JP2585839Y2 - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JP2585839Y2 JP3404992U JP3404992U JP2585839Y2 JP 2585839 Y2 JP2585839 Y2 JP 2585839Y2 JP 3404992 U JP3404992 U JP 3404992U JP 3404992 U JP3404992 U JP 3404992U JP 2585839 Y2 JP2585839 Y2 JP 2585839Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、半導体集積回路等とい
った半導体装置の電気的特性試験等を行うための半導体
試験装置、特に試験装置本体(テスタ)と、それに接続
される自動ハンドリング装置等の外部接続機器とで構成
される半導体試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の半導体試験装置の一構成
例を示す概略のブロック図である。この半導体試験装置
は、複数の外部接続用ピン1aを有する半導体集積回路
等の半導体装置1に対する電気的特性試験等を行う装置
であり、試験装置本体であるテスタ10と、外部接続機
器、例えば自動ハンドリング装置(以下、ハンドラとい
う)20とを備え、それらが制御ケーブル30及び信号
ケーブル40によって相互に接続されている。制御ケー
ブル30は、テスト開始信号TS、テスト終了信号T
E、パス信号(合格信号)PS、フェイル信号(失敗信
号)FL、及びダブリュテスト信号WTSを伝送する機
能を有している。
【0003】テスタ10は、該テスタ全体をプログラム
制御する中央処理装置(以下、CPUという)11と、
該CPU11によって制御されるテスト系回路12及び
外部接続機器制御系回路13とを、備えている。テスト
系回路12は、半導体装置1に対する各種のテスト信号
を出力すると共に、その半導体装置1の試験結果から良
品/不良品の判定等を行う機能を有している。外部接続
機器制御系回路13は、外部接続機器であるハンドラ2
0を制御して半導体装置1に対する電気的特性試験等を
実施させる機能を有している。ハンドラ20は、テスタ
10によって制御され試験対象となる半導体装置1のピ
ン1aと電気的に接触する接触部(コンタクト部)21
を有し、そのテスタ10から送られてくるテスト信号を
該半導体装置1に供給して試験動作を実施し、その試験
結果を該テスタ10へ送り、さらに良品/不良品の分類
等を行う機能を有している。
【0004】次に、半導体装置1に対する試験動作を説
明する。まず、ハンドラ20の接触部21に試験対象と
なる半導体装置1がセットされると、通常、そのハンド
ラ20よりテスト開始信号TSが出力され、それが制御
ケーブル30を介してテスタ10内の制御系回路13へ
送られる。テスタ10では、テスト開始信号TSを受信
すると、試験動作を開始し、テスト系回路12からテス
ト信号が出力され、それが信号ケーブル40を介してハ
ンドラ20へ送られ、接触部21を介して半導体装置1
へ供給される。これにより、半導体装置1はテスト信号
に基づく動作を行い、その動作結果である試験結果を接
触部21、信号ケーブル40を介してテスタ10内のテ
スト系回路12へ送る。CPU11は、試験が終了する
と、半導体装置1が良品か、あるいは不良品かを判定す
る。良品の場合、制御系回路13は、テスト終了信号T
Eとパス信号PSを制御ケーブル30を介してハンドラ
20へ送信する。ハンドラ20は、接触部21にセット
されている半導体装置1を良品分類する。
【0005】これに対し、半導体装置1が不良品の場
合、テスタ10はハンドラ20からのダブリュテスト信
号WTSを確認し、該ハンドラ20がダブルコンタクト
モード(二重接触モード)に設定されているか否かを確
認する。ダブルコンタクトモードに設定されていない場
合、テスタ10内の制御系回路13はテスト終了信号T
Eとフェイル信号FLを制御ケーブル30を介してハン
ドラへ送る。これにより、ハンドラ20は接触部21に
セットされている半導体装置1を不良品分類する。一
方、ダブルコンタクトモードに設定されている場合、テ
スタ10内の制御系回路13は、テスト終了信号TEと
フェイル信号FLを制御ケーブル30を介してハンドラ
20へ送信する。ハンドラ20は、接触部21にセット
されている半導体装置1を再度、セットし直し、テスト
開始信号TSを制御ケーブル30を介してテスタ10内
の制御系回路13へ再送する。これにより、テスタ10
は、再度、半導体装置1に対してテスト信号を供給して
試験を実行する。再試験が終了すると、テスタ10内の
制御系回路13は、テスト終了信号TEと、試験結果に
基づくパス信号PSまたはフェイル信号FLとを、制御
ケーブル30を介してハンドラ20へ再送する。ハンド
ラ20は、受信したパス信号PSまたはフェイル信号F
Lに基づき、接触部21にセットされている半導体装置
1の良品/不良品分類の動作を行う。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、接触部21における半導体装置1のピン
1aとの接触不良により、2回連続不良が発生すると、
試験対象である半導体装置1が強制的に不良品として扱
われてしまい、歩留りを低下させるという問題があり、
それを解決することが困難であった。本考案は、前記従
来技術が持っていた課題として、接触部の接触不良によ
る誤判定に基づく歩留りの低下という点について解決し
た半導体試験装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を解
決するために、試験装置本体とそれに接続された外部接
続機器とを備えた半導体試験装置において、次のような
手段を設けている。ここで、試験装置本体は、複数の外
部接続用ピンを持つ半導体装置に対するテスト信号を出
力すると共に、その半導体装置の試験結果から良品/不
良品の判定を行う機能を有している。また、外部接続機
器は、前記試験装置本体により制御される接触部を有
し、該接触部が接触動作によって前記半導体装置のピン
と接触し、該接触部を介して前記テスト信号を前記半導
体装置に供給して試験動作を実施し、その試験結果を前
記試験装置本体へ送る機能を有している。このような従
来の半導体試験装置において、1回目と2回目の各試験
における不良ピン箇所を比較し、その比較結果が不一致
のときには指定回数まで、前記外部接続機器の再抵触動
作及び再試験動作を実施する手段を設けている。
【0008】
【作用】本考案によれば、以上のように半導体試験装置
を構成したので、外部接続機器にセットされた半導体装
置に対する1回目の試験動作において、良品と判定され
たときには、その半導体装置が良品分類される。これに
対して1回目の試験動作において不良品と判定されたと
きには、2回目の試験動作が実施される。そして、1回
目の試験の不良ピン箇所と2回目の試験の不良ピン箇所
との一致/不一致の比較が行われ、一致のときには試験
対象の半導体装置に対して特性不良と見なして不良品分
類される。
【0009】これに対して比較結果が不一致、つまり1
回目と2回目の不良ピンが異なるときには、接触部の接
触不良であると判断し、指定した回数まで、試験装置本
体及び外部接続機器による半導体装置の再接触動作と再
試験動作を行い、その間に良品と判定された試験装置は
良品分類される。これにより、接触部の接触不良による
良品/不良品の誤判定を防止し、歩留りの向上が図れ
る。従って、前記課題を解決できるのである。
【0010】
【実施例】第1の実施例 図1は、本考案の第1の実施例を示す半導体試験装置の
概略の構成ブロック図である。この半導体試験装置は、
従来と同様に、複数の外部接続用ピン1aを有する半導
体集積回路等の半導体装置1に対する電気的特性試験等
を行うもので、試験装置本体であるテスタ50と、該テ
スタ50の制御によって半導体装置1に対する試験動作
を実施する外部接続機器(例えば、ハンドラ)60とを
備え、それらが制御ケーブル70及び信号ケーブル80
で相互に接続されている。制御ケーブル70は、テスト
開始信号TS、テスト終了信号TE、パス信号PS、フ
ェイル信号FL、及び再コンタクト信号RCを伝送する
機能を有している。
【0011】テスタ50は、従来と同様に、テスタ全体
をプログラム制御するCPU51と、該CPU51によ
って制御されるテスト系回路52及び外部接続機器制御
系回路53とを備えている。テスト系回路52は、試験
対象となる半導体装置1に対するテスト信号の出力、該
半導体装置1の試験結果からその良品/不良品の判定等
を行う機能を有している。外部接続機器制御系回路53
は、ハンドラ60を制御して試験動作を実行させる機能
を有している。このテスタ50には、新たに、再試験回
数を設定するための再試験回数設定レジスタ54と、再
試験の数を計数(カウント)する再試験カウンタ55
と、1回目の試験時の不良ピン1aの箇所を記憶する不
良ピンレジスタ56と、2回目の試験時の不良ピン1a
の箇所を記憶する不良ピンレジスタ57とが設けられ、
それらがCPU51によって制御されるようになってい
る。また、ハンドラ60は、従来と同様に、半導体装置
1をセットするための接触部61を有し、テスタ50の
制御によって該半導体装置1に対する接触動作及び試験
動作を実施する機能を有している。
【0012】次に、半導体装置1に対する試験動作を説
明する。まず、テスタ50のモニタから、何回まで再試
験を行うかを設定し、その値を再試験回数設定レジスタ
54に格納する。試験対象となる半導体装置1をハンド
ラ60内の接触部61にセットすると、該ハンドラ60
よりテスト開始信号TSが出力され、それが制御ケーブ
ル70を介してテスタ50内の制御系回路53へ送信さ
れる。これにより、テスタ50は、試験動作を開始し、
CPU51により制御されるテスト系回路52から各種
のテスト信号が出力され、そのテスト信号が信号ケーブ
ル80を介してハンドラ60へ送信され、該テスト信号
によって接触部61にセットされた半導体装置1に対す
る試験動作が実施される。試験動作の試験結果は、信号
ケーブル80を介してテスタ50内のテスト系回路52
へ送信される。
【0013】試験結果が良品の場合、テスタ50内の制
御系回路53からパス信号PSとテスト終了信号TEが
出力され、それが制御ケーブル70を介してハンドラ6
0へ送信される。これにより、ハンドラ60は半導体装
置1を良品分類する。逆に試験結果が不良品の場合、テ
スタ50はまずどの箇所のピン1aが不良になったかを
不良ピンレジスタ56に格納し、再試験カウンタ55の
内容をインクリメント(増分)する。その後、テスタ5
0内の制御系回路53からテスト終了信号TEと再コン
タクト信号RCを出力し、それを制御ケーブル70を介
してハンドラ60へ送信する。ハンドラ60では、接触
部61にセットされた半導体装置を再セットする動作を
行った後、テスタ50に対してテスト開始信号TSを再
送する。これにより、テスタ50は再び半導体装置1に
対する試験動作を開始する。
【0014】2回目の試験結果が良品の場合、テスタ5
0及びハンドラ60は1回目の良品と同じ動作を行った
後、該テスタ50内の再試験カウンタ55の内容を
“1”に設定すると共に、不良ピンレジスタ56の内容
をクリアする。これに対し、2回目の試験結果が不良品
の場合、テスタ50では不良箇所のピン1aの番号を不
良ピンレジスタ57へ格納した後、CPU51によって
不良ピンレジスタ56と57の内容を比較する。比較結
果が一致の場合、試験対象の半導体装置1を不良品とし
て取り扱い、テスタ50内の制御系回路53からハンド
ラ60に対し、テスト終了信号TEとフェイル信号FL
を送信する。これにより、ハンドラ60は半導体装置1
を不良品分類する。
【0015】前記比較結果が不一致の場合、テスタ50
では再試験カウンタ55の内容をインクリメントし、制
御系回路53からハンドラ60に対し、テスト終了信号
TEと再コンタクト信号RCを送信する。これによって
ハンドラ60は、接触部61にセットされた半導体装置
1を再セットする動作を行った後、テスタ50の制御系
回路53に対し、テスト開始信号TSを再送する。テス
タ50は、再び試験を開始する。その試験結果によって
不良品となった場合、テスタ50は再試験回数設定レジ
スタ54の内容と再試験カウンタ55の内容とが一致す
るまで、前記の動作を繰り返す。最終的に不良品と判定
された半導体装置1は、ハンドラ60で不良品分類され
る。また、良品と判定された場合、ハンドラ60で良品
分類される。そして、テスタ50では再試験カウンタ5
5の内容を“1”に設定すると共に、不良ピンレジスタ
56,57の内容をクリアし、次の測定対象となる半導
体装置1の試験を開始する。
【0016】この第1の実施例では、1回目の試験結果
による不良ピン1a箇所と2回目の試験結果による不良
ピン1a箇所とを比較し、その比較結果により、指定回
数まで再試験を実施するようにしたので、接触部61の
接触不良により、良品を不良品として誤判定することに
よって歩留り低下を起していたのを、的確に防止でき
る。
【0017】第2の実施例 図3は、本考案の第2の実施例を示す半導体試験装置の
概略の構成ブロック図であり、第1の実施例を示す図1
中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この半導体試験装置は、図1のテスタ50及びハンドラ
60と構成の異なるテスタ50A及びハンドラ60Aを
設け、そのテスタ50Aとハンドラ60Aとを制御ケー
ブル70及び信号ケーブル80で相互に接続している。
制御ケーブル70は、図1と多少異なり、テスト開始信
号TS、テスト終了信号TE、パス信号PS、フェイル
信号FL、処理終了信号ED、及び不良ピン情報信号P
Nを伝送する機能を有している。
【0018】テスタ50Aは、図1に示すテスタ50内
のレジスタ54,56,57を省略した構成とほぼ同一
であり、それらの省略したレジスタをハンドラ60A側
に設けている。ハンドラ60Aは、図1と同様の接触部
61を備える他に、該ハンドラ全体をプログラム制御す
るCPU62と、該CPU62によって制御される制御
部63、再試験回数設定レジスタ64、再試験カウンタ
65、不良ピンレジスタ66,67、及びインタフェー
ス68とを、有している。制御部63は、接触部61の
動作を制御する機能を有している。再試験回数設定レジ
スタ64、再試験カウンタ65、及び不良ピンレジスタ
66,67は、図1に示すテスタ50内のレジスタとほ
ぼ同様の機能を有し、それらがハンドラ60A内のCP
U62で制御されるようになっている点のみが異なる。
インタフェース68は、テスタ50A内の制御系回路5
3との間で各種の制御信号を制御ケーブル70を介して
送受信する機能を有している。
【0019】次に、試験対象となる半導体装置1に対す
る試験動作を説明する。まず、ハンドラ60Aのモニタ
から、何回まで再試験を行うかを設定し、その値を該ハ
ンドラ60A内の再試験回数設定レジスタ64に格納す
る。ハンドラ60A内の接触部61に、試験対象となる
半導体装置1をセットし、インタフェース68よりテス
ト開始信号TSが出力され、それが制御ケーブル70を
介してテスタ50A内の制御系回路53へ送信される。
テスタ50Aは、試験動作を開始し、テスト系回路52
から各種のテスト信号を信号ケーブル80を介してハン
ドラ60Aへ送信し、そのテスト信号によって半導体装
置1に対する試験動作が実施される。
【0020】試験結果が良品の場合、テスタ50A内の
制御系回路53からハンドラ60Aに対し、パス信号P
Sとテスト終了信号TEが送信される。これにより、ハ
ンドラ60Aは、制御部63によって半導体装置1を良
品分類する。逆に試験結果が不良品の場合、テスタ50
A内の制御系回路53からハンドラ60A内のインタフ
ェース68へ、テスト終了信号TE、フェイル信号F
L、及び不良ピン情報信号PNを制御ケーブル70を介
して送信する。ハンドラ60Aでは、再テストモード
(再試験モード)に設定されていなければ、インタフェ
ース68から処理終了信号EDをテスタ50Aへ送信す
ると共に、半導体装置1を不良品分類する。テスタ50
Aでは、処理終了信号EDを受信すると、CPU51の
制御によって不良品数のカウントを行う。
【0021】一方、ハンドラ60Aが再テストモードに
設定されている場合、ハンドラ60A内のインタフェー
ス68では、テスタ50A内の制御系回路53から不良
ピン情報信号PNを受信し、それを不良ピンレジスタ6
6に格納し、再試験カウンタ65をインクリメントし、
接触部61にセットされた試験対象の半導体装置1を再
セットした後、テスト開始信号TSを制御ケーブル70
を介してテスタ50A内の制御系回路53へ送信する。
テスタ50Aでは、2回目の試験動作を開始する。2回
目の試験結果が良品の場合、テスタ50A及びハンドラ
60Aは1回目の良品の場合と同じ動作をした後、該ハ
ンドラ60Aでは再試験カウンタ65を“1”にすると
共に、不良ピンレジスタ66をクリアする。2回目の試
験結果が不良品の場合、テスタ50A内の制御系回路5
3からハンドラ60A内のインタフェース68へ、テス
ト終了信号TE、フェイル信号FL、及び不良ピン情報
信号PNが送信される。すると、ハンドラ60Aは、受
信した不良ピン情報信号PNを不良ピンレジスタ67へ
格納した後、CPU62によって不良ピンレジスタ66
と67の内容が比較される。
【0022】比較結果が一致の場合、測定対象の半導体
装置1を不良品として取り扱い、ハンドラ60A内のイ
ンタフェース68からテスタ50A内の制御系回路53
へ、処理終了信号EDを送信すると共に、該ハンドラ6
0Aでは半導体装置1を不良品分類し、再試験カウンタ
65の内容を“1”に設定すると共に、不良ピンレジス
タ66,67の内容をクリアする。テスタ50Aでは、
処理終了信号EDを受信すると、CPU51の制御によ
って不良品数のカウントを行う。前記比較結果が不一致
の場合、ハンドラ60Aでは再試験カウンタ65の内容
をインクリメントすると共に、接触部61にセットされ
た半導体装置1の再セット動作を行う。その後、ハンド
ラ60A内のインタフェース68はテスタ50A内の制
御系回路53に対し、テスト開始信号TSを送信する。
これにより、テスタ50Aは再び試験動作を開始する。
【0023】この試験結果によって不良品となった場
合、ハンドラ60A内の再試験回数設定レジスタ64の
内容と再試験カウンタ65の内容とが一致するまで、前
記の動作を行い、最終的に不良品となったときに、該ハ
ンドラ60Aが半導体装置1を不良品分類し、テスタ5
0Aに対して処理終了信号EDを送信する。テスタ50
Aは、処理終了信号EDを受信すると、CPU51の制
御によって不良品数のカウントを行う。これに対して良
品と判定された場合、前記と同様の動作を行う。そし
て、ハンドラ60Aでは再試験カウンタ65の内容を
“1”に設定すると共に、不良ピンレジスタ66,67
の内容をクリアし、次の測定対象となる半導体装置1を
接触部61にセットし、前記と同様の動作を繰り返す。
【0024】この第2の実施例では、テスタ50Aから
1回目と2回目の試験結果をハンドラ60Aへ送信し、
その試験結果に基づき、該ハンドラ60Aで指定した回
数まで再接触動作及び再試験動作を行うようにしたの
で、第1の実施例と同様に、接触部61の接触不良に基
づく誤判定をなくし、歩留りを向上できる。なお、本発
明は上記実施例に限定されず、例えば、図1あるいは図
3のレジスタ54,56,57または64,66,67
を他の記憶手段で構成したり、再試験カウンタ55をC
PU51のプログラムで構成したり、あるいは再試験カ
ウンタ65をCPU62のプログラムで構成してもよ
い。さらに、CPU51あるいは62を他の制御回路で
構成したり、本発明をハンドラ60,60Aに代えて他
の外部接続機器に適用する等、種々の変形が可能であ
る。
【0025】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案によ
れば、1回目のテスト結果による不良ピン箇所と2回目
のテスト結果による不良ピン箇所とを比較し、その比較
結果に基づき、指定回数まで再試験を実施するようにし
たので、接触部の接触不良に基づく良品と不良品の誤判
定を的確に防止でき、歩留りを向上できる。しかも、従
来の装置に簡単な手段を付加するのみで実現可能である
ため、回路規模の増大を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す半導体試験装置の
概略の構成ブロック図である。
【図2】従来の半導体試験装置の概略の構成ブロック図
である。
【図3】本考案の第2の実施例を示す半導体試験装置の
概略の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 半導体装置 1a ピン 50,50A テスタ 51,62 CPU 52 テスト系回路 53 外部接続機器制御系回
路 54,64 再試験回数設定レジス
タ 55,65 再試験カウンタ 56,57,66,67 不良ピンレジスタ 60,60A ハンドラ 61 接触部 63 制御部 68 インタフェース 70 制御ケーブル 80 信号ケーブル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外部接続用ピンを持つ半導体装置
    に対するテスト信号を出力すると共に、その半導体装置
    の試験結果から良品/不良品の判定を行う試験装置本体
    と、 前記試験装置本体により制御される接触部を有し、該接
    触部が接触動作によって前記半導体装置のピンと接触
    し、該接触部を介して前記テスト信号を前記半導体装置
    に供給して試験動作を実施し、その試験結果を前記試験
    装置本体へ送る外部接続機器とを、 備えた半導体試験装置において、 1回目と2回目の各試験における不良ピン箇所を比較
    し、その比較結果が不一致のときには指定回数まで、前
    記外部接続機器の再抵触動作及び再試験動作を実施する
    手段を、設けたことを特徴とする半導体試験装置。
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