、それ
までと同じく下側に装着する(c)ことが可能となり、
好適である。
【0012】前記滑り止めシュー3の付設によっては、
本案品の開頁に対する両端止着力は両方に確固となり、
開頁保持力は強くなるが、反面突支棒体1は閉頁付勢力
に耐えねばならず、直状板体の場合には図5aに示す如
く、中途で撓いでしまうこともある。そこで、図6に示
す如く、突支棒体1の中途をアーチ7に弯曲付形して補
強すると良い。すると、該アーチ7部で撓ぎ付勢力に対
して比例して抵抗するので、弾力性に富む反撥力が生
じ、開頁を確実に保持する(図5b)。
【0013】なを、クリップ2の下側脚片の頁当接面は
弯曲成形にて頁損傷のないものとするを良しとする。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。 (1)装着部(クリップ挾持部)がワンタッチで頁厚全
部ではなく、上層一部のみで良いので、やり易すい。 (2)全長僅か110mm程度で有効なため、小型で、収
納、運搬上有利である。 (3)開頁中の書籍下面に不整を作らず、書き込み等で
書籍に傾動が生じることがなく使い勝手が優れている。 (4)複雑な機構や強い剛性等は要求されず、安価に仕
上がる。 (5)突支の一端はクリップ2による所定枚数頁の挟
持、他端は頁上へのほとんど寝姿勢での突き立であっ
て、全く紙葉を傷付けることがなく、書籍にやさしい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明開頁保持具の全体俯瞰図である。
【図2】a,bは本発明開頁保持具のクリップ配間変転
説明図である。
【図3】a,b,cは本発明開頁保持具の格納手順説明
図である。
【図4】a,b,cは本発明開頁保持具の使用要領説明
図である。
【図5】a,bは本発明開頁保持具の閉頁付勢力に対す
る説明図である。
【図6】本発明開頁保持具の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 突支棒体 1a 端部 2 クリップ 2a 上側脚片 3 滑り止めシュー 4 枢点 5 クリップ開脚操作アーム 6 書籍 7 アーチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頁間に渡架される突支棒体の一方の端部
    に,クリップの上側脚片を棒軸直交方向から開閉脚操作
    し得る姿勢に固定し,該突支棒体のクリップ取付端と反
    対側端部下面に滑り止めシューを覆設するとしたことを
    特徴とする開頁保持具。
  2. 【請求項2】 突支棒体端部へのクリップの固定を反対
    側への回動自在な枢止とした請求項1記載の開頁保持
    具。
  3. 【請求項3】 突支棒体の中途をアーチ弯曲させた請求
    項1又は2記載の開頁保持具。
JP6031341A 1994-03-01 1994-03-01 開頁保持具 Expired - Lifetime JP2585965B2 (ja)

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JPH07242078A JPH07242078A (ja) 1995-09-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144912B2 (ja) * 1973-12-09 1976-12-01
JPS5286623A (en) * 1976-01-14 1977-07-19 Nissan Motor Co Ltd Hybrid drive system for dual mode vehicle
JPS6279109A (ja) * 1985-10-02 1987-04-11 Sanwa Electron Kk Ic等チツプ類の振分機構

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JPH07242078A (ja) 1995-09-19

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