JP2585485B2 - 薬剤散布装置 - Google Patents

薬剤散布装置

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JP2585485B2
JP2585485B2 JP3187138A JP18713891A JP2585485B2 JP 2585485 B2 JP2585485 B2 JP 2585485B2 JP 3187138 A JP3187138 A JP 3187138A JP 18713891 A JP18713891 A JP 18713891A JP 2585485 B2 JP2585485 B2 JP 2585485B2
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守 久保
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒状の薬剤を貯留す
るホッパの下方に、縦軸芯周りで回転駆動される繰り出
し回転体を設け、この繰り出し回転体の下方に、薬剤を
飛散する回転羽根体を設けるとともに、前記繰り出し回
転体に、上下連通する目孔を前記縦軸芯周りに所定間隔
おきに形成し、前記目孔の上方の前記ホッパの薬剤吐出
口と、前記目孔の下方の回転羽根体に薬剤を落下供給す
る落下口とを、前記縦軸芯周りでの位相を互いにずらし
た状態で設けた薬剤散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の薬剤散布装置としては、
例えば特開平3−30858号公報に開示されたものの
ように、薬剤貯留ホッパの薬剤吐出口と落下口とを夫々
1つづつ設けた構成にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、薬剤
の単位面積当たりの散布量を増やしたいという要望があ
って、この要望を適えるため、上記従来のものにあって
は、繰り出し回転体の回転速度を上げて薬剤吐出口と目
孔とが対向位置する機会を高めることが考えられるが、
余り繰り出し回転体の回転速度が速いと逆に薬剤が十分
目孔に供給されなくなりその薬剤散布量の増量に限界が
あった。又、上記要望を適えるため、薬剤貯留ホッパ、
繰り出し回転体、落下口及び回転羽根体を複数個設ける
ことも考えられるが、繰り出し回転体や回転羽根体の駆
動構造等、構造的に複雑になって高価になるとともに、
複数の回転羽根体で薬剤を散布すると散布箇所が偏り易
く均等に散布し難い等の欠点があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、構造簡単に構成するものでありながら、薬剤
散布量を増量でき、かつ、薬剤散布を均等に行うことの
できる薬剤散布装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる薬剤散布
装置は、上記目的を達成するために、冒記構造のものに
おいて、前記薬剤吐出口と、前記落下口とを、夫々複数
個設け、これら複数の落下口を単一の前記回転羽根体に
臨設してあることを特徴構成とする。かかる特徴構成に
よる作用・効果は次の通りである。
【0006】
【作用】即ち、薬剤吐出口と、落下口とを夫々複数個設
けることで、1つの繰り出し回転体に対して薬剤吐出口
及び落下口の数に応じた複数の目孔に薬剤供給させるこ
とができるとともに、複数の落下口の位置設定によって
薬剤の飛散分布を予め設定することができる。
【0007】
【発明の効果】従って、単一の回転羽根体に対する薬剤
供給量は、薬剤吐出口及び落下口の数に応じた量となっ
て、従来よりも確実に増量した状態で薬剤散布できるこ
とになるとともに、回転羽根体の駆動構造等を複雑にす
ることなく、簡易な構造で安価に構成でき、かつ調整等
の手間を余りかけることなく圃場面に均等に作業性良く
薬剤散布できるに至った。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図6に、本発明にかかる薬剤散布装置を備えた乗
用型田植機を示している。乗用型田植機における車輪で
走行可能に支持された機体1の後部に、油圧シリンダ2
で昇降駆動される四連リンク機構3を介して複数条植え
用の苗植付装置4、施肥装置5及び除草剤等の防除薬剤
を散布するための薬剤散布装置6を装備している。
【0009】薬剤散布装置6について詳述する。図1乃
至図4に示すように、機体左右方向での中央上部に粉粒
状の薬剤を貯留するホッパ7を備え、そのホッパ7内の
薬剤を吐出する下向き開口の薬剤吐出口7a,7bをホ
ッパ7の下部に2つ設けている。そして、ホッパ7下部
より下方を囲繞するケース10内において、前記薬剤吐
出口7a,7bの下方に、縦軸芯P周りに回転駆動され
るよう回転円板型の繰り出し回転体9を設けているとと
もに、この繰り出し回転体9には、縦軸芯Pを中心とす
る周方向に沿って一定ピッチで、上下連通する目孔8‥
を複数個形成している。繰り出し回転体9は、その下面
を、ケース10の底板10B上をスライドさせる状態で
回転する構成にしており、前記底板10Bには、目孔8
‥から薬剤を下方に落下する2つの落下口11a,11
bを形成している。この落下口11a,11bは、その
下方に設けた円板状のシャッタ13によって薬剤落下経
路を開閉自在にしている。落下口11a,11bのさら
に下方には、モータ14で縦向き軸芯Q周りに回転駆動
される回転羽根体12を設けており、上記構成によっ
て、落下口11a,11bから薬剤が落下供給され、羽
根で薬剤を飛散する。そして、この回転羽根体12で飛
散された薬剤を衝突させて機体左右方向に均等に分散散
布されるように案内するガイドケース10Aを前記ケー
ス10に連設している。
【0010】図2及び図3に示すように、薬剤吐出口7
a,7bの夫々は、前記縦軸芯Pを中心として互いに1
80度位相をずらした状態で設けている。一方、落下口
11a,11bの夫々も縦軸芯Pを中心として互いに1
80度位相をずらした状態で設けているとともに、対応
する前記薬剤吐出口7a,7bの設置位置より繰り出し
回転体9の回転方向下手がわ位置に設けている。従っ
て、両薬剤吐出口7a,7bから吐出された薬剤が、ほ
ぼ同時に2箇所の目孔8‥に供給されるとともに、ほぼ
同時に2箇所の落下口11a,11bから落下して回転
羽根体12に供給されることになる。
【0011】次に前記シャッタ13について簡単に説明
する。シャッタ13は、ケース10の外部より手動で前
記縦軸芯P周りに回動操作でき、かつ所定回動位置で保
持されるように設けているとともに、その回動操作によ
って、両落下口11a,11bのうち一方のみ下方に開
口する状態と、両方共に開口する状態とに切り換え可能
となるよう、図3に示すような位相のずれた長孔13
a,13bを形成している。
【0012】次に前記施肥装置5の肥料貯留用ホッパ1
5について簡単に説明する。図5に示すように、肥料貯
留用ホッパ15は、各植付条毎において、中央に深層施
肥用の肥料を貯留する第1ホッパ15Aを設け、この第
1ホッパ15Aの左右に側条施肥用の肥料を貯留する第
2ホッパ15B,15Bを連設して構成している。第1
ホッパ15Aと、第2ホッパ15B,15Bとの間の仕
切り壁の上縁には、第2ホッパ15B,15Bの夫々の
上部開口または第1ホッパ15Aの上部開口を閉止し得
る揺動蓋16,16を枢支する樹脂製支持部17,17
を設けている。従って、第1ホッパ15Aへ肥料を供給
する場合は、揺動蓋16,16で第2ホッパ15B,1
5Bの夫々の上部開口を閉止し、第2ホッパ15B,1
5Bへ肥料を供給する場合は、揺動蓋16,16で第1
ホッパ15Aの上部開口を閉止することにより、異種の
肥料が混入しないようにできる。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】繰り出し機構部の縦断側面図
【図2】図1におけるA−A線断面図
【図3】図1におけるB−B線断面図
【図4】植付部と薬剤散布装置とを示す概略平面図
【図5】施肥装置のホッパ部を示す縦断正面図
【図6】乗用型田植機を示す全体側面図
【符号の説明】
7 ホッパ 7a,7b 薬剤吐出口 8 目孔 9 繰り出し回転体 11a,11b 落下口 12 回転羽根体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒状の薬剤を貯留するホッパ(7)の
    下方に、縦軸芯周りで回転駆動される繰り出し回転体
    (9)を設け、この繰り出し回転体(9)の下方に、薬
    剤を飛散する回転羽根体(12)を設けるとともに、前
    記繰り出し回転体(9)に、上下連通する目孔(8)を
    前記縦軸芯周りに所定間隔おきに形成し、前記目孔
    (8)の上方の前記ホッパ(7)の薬剤吐出口(7
    a),(7b)と、前記目孔(8)の下方の回転羽根体
    (12)に薬剤を落下供給する落下口(11a),(1
    1b)とを、前記縦軸芯周りでの位相を互いにずらした
    状態で設けた薬剤散布装置であって、前記薬剤吐出口
    (7a),(7b)と、前記落下口(11a),(11
    b)とを、夫々複数個設け、これら複数の落下口(11
    a),(11b)を単一の前記回転羽根体(12)に臨
    設してある薬剤散布装置。
JP3187138A 1991-07-26 1991-07-26 薬剤散布装置 Expired - Lifetime JP2585485B2 (ja)

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JPH0530828A JPH0530828A (ja) 1993-02-09
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