JP2581682B2 - 水性乳濁液を基礎とした植物保護剤 - Google Patents

水性乳濁液を基礎とした植物保護剤

Info

Publication number
JP2581682B2
JP2581682B2 JP61282197A JP28219786A JP2581682B2 JP 2581682 B2 JP2581682 B2 JP 2581682B2 JP 61282197 A JP61282197 A JP 61282197A JP 28219786 A JP28219786 A JP 28219786A JP 2581682 B2 JP2581682 B2 JP 2581682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
protective agent
compound
plant protective
agent according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61282197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62132801A (ja
Inventor
コンラート・アルブレヒト
ルドルフ・ハインリツヒ
ハンス・シユマツヒエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPS62132801A publication Critical patent/JPS62132801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2581682B2 publication Critical patent/JP2581682B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing liquids as carriers, diluents or solvents
    • A01N25/04Dispersions, emulsions, suspoemulsions, suspension concentrates or gels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/30Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests characterised by the surfactants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K23/00Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
    • C09K23/14Derivatives of phosphoric acid

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 水を基剤とし、エステル可溶性乳化剤および水溶性分
散剤を使用した除草性フエノキシアルカンカルボン酸エ
ステルの、貯蔵安定性のある濃縮乳剤を製造することは
公知となつており、ヨーロツパ特許出願第47,396号に記
載されている。エステル可溶性乳化剤としては、場合に
よつてはアルキルアリールスルホネートと混合された、
脂肪酸ポリエチレングリコールエステル、脂肪アルコー
ルの、グリセリドの、またはアルキルフエノールのポリ
エチレングリコールエーテルならびにポリオキシエチレ
ン−およびポリオキシプロピレンブロツク重合体が使用
される。分散剤としては、ホスフエート化アルキルアリ
ールポリエチレンオキシド、ホスホリル化ポリスチリル
フエニルポリエチレンオキシドのアンモニウム、ナトリ
ウムまたはカリウム塩または脂肪アミンのエチレンオキ
シド縮合物が用いられる。
添加される油溶性乳化剤の量は、フエノキシアルカン
カルボン酸エステル100重量部当り1.01ないし11.1重量
部である。分散剤の量は、水溶液100重量部当り0.5ない
し5重量部である。その際現われる泡の形成を避けるた
めに、長鎖アルコールおよびシリコーンを基礎にした泡
止め剤が添加される。
上記のホスホリル化アルキルアリールポリエチレンオ
キシドの水溶性のアンモニウム、ナトリウムまたはカリ
ウム塩の使用をヨーロツパ特許出願第47,396号に記載さ
れた有効物質以外の有効物質に拡げようという試みは、
かなりの使用上の技術的問題を生じる。50℃において3
月以上の貯蔵試験において、一連の調合物の場合に、限
られた範囲においてのみ可逆的である解混合の現象が現
われる。
同様な問題は、ヨーロツパ特許出願第33,291号に記載
されたホスホリル化ポリスチリルフエニルポリエチレン
オキシドにおいても認められる;同様にドイツ特許出願
公開第3,111,934号に記載されたアルキルアリールポリ
グリコールエーテル化合物を用いた場合には限られた範
囲でのみ熱安定性を有するコロイド乳濁液を得ることが
できる。
更に、ヨーロツパ特許出願第118,759号には、末端に
おいてモノホスホリル化されたエチレンオキシド−プロ
ピレンオキシド−エチレンオキシドブロツク共重合体ま
たはその塩が水性農業調合物を得るための分散剤として
使用されうることが記載されている。
驚くべきことには、本発明者らは、この度ある種の、
水および有機溶媒に可溶性の湿潤および分散剤がヨーロ
ツパ特許出願第47,396号に記載されたホスホリル化アル
キルアリールポリエチレンオキシド型の水溶性分散剤と
比較して、またヨーロツパ特許出願第118,759号に記載
された末端においてモノホスホリル化されたエチレンオ
キシド−プロピレンオキシド−エチレンオキシドブロツ
ク共重合体と比較して、有利に使用されうることが見出
された。
従つて、本発明の対象は、分散剤として、α−位およ
びω−位においてホスホリル化されたエチレンオキシド
−プロピレンオキシド−エチレンオキシドブロツク共重
合体またはその塩を含有することを特徴とする、1種ま
たはそれ以上の有効物質を含有する水性乳濁液を基礎と
した植物保護剤である。
塩としては、特にアルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウム、モノ−、ジ−またはトリアルキルアンモ
ニウム塩、またはモノ−、ジ−またはトリアルカノール
アンモニウム塩が適当である。これらは、特に、アルキ
ルまたはアルカノール部分においてそれぞれ1ないし5
個の炭素原子を有する。
本発明による調合物は、更に実質的に有機溶媒および
無機の塩を含有しない。従つて、それらは、殊に輸送お
よび貯蔵中において、なんら危険なく取扱うことができ
る。目的の調合物の粘度は、ポリエチレングリコールの
含量を変えることによつて所望の値まで問題なく調整す
ることができ、従つて、さもなければ通例使用される分
散剤および増粘剤を省略することができる。
本発明により使用されるべきホスホリル化エチレンオ
キシド−プロピレンオキシド−エチレンオキシドブロツ
ク共重合体としては、特に下記の式Iで表わされるもの
およびそれらの塩が使用される: 上式中、x、およびyおよびsは、互いに独立して2な
いし200の数を意味し、そしてmおよびnは0、1また
は2を意味するが、その際n+mの合計は2でなければ
ならない。
好ましくは、xおよびzは、同じ意味を有し、そして
特に30ないし100の数を表わす;yは特に20ないし100の数
を表わしそしてnは特に0である。これらのブロツク重
合体は、混合物として使用されうる。それらの製造は、
特開昭47−47982号およびドイツ特許出願公開第3,542,4
41号に記載されている。
本発明による調合物は、更にまた、凍結防止剤を含有
してもよい。これには、例えば、エチレングリゴール、
プロピレングリコール、ブタンジオール、尿素、グリセ
リン、ポリエチレングリコールおよびポリプロピレング
リコールが包含される。それらは、更に、通常の分散
剤、乳化剤、増粘剤および−特に固体の有効物質に対し
ては−有機溶媒の少量の成分のような他の調合助剤を含
有してもよい。
これらの調合物に対して使用されうる有効物質は、特
に、それらの低い融点の故に、粉砕装置によつて微細に
分散された水性相に変換することが困難であるかまたは
全く変換できないものであるかあるいは粉砕工程が特別
な安全策を講ずる必要のあるようなものである。
使用されうる植物保護剤として適当な有効物質は、除
草剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、フエロモンまたは
忌避剤であり、その際これらは水に僅かしか溶解しない
かまたは全く溶解しないものであることが必要である。
しかしながら、固体の有効物質は、下記の有機溶剤の一
つに対して良好ないし極めて良好な溶解度を有しなけれ
ばならない。
適当な除草性有効物質は、例えばフエノキシフエノキ
シ−またはヘテロアリールオキシフエノキシ−プロピオ
ン酸アルキルエステル、例えば、 α−4−(2′,4′−ジクロルフエノキシ)−フエノキ
シ−プロピオン酸メチルエステル〔一般名称:ジクロホ
ツプメチル(Diclofopmethyl)〕(A)、エチル−2−
〔4−(6−クロル−2−ベンズチアゾリル−オキシ)
フエノキシ〕−プロピオネート(B)またはエチル−2
−〔4−(6−クロル−2−ベンゾキサゾリル−オキ
シ)−フエノキシ〕−プロピオネート(一般名称:フエ
ノキサプロツプ−エチル(Fenoxaprop−ethyl)
(C)、ジニトロアニリン化合物、例えば2,6−ジニト
ロ−4−トリフルオロメチル−N,N−ジプロピルアニリ
ン〔一般名称:トリフルラリン(Trifluralin)〕
(D)または2,6−ジニトロ−4−イソプロピル−N,N−
ジプロピルアニリン〔一般名称:イソプロパリン(Isop
ropalin)〕(E)、ヒドロキシベンゾニトリル誘導
体、例えば2,6−ジブロム−4−ヒドロキシ−ベンゾニ
トリルオクタノエート(F)、ジニトロフエノール化合
物、例えば2−第二ブチル−4,6−ジニトロフエノール
〔一般名称:ジノテルブ(Dinoterb)〕(G)である。
適当な殺虫剤は、例えば、1,4,5,6,7,7−ヘキサクロ
ル−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−イレン
ジメチル−サルフアイト〔一般名称:エンドスルフアン
(Endosulfan)〕、2−(1−メチル−n−プロピル)
−4,6−ジニトロ−フエニル−2−メチルクロトネート
〔一般名称:ビナパクリル(Binapacryl)〕、リン酸エ
ステル、例えば、o,o−ジエチル−O−1−フエニル−1
H−1,2,4−トリアゾール−3−イル−ホスホロチオエー
ト〔一般名称:トリアゾホス(Triazophos)〕またはピ
レスロイド、例え(S)−α−シアノ−3−フエノキシ
ベンジル−(1R,3R)−3−(2,2−ジブロモビニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパン−カルボキシレート〔一
般名称:デルタメスリン(Deltamethrin)〕である。
適当な殺菌剤としては、例えば、エチル−2−ジエト
キシチオホスホリルオキシ−5−メチル−ピラゾロ〔1.
5a〕ピリミジン−6−カルボキシレート〔一般名称:ピ
ラゾホス(Pyrazophos)〕、が挙げられ、更にフエロモ
ンとして化合物(E)−8−(E)−10−ドデカジエノ
ールまたは、(Z)−7,8−エポキシ−2−メチル−オ
クタデカンおよび忌避剤としてフタル酸ジメチルエステ
ルが挙げられる。
化合物(B)および(C)を除いては、上記の除草剤
および殺虫剤および忌避剤は、マーチン編「農薬便覧」
第6版1979年(H.Martin,Pesticide Manual 6 th editi
on 1979)から知られている。除草剤B)およびC)
は、ドイツ特許出願公開第2,640,730号に記載されてお
り、2種のフエロモンは、ベロザ著「ケミカル・コント
ローリング・インセクト・ビヘーヴイア」、アカデミツ
ク・プレス、ニユーヨーク1970刊(M.Bereza,Chem.Cont
rolling Insect Behaviour,Academic Press,N.Y.1970)
に記載されている。
場合によつては使用される通常の分散剤は、好ましく
は、リグノスルホネート、ジナフチルメタンジスルホン
酸のNa塩、クレゾール、ホルムアルデヒド、Na−サルフ
アイトおよびオキシナフタリンスルホン酸よりのスルホ
ン酸のNa塩、m−クレゾール、ホルムアルデヒドおよび
Na−サルフアイトよりのスルホン酸のNa塩、アリールス
ルホン酸およびホルムアルデヒド−Na−塩よりの縮合生
成物、ホスホリル化ポリスチリルフエニルポリエチレン
オキシドのトリエタノールアミン塩、ポリビニルアルコ
ール、ドデジルベンゼンスルホン酸カルシウムならびに
種々のアルキル鎖長を有するアルキルナフタリンスルホ
ネートである。
適当な乳化剤は、非イオン性または陰イオン性または
陽イオン性の界面活性剤であり、その際、非イオン性お
よび陰イオン性成分の混合物が主として使用される。し
かしながら、非イオン性および陽イオン性界面活性剤の
組合せもまた使用されうる。
好ましく使用されうる乳化剤には、フエニルスルホン
酸カルシウム、エトキシル化ノニルフエノール、エトキ
シル化脂肪酸アルコール、エトキシル化ヒシマ油、脂肪
酸ポリグリコールエステル、プロピレングリコール−エ
チレングリコール−ブロツク重合体ならびにそれらの混
合物がある。
増粘剤として、例えばポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドンおよびセルロース誘導体のような水溶性
の重合体が使用されうる。
有機溶剤としては、水と非混和性のすべての溶剤、例
えばトルエン、キシレン、1/2メチルナフタリンまたは
ジメチルナフタリンのような芳香族化合物、パラフイン
油または植物油のような脂肪族化合物、シクロヘキサン
のような脂環式化合物、シクロヘキサノールまたは1−
オクチルアルコールのようなアルカノール、ジエチルエ
ーテルのようなエーテル、シクロヘキサノン、4−メチ
ルシクロヘキサノンまたはイソホロンのようなケトン、
酢酸エチルエステルおよびトリ−n−ブチルホスフエー
トのようなエステルが好適である。
本発明による植物保護剤は、特に有効物質5〜60重量
%、水10〜90重量%、好ましくは15〜40重量%および式
Iで表わされる化合物またはその塩0.5〜20重量%、好
ましくは1〜10重量%および通常の添加剤、場合によつ
ては凍結防止剤5ないし50重量%および/または分散剤
1〜10重量%および/または乳化剤1〜15重量%および
/または増粘剤1〜10重量%および/または有機溶剤1
ないし30重量%を含有する。
本発明の対象は、更にまた本発明による剤を製造する
方法である。この目的で上記の各成分は、必要な量にお
いて、0゜ないし60℃の温度において、好ましくは室温
において、所望の安定な乳濁液が形成されるまで、高い
撹乱状態にある帯域において撹拌または振動せしめられ
る;その間に好ましくは1〜15μmの粒子径となるよう
に調整される。
この方法を実際に実施するためには、まずジオールま
たはポリオールおよび分散剤を水中に撹拌混入せしめる
ことによつて、まず水性相(支持相)が調整される。こ
の後で、乳化されるべき有効物質に乳化剤成分が添加さ
れ、そしてこの混合物が上記の水性相に微細に分散され
る。約0℃またはそれ以上の融点を有する有効物質の場
合には、前記の有機溶剤中の上記有効物質の濃厚溶液を
調製しそしてこの溶液を、乳化剤および場合によつては
安定剤を添加した後に、上記水性相中に分散せしめるこ
とが必要なこともある。
しかしながら、まず分散剤を有効物質中に混入しそし
て次にこの混合物を水性相中に分散せしめることも可能
である。
分散は、撹拌法により、または場合によつては振動法
によつても実施でき、そして好ましくは有機相が所望の
微滴の寸法に相当するまで続けられる。1〜15μmの微
滴が推奨される。この分散工程は、好ましくは室温にお
いて行なわれるが、冷却状態または高い温度において実
施することもできる。
以下の例は、本発明を更に詳細に説明するものであ
る。
調合例 例1 2−(4−(2′,4′−ジクロルフエノキシ)−フエ
ノキシ)−プロピオン酸メチルエステル36重量%を20〜
25℃においてキシレン18重量%に撹拌下に溶解し、そし
て脂肪酸ポリグリコールエステル(EO40単位含有)6重
量%を添加する。前記の式I,n=0(最終生成物中にエ
チレンオキシド68%の含量を有する)で表わされるホス
ホリル化エチレンオキシド−プロピレンオキシド−エチ
レンオキシドブロツク重合体のカリウム塩2重量%を同
様に室温において水28重量%中に溶解し、そして次にエ
チレングリコール10重量%を添加する。この水性相に上
記の有機相をブレード型撹拌機による激しい撹拌下に徐
々に流入させ、そして生じた白色の乳濁液を更に約15分
間撹拌を続ける。1つの試料を3月間50℃において貯蔵
し、もう1つの試料を同じ期間の間−10℃において貯蔵
する。調合物は、化学薬品に対してもまた使用において
も安定である。
例2 工業用級のエンドスルフアン32.3重量%を撹拌下に芳
香族化合物の混合物(沸騰範囲219〜282℃)21重量%中
に溶解し、そして前記式I、n=oのホスホリル化エチ
レンオキシド−プロピレンオキシド−エチレンオキシド
ブロツク重合体のジエタノールアミン塩(最終生成物中
のエチレンオキシドの含量55%)4重量%を添加する。
グリセリン8重量%を室温において水34.7重量%中に溶
解する。この溶液に上記有機相を激しい撹拌下に徐々に
流入させ、そして得られたベージユ色の乳濁液を更に約
15〜20分間撹拌する。
調合物は、化学薬品に対してもまた使用中においても
安定である。
例3 エチル−2−ジエトキシチオホスホリルオキシ−5−
メチルピラゾロ〔1,a〕ピラミジン−6−カルボキシレ
ート(ピラゾホス)30重量%を撹拌下に20〜25℃のキシ
レン18重量%に溶解しそして脂肪酸ポリグリコールエス
テル(EO 40単位含有)6重量%を添加する。前記の式
I、n=0で表わされるホスホリル化エチレンオキシド
−プロピレンオキシド−エチレンオキシドブロツク重合
体のカリウム塩(最終生成物中のエチレンオキシド含量
50%)4重量%を同様に室温において水32重量%中に溶
解し、そして次いでエチレングリコール10重量%を添加
する。この水性相にブレード型撹拌機による激しい撹拌
下に上記の有機相を徐々に流入せしめ、そして得られた
白色の乳濁液を更に約15分間撹拌する。1つの試料を3
月間50℃において貯蔵し、もう1つの試料を同じ期間の
間−10℃において貯蔵する。この調合物は、化学薬品に
対してもまた使用中においても安定である。
例4 脂肪酸ポリグリコールエステル(EO 36単位含有)6.
0重量%、前記の式I、n=0で表わされるホスホリル
化エチレンオキシド−プロピレンオキシド−エチレンオ
キシドブロツク重合体の遊離の酸(エチレンオキシドの
全含有量40%)3重量%およびグリセリン10重量%を水
49重量%中に溶解する。(E)−8−(E)−10−ドデ
カジエノール32.0重量%を次に激しい撹拌下に流入させ
る。得られた白色の乳濁液を更に15〜20分間撹拌する。
この調合物は、化学薬品に対してもまた使用中におい
ても安定である。
例5 工業用級のエンドスルフアン30.0重量%を撹拌下に芳
香族化合物の混合物(沸騰範囲219〜282℃)21重量%中
に溶解し、そして前記I、n=0で表わされるホスホリ
ル化エチレンオキシド−プロピレンオキシド−エチレン
オキシドブロツク共重合体の遊離の酸(最終生成物中の
エチレンオキシド含量55%)3重量%を添加する。ポリ
エチレングリコール(分子量1.000)12重量%を室温に
おいて水34.0重量%に溶解する。これに激しい撹拌下に
上記有機相を徐々に流入させ、そして得られたベージユ
色の乳濁液を更に約15〜20分間撹拌する。
調合物は、化学薬品に対してもまた使用に際しても安
定である。
例6 エチル−2−(4−(6−クロル−2−ベンズチアゾ
イルオキシ)−フエノキシ−プロパノエート20重量%を
撹拌下に40〜45℃においてキシレン36重量%に溶解し、
そして式I、n=0で表わされるホスホリル化エチレン
オキシド−プロピレンオキシド−エチレンオキシドブロ
ツク共重合体のカリウム塩(エチレンオキシドの全含有
量60%)4重量%およびホスホリル化ポリスチリルフエ
ニル−ポリエチレンオキシドのトリエタノールアミン塩
2重量%ならびにドデシルベンゼンスルホン酸カルシウ
ム4重量%を添加する。
エチレングリコール9重量%を温室において水25重量
%に溶解する。この水溶液に上記の有機相をパドル型撹
拌機による激しい撹拌下に流入させ、そして得られた白
色の乳濁液を室温において更に約15分間撹拌する。1つ
の試料を3月間50℃において貯蔵する。調合物は、化学
薬品に対してもまた使用に際しても安定である。
例7 2,6−ジニトロ−4−トリフルオルメチル−N,N−ジプ
ロピルアニリン(トリフルラリン)35重量%を撹拌下に
20〜25℃においてキシレン20重量%に溶解し、そして式
I、n=0で表わされるホスホリル化エチレンオキシド
−プロピレンオキシド−エチレンオキシドブロツク共重
合体のトリエタノールアミン塩(エチレンオキシド55
%)3重量%およびホスホリル化ポリスチリルフエニル
−ポリエチレンオキシドのトリエタノールアミン塩2重
量%ならびに脂肪酸ポリグリコールエステル(EO 36単
位)3重量%を添加する。ポリプロピレングリコール
(分子量500)6重量%を室温において水31重量%に溶
解する。この水溶液に激しい撹拌下に上記有機相を徐々
に流入させ、そして得られた黄色の乳濁液を、この乳濁
液の淡黄色の色調が更に変化しなくなるまでは、更に約
20〜25分間撹拌する。調合物は、種々の温度において貯
蔵した後においても、使用に際してもまた化学薬品に対
しても安定である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 43/78 101 A01N 43/78 101 57/16 103 57/16 103Z

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一種またはそれ以上の有効物質を含有する
    水性乳濁液を基剤とした植物保護剤において、分散剤と
    して、式I (式中、xおよびzは、互いに独立して30〜100の数を
    意味し、yは、2〜200の数を意味し、そしてmおよび
    nは、0、1または2を意味するが、その際n+mの合
    計は2でなければならない) で表されるブロック共重合体を使用することを特徴とす
    る上記植物保護剤。
  2. 【請求項2】式Iにおいて、xおよびzが、同じであ
    り、yが、20〜100であり、そしてnが、0である請求
    項1に記載の植物保護剤。
  3. 【請求項3】有効物質 5〜60重量%、 水 10〜90重量%、 式Iで表される化合物 0.5〜20重量%、 および通常の添加剤を含有する特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の植物保護剤。
  4. 【請求項4】さらに、下記の添加剤の一種またはそれ以
    上: 凍結防止剤 5〜50重量% 分散剤 1〜10重量% 乳化剤 1〜15重量% 増粘剤 1〜10重量% または有機溶剤 1〜30重量% を含有する特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに
    記載の植物保護剤。
  5. 【請求項5】有効物質として、フェノキシフェノキシ−
    またはヘテロアリールオキシフェノキシ−プロピオン酸
    アルキルエステル、ジニトロアニリン化合物、ヒドロキ
    シベンゾニトリル誘導体またはニトロフェニル化合物よ
    りなる群から選択された除草剤、またはエンドスルファ
    ン、ビナパクリル、リン酸エステルおよびピレトロイド
    よりなる群から選択された殺虫剤かまたは殺菌剤かまた
    はフェロモンあるいは忌避剤を含有する特許請求の範囲
    第1項〜第4項のいずれかに記載の植物保護剤。
  6. 【請求項6】有効物質として、ジクロフォップメチル、
    フェノキサプロップエチル、トリフルオラリン、イソプ
    ロパリン、2,6−ジブロム−4−ヒドロキシベンゾニト
    リルオクタノエート、ジノテルブ、エンドスルファン、
    ビナパクリル、トリアゾフォス、デルタメトリン、ピラ
    ゾフォス、ジメチルフタレート、(E)−8−(E)−
    10−ドデカジエノールまたは(Z)−7,8−エポキシ−
    2−メチル−オクタデカンよりなる群から選択された化
    合物を含有する特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれ
    かに記載の植物保護剤。
JP61282197A 1985-11-30 1986-11-28 水性乳濁液を基礎とした植物保護剤 Expired - Lifetime JP2581682B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3542439.7 1985-11-30
DE19853542439 DE3542439A1 (de) 1985-11-30 1985-11-30 Neue waessrige pflanzenschutzmittel-emulsionen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62132801A JPS62132801A (ja) 1987-06-16
JP2581682B2 true JP2581682B2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=6287311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61282197A Expired - Lifetime JP2581682B2 (ja) 1985-11-30 1986-11-28 水性乳濁液を基礎とした植物保護剤

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP0224846B1 (ja)
JP (1) JP2581682B2 (ja)
AR (1) AR243318A1 (ja)
AT (1) ATE57061T1 (ja)
AU (1) AU597314B2 (ja)
CA (1) CA1285785C (ja)
CZ (1) CZ416891A3 (ja)
DE (2) DE3542439A1 (ja)
DK (1) DK174127B1 (ja)
GR (1) GR3001158T3 (ja)
HU (1) HU202714B (ja)
PL (1) PL262649A1 (ja)
SK (1) SK416891A3 (ja)
ZA (1) ZA869001B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3542440A1 (de) * 1985-11-30 1987-06-04 Hoechst Ag Neue wasserdispergierbare granulate
FR2643223B1 (fr) * 1989-02-17 1991-12-13 Roussel Uclaf Nouvelles emulsions aqueuses concentrees, leur procede de preparation et leur application dans le domaine pesticide
DE3917959A1 (de) * 1989-06-02 1990-12-06 Hoechst Ag Fluessige herbizide mittel
NZ239522A (en) * 1990-09-04 1993-10-26 Chapman Chem Co Pesticidal compositions containing an amine salt of a phosphonic or orthophosphoric acid
US5674514A (en) * 1992-09-21 1997-10-07 Ciba-Geigy Corporation Storage stable pesticidal aqueous emulsions
BR9307475A (pt) * 1992-11-18 1999-05-25 Hoechst Ag Emulsões óleo-em-água
DE4343857A1 (de) * 1993-12-22 1995-06-29 Hoechst Ag Öl-in-Wasser-Emulsionen
DE4343856A1 (de) * 1993-12-22 1995-06-29 Hoechst Ag Öl-in-Wasser-Emulsionen
GB9609436D0 (en) * 1996-05-04 1996-07-10 Zeneca Ltd Composition and use

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59186902A (ja) * 1983-02-11 1984-10-23 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 微細に分散された液体の植物保護剤およびその製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4220611A (en) * 1978-06-29 1980-09-02 Sandoz, Inc. Polyoxyalkylene bridged phosphate esters

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59186902A (ja) * 1983-02-11 1984-10-23 ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト 微細に分散された液体の植物保護剤およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE3542439A1 (de) 1987-06-04
DK174127B1 (da) 2002-07-01
HUT43228A (en) 1987-10-28
EP0224846B1 (de) 1990-10-03
DK573486A (da) 1987-05-31
ATE57061T1 (de) 1990-10-15
DK573486D0 (da) 1986-11-28
ZA869001B (en) 1987-07-29
JPS62132801A (ja) 1987-06-16
CA1285785C (en) 1991-07-09
AR243318A1 (es) 1993-08-31
HU202714B (en) 1991-04-29
GR3001158T3 (en) 1992-06-30
PL262649A1 (en) 1987-11-30
EP0224846A1 (de) 1987-06-10
SK416891A3 (en) 1994-06-08
DE3674734D1 (de) 1990-11-08
AU6582186A (en) 1987-06-04
CZ416891A3 (en) 1993-07-14
AU597314B2 (en) 1990-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0381691B1 (en) Latex-based agricultural compositions
EP0498231B1 (en) Biocidal and agrochemical suspensions
US5074905A (en) Novel suspoemulsions of active ingredients for plant protection
DK170205B1 (da) Plantebeskyttelsesmidler i form af vandige emulsionskoncentrater, deres fremstilling og anvendelse
DE60111195T2 (de) Wässerige formulierungen und verfahren zu ihrer herstellung
JPH0336568B2 (ja)
KR20000022296A (ko) 농약 조성물
US3894149A (en) Pesticidal Concentrates
JP2002532464A (ja) アルコキシル化トリスチリルフェノール・ヘミスルフェート・エステル中和アルコキシル化アミン界面活性剤含有農薬製剤
JP2581682B2 (ja) 水性乳濁液を基礎とした植物保護剤
RU2105475C1 (ru) Жидкое гербицидное средство в виде эмульсии
JP2579755B2 (ja) 新規懸濁性農薬製剤
US5512534A (en) Crop-protection formulations
US6342466B1 (en) Biodegradable solutions of biologically active compounds
EP0358494B1 (en) Emulsifiable concentrate of a pesticide
HU202051B (en) Square fishing-net particularly for fishing purpose

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term