JP2585802Y2 - 鍵盤センサ - Google Patents

鍵盤センサ

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JP2585802Y2
JP2585802Y2 JP1995001846U JP184695U JP2585802Y2 JP 2585802 Y2 JP2585802 Y2 JP 2585802Y2 JP 1995001846 U JP1995001846 U JP 1995001846U JP 184695 U JP184695 U JP 184695U JP 2585802 Y2 JP2585802 Y2 JP 2585802Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動演奏ピアノに用
いて好適な鍵盤センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動演奏ピアノにおいては、演奏
記録時にハンマの速度を検出するものがある。その一例
を図9に示す。同図において、この自動演奏ピアノは、
複数の鍵101と、該鍵101の運動に基づきハンマ1
03及びダンパ105をそれぞれ駆動する鍵機構107
と、ハンマ103により打弦される弦109と、を有す
るピアノ本体に、コントローラ113を内蔵させたもの
である。そして、該コントローラ113はハンマ103
の軌道上に配設された複数のセンサ115と、該鍵10
1に力を付与するソレノイド117とに接続されてい
た。
【0003】かかる構成の自動演奏ピアノは記録モード
と再生モードとで機能し、記録モード時には、演奏者の
鍵操作によりハンマ103が打弦するときにハンマ10
3の運動をその軌道上に配設した複数のセンサ115で
検出し、該検出結果に基づきハンマ103の回動速度を
算出してハンマ103の打弦力を推定していた。このよ
うにしてハンマ103の打弦力が推定されると、この打
弦力は打弦情報として操作された鍵101を特定する鍵
情報等とともにコントローラ113の記憶部に保持さ
れ、演奏の終了まで上記動作が繰り返される。
【0004】次に、自動演奏ピアノが再生モードに設定
されると、コントローラ113は鍵情報に基づき駆動す
べき鍵101を特定し、該鍵101に対応して設けられ
ているソレノイド117を励磁して鍵101に所定の力
を付与する。このとき、ソレノイド117から鍵101
に付与される力は、ハンマ103に打弦情報で表されて
いる大きさの打弦力を発生させる大きさなので、ハンマ
103は記録モード時と同一の打弦力を発生し、かかる
ハンマ103の連続的な運動により記録モード時と同一
の演奏が再生される。
【0005】従って、このような従来の自動演奏ピアノ
にあっては、ハンマ103の運動速度を直接センサ11
5で検出して打弦力に関する情報を形成していたため、
当初から自動演奏機能を備えるべく、ピアノの製造段階
でハンマ103の位置、大きさ等から決定される軌道上
にセンサ115を配設するならば、僅かな工程の増加で
自動演奏ピアノを構成することができる。
【0006】しかしながら、既に製造されたピアノに自
動演奏機能を付与しようとする場合には、ピアノの鍵機
構107、ハンマ103の大きさ、その取付位置等が製
造メーカ毎に異なっており、さらには同じ製造メーカで
もピアノの型式でこれらが異なることもあるので、ハン
マ103の軌道も一様ではない。従って、かかる既存の
ピアノにハンマ103の運動速度を検出するためのセン
サ115を取付ようとすると、ハンマ103の取付位
置、その大きさ等を確認した上でセンサ115の位置、
その取付方法を個別に設計しなければならず、既存のピ
アノの自動演奏装置化に多額の費用と大規模な工事が必
要になるという問題点があった。
【0007】一方、ハンマセンサに代えて、鍵の運動速
度を検出する鍵盤センサが用いられる場合もある。その
原理について以下説明しておく。まず、ピアノ等の鍵盤
楽器では押鍵により鍵101に力を付与すると、鍵10
1はこの付与された力に対応した速度で運動し、この鍵
101の運動は鍵機構107の運動を惹起して鍵101
に付与された力をハンマ103に伝達するものである。
【0008】ハンマ103はこのようにして打弦するも
のであるところから、その打弦力は鍵101の運動速度
を検出することにより推定することができる。しかも、
この鍵101の取付構造はピアノの製造メーカ、ピアノ
の型式の如何に拘らずほぼ一定である。特に、鍵101
の筬中119から筬前121までの支持構造は全ての鍵
101においてほぼ一定の構造をなしている。よって、
センサの取付位置、取付構造を事前に設計することは可
能である。
【0009】そこで、当該鍵101の動きを検出する鍵
盤センサを、鍵盤筬の筬中119と筬前121との間の
棚板123上にセンサユニットとして配設することが考
えられる。ところが、この場合にあっては、当該筬中1
19と筬前121との間の空間は狭いため、センサユニ
ット自体も薄く小さく構成しなければならない。
【0010】そこで、従来の鍵盤センサは、鍵101に
1枚のエンコーダプレートを取着し、このプレートに1
枚のスリットパターンを形成して構成されていた。そし
て、このエンコーダプレート(シャッタ)の両側にはホ
トカプラの発光素子と受光素子とが対向して配設されて
いる。従って、従来のこの種の鍵盤センサ115にあっ
ては、2点間におけるシャッタの通過速度を測定してい
た。
【0011】すなわち、1個のエンコーダプレートには
1個のスリットパターンしか形成されておらず、結局、
1個のエンコーダプレートに対応しては1個のホトカプ
ラしか設けられていなかったため、そのセンシング精度
を向上させて、色々な鍵101の動きを、例えばスタッ
カート、深いピアニッシモ等を検出しようとすると、当
該狭い空間にエンコーダプレートとホトカプラとを複数
対配設する必要があった。
【0012】しかしながら、このような従来の鍵盤セン
サにあっては、上述したように、1個のエンコーダプレ
ートに対応しては1個のホトカプラしか設けられていな
かったため、狭い空間に配設しなければならない鍵盤セ
ンサとして、その鍵の複雑な動きに対してのセンシング
精度を高めるには不適当であるという問題点が生じてい
た。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】以上述べたように、演
奏記録時にハンマの速度を検出する技術は機種毎の相違
が大きく、取付位置や取付方法を個別に検討しなければ
ならないという問題があった。一方、鍵の速度を検出す
る場合には、鍵盤センサを取り付けるために充分なスペ
ースを確保することが困難であり、高いセンシング精度
が得られないという問題があった。一方、本考案者らの
検討したところによれば、鍵と鍵盤筬との間の空間は、
鍵の長手方向にはある程度の奥行きがある。従って、こ
の奥行きの深さを有効に利用できれば、鍵盤センサにお
いても高いセンシング精度が得られるものと思われた。
この考案は上述した事情に鑑みてなされたものであり、
高いセンシング精度が得られる鍵盤センサを提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成にあっては、上下方向に揺動自
在に設けられた鍵と、この鍵に固着された遮光部材と、
該遮光部材がその光路を遮光するか透光するかに応じて
異なる検出信号を出力する光センサとを備えた鍵盤セン
サにおいて、前記光センサはN個(Nは2以上の整数)
配設され、前記遮光部材は透光部を有し、前記N個の光
センサの出力の組み合わせによって、前記鍵の位置を2
N段階の精度で検出するとともに、前記鍵がこれら位置
間を動く際に要した時間を複数の位置間に亙って検出す
ることを特徴とする.また、請求項2記載の構成にあっ
ては、上下方向に揺動自在に設けられた鍵と、この鍵に
固着された遮光部材と、該遮光部材がその光路を遮光す
るか透光するかに応じて異なる検出信号を出力する光セ
ンサとを備えた鍵盤センサにおいて、 前記光センサはN
個(Nは2以上の整数)配設され、前記遮光部材は透光
部を有し、前記N個の光センサの出力の組み合わせによ
って、前記鍵の位置を2 N 段階の精度で検出するととも
に、その検出結果に基づいて前記鍵に施された奏法を検
出することを特徴とする。
【0015】
【作用】鍵が上下方向に揺動すると、光センサは遮光部
材がその光路を遮光するか透光するかに応じて異なる検
出信号を出力する。ここで、光センサは鍵の長手方向に
沿ってN個(Nは2以上の整数)配設されているから、
これら光センサの出力の組み合わせによって、鍵の位置
は2N段階の精度で検出され、これによって鍵の速度ま
たは鍵に施された奏法のうち少なくとも一方が検出され
る。
【0016】
【実施例】A.第1実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。図
1〜図3は本考案に係るピアノ自動演奏装置の鍵盤セン
サの第1実施例を示している。図1において、1は棚板
を示しており、この棚板1の上の鍵盤筬の筬中3にはバ
ランスキーピン5を介して鍵7が上下方向に揺動自在に
支持されている。鍵7の下方で筬中3と筬前9との間の
棚板1の上方に画成された偏平な空間11には鍵駆動ユ
ニット13が配設されている。
【0017】この鍵駆動ユニット13は、図2に詳示す
るように、コの字形のケース15と、このケース15に
支持された複数の電磁アクチュエータ17と、を有して
いる。電磁アクチュエータ17により揺動レバ19を介
して鍵7を上下動させる(駆動する)ものである。すな
わち、揺動レバ19はケース15にフレンジ21を介し
て上下動自在に支持されており、その揺動レバ19の一
端を電磁アクチュエータ17の電磁プランジャの先端が
突き上げるものである。また、揺動レバ19の他端はフ
ォーク状に形成されて鍵7の下面に突出した板状のフッ
ク23の水平片25に上方から係合している。
【0018】また、この空間11で鍵駆動ユニット13
の前方にはセンサユニット27が配設されている。この
センサユニット27は鍵7の上下動を検出して図示して
いないコントロールユニット(CPU)に検出信号を出
力するものである。センサユニット27の構成は、鍵7
の下面に固着されて下方に向かって突出したフック23
の下端に連続的に形成したエンコーダプレート(シャッ
タ)29が、一対のホトカプラ31、33の光路に対し
て出没自在に設けられている。すなわち、エンコーダプ
レート29には、図3に示すように、その幅方向に一対
のスリットパターン(窓)35、37が上下にずれて段
違いに形成されている。この段違いのスリットパターン
35、37の位置に対応してケース39のスリット41
の両側面には発光素子と受光素子とからなる上記一対の
ホトカプラ31、33が配設されている。すなわち、一
方のホトカプラ31の光路には一方のスリットパターン
(窓)35が通過するように、他方のホトカプラ33の
光路は他方のスリットパターン(窓)37が通過可能に
構成されている。
【0019】すなわち、上記2個のホトカプラ31、3
3のそれぞれに対応して(N=2)、上記エンコーダプ
レート29にはその上下方向(鍵7の動き方向)に沿っ
て22=4個のスリットパターン35、37が形成され
ているのである。以上の構成に係る鍵盤センサにあって
は、押鍵操作により鍵7が下降すると、シャッタ29も
下降して各窓35、37がそれぞれホトカプラ31、3
3の光路を横切ることとなる。この結果、ホトカプラ3
1、33はその光路がシャッタ29によって遮断される
と、例えばOFF信号を、窓35、37を通って光が受
光素子に到達するとON信号を出力する。また、非押鍵
状態(離鍵時)ではシャッタ29は上限位置にあって、
各ホトカプラ31、33の光路を遮断している。そし
て、鍵7の動きに従ってこれらのホトカプラ31、33
は全体としてスリットパターン(窓)35、37に基づ
いて下記の表1に示すような異なる4種類の信号を出力
することとなる。
【0020】
【表1】
【0021】この表1にあって、鍵7は第4位置が最も
高く、第1位置は最も低く位置していることとなる。そ
して、これらの出力信号の組み合わせに基づいてコント
ローラは、鍵7がどの位置にあるか、各位置間を動くに
要した時間(押鍵速度)を演算することによって、鍵7
の動き方向、その速度、さらに、そのタッチ等を検出す
るものである。例えば鍵7が上昇したのか下降したの
か、或は、深いピアニッシモ、浅いタッチ、スタッカー
ト、浅い位置での連打、深い位置での連打、か否か等を
検出、判別することができる。
【0022】なお、上記ホトカプラ31、33にあって
は、少なくとも受光側を2ヶ所で受けることとし、シャ
ッタ29には分解能に必要な隙間を設ける。実用上は
0.5mm以上とする。シャッタ29の隙間は各列毎に
その分解能に応じた段差をつけるが、その段差がないと
きは一方のホトカプラ31と他方のホトカプラ33との
間に段差をつけるものとする。
【0023】B.第2実施例 図4及び第5図は本考案に係る自動演奏ピアノの鍵盤セ
ンサの第2実施例を示している。これらの図に示すよう
に、この実施例にあっては、鍵に垂下されたエンコーダ
プレート(シャッタ)51にその幅方向に並んで大きさ
の異なる3つの窓(スリット)53、55、57を並設
したものである。これらの3つの窓53、55、57は
それぞれその高さ位置が異なり、しかも、その窓53、
55、57の幅は同一であるが、その高さ自体は各列で
は異なる構成である。
【0024】一方、これらの窓53、55、57の各別
に対応して3個のホトカプラ61、63、65が所定位
置に固定されている。すなわち、所定部位に固定された
受光素子と発光素子とからなる各ホトカプラ61、6
3、65の各光路に、各窓53、55、57は移動可能
に配設されているのである。そして、窓53はエンコー
ダプレート51の高さ方向(プレート51の動く方向)
に等間隔に4個配列されている。窓55は同方向に沿っ
て2個、窓57は1個、それぞれ配設、形成されてい
る。従って、これらの3列の窓53、55、57によっ
て、エンコーダプレート51にはその高さ方向に沿って
8個の異なる信号が出力可能となっている。
【0025】換言すると、当該鍵盤センサにあっては、
鍵に対してその高さ方向に8の位置を検出することがで
きるのである。上記スリットパターンの構成に係るエン
コーダプレート51により鍵の上下動に対応してその高
さ位置を第1から第8迄の8位置について検出すること
が可能となっている。図5は各ホトカプラからの出力信
号に基づいてコントローラにその鍵の位置を示す信号を
出力する信号処理回路を示している。
【0026】すなわち、各ホトカプラ61、63、65
の各出力は第1〜第8のアンド回路71、72、73、
74、75、76、77、78に直接に又はインバータ
を介して入力され、これらのアンド回路71、72、7
3、74、75、76、77、78の各出力は第1〜第
8のフリップフロップ回路81、82、83、84、8
5、86、87、88の各セット端子にそれぞれ人力さ
れている。そして、第1〜第8のフリップフロップ回路
81、82、83、84、85、86、87、88の各
リセット端子には、それぞれ、第2〜第1のアンド回路
72、73、74、75、76、77、78、71の各
出力が入力されている。
【0027】すなわち、第1のフリップフロップ回路8
1のリセット端子には第2のアンド回路72の出力が、
第2のフリップフロップ回路82のリセット端子には第
3のアンド回路73の出力が、第3のフリップフロップ
回路83のリセット端子には第4のアンド回路74の出
力が、第4のフリップフロップ回路84については第5
のアンド回路75の出力が、第5のフリップフロップ回
路85には第6のアンド回路76の出力が、第6のフリ
ップフロップ回路86には第7のアンド回路77の出力
が、第7のフリップフロップ回路87には第8のアンド
回路78の出力が、さらに、第8のフリップフロップ回
路88には第1のアンド回路71の出力が、それぞれ、
入力されているのである。
【0028】以上の構成による第2実施例にあっては、
本考案におけるN=3のときを示し、3個のホトカプラ
61、63、65に対して3つの窓53、55、57を
所定のパターン(23=8個のスリットパターンを)で
1枚のエンコーダプレート51に形成することにより、
鍵の上下動に対して8位置を検出することができる。鍵
盤センサとしてのセンシング精度を高めることができる
のである。8通りの組み合わせの出力によりコントロー
ラは鍵のタッチ等をより正確に検出することが可能とな
るのである。
【0029】C.参考例 本考案を応用した参考例を図6〜図8に示す。この参考
例は上記第1実施例と同様に2個のホトカプラ(N=
2)についてのものである。この参考例にあっては、図
6に示すように、鍵に取着される1枚のエンコーダプレ
ート91に2個のホトカプラ92、93に対応して2列
の窓94、95を上下方向に複数個互い違いに等間隔お
いて形成したものである。
【0030】図7に示すように、これらのホトカプラ9
2、93からはカウントアップパルス発生器96、カウ
ントダウンパルス発生器97、のそれぞれに信号が入力
されており、これらの発生器96、97からはそれぞれ
カウンタ98に信号が入力されている。カウンタ98に
より位置情報に変換するものである。図8はホトカプラ
92、93、パルス発生器96、97の各出力波形、及
び、カウンタ98のカウント値をそれぞれ示している。
この参考例にあっては、エンコーダプレート91のスリ
ット(窓)の数は決まっているため、カウンタ98のカ
ウント値が決まった範囲を越えたときは、カウント値を
境界値に訂正することにより、電源ON時等のエラーに
よる誤差を修正することができ、リセット回路は不必要
となっている。カウンタのオーバフロー又はアンダフロ
ーによりリセット回路を不必要とするものである。
【0031】
【考案の効果】以上説明したように本考案の鍵盤センサ
によれば、鍵の長手方向に沿ってN個の光センサを配置
し、2N段階の精度で鍵の位置を検出するから、高いセ
ンシング精度を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る自動演奏ピアノの鍵盤センサの
第1実施例の側面図である。
【図2】 本考案の第1実施例に係るセンサユニットの
分解斜視図である。
【図3】 第1実施例に係るエンコーダプレートの正面
図である。
【図4】 本考案の第2実施例に係るエンコーダプレー
トの正面図である。
【図5】 第2実施例に係るエンコーダ回路の回路図で
ある。
【図6】 参考例のエンコーダプレートの正面図であ
る。
【図7】 上記参考例の信号処理回路のブロック図であ
る。
【図8】 上記参考例の信号処理回路の波形図である。
【図9】 従来の自動演奏ピアノの鍵駆動部を示す側面
図である。
【符号の説明】
7 鍵 29 エンコーダプレート(遮光部材)、 31,33 ホトカプラ(光センサ) 35,37 窓(透光部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10H 1/34 G10H 3/12 G10H 1/00 102

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に揺動自在に設けられた鍵と、
    この鍵に固着された遮光部材と、該遮光部材がその光路
    を遮光するか透光するかに応じて異なる検出信号を出力
    する光センサとを備えた鍵盤センサにおいて、前記光センサは N個(Nは2以上の整数)配設され、 前記遮光部材は透光部を有し、 前記N個の光センサの出力の組み合わせによって、前記
    鍵の位置を2N段階の精度で検出するとともに、前記鍵
    がこれら位置間を動く際に要した時間を複数の位置間に
    亙って検出することを特徴とする鍵盤センサ。
  2. 【請求項2】 上下方向に揺動自在に設けられた鍵と、
    この鍵に固着された遮光部材と、該遮光部材がその光路
    を遮光するか透光するかに応じて異なる検出信号を出力
    する光センサとを備えた鍵盤センサにおいて、 前記光センサはN個(Nは2以上の整数)配設され、 前記遮光部材は透光部を有し、 前記N個の光センサの出力の組み合わせによって、前記
    鍵の位置を2 N 段階の精度で検出するとともに、その検
    出結果に基づいて前記鍵に施された奏法を検出すること
    を特徴とする鍵盤センサ。
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