JP2583493B2 - 過給機付エンジン - Google Patents

過給機付エンジン

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JP2583493B2
JP2583493B2 JP61240102A JP24010286A JP2583493B2 JP 2583493 B2 JP2583493 B2 JP 2583493B2 JP 61240102 A JP61240102 A JP 61240102A JP 24010286 A JP24010286 A JP 24010286A JP 2583493 B2 JP2583493 B2 JP 2583493B2
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誠司 田島
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の車両用エンジンの技術分野で利
用される過給機付エンジンに関する。
(従来の技術) 一般に、自動車用エンジンにおいて吸気通路の中途部
に機械式(容積型)過給機を備えたものは公知である
(たとえば実開昭60−77732号公報参照)。そして、従
来では、エンジンと過給機との配置関係は、通常、車両
前後方向に設けた縦置きエンジンの左右いずれか一方側
に上記過給機を配置することが行われていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記容積型過給機の場合、その吐出側は吸
気の圧縮作用による温度上昇で熱変形を生じ易く、しか
も、過給機から放射される騒音によって車室の静寂性が
損なわれるという不具合があった。この問題は、フロン
トエンジン、フロント駆動車(以下、F.F車という)に
おいても同様に未解決として残されている。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、容積型
過給機を有するF.F車において、該容積型過給機のレイ
アウトを適切に規定するだけで、上記容積型過給機の熱
変形の防止と車室内に伝わる騒音の低減とを図ることが
できる過給機付エンジンを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、車両
のエンジンルーム内にエンジン本体が車両前後方向に対
して車幅方向に沿った横置きに配設されているととも
に、エンジンによって駆動される容積型過給機が吸気通
路の中途部に設けられた過給機付エンジンにおいて、上
記容積型過給機は、上記エンジンルーム内において上記
エンジン本体に対して車両前方側に配設されているとと
もに、その吸入口を車両後方側に、吐出口を車両前方側
に位置させて配設されているものとする。
(作用) これにより、本発明では、エンジンルーム内において
車幅方向に沿った横置きに配設されたエンジン本体に対
して、容積型過給機が車両前方側に配設されているとと
もにその吐出口を車両前方側に位置させて配設されてい
るため、容積型過給機の特に高温となる吐出側が走行風
によって積極的にかつ有効に冷却されることにより、過
給機吐出側の吸気温度が低下して吸気の充填効率を向上
させ、かつケーシングの熱変形を防止することができる
とともに、上記容積型過給機の車室との距離が十分に隔
てられることにより、該過給機から車室に伝わる騒音を
低減することができる。
更に、上記容積型過給機はその吸入口を車両後方側
に、吐出口を車両前方側に位置させて配設されているた
め、容積型過給機の吐出側を積極的に冷却しつつ、吸入
側を冷却し難しくして、容積型過給機の吸入側と吐出側
との温度差を少なくしたことにより、該過給機のケーシ
ングの吸入側と吐出側との熱膨張の差を少なくでき、ケ
ーシングの熱変形防止に一層有効となる。
(実施例) 以下、本発明の過給機付エンジンの一実施例を図面に
基づいて説明する。尚、この説明における方向は、第1
図及び第2図において左方を前方、右方を後方と呼ぶ。
第1図及び第2図はF.F車の車両Vに搭載される過給
機付エンジン1を示している。エンジンルームR内にお
いてエンジン本体2が車両前後方向に対して車幅方向に
沿った横向きにかつ排気マニホールド3を前側に位置せ
しめて配設されているとともに、容積型過給機(以下、
単に過給機という)4がエンジン本体2に対して車両前
方側に配設されているとともに、その吸入口4bを車両後
方側に、吐出口4cを車両前方側に位置させて配設されて
いる。Cは車室、Wは前輪である。
上記エンジンルームRの前端部には、前方に開口した
吸気口5aを有するエアクリーナ5が配設され、該エアク
リーナ5とエンジン本体2との間に上記過給機4が該過
給機4の入力軸4aをエンジン本体2の出力軸2aと平行に
して配置されている。
前記エンジン本体2に接続される吸気通路6は、エア
クリーナ5の吐出口5bに第1吸気管7の吸入口7aが、該
第1吸気管7の吐出口7bに過給機4の吸入口4bが、該過
給機4の吐出口4cに第2吸気管8の吸入口8aが、該第2
吸気管8の吐出口8bにインタークーラ10の吸入口10a
が、該インタークーラ10の吐出口10bに第3吸気管9の
吸入口9aが、該第3吸気管9の吐出口9bに吸気マニホー
ルド11のサージタンク11aが順次連結されることによっ
て構成されている。
上記過給機4は、非接触式のルーツブロア型又は接触
式のベーン型のものが適用される。尚、本例の過給機付
エンジン1はインタークーラ10を備えているので、エン
ジン本体2と過給機4との距離が短くなるように設定さ
れているが、インタークーラ10を有しない場合は、前記
両者の距離が長くなるように設定される。
次に、本実施例の作用について説明する。
エンジンルームR内において車幅方向に沿った横置き
に配設されたエンジン本体2に対して、容積型過給機4
が車両前方側に配設されているとともにその吐出口4cを
車両前方側に位置させて配設されているため、容積型過
給機4の特に高温となる吐出側が走行風によって積極的
にかつ有効に冷却されることにより、過給機4吐出側の
吸気温度が低下して吸気の充填効率を向上させ、かつケ
ーシングの熱変形を抑制することができる。しかも、上
記容積型過給機4はその吸入口4bを車両後方側に、吐出
口4cを車両前方側に位置させて配設されているため、容
積型過給機4の吐出側を積極的に冷却しつつ、吸入側を
冷却し難くして、容積型過給機4の吸入側と吐出側との
温度差を少なくしたことにより、該過給機4のケーシン
グの吸入側と吐出側との熱膨張の差を少なくでき、ケー
シングの熱変形防止に一層有効となる。
また、過給機4と車室Cとが十分に離隔するので、車
室Cに伝わる過給機4の騒音が低減され、車室C内の静
寂性を向上させることができる。
(発明の効果) 本発明は上記の構成により、容積型過給機が車両前後
方向に対して横置きに配設されたエンジン本体に対して
車両前方側に配置されているとともにその吸入口を車両
後方側に、吐出口を車両前方側に位置させて配置されて
いて、該過給機の特に高温となる吐出側が走行風により
積極的にかつ有効に冷却されるとともに過給機の吸入側
と吐出側との温度差が少なくなるので、過給機のケーシ
ングの熱変形を有効に防止することができ、非接触型の
容積型過給機(ルーツブロア型)においては、ケーシン
グとロータとのクリアランスを正常に維持できるばかり
でなく、これを縮小することも可能であり、また、接触
式のベーン型過給機においては、ケーシングとロータと
の摩擦力が均一化されて駆動トルクを低減し得る。さら
に、過給機吐出側の吸気温度が低下して、エンジンの吸
気充填効率を向上させることができるとともに、ノッキ
ングを抑制することができる。
また、過給機と車室とが十分に離隔するので、車室に
伝わる過給機の騒音が低減され、車室内の静粛性を向上
させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を例示し、第1図は過給機付エン
ジンを収容したエンジンルームの要部を示す平面図、第
2図は第1図のII−II線で切断して示す同側面図であ
る。 1……過給機付エンジン、2……エンジン本体、4……
容積型過給機、4b……吸入口、4c……吐出口、6……吸
気通路、V……車両、R……エンジンルーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のエンジンルーム内にエンジン本体が
    車両前後方向に対して車幅方向に沿った横置きに配設さ
    れているとともに、エンジンによって駆動される容積型
    過給機が吸気通路の中途部に設けられた過給機付エンジ
    ンにおいて、 上記容積型過給機は、上記エンジンルーム内において上
    記エンジン本体に対して車両前方側に配設されていると
    ともに、その吸入口を車両後方側に、吐出口を車両前方
    側に位置させて配設されていることを特徴とする過給機
    付エンジン。
JP61240102A 1986-10-08 1986-10-08 過給機付エンジン Expired - Fee Related JP2583493B2 (ja)

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