JP2583433B2 - 路面凹凸検出装置 - Google Patents

路面凹凸検出装置

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JP2583433B2 JP62335484A JP33548487A JP2583433B2 JP 2583433 B2 JP2583433 B2 JP 2583433B2 JP 62335484 A JP62335484 A JP 62335484A JP 33548487 A JP33548487 A JP 33548487A JP 2583433 B2 JP2583433 B2 JP 2583433B2
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薫 大橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 S/Cから路面の凹凸を検出する光学式の路面凹凸検出
装置において、S<C時のS/C比演算を式を改善して、
誤検知の度合いを低減する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はS/C比から路面の凹凸を検出する光学式の路
面凹凸検出装置に関する。
〔従来の技術〕
路面の凹凸を光学的に検出するセンサは、例えば車両
のサスペンション強度を路面状態に応じて自動的に制御
するシステムで利用される。第4図(a)はその一例
で、1は路面凹凸検出センサ、2は制御装置である。セ
ンサ1は送信回路11、発光ダイオード等の発光素子12、
路面照射用のレンズ13、路面からの反射光集束用レンズ
14、フォトダイオード等の受光素子15、受信回路16から
なる。受信回路16の出力は後述するセンサ信号Sであ
り、制御装置2はその信号Sを入力としてS/C比を求め
る。
路面からの反射は(b)のように拡散反射で、反射光
Iの強度と反射角θの関係は(c)のようになる。従っ
て、センサ1の取付角をαとすれば(e)に示す凹凸の
有る路面からの反射光I2の強度は、(d)の平坦な路面
からの反射光I1より高くなる。但し、この反射光Iの絶
対レベルだけで凹凸判定を行うと路面自体の反射率に左
右されるので、従来はセンサ信号Sの平均値(クラッタ
レベル)Cとの比を演算してその大小から路面状態を判
定している。このS/C比の演算式はS≧Cの場合にはS/C
であるが、S<Cの場合にはC/Sとして、いずれも1以
上になるようにしている。
このようにして演算されたS/C比は平坦路では1に近
く、凹凸のある路面では1より大きな値になる。そこ
で、適当な判定レベルを設定することで両者を区別でき
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、実際には平坦路のセンサ信号Sでも第5図
に示すように路面のラム等で信号レベルは脈動している
ので、A点のS/C比:S/C=3/2=1.5とB点のS/C比:C/S=
2/1=2が異なる値になる。このため、判定レベルが例
えば1.7であれば、B点を凹凸と誤判定する。この点を
避けるために判定レベルを大きくすると、実際の凹凸を
平坦路と誤判定する逆の結果が生ずる。
また眠気防止帯のような負の段差ではセンサ信号は、
信号レベルが下がりかつ良路と同様にリップルを持つ
が、これは凹凸として確実に検出する必要がある。本発
明はS<Cの演算方法を改善することで、上述した問題
点を解決しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、路面からの反射光の信号レベル(S)とそ
の平均値として求められるクラッタレベル(C)との比
の大小で路面の凹凸を検出する装置において、 S≧CのときはS/C比=S/Cとし、 S<CのときはS/C比=(2C−S)/Cとすることを特
徴とるすもの、また上記装置においてS/C比の演算式を S≧CのときはS/C比=S/Cとし、 S<CでC−S≧khのときはS/C比=C/Sとし(khは定
数)、 S<CでC−S<khのときはS/C比=(2C−S)/Cと
する、ことを特徴とするものである。
〔作用〕
S≧Cのときは従来と同様にS/C比をS/Cで演算する。
これに対し、第1図(a)のような良路のリップルの影
響をさけるためには、S<CのときのS/C比演算式(2C
−S)/Cとするとよい。これは同図(c)に示すよう
に、クラッタレベルCより低いセンサ信号Sの波形を反
転し、それをクラッタレベルCに加えたセンサ信号S′
として扱うことを意味する。つまり、 S′=C+(C−S) =2C−S である。このS′はクラッタレベルCより大なので、
S′/CはS≧Cの場合のS/Cと同様の値になる。これで
良路のリップルの影響を除去できる。
但し、第1図(b)の路面上の眠気防止帯のようにセ
ンサ信号Sが大きく低下した場合、(2C−S)/Cで演算
するとS/C比が小さくなり、凹凸と判定しない可能性が
生じる。そこで、同図(d)のように、S<CでもC−
S≧khとなったら従来と同様にC/Sで演算し、眠気防止
帯のような負の段差でも確実に検出するようにする。
第2図は上述した3つの演算式の適用区分を示す特性
図である。同図ではS<Cで使用される2つの式の適用
限界にヒステリシスHを持たせてある。
〔実施例〕
第3図は本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。ステップS1でイニシャライズしたら、ステップS2で
センサ信号Sを取込み、ステップS3でクラッタレベルC
を演算する。そして、ステップS4でS,Cの大小を比較
し、S<CであればステップS5で信号Sのクラッタレベ
ルCからの低下幅を判断する。
以上の判断の結果、S≧CであればステップS6のS/C
でS/C比を演算する。そして、S<CでC−S≧khであ
ればステップS7のC/SでS/C比を演算する。またS<Cで
もC−S<khであればステップS8の(2C−S)/CでS/C
比を演算する。
得られたS/C比はどのような演算式であったかは区別
せず、その大小だけで悪路判定をし(ステップS9)、悪
路であればステップS10でその検出信号を出力する。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、光学式の路面凹凸
センサで得られる信号Sのレベルとその平均値としての
クラッタレベルCとの比の大小で路面の凹凸を検出する
システムにおいて、センサ信号Sのレベルがクラッタレ
ベルCより低くなる場合にS/Cの演算式を(2C−S)/C
とする、またはC−S≧khならC/Sとし、C−S<khな
ら(2C−S)/Cとするので、良路のリップルを凹凸と誤
検知することがなく、凹凸路を平坦路と誤判定すること
もなく、また、眠気防止帯のような負の段差による信号
レベルの急低下を確実に凹凸と判定する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の特性図、 第3図は本発明の実施例のフローチャート、 第4図は路面凹凸検出装置の説明図、 第5図は従来のS/C比演算方法の説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 油谷 敏男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 梶岡 英樹 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】路面からの反射光の信号レベル(S)とそ
    の平均値として求められるクラッタレベル(C)との比
    の大小で路面の凹凸を検出する装置において、 S≧CのときはS/C比=S/Cとし、 S<CのときはS/C比=(2C−S)/Cとすることを特
    徴とする路面凹凸検出装置。
  2. 【請求項2】路面からの反射光の信号レベル(S)と、
    その平均値として求められるクラッタレベル(C)との
    比の大小で路面凹凸を検出する装置において、S/C比の
    演算式を S≧CのときはS/C比=S/Cとし、 S<CでC−S≧khのときはS/C比=C/Sとし(khは定
    数)、 S<CでC−S<khのときはS/C比=(2C−S)/Cと
    する、 ことを特徴とする路面凹凸検出装置。
JP62335484A 1987-12-28 1987-12-28 路面凹凸検出装置 Expired - Fee Related JP2583433B2 (ja)

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