JP2582722Y2 - 電池パック - Google Patents

電池パック

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JP2582722Y2
JP2582722Y2 JP1991076477U JP7647791U JP2582722Y2 JP 2582722 Y2 JP2582722 Y2 JP 2582722Y2 JP 1991076477 U JP1991076477 U JP 1991076477U JP 7647791 U JP7647791 U JP 7647791U JP 2582722 Y2 JP2582722 Y2 JP 2582722Y2
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Japan
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battery pack
shaped
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engaging
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公 増川
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数個の電池と、これ
らを内部収納した樹脂ケースからなる電池パックの
良、とくに使用機器への取り付け構造の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な電池パックの使用機器へ
の取り付け構造としては図4,図5に示すようなものが
あった。
【0003】まず、図4は従来の電池パックの斜視図を
示す。電池を収納する樹脂ケース11の一部に使用機器
の穴状収納部と嵌合し、かつ樹脂ケース11と一体に形
成された係合舌片12を有した複数の係合部13が形成
されている。
【0004】図5は他の従来の電池パックの斜視図を示
す。樹脂ケース14の一部に対向するように係合溝15
が形成されている。図4,図5ともに電池パックを使用
機器の取り付け面に取り付ける場合、機器の穴状収納部
電池パックの係合部13または係合溝15をそれぞれ
はめ込み、さらに右または左にスライドさせて係合を確
実にするように構成されているものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、電池パックを使用機器に取り付けるかま
たは取り外す場合に、スライドさせる必要があり、この
電池パックまたは使用機器の収納部付近にこすり傷が
入るばかりでなく、係合の繰り返しによる摩耗によって
ガタツキが発生しやすくなるという問題点を有してい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】記従来の課題を解決す
ために本考案は、複数個の電池と、これらを内部に収
納する樹脂ケースとからなる電池パックにおいて、樹脂
ケースの一端には略L字状の係合片を突設するととも
に、この一端と反対側の他端には外側に先細り状態の傾
斜部とこの傾斜部に連なって係止平坦部をもった鈎状係
合部を先端に備え、かつこの鈎状係合部を樹脂ケースの
外へ露出させた係合部材と、中央に軸をもった釦とを設
け、係合部材はその後端に設けた支軸部を中心に回動
し、かつ先端の鈎状係合部が機器の穴状収納部に常時係
合する外側方向へ第一のばねによって付勢されて固定片
に取り付けられているとともに、この固定片にはさらに
係合部材の支軸部4aと鈎状係合部を連結する梁部の中
央に前記の軸が対向し、かつ第二のばねによって常時外
側に突出するように付勢された釦が摺動可能に設けられ
ていて、この釦を第二のばねの弾力に抗って内側へ押圧
することにより、係合部材の鈎状係合部を内側方向へ移
動させてその係止平坦部と機器の穴状収納部の縁部との
係合を強制解除する構成とした。
【0007】なお、上記では固定片に係合部材と釦を予
め取り付けて、これを樹脂ケースに 配設することで、電
池パックの構成、組立を効率的に行うことができるよう
にした。
【0008】
【作用】このような構成による電池パックを使用機器へ
取り付ける場合、図1に示すようにまず機器の一端に設
けた穴状の収納部へ、電池パックの樹脂ケース1の一端
に突設した略L字状の係合片2をはめ込み、ついでこの
一端とは反対側の他端を矢印A方向に押し込むことによ
り、図2に示すように、係合部材4の先端に設けた鈎状
係合部の外側に先細り状態に形成した傾斜部が穴状収納
部の口縁に当たって押されるため、係合部材4はその後
端に設けた支軸部4aを中心に矢印C方向に回動され、
さらに鈎状係合部を穴状収納部に押し込むことにより、
鈎状係合部の傾斜部に連なって設けた係止平坦部が穴状
収納部の内部に設けた縁部下側に入り込んだ時点で、第
一のばね6の付勢力により係合部材4は矢印B方向に回
動して穴状収納部の縁部に鈎状係合部の係止平坦部が係
合ロックされて、電池パックは機器の電池取り付け面に
外れることなく自動的に取り付けることができる。
【0009】また電池パックを取り外す場合、釦5を
内側へ押し込み、この釦5の軸5bを係合部材4の梁部
の中央に当接させて、この部分を第二のばねの弾力に抗
って左から右方向へ押圧することによって、係合部材4
矢印C方向に回動されて鈎状係合部の係止平坦部が機
器の穴状収納部の縁部に係合ロックされた状態から解除
される。この状態のまま電池パックを反矢印A方向に引
き出すことにより、係合片2の離脱もできて機器から取
り外すことができる。この後、釦5の押圧を解除するこ
とにより第二のばね7の付勢力により釦5と係合部材4
は元の位置,状態に復帰する。
【0010】このように電池パックを矢印A方向に押圧
することにより、簡単に使用機器に取り付けでき、また
その取り外しも釦を押しながら反矢印A方向に引き出す
ことによって簡単に行うことができる。このため、片手
で簡単に電池パックを使用機器に取り付けたり、取り外
すことができ、しかも電池パックを使用機器にこすり
けることはないため、すり傷が入ったり、取り付けがガ
タツクこともない。
【0011】
【実施例】考案の具体例を以下に説明する。
【0012】図1は電池パックを使用機器10に形成さ
れた電池パック取り付け面に取り付けた状態の平面図、
図2は電池パックの係合ロック機構を示す要部の組
、図3は係合ロック機構の各部品の組立順序を示す構
成図である。この図1〜3中において、1は複数個の電
池を内部収納した樹脂ケース、2は樹脂ケース1の一
端に略L字状に突設さた係合片、3a,3bは樹脂ケ
ース1より突設さたガイド、4は係合片2の反対側の
他端に配設するとともに端部に回動の軸をなす支軸部4
aを一体に設けた係合部材である。また、この係合部材
4は支軸部4aに第一のばね6が嵌着されるとともに矢
印B方向に常時付勢され、固定片8を介してビス9等に
り樹脂ケース1内に取り付けられている。5は複数の
係合舌片5a軸5bを有する釦であり、第二のばね7
を介して固定片8のガイド8aに摺動可能に嵌入されて
いる。また、釦5は第二のばね7により、矢印B方向に
常時押圧、付勢されている。
【0013】この電池パックを使用機器10の取り付け
面へ取り付ける際および取り外す際の操作を次に説明す
る。
【0014】まず、使用機器10の取り付け面に電池パ
ックを取り付ける場合、図1に示したように樹脂ケース
1の略L字状の係合片2を、機器10の例えば断面略L
字状の穴状収納部にはめ込む、ついでこの一端とは反対
側の他端を矢印A方向に押し込むことにより、図2に示
したように係合部材4の先端に設けた外側に先細り状態
の傾斜部とこの傾斜部に連なって係止平坦部をもった鈎
状係合部が、例えば断面略L字状の穴状収納部の口縁に
当たって押されるため、係合部材4は矢印C方向に回動
され、さらにこの鈎状係合部を穴状収納部の縁部に押し
込むことにより、鈎状係合部の係止平坦部が穴状収納部
の縁部下側に入り込んだ時点で、鈎状係 合部への押圧力
はなくなり、第一のばね6の付勢力により係合部材4は
C方向から矢印B方向に反転回動して穴状収納部の縁部
に鈎状係合部が係合ロックされ、機器10の電池パック
取り付け面に電池パックは外れることなく自動的に取り
付けることができる。この操作は電池パックの押し込み
と回動であるので片手で簡単に行える。
【0015】次に、電池パックを機器10から取り外す
場合、係合解除の釦5を第二のばね7の付勢力より強い
力でC方向に押し込み、釦5の軸5bを係合部材4の梁
部の中央に当接させて、この部分を第二のばねの弾力に
抗って左から右方向へ押圧することによって、係合部材
4は矢印C方向に回動されて鈎状係合部の係止平坦部が
機器10の穴状係合部内部の縁部下側に係合した状態か
ら強制的に解除され、この状態のまま電池パックを反矢
印A方向に動かすことにより、機器10から取り外すこ
とができる。この後、釦5の押圧を解除することによ
第二のばね7の付勢力により釦5と係合部材4は
の位置状態に戻る。
【0016】また、電池パックの樹脂ケース1に突設さ
れたガイド3a,3bはそれぞれ機器10の電池パック
取り付け面との取り付けのガイドの役目をするもので、
機器10の電池パック取り付け面への電池パックの保持
をより確実にするものである。
【0017】また、係合部材4を回動させる第一のばね
の付勢力は、電池パックの重量以上に決定する必要が
ある。なぜならば、この第一のばね6の付勢力を電池パ
ックの重量より小さくすると使用機器10に取り付けた
電池パックを逆さにした場合、電池パックの自重で鈎状
係合部と穴状収納部との係合ロックが解除されて機器1
0の電池パック取り付け面から電池パックが外れるから
である。
【0018】
【考案の効果】以上のように本考案の電池パックは、そ
の係合部材を使用機器の穴状収納部に鈎状係合部を当接
させながら電池パックを使用機器の取り付け面へ押しつ
けるこ とによって自動的に取り付けることができ、ま
た、その取り外しも釦を押して鈎状係合部の係合を解き
ながら電池パックを使用機器の取り付け面から浮くよう
に動かせばよく、これらは片手で簡単に行うことができ
る。
【0019】また、電池パックの使用機器への取り付
け,取り外しの際に、使用機器と電池パックとの間には
スライド操作もないため、使用機器や電池パックにすり
傷や摩耗が発生することがない。
【0020】さらに、電池パック側に係合部材や釦を設
けることによって、電池パックの使用機器への取り付
け,取り外しを可能としたので、使用機器側には穴状収
納部を設ければよく、体積や機構を必要最小限に押さえ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における電池パックを使用機器
取り付けた状態を示す平面図
【図2】同係合ロック機構の要部を示す図
【図3】同係合ロック機構の各部品を示す図
【図4】従来の電池パックの斜視図
【図5】同他の電池パックの斜視図
【符号の説明】
脂ケース 2 略L字状の係合片 3a ガイド 3b ガイド 4 係合部材4a 支軸部 5 釦 5a 係合舌片 5b 軸 6 第一のばね 7 第二のばね 8 固定片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の電池と、これらを内部に収納する
    樹脂ケースとからなる電池パックにおいて、前記樹脂ケ
    ースの一端には略L字状の係合片を突設するとともに、
    この一端と反対側の他端には外側に先細り状態の傾斜部
    とこの傾斜部に連なって係止平坦部をもった鈎状係合部
    を先端に備え、かつこの部分を前記樹脂ケースの外へ露
    出させた係合部材と、中央に軸をもった釦とを設け、前
    記係合部材はその後端に設けた支軸部を中心に回動し、
    かつ先端の鈎状係合部が機器の穴状収納部に常時係合す
    る外側方向へ第一のばねで付勢されて固定片に取り付け
    られているとともに、この固定片にはさらに前記係合部
    材の支軸部と鈎状係合部を連結する梁部の中央に前記軸
    が対向し、かつ第二のばねによって常時外側に突出する
    ように付勢された前記釦が摺動可能に設けられていて、
    この釦を第二のばねの弾力に抗って内側へ押圧すること
    により、前記係合部材の鈎状係合部を内側方向に移動さ
    せてその係止平坦部と機器の穴状収納部の縁部との係合
    を強制解除することを特徴とする電池パック。
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JPS4946027U (ja) * 1972-08-04 1974-04-23
JPS6035463U (ja) * 1983-08-19 1985-03-11 三洋電機株式会社 バッテリパック着脱装置
JPS63162452U (ja) * 1987-04-10 1988-10-24
JPH0820919B2 (ja) * 1989-05-16 1996-03-04 株式会社東芝 ハンディターミナル

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