JP2581274Y2 - 開弁温度可変式サーモスタット - Google Patents

開弁温度可変式サーモスタット

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JP2581274Y2
JP2581274Y2 JP5561892U JP5561892U JP2581274Y2 JP 2581274 Y2 JP2581274 Y2 JP 2581274Y2 JP 5561892 U JP5561892 U JP 5561892U JP 5561892 U JP5561892 U JP 5561892U JP 2581274 Y2 JP2581274 Y2 JP 2581274Y2
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piston rod
thermostat
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thermal expansion
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正久 浜野
彰織 下澤
光正 松本
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Daihatsu Motor Co Ltd
Nippon Thermostat Co Ltd
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Nippon Thermostat Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関等の冷却系統
に設けられ、前記冷却系統に充填された冷却液の温度変
化により適宜エンジン冷却液等を循環させてエンジン冷
却液等の温度調整を行うサーモスタットの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関等の冷却系統に使用されるサー
モスタットは、冷却系統に充填されたエンジン冷却液等
の温度変化により膨張,収縮する熱膨張体を内蔵するサ
ーモエレメントを有し、熱膨張体の体積変化によりピス
トンロッドを上下動させて弁体の開閉を行い、エンジン
冷却液等を適宜循環させてエンジン冷却液等の温度を一
定に保つことができるように構成されている。
【0003】図6は内燃機関等の冷却系統に使用される
一般的なダイヤフラム式のサーモスタットTの構成を説
明する断面図、図7はサーモスタットTのピストンロッ
ドの先端部を示す部分拡大図である。図6中符号27
は、ワックス等の熱膨張体31を内蔵するサーモエレメ
ントで、このサーモエレメント27の摺動自在なピスト
ンロッド30の先端は、図7(イ)に示すように、サー
モスタット本体のフランジ29に固着されたストッパ2
8に当接している。従って、エンジン冷却液等の温度が
上昇し、熱膨張体31が膨張すると、ピストンロッド3
0にはダイヤフラム35を介してサーモエレメント27
から押し出す方向に力が作用するが、ピストンロッド3
0の先端はストッパ28によりその移動が規制されてい
るので、サーモエレメント27の前記ピストンロッド3
0を除く他の部分が移動する。弁体36はサーモエレメ
ント27のピストンガイド34に一体に取り付けられて
いるので、熱膨張体31の膨張にともない弁座37から
離れてサーモスタットTを開弁する。
【0004】なお、図7(ロ)はピストンロッド先端部
の他の形態にかかり、ピストンロッド36の先端部を小
径部37として形成し、この小径部37をストッパ35
に挿通させたのち、先端27aをかしめてピストンロッ
ド36の先端部をストッパ35に固着している。
【0005】ところで、サーモスタットTを開弁してエ
ンジン冷却液等の循環を開始させる冷却液温度は、内燃
機関等の機器が使用される環境、特に、外気温に応じて
変更する必要がある。例えば、寒冷地仕様においてはサ
ーモスタットの開弁時期を遅らせ、前記冷却液温度が標
準仕様より高くなるように設定しなければならない。ま
た、熱帯地仕様においては、上記とは逆にサーモスタッ
トの開弁時期を早めて冷却液温度が標準仕様より低くな
るように設定しなければならない。そのため、従来は、
寒冷地仕様あるいは熱帯地仕様等の別によって、熱膨張
体として使用されるワックス等の種類を変えてサーモス
タットの開弁時期の設定を行っていたが、各仕様ごとに
サーモスタットの設定が固定的になり不合理が生じてい
た。
【0006】そこで、本願出願人は、特開昭57−33
276号公報で、外気温度を検出して開弁時期を調整で
きるサーモスタットを開示した。また、実開昭59−1
37322号公報には、ダイヤフラム装置を利用してサ
ーモエレメントのストッパ位置を上下に移動させること
により開弁時期を調整できるサーモスタットが開示され
ている。しかしながら、このようなサーモスタットは、
その構成が複雑であるため製造コストが高くなり、サー
モスタットも大型化して大きな取付スペースを要すると
いう問題がある。また、ピストンロッドはその先端が移
動してストッパに当接するまでの間案内されていない状
態であるため、その間サーモエレメントの固定が不安定
となり、運転中の振動によりサーモスタットの寿命が短
くなるという問題があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上述の問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、構
成が簡単で小型かつ安価に製造でき、各仕様に応じて簡
単かつ迅速に切り換えが行えるばかりでなく、ピストン
ロッドの先端を常時案内することによりサーモエレメン
トの固定を安定的にして振動による寿命の低下を防止す
ることのできる開弁温度可変式のサーモスタットを得る
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本考案の開弁温度可変式サーモスタットは、内燃
機関等の冷却系統に設けられ、エンジン冷却液等の温度
変化により熱膨張または収縮する熱膨張体を内蔵し、こ
の熱膨張体の熱膨張,収縮により摺動するピストンロッ
ドを有し、前記熱膨張体の体積変化にともなう前記ピス
トンロッドの摺動により開閉弁の開閉を行うサーモスタ
ットにおいて、前記ピストンロッドの先端部には一段ま
たは複数段の段付部が設けられ、サーモスタット本体に
取り付けられ前記ピストンロッドの先端部と当接してそ
の移動を規制するストッパには、前記段付部と係脱自在
に係合できる係合部と前記ピストンロッドを案内するガ
イド部とが形成されたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本考案は上述のように構成されているので、以
下のように作用する。例えば、サーモスタットを標準仕
様から寒冷地仕様に切り換える場合には、ストッパとピ
ストンロッド先端との係合を解除してピストンロッドの
段付部とストッパの係合部との係合が可能な状態にす
る。エンジン冷却液等の温度が上昇すると、ピストンロ
ッドの先端部はストッパのガイド部に案内されながら摺
動する。ピストンロッドの段付部とストッパの係合部と
が係合すると、ピストンロッドの動きが規制されるので
弁体が弁座から離れ、サーモスタットが開弁する。すな
わち、サーモスタットの開弁時期が遅延して冷却液温度
が高くなる。
【0010】
〔第1実施例〕
図1は本考案の第1実施例にかかりその構成および作用
を説明する概略図で、図1(イ)は標準仕様状態を、図
1(ロ)は寒冷地仕様に切り換えた状態を示すものであ
る。図において、符号4はピストンロッドを、符号1は
サーモスタットTのフランジ29に取り付けられ、ピス
トンロッド4の移動を規制するストッパである。ピスト
ンロッド4の先端部にはその外周を削り落としてピスト
ンロッド4と同心状の小径部5が形成され、この小径部
5とピストンロッド4の外周との外径が変化する部位は
段付部6として形成されている。一方、ストッパ1は、
上ストッパ2と下ストッパ3の2分割構成で、下ストッ
パ3にはピストンロッド先端の小径部5が挿通できるガ
イド部としての貫通孔3aが、上ストッパ2にはピスト
ンロッド4の先端が当接できる凹底部2aが形成され、
フランジ29に固着された下ストッパ3に上ストッパ2
が螺合されてなっている。
【0011】標準仕様(例えば開弁温度82度)におい
ては、上ストッパ2の凹底部2aにピストンロッド4の
先端が当接しており、冷却液温度が82度に達したとき
に弁体36が弁座37(図5参照)から離れてサーモス
タットTが開弁され、エンジン冷却液等の循環が可能に
なる。標準仕様から寒冷地仕様(例えば開弁温度88
度)に切り換えるために上ストッパ2を下ストッパ3か
ら取り外すと、ピストンロッド4と上ストッパ2との係
合が解除されて、段付部6と係合部である下ストッパ3
との係合が可能になる。冷却液温度が上昇して82度に
達すると、ピストンロッド4は貫通孔3aの内周面に案
内されながら摺動する。なお、図中太矢印は熱膨張体3
1(図6参照)の膨張によりピストンロッド4に付勢さ
れる力の向きを示している。ピストンロッド4が図1
(ロ)中hで示す距離だけ移動して段付部6が下ストッ
パ3に当接すると、ピストンロッド4の移動が規制され
てサーモスタットTが開弁しエンジン冷却液等の循環が
始まる。ここで、冷却液温度の変化にともなうピストン
ロッド4のリフト量を予め測定しておけば、所望の開弁
温度に対する移動距離hを決定することができる。例え
ば、エンジン冷却液等の温度差6度に対するピストンロ
ッド4のリフト量が2mmであるとすると、上ストッパ
2を取り外したときの前記移動距離hを2mmとして設
定すれば、開弁温度が88度の寒冷地仕様のサーモスタ
ットを得ることができる。
【0012】なお、この実施例において上ストッパ2は
下ストッパ3に螺合されるものとして説明したが、前記
上ストッパ2と下ストッパ3とは着脱自在に構成されて
いればよく、例えばピン止め等、他の手段によるものと
することもできることはいうまでもない。また、上記の
実施例では標準仕様から寒冷地仕様に切り換える場合に
ついて説明したが、上ストッパ2を取り付けた状態にお
けるサーモスタットの開弁温度が熱帯地仕様(例えば7
6度)となるようにサーモスタットを製造すれば、上ス
トッパ2を取り外すことにより開弁温度が上昇して開弁
温度82度の標準仕様に切り換えることができる。
【0013】〔第2実施例〕 図2は本考案の第2実施例にかかり、その作用の説明
図、図3は、図2におけるピストンロッド先端の形状を
示す斜視説明図である。図3に示すように、この実施例
においてピストンロッド8の先端にはピストンロッド8
と同心状の小径部10が形成されるとともに、この小径
部10の外周の一部を削り落として平行面10a,10
aが形成されている。また、この小径部10からはピス
トンロッド8の軸方向に延出する軸体9が設けられ、そ
の先端にはドライバ16等が係合できる凹部9aが形成
されている。
【0014】図2に示すように、軸体9の先端には保持
部材15が嵌挿され、リング9bにより抜け止めが施さ
れているとともに、この保持部材15とフランジ29と
の間にはコイルスプリング14が圧入され常時弾発力が
付勢されている。そして、この軸部9と小径部10およ
び小径部10とピストンロッド8の外周との外径が変化
する部位は、それぞれ段付部10b,11として形成さ
れている。一方、フランジ29に固着されたストッパ1
2には、小径部10が内嵌できる大径部13と、前記小
径部10と略同一形状に形成され前記小径部10と嵌合
できるガイド部としての嵌合孔17とが形成されてい
る。そして、大径部13と嵌合孔17の間には、ピスト
ンロッド8の段付部10bまたは段付部11と係合でき
る係合部18が形成されている。
【0015】標準仕様(例えば開弁温度82度)におい
ては、小径部10が大径部13に内嵌されて段付部10
bとストッパ12の係合部13とが係合しており、冷却
液温度が82度に達したときに弁体36が弁座37(図
5参照)から離れてサーモスタットTが開弁され、エン
ジン冷却液等の循環が可能になる。標準仕様から寒冷地
仕様(例えば開弁温度88度)に切り換えるためにドイ
ライバ16等を使用してピストンロッド8を約90度回
動させると、小径部10と嵌合孔17とが一致して小径
部10の一部が嵌合孔17内に嵌まり込み、段付部10
bと係合部18との係合が解除されるとともに、段付部
11と係合部18との係合が可能な状態となる。
【0016】冷却液温度が上昇して82度を超えると、
ピストンロッド8の小径部10が嵌合孔17の内周面に
沿って案内されながら移動する。そして、ピストンロッ
ド8が図2(ロ)中hで示す距離だけ移動して段付部1
1に大径部18が当接したときに、サーモスタットTが
開弁してエンジン冷却液等の循環が始まる。ここで、第
1実施例の場合と同様に移動距離hを選択することによ
り、開弁温度が88度の寒冷地仕様のサーモスタットを
得ることができる。また、第1実施例の場合と同様に、
段付部10bと係合部18とが係合した状態におけるサ
ーモスタットの開弁温度を熱帯地仕様(例えば開弁温度
76度)として設定すれば、段付部11と係合部18と
を係合可能な状態にすることにより開弁温度82度の標
準仕様に切り換えることができる。
【0017】〔第3実施例〕 図4および図5は本考案の第3実施例を示す概略図であ
る。図4に示すように、この実施例においては、ピスト
ンロッド26の先端部に係合部材22が取り付けられ、
この係合部材22とストッパ20とが嵌合するように構
成されている。
【0018】図5にストッパ20および係合部材22の
一部破断の斜視図を示す。係合部材22は、円筒体23
の基部外周に段付部である4つの突起24,24・・が
等間隔で形成され(他側のものは図に現れない)るとと
もに、貫通孔25にピストンロッド26の先端部を挿入
してその先端をかしめることによりピストンロッド26
に固着できるようになっている。一方、サーモスタット
のフランジ29に固着されるストッパ20の貫通孔21
には、前記突起24,24・・が形成された円筒体23
の基部が内嵌できる大径部21aと、円筒体23が内嵌
できる小径部21bが形成されている。この小径部21
bには、突起24が係合できるとともに溝内周面に沿っ
て摺動できるガイド部としての係合溝21dが大径部2
1aから一定深さまで刻切されている。また、前記大径
部21aと小径部21bとの内径が変化する部位は突起
24,24・・と係合できる係合部21cとして形成さ
れている。
【0019】標準仕様(例えば開弁温度82度)におい
ては、係合部材22の突起24,24・・はストッパ2
0の係合部21cと係合しており、冷却液温度が82度
に達したときに弁体36が弁座37(図5参照)から離
れてサーモスタットTが開弁し、エンジン冷却液等の循
環が可能になる。標準仕様から寒冷地仕様(例えば開弁
温度88度)に切り換えるために係合部材22をストッ
パ20に対して約45度回動させると、突起24,24
・・は係合部21cからはずれて係合溝21dに係合す
る。
【0020】この状態で冷却液温度が上昇して82度に
達すると、係合溝21dの内周面に沿って突起24,2
4・・が摺動することにより、係合部材22の摺動とと
もにピストンロッド8の先端が小径部21b側に移動す
る。ピストンロッド8の先端が所定距離だけ移動して突
起24,24・・が係合溝24dの溝終端部に当接する
とサーモスタットTが開弁してエンジン冷却液等の循環
が開始される。ここで、第1実施例の場合と同様にピス
トンロッドが移動する距離を選択すれば、開弁温度88
度の寒冷地仕様のサーモスタットを得ることができる。
また、第1実施例の場合と同様に、突起24、24・・
が係合部21cに係合した状態を熱帯地仕様として設定
すれば、係合部材22を回動させて突起24,24・・
を係合溝21dに係合させることにより、サーモスタッ
トTの開弁温度が上昇して標準仕様へ切り換えることが
できる。
【0021】本考案の好適な実施例について説明してき
たが、ピストンロッドの先端に複数段の段付部を設け、
ストッパ側に前記段付部の各々に係合できる係合部を形
成することにより、一つのサーモスタットで例えば熱帯
地仕様から標準仕様あるいは寒冷地仕様に多段階切換が
可能になり、サーモスタットの汎用性を向上させること
ができる。
【0022】
【考案の効果】本考案のサーモスタットは上述したよう
に構成されているので、以下のような効果を奏する。標
準仕様から熱帯地仕様あるいは寒冷地仕様等、異なる仕
様に簡単かつ迅速に切り換えることができるので、一つ
のサーモスタットの汎用性が向上し、部品点数の削減や
設計の変更などの労力の削減により製造コストを低減す
ることができる。また、構造が極めて簡単であるのでサ
ーモスタットを小型にすることができるほか、低廉な価
格で製造することができる。さらに、ピストンロッドの
先端がガイド部により常に案内されているのでサーモエ
レメントを安定的に固定することができ、運転中の振動
によるサーモエレメントの故障や寿命の低下を有効に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例にかかりその構成および作
用を説明する概略図で、(イ)は標準仕様状態を、
(ロ)は寒冷地仕様に切り換えた状態を示す図である。
【図2】本考案の第2実施例にかかりその構成および作
用を説明する概略図で、(イ)は標準仕様状態を、
(ロ)は寒冷地仕様に切り換えた状態を示す図である。
【図3】本考案の第2実施例にかかりピストンロッド先
端部の拡大斜視図である。
【図4】本考案の第3実施例にかかりその構成の断面説
明図である。
【図5】本考案の第3実施例にかかりストッパおよび係
合部材の斜視説明図である。
【図6】内燃機関等に使用される一般的なダイヤフラム
式サーモスタットの構成を説明する断面図である。
【図7】従来のサーモスタットにかかり、ピストンロッ
ド先端の形状を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1,12,20 ストッパ 2 上ストッパ 3 下ストッパ(係合部) 3a 貫通孔(ガイド部) 4,8,26 ピストンロッド 5 小径部 6,10b,11,24 段付部 17 嵌合孔(ガイド部) 21d 係合溝(ガイド部) 21c,18 係合部 29 フランジ
フロントページの続き (72)考案者 下澤 彰織 東京都清瀬市中里6丁目59番地2 日本 サーモスタット株式会社内 (72)考案者 松本 光正 大阪府池田市ダイハツ町1番1号 ダイ ハツ工業株式会社内 (72)考案者 福島 宏司 大阪府池田市ダイハツ町1番1号 ダイ ハツ工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭50−39635(JP,U) 実開 平3−96482(JP,U) 実開 昭57−13824(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/68 F01P 7/16 502 G01K 5/32

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関等の冷却系統に設けられ、冷却
    液の温度変化により熱膨張または収縮する熱膨張体を内
    蔵し、この熱膨張体の熱膨張,収縮により摺動するピス
    トンロッドを有し、前記熱膨張体の体積変化にともなう
    前記ピストンロッドの摺動により開閉弁の開閉を行うサ
    ーモスタットにおいて、 前記ピストンロッドの先端部には一段または複数段の段
    付部が設けられ、 ステップ式にサーモスタット本体に取り付けられ前記ピ
    ストンロッドの先端部と当接してその移動を規制するス
    トッパには、前記段付部と係脱自在に係合できる係合部
    と前記ピストンロッドを案内するガイド部とが形成され
    たこと、 を特徴とする開弁温度可変式サーモスタット。
JP5561892U 1992-08-07 1992-08-07 開弁温度可変式サーモスタット Expired - Lifetime JP2581274Y2 (ja)

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