JP2582635Y2 - 温度スイッチ - Google Patents

温度スイッチ

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JP2582635Y2
JP2582635Y2 JP2465793U JP2465793U JP2582635Y2 JP 2582635 Y2 JP2582635 Y2 JP 2582635Y2 JP 2465793 U JP2465793 U JP 2465793U JP 2465793 U JP2465793 U JP 2465793U JP 2582635 Y2 JP2582635 Y2 JP 2582635Y2
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東亜雄 中山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、温度スイッチに関し、
温度変化を検知してオン/オフをするとともに、特に、
気温が感熱スイッチのオン温度以下でもオン/オフを繰
り返し、ある温度以下になるとオンの状態を維持し、気
温が、感熱スイッチのオン温度に温度ディファレンシャ
ルを加えたスイッチ・オフの温度まで上昇して、始めて
オフ状態を維持する温度スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温度スイッチは、気温などの温度
の変化を感熱素子により検知して、オン/オフの制御を
行うオン/オフ二位置温度制御スイッチであった。従っ
て、感熱スイッチのオン温度以下では、当然のことなが
ら、温度スイッチはオンしたままの状態であり、オン/
オフは繰り返さず、オン温度に温度ディファレンシャル
を加えたオフ温度になって始めて、オフ状態になった。
【0003】このような感熱素子として、例えば、バイ
メタルがあり、このバイメタルを利用した感熱スイッチ
により、温度変化に応じてオン/オフの作動をし、被制
御部材を制御する温度スイッチとして、バイメタル・サ
ーモスタットが一般に知られている。
【0004】このようなバイメタル・サーモスタット
は、予め設定されたスイッチ・オン温度以下の温度に下
がれば、スイッチ・オンしてスイッチが入り、このスイ
ッチ・オン温度に当該バイメタル・サーモスタット固有
の温度ディファレンシャル(通常、約6゜C乃至約10
゜Cに設定されている。)を加えたスイッチ・オフ温度
に温度が上昇すると、スイッチ・オフしてスイッチが切
れるものである。
【0005】図19および図20は、このようなバイメ
タル・サーモスタットを備えた水道管凍結防止装置を示
している。
【0006】この水道管凍結防止装置は、バイメタル・
サーモスタット100にヒータ・エレメント102を直
列に接続し、プラグ104を介して電力を給電されるよ
う構成されている。そして、水道管106に水道管凍結
防止装置を取り付ける際には、ヒータ・エレメント10
2が水道管106に直接的に接触するように巻き付ける
とともに、バイメタル・サーモスタット100が水道管
106に直接接触するように配設され、水道管106の
温度変化に応じて、オン/オフの作動をするようになさ
れているものである。
【0007】このような水道凍結防止装置に使用される
バイメタル・サーモスタット100は、水道管106の
凍結を防止するために、ヒータ・エレメント102に通
電するスイッチ・オン温度を5゜Cとして設定されてい
る。なお、温度ディファレンシャルを6゜Cに設定した
とする。
【0008】次に、図21を参照しながら、この温度ス
イッチの動作を説明する。
【0009】まず、気温が低下して水道管106の温度
が5゜Cになると、バイメタル・サーモスタット100
がスイッチ・オンされて、ヒータ・エレメント102に
通電される。このヒータ・エレメント102の通電によ
り、水道管106の温度が上昇して、スイッチ・オン温
度5゜Cに温度ディファレンシャル6゜Cを加えたスイ
ッチ・オフ温度11゜Cになると、バイメタル・サーモ
スタット100がスイッチ・オフされて、ヒータ・エレ
メント102への給電が停止されるものである。このよ
うにして、ヒータ・エレメント102への給電が停止さ
れると、水道管106の温度も下がって行き、再度スイ
ッチ・オン温度5゜Cになると、バイメタル・サーモス
タット100がスイッチ・オンされて、ヒータ・エレメ
ント102に通電される。そして、このヒータ・エレメ
ント102の通電により、水道管106の温度が上昇し
て、スイッチ・オン温度5゜Cに温度ディファレンシャ
ル6゜Cを加えたスイッチ・オフ温度11゜Cになる
と、バイメタル・サーモスタット100がスイッチ・オ
フされて、ヒータ・エレメント102への給電が停止さ
れるというように、上記サイクルを繰り返すものであ
る。
【0010】このように水道凍結防止装置は、温度スイ
ッチにより、水道管106の温度変化を検知するととも
にヒータ・エレメント102への通電を制御して、水道
管106の凍結を防止するものである。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のバイメタル・サーモスタットよりなる温
度スイッチを備えた水道凍結防止装置にあっては、バイ
メタル・サーモスタットの温度ディファレンシャルの存
在のために、水道管の温度がスイッチ・オン温度5゜C
になりスイッチ・オンされると、水道管の温度がスイッ
チ・オフ温度11゜Cになるまで、スイッチ・オフされ
ずに、ヒータ・エレメントへの給電が継続されていた。
【0012】しかしながら、水道凍結防止装置を必要と
する寒冷地方における冬期においては、水道管の温度が
11゜C以上に上昇しない場合が多く、また水道管の温
度が11゜C未満の温度でも、水道管の凍結を生じさせ
ないことが経験的に知られていた。
【0013】ところが、従来の水道凍結防止装置にあっ
ては、一旦水道管の温度が5゜Cになり、バイメタル・
サーモスタットがスイッチ・オンしヒータ・エレメント
に給電されると、水道管の温度が凍結の恐れのない温度
に上昇し、その温度が継続されても、スイッチ・オフ温
度11゜Cに到達しない限りは、バイメタル・サーモス
タットがスイッチ・オフしてヒータ・エレメントへの給
電を停止しない。このため、必要のない電力を無駄に消
費していたという問題点があった。
【0014】また、バイメタル・サーモスタットよりな
る温度スイッチは、水道管に直接接触するように配設し
なければならないため、取り付け工事が大変であるとい
う問題点があった。
【0015】さらに、工事の際に、バイメタル・サーモ
スタットを折り曲げたり、ぶつけたりして、故障させる
場合も多いという問題点があった。
【0016】本考案は、従来の技術の有するこのような
種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、従来から知られているバイメタル・サー
モスタットやサーマル・リード・スイッチなどを用い
て、簡潔な構造により、水道管に温度スイッチを直接接
触させなくてもよく、例えば、外部温度が5゜Cになれ
ばスイッチ・オンし、スイッチ・オンした後でも、外部
温度と内部温度が熱平衡したり、しなかったりして、外
部温度がスイッチ・オン温度以下でもオン/オフを繰り
返し、外部温度がある温度以下になると、スイッチ・オ
ンの状態を維持し、しかもそのオン/オフ時間と周期を
変化させたもので、水道凍結防止装置に用いた場合に
は、水道管に直接接触させることなく、必要のない電力
を無駄に消費することを防止した温度スイッチを提供す
るものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における温度スイッチは、密閉されたケース
と、このケース内に配設されるとともに、温度変化によ
りオン/オフする感熱スイッチ部と、ケース内の感熱ス
イッチ部の近接部位に配設され、感熱スイッチ部がオン
したとき通電されて発熱し、感熱スイッチ部がオフした
とき通電を遮断されて発熱しない発熱素子とを設けて構
成するようにしたものである。
【0018】
【作用】ケース内の温度がケース外部の温度と熱平衡し
て、感熱スイッチ部の温度が、スイッチ・オン温度に下
がると、感熱スイッチ部がスイッチ・オンされる。この
感熱スイッチ部のスイッチ・オンにともない、発熱素子
が通電されて、発熱素子が発熱するようになる。この発
熱素子の発熱による温度上昇により、ケース内の感熱ス
イッチ部の温度が上昇してスイッチ・オフ温度になる
と、ケース外部の温度に関わらず、感熱スイッチ部がス
イッチ・オフされるとともに、発熱素子にも通電されな
くなり、ケース内の温度も徐々に下降し始める。
【0019】そして、ケース内の温度が、ケース外部の
温度と熱平衡して、感熱スイッチ部の温度が、スイッチ
・オン温度に下がると、感熱スイッチ部がまたスイッチ
・オンされる。そして、このオン/オフ時間および周期
は、外部の温度とケース内の温度の熱平衡する時間によ
って変わってくる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて、本考案による温度ス
イッチの実施例を詳細に説明するものとする。なお、図
19および図20と同一の構成部材は、同一の符号によ
り示すことにより、詳細な構成および作用の説明は省略
するものとする。
【0021】図1および図2は、本考案による温度スイ
ッチの第一の実施例を示すものである。
【0022】図1には、温度スイッチの回路構成が示さ
れており、この温度スイッチは、外部Aと内部Bとを遮
断して、内部Bを密閉した箱状のケース10を備えてい
る。このケース10は、内部Bの温度が、外部Aの温度
と熱平衡するように形成されている。
【0023】さらに、ケース10の内部Bには、既知の
接点12を備えたサーマル・リード・スイッチあるいは
バイメタル・サーモスタットなどの感熱スイッチ14が
配設されるとともに、この感熱スイッチ14に近接する
位置には、抵抗あるいは発熱線などの発熱素子16が配
設されている。感熱スイッチ14の一方の端子14aと
発熱素子16の一方の端子16aとは、リード線18に
よりケース10の内部Bで直列に接続されており、感熱
スイッチ14の他方の端子14bと発熱素子16の他方
の端子16bとは、ケース10の内部Bから外部Aへと
引き出されている。なお、感熱スイッチ14としてのバ
イメタル・サーモスタットなどは、スイッチ・オン温度
およびスイッチ・オフ温度を可変することのできる、所
謂、バリアブル・タイプのものであってもよい。
【0024】上記した回路構成を有する温度スイッチ
に、被制御部材としてヒータ・エレメント102を接続
し、温度スイッチを水道凍結防止装置に用いた場合の一
例が、図2に示されている。この温度スイッチは、水道
管106に巻き付けるヒータ・エレメント102の一方
の端子102aと発熱素子16の端子16bとを接続し
て、ヒータ102を発熱素子16と直列に接続する。そ
して、ヒータ・エレメント102の他方の端子102b
と感熱スイッチ14の端子14bとを、プラグ104に
接続し、プラグ104を介して電力を給電されるよう構
成されものである。従って、感熱スイッチ14と、発熱
素子16と、ヒータ・エレメント102とが、直列に接
続されることになる。
【0025】そして、この水道凍結防止装置を使用する
場合には、図2示すように、ヒータ・エレメント102
を水道管106に直接的に巻き付け、プラグ104から
電力が給電されるようにする。
【0026】以上の構成において、図3を参照しなが
ら、この温度スイッチの動作について説明する。なお、
感熱スイッチ14としては、従来より既知のサーマル・
リード・スイッチあるいはバイメタル・サーモスタット
などを用いており、接点12を閉じるスイッチ・オン温
度が5゜Cであり、接点12を開くスイッチ・オフ温度
が11゜Cである場合について説明する。また、この際
に、水道管の106の温度が5゜Cになった場合にヒー
タ・エレメント102に通電されて、ヒータ・エレメン
ト102の発熱により水道管106が温度上昇して凍結
を防ぎ、水道管の106の温度が5.1゜Cになった場
合にヒータ・エレメント102への通電が停止されるよ
うに制御するものとする。
【0027】まず、外部Aの気温が5゜C以下になる
と、短時間に、ケース10の内部Bと熱平衡して、ケー
ス10の内部Bの温度が5゜Cになり、感熱スイッチ1
4の接点12が閉じられてスイッチ・オンされる。この
スイッチ・オンにより、発熱素子16とヒータ・エレメ
ント102に通電され、発熱素子16とヒータ・エレメ
ント102が発熱する。
【0028】水道管106は、ヒータ・エレメント10
2の発熱により温度上昇するが、その上昇は遅く、冬期
においては11゜C以上には上がらない。
【0029】一方、密閉されたケース10の内部Bは、
水道管106の温度より先に温度上昇する発熱素子16
の発熱により、温度上昇が促進される。そして、内部B
の温度が、11゜C以上に上昇し、感熱スイッチ14の
温度が11゜Cになると、接点12が開かれてスイッチ
・オフされる。このスイッチ・オフにより、発熱素子1
6とヒータ・エレメント102への通電が遮断され、発
熱素子16とヒータ・エレメント102の発熱が停止さ
れる。発熱素子16は、水道管106の温度が5.1゜
Cになったときに、感熱スイッチ14が11゜Cになる
ように、予め熱量を設計しておけばよい。
【0030】このように、感熱スイッチ14の接点が開
かれて、発熱素子16とヒータ・エレメント102の発
熱が停止されると、密閉されたケース10の内部Bと水
道管106とヒータ・エレメント102の温度がゆっく
り低下して行く。そして、水道管106の降下温度と、
外部Aの気温と密閉されたケース10の内部Bの温度と
が熱平衡するまでの降下温度とは、同じになるように設
計されているから、水道管106の温度が5゜Cになれ
ば、ケース10内部Bの温度も5゜Cに低下し、感熱ス
イッチ14の温度が5゜Cになると、感熱スイッチ14
の接点12が閉じられて再びスイッチ・オンし、発熱素
子16およびヒータ・エレメント102に通電され、水
道管106およびケース10の内部Bの温度を上昇させ
る。
【0031】そして、上記と同様にして、感熱スイッチ
14の温度が11゜Cになると、感熱スイッチ14の接
点12が開かれて、発熱素子16およびヒータ・エレメ
ント102への通電が停止される。
【0032】温度スイッチは、上記したサイクルで、感
熱スイッチ14の接点12の開閉を行ってスイッチ・オ
ン/オフすることにより、ヒータ・エレメント102へ
の電力の供給を制御して、効率よく水道管106の凍結
を防止する。即ち、水道管106の温度が、感熱スイッ
チ14のスイッチ・オフ温度である11゜Cまで上昇し
なくても、スイッチ・オン温度より、わずか0.1゜C
上昇した5.1゜Cでスイッチ・オフすることができる
ものである。
【0033】出願人による実験によれば、本発明の温度
スイッチによれば、気温が零下15゜Cに低下するま
で、スイッチ・オン/オフを繰り返し、零下15゜C以
下でスイッチ・オン状態を継続することが確認された
(図3)。つまり、感熱スイッチ14のスイッチ・オン
温度である5゜C以下においても、ケース10内の温度
が11゜Cに上昇して、スイッチ・オフ作動するもので
ある。なお、熱平衡の原理により、ケース10の外部A
の温度が低下するほど、スイッチ・オン時間が長くなる
ものである。
【0034】また、ケース10が風に吹かれれば、風に
よってケース10から熱を奪うため、熱平衡の原理によ
り、発熱素子16により内部Bの温度が上昇し難くなる
ので、スイッチ・オン時間が長くなる。一方、ケース1
0が陽光にさらされれば、熱平衡の原理により、陽光に
よってケース10の内部Bの温度上昇が促進されるの
で、スイッチ・オン時間が短くなる。
【0035】なお、出願人による実験によれば、図3に
基づいて上記で説明したように、気温にかかわらず、温
度スイッチは、ケース10の内部Bの温度の変化により
スイッチ・オン/オフされものである。従って、水道管
106を凍結させない温度に水道管106の温度を一定
に維持しながら、温度スイッチのスイッチ・オン/オフ
制御を行うことができるので、ヒータ・エレメント10
2へ必要のない無駄な電力を供給することが防止され
る。
【0036】次に、本発明による温度スイッチの他の実
施例を説明するものとする。なお、以下の説明において
も、上記した第一の実施例および図19および図20と
同一の構成部材は、同一の符号により示すことにより、
詳細な説明は省略するものとする。
【0037】図4および図5は、第二の実施例を示し、
感熱スイッチ14の端子14bと発熱素子16の端子1
6bにソケット20が接続されているとともに、感熱ス
イッチ14の端子14aと発熱素子16の端子16aに
電源プラグ22が接続されていて、電源プラグ22を電
源に接続することにより、給電されるように構成されて
いる。また、ヒータ・エレメント102の両方の端子1
02aおよび端子102bには、ソケット20に接続可
能なヒータ・プラグ24が接続されている。
【0038】以上の構成において、ヒータ・エレメント
102を水道管106に巻き付けるとともに、電源プラ
グ22を電源に接続する。そして、ソケット20とヒー
タ・プラグ24とを接続することにより、上記した第一
の実施例と同様に作動するものである。
【0039】この第二の実施例の温度スイッチは、電源
プラグ22とソケット20を備えているため、容易に電
源からの給電を行うことができるとともに、被制御部材
たるヒータ・エレメント102が故障した場合などに
は、ヒータ・エレメント102のみ容易に交換すること
ができる。また、被制御部材として、ヒータ・エレメン
ト102以外の部材を容易に接続することができる。
【0040】なお、上記した第一の実施例および第二の
実施例は、ヒータ102と発熱素子16とが直列に接続
されているため、感熱スイッチ14のスイッチ・オンに
より接点12が閉じられて、発熱素子16およびヒータ
102に通電された際に、発熱素子16の電圧降下を生
じるが、その電圧降下分を見込んでヒータ102を設計
すれば、極めて簡単な回路構成の温度スイッチを得るこ
とができる。
【0041】図6および図7は、第三の実施例を示し、
感熱スイッチ14と発熱素子16とを接続する方法にお
いて、上記第一の実施例および第二の実施例と異なるも
のである。
【0042】この第三の実施例においては、発熱素子1
6の端子16bを、感熱スイッチ14の端子14bに接
続し、発熱素子16の端子16aを分岐して端子16a
1および端子16a2とし、発熱素子16の端子16a1
と感熱スイッチ14の端子14aに電源プラグ22を接
続するとともに、発熱素子の端子16a2と感熱スイッ
チ14の端子14bにソケット20を接続したものであ
る。
【0043】この第三の実施例によれば、ヒータ・エレ
メント102は、電源に対して発熱素子16と並列接続
されるようになるため、ヒータ・エレメント102には
電源電圧がかかることになる。従って、発熱素子16に
よる電圧降下を受けることなく、ヒータ・エレメント1
02を制御できる。このため、発熱素子16は、ヒータ
・エレメント102などの被制御部材とは無関係に設定
できるため、汎用性の高いものとなる。
【0044】図8および図9は、第四の実施例を示し、
感熱スイッチ14の端子と発熱素子16の端子とを、既
知のAC(交流)パワー・リレー26に接続した場合を
示すものである。
【0045】この第四の実施例にあっては、ケース10
の内部Bに、ACパワー・リレー26を配設し、感熱ス
イッチ14の端子14bに、発熱素子16の端子16b
を接続するとともに、この端子14bを、ACパワー・
リレー26のコイル28の一方の端子28aに接続す
る。そして、発熱素子16の端子16aを分岐して端子
16a1および端子16a2および16a3とし、発熱素
子16の端子16a2にACパワー・リレー26のコイ
ル28の他方の端子28bを接続する。また、感熱スイ
ッチ14の端子14aに、ACパワー・リレー26の接
点30の一方の端子30aを接続する。
【0046】さらに、感熱スイッチ14の端子14aと
発熱素子16の端子16a1に電源プラグ22を接続
し、接点30の他方の端子30bと発熱素子16の端子
16a3にソケット20を接続したものである。
【0047】この第四の実施例にあっては、ヒータ・エ
レメント102はACパワー・リレー26の接点30を
介して電源電圧を得ることができるので、感熱スイッチ
14の接点12の容量に関係なく、ACパワー・リレー
26の接点30の容量に従って接続することができる。
このため、ACパワー・リレー26の接点30に大容量
のものを使用すれば、ヒータ・エレメント102も大容
量のものを接続することができるとともに、ソケット2
0も複数個配設し、複数のヒータ・エレメント102を
接続することができる。
【0048】また、図10は、第四の実施例において、
ソケット20を3個備えた場合の構成の一例を示してい
る。
【0049】図11は、第五の実施例を示し、パワー・
リレーとしてDC(直流)パワー・リレー40を使用し
た点について、第四の実施例と異なるものである。即
ち、この第五の実施例においては、DCパワー・リレー
40の接点42と、接点42の断接を制御するDCパワ
ー・リレー40のコイル44とを備えている。
【0050】さらに、ACをDCに変換するために、感
熱スイッチ14の端子14bに、電圧降下用の抵抗46
を介して全波整流回路48が接続され、さらに平滑コン
デンサー50が接続されている。
【0051】従って、第四の実施例がAC100Vで作
動するパワー・リレーを用いるのに対して、この第五の
実施例ではDC24Vで作動するパワー・リレーを用い
るので、製造コストを大幅に低減することができる。
【0052】図12は第六の実施例を示し、この第六の
実施例は、図6に示した第三の実施例の変形例であり、
半波整流素子60を感熱スイッチ14に並列に接続した
ものである。
【0053】また、図13は第七の実施例を示し、この
第七の実施例は、図8に示した第四の実施例の変形例で
あり、半波整流素子60をACパワー・リレー26の接
点30に並列に接続したものである。
【0054】さらに、図14は第八の実施例を示し、こ
の第八の実施例は、図11に示す第五の実施例の変形例
であり、半波整流素子60をDCパワー・リレー40の
接点42に並列に接続したものである。
【0055】上記した第六の実施例、第七の実施例およ
び第八の実施例においては、感熱スイッチ14がスイッ
チ・オフした場合においても、完全に通電が遮断される
ことなく、半波整流素子60により負荷に50%の電力
を供給できることになる。
【0056】従って、負荷として電気こたつ、電気毛
布、電気敷布、電気カーペットあるいは電気ポットなど
を接続した場合には、感熱スイッチ14がスイッチ・オ
フしても、これらに対して半波整流素子60により50
%の電力が供給されるから、これらの暖房能力や給湯能
力を低下させることなく、約30%以上の節電を行うこ
とができることになる。
【0057】図15は第九の実施例を示し、この第九の
実施例は第七の実施例あるいは第八の実施例とは異な
り、ACパワー・リレー26あるいはDCパワー・リレ
ー40の使用に代えて、ソリッド・ステート・リレーな
どの無接点リレー70を使用している。
【0058】即ち、ACパワー・リレー26あるいはD
Cパワー・リレー40などの有接点リレーを使用した場
合には、スイッチングの際にノイズが発生し易いが、無
接点リレー70を使用することによりノイズの発生を防
止でき、しかも機械的および電気的寿命を大幅に改善で
きる。
【0059】図16は、第十の実施例を示している。こ
の第十の実施例は、DCパワー・リレー40の接点42
に、マニュアル・スイッチ80を並列に接続したもので
ある。
【0060】従って、この第十の実施例においては、感
熱スイッチ14のスイッチ・オンあるいはスイッチ・オ
フとは無関係に、操作者がマニュアル・スイッチ80を
任意にスイッチ・オン操作あるいはスイッチ・オフ操作
をして、負荷に電力を供給することができる。
【0061】このため、負荷として電気こたつあるいは
電気ポットなどが接続されている場合において、電気こ
たつにより急速暖房したり、あるいは電気ポットにより
急速沸騰したいときに、たまたま感熱スイッチ14がス
イッチ・オフしている際には負荷に電力が供給されない
から、暖房あるいは沸騰に時間を要することになるが、
こうした場合に、操作者がマニュアル・スイッチ80を
スイッチ・オン操作すると、負荷に電力が供給されるよ
うになるので、任意に急速暖房あるいは急速沸騰させる
ことができる。
【0062】なお、図17および図18には、図10お
よび図11に示す実施例の外観図が示されており、全体
を非常にコンパクトに構成することができる。
【0063】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する
【0064】密閉されたケースと、このケース内に配設
されるとともに、温度変化によりオン/オフする感熱ス
イッチ部と、ケース内の感熱スイッチ部の近接部位に配
設され、感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて発熱
し、感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断されて発
熱しない発熱素子とを設けるようにしたため、ケース内
の温度がケース外部の温度と熱平衡して、感熱スイッチ
部の温度が感熱スイッチ部のスイッチ・オン温度に下が
ると、感熱スイッチ部がスイッチ・オンされる。この感
熱スイッチ部のスイッチ・オンにともない、発熱素子が
通電されて、発熱素子が発熱するようになる。この発熱
素子の発熱による温度上昇により、ケース内部の感熱ス
イッチ部の温度が、感熱スイッチ部のスイッチ・オフ温
度に上昇すると、感熱スイッチ部がスイッチ・オフされ
る。
【0065】感熱スイッチ部がスイッチ・オフされて、
発熱素子に通電されなくなると、ケース内の温度が徐々
に下降し始め、ケース内の温度がケース外部の温度と熱
平衡して、感熱スイッチ部の温度が、感熱スイッチ部の
スイッチ・オン温度まで下がると、感熱スイッチ部がま
たスイッチ・オンされる。
【0066】このため、図19に示す従来の温度スイッ
チでは、感熱スイッチのオン温度以下では、オン状態を
維持し、オン温度に温度ディファレンシャルを加えたオ
フ温度になって、始めてオフするオン/オフ特性であっ
たが、本発明によれば、図3に示すように、外部の気温
が感熱スイッチ部のオン温度以下であっても、オン/オ
フを繰り返すことができる。
【0067】このため、被制御部材としてヒータを接続
し、水道凍結防止装置を構成すれば、外気の温度に関わ
らず、極めて高精度に、かつ、温度スイッチのオン温度
以下の気温でも、外部温度と、ケース内部の温度および
発熱素子とが熱平衡したり、しなかったりして、オン/
オフを繰り返し、ヒータのオン/オフを制御できるた
め、必要のない電力を無駄に消費することが防止され
る。
【0068】また、温度スイッチを、直接的に水道管に
密着固定しなくても良いため、工事が容易にできるよう
になり、工事の際に、温度スイッチを折り曲げたり、ぶ
つけたりして故障させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による温度スイッチの第一の実施例を示
す回路構成図である。
【図2】図1の温度スイッチを、水道凍結防止装置に用
いた場合を示す説明図である。
【図3】温度スイッチの作動状態を示す説明図である。
【図4】本考案による温度スイッチの第二の実施例を示
す回路構成図であり、電源プラグおよびソケットを取り
付けた状態を示す。
【図5】図4の温度スイッチを、水道凍結防止装置に用
いた場合を示す説明図である。
【図6】本考案による温度スイッチの第三の実施例を示
す回路構成図であり、電源プラグおよびソケットを取り
付けた状態を示す。
【図7】図6の温度スイッチを、水道凍結防止装置に用
いた場合を示す説明図である。
【図8】本考案による温度スイッチの第四の実施例を示
す回路構成図であり、電源プラグおよびソケットを取り
付けた状態を示す。
【図9】図8の温度スイッチを、水道凍結防止装置に用
いた場合を示す説明図である。
【図10】第四の実施例のソケットを3個取り付けた状
態を示す変形例の回路構成図である。
【図11】本考案による温度スイッチの第五の実施例を
示す回路構成図であり、電源プラグおよび3個のソケッ
トを取り付けた状態を示す。
【図12】本考案による温度スイッチの第六の実施例を
示す回路構成図であり、電源プラグおよびソケットを取
り付けた状態を示す。
【図13】本考案による温度スイッチの第七の実施例を
示す回路構成図であり、電源プラグおよびソケットを取
り付けた状態を示す。
【図14】本考案による温度スイッチの第八の実施例を
示す回路構成図であり、電源プラグおよびソケットを取
り付けた状態を示す。
【図15】本考案による温度スイッチの第九の実施例を
示す回路構成図であり、電源プラグおよびソケットを取
り付けた状態を示す。
【図16】本考案による温度スイッチの第十の実施例を
示す回路構成図であり、電源プラグおよびソケットを取
り付けた状態を示す。
【図17】図10および図11に示す実施例の外観正面
図である。
【図18】図17の外観側面図である。
【図19】従来の温度スイッチを備えた水道凍結防止装
置を示す図2に対応する説明図である。
【図20】図19の水道凍結防止装置の実際の取り付け
状態の説明図である。
【図21】従来の温度スイッチの作動状態を示す図3に
対応する説明図である。
【符号の説明】
10 ケース 12 接点 14 感熱スイッチ 14a 端子 14b 端子 16 発熱素子 16a 端子 16a1 分岐された端子 16a2 分岐された端子 16a3 分岐された端子 16b 端子 18 リード線 20 ソケット 22 電源プラグ 24 ヒータ・プラグ 26 ACパワー・リレー 28 ACパワー・リレーのコイル 28a 端子 28b 端子 30 ACパワー・リレーの接点 30a 端子 30b 端子 40 DCパワー・リレー 42 DCパワー・リレーの接点 44 DCパワー・リレーのコイル 46 電圧降下用抵抗 48 全波整流回路 50 平滑コンデンサー 60 半波整流素子 70 無接点リレー 80 マニュアル・スイッチ 100 バイメタル・サーモスタット 102 ヒータ・エレメント 104 プラグ 106 水道管

Claims (10)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉されたケースと、 前記ケース内に配設されるとともに、温度変化によりオ
    ンあるいはオフする感熱スイッチ部と、 前記ケース内の前記感熱スイッチ部の近接部位に配設さ
    れ、前記感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて発熱
    し、前記感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断され
    て発熱しない発熱素子とを有することを特徴とする温度
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 外部温度と内部温度とが熱平衡するよう
    にして、外部と内部とを遮断したケースと、 前記ケースの内部に配設されるとともに、前記ケースの
    内部の温度がスイッチ・オン温度まで低下したときにオ
    ンし、前記ケースの内部温度が、前記スイッチ・オン温
    度に温度ディファレンシャルを加えたスイッチ・オフ温
    度まで上昇したときにオフする感熱スイッチ部と、 前記ケースの内部の前記感熱スイッチ部の近接部位に配
    設され、前記感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて
    発熱し、前記感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断
    されて発熱しない発熱素子とを有することを特徴とする
    温度スイッチ。
  3. 【請求項3】 外部温度と内部温度とが熱平衡するよう
    にして、外部と内部とを遮断したケースと、 前記ケースの内部に配設されるとともに、前記ケースの
    内部の温度がスイッチ・オン温度まで低下したときにオ
    ンし、前記ケースの内部温度が、前記スイッチ・オン温
    度に温度ディファレンシャルを加えたスイッチ・オフ温
    度まで上昇したときにオフする感熱スイッチ部と、 前記ケースの内部の前記感熱スイッチ部の近接部位に配
    設され、前記感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて
    発熱し、前記感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断
    されて発熱しない発熱素子とを有し、 前記感熱スイッチ部の一方の端子と前記発熱素子の一方
    の端子とを直列に接続し、前記感熱スイッチ部の他方の
    端子と前記発熱素子の他方の端子とを、前記ケースの外
    部へ引き出したことを特徴とする温度スイッチ。
  4. 【請求項4】 外部温度と内部温度とが熱平衡するよう
    にして、外部と内部とを遮断したケースと、 前記ケースの内部に配設されるとともに、前記ケースの
    内部の温度がスイッチ・オン温度まで低下したときにオ
    ンし、前記ケースの内部温度が、前記スイッチ・オン温
    度に温度ディファレンシャルを加えたスイッチ・オフ温
    度まで上昇したときにオフする感熱スイッチ部と、 前記ケースの内部の前記感熱スイッチ部の近接部位に配
    設され、前記感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて
    発熱し、前記感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断
    されて発熱しない発熱素子とを有し、 前記感熱スイッチ部の一方の端子と前記発熱素子の一方
    の端子とを、前記ケースの外部に引き出すとともに、前
    記感熱スイッチ部の他方の端子と前記発熱素子の他方の
    端子とを、前記ケースの外部へ引き出したことを特徴と
    する温度スイッチ。
  5. 【請求項5】 外部温度と内部温度とが熱平衡するよう
    にして、外部と内部とを遮断したケースと、 前記ケースの内部に配設されるとともに、前記ケースの
    内部の温度がスイッチ・オン温度まで低下したときにオ
    ンし、前記ケースの内部温度が、前記スイッチ・オン温
    度に温度ディファレンシャルを加えたスイッチ・オフ温
    度まで上昇したときにオフする感熱スイッチ部と、 前記ケースの内部の前記感熱スイッチ部の近接部位に配
    設され、前記感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて
    発熱し、前記感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断
    されて発熱しない発熱素子とを有し、 前記発熱素子の一方の端子を分岐し、分岐された両方の
    端子を前記ケースの外部へ引き出すとともに、前記発熱
    素子の他方の端子と前記感熱スイッチの一方の端子とを
    接続し、前記感熱スイッチの前記一方の端子および他方
    の端子を、前記ケースの外部へ引き出したことを特徴と
    する温度スイッチ。
  6. 【請求項6】 外部温度と内部温度とが熱平衡するよう
    にして、外部と内部とを遮断したケースと、 前記ケースの内部に配設されるとともに、前記ケースの
    内部の温度がスイッチ・オン温度まで低下したときにオ
    ンし、前記ケースの内部温度が、前記スイッチ・オン温
    度に温度ディファレンシャルを加えたスイッチ・オフ温
    度まで上昇したときにオフする感熱スイッチ部と、 前記ケースの内部の前記感熱スイッチ部の近接部位に配
    設され、前記感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて
    発熱し、前記感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断
    されて発熱しない発熱素子と、 前記ケースの内部に配設されたパワー・リレーとを有
    し、 前記感熱スイッチ部がオンしたとき、前記パワー・リレ
    ーをオンするとともに、前記感熱スイッチ部がオフした
    ときに、前記パワー・リレーをオフすることを特徴とす
    る温度スイッチ。
  7. 【請求項7】 外部温度と内部温度とが熱平衡するよう
    にして、外部と内部とを遮断したケースと、 前記ケースの内部に配設されるとともに、前記ケースの
    内部の温度がスイッチ・オン温度まで低下したときにオ
    ンし、前記ケースの内部温度が、前記スイッチ・オン温
    度に温度ディファレンシャルを加えたスイッチ・オフ温
    度まで上昇したときにオフする感熱スイッチ部と、 前記ケースの内部の前記感熱スイッチ部の近接部位に配
    設され、前記感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて
    発熱し、前記感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断
    されて発熱しない発熱素子と、 前記感熱スイッチ部に並列に接続して電流を半波整流す
    る半波整流素子とを有することを特徴とする温度スイッ
    チ。
  8. 【請求項8】 外部温度と内部温度とが熱平衡するよう
    にして、外部と内部とを遮断したケースと、 前記ケースの内部に配設されるとともに、前記ケースの
    内部の温度がスイッチ・オン温度まで低下したときにオ
    ンし、前記ケースの内部温度が、前記スイッチ・オン温
    度に温度ディファレンシャルを加えたスイッチ・オフ温
    度まで上昇したときにオフする感熱スイッチ部と、 前記ケースの内部の前記感熱スイッチ部の近接部位に配
    設され、前記感熱スイッチ部がオンしたとき通電されて
    発熱し、前記感熱スイッチ部がオフしたとき通電を遮断
    されて発熱しない発熱素子と、 前記ケース内部に配設され、前記感熱スイッチ部がオン
    したときにオンするとともに、前記感熱スイッチ部がオ
    フしたときにオフするパワー・リレーと、 前記パワー・リレーの接点部に並列に接続して電流を半
    波整流する半波整流素子とを有することを特徴とする温
    度スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記感熱スイッチ部のオンあるいはオフ
    と独立してオン操作あるいはオフ操作可能であって、通
    電あるいは通電の遮断を任意に選択できるマニュアル・
    スイッチを備えた請求項1、2、3、4、5、6、7ま
    たは8記載の温度スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記温度スイッチのオンあるいはオフ
    により制御される被制御部材として、ヒータ・エレメン
    トを接続した請求項1、2、3、4、5、6、7、8ま
    たは9記載の温度スイッチ。
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