JP2580704Y2 - 石油タンクの貯油量直視構造 - Google Patents
石油タンクの貯油量直視構造Info
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- JP2580704Y2 JP2580704Y2 JP1629593U JP1629593U JP2580704Y2 JP 2580704 Y2 JP2580704 Y2 JP 2580704Y2 JP 1629593 U JP1629593 U JP 1629593U JP 1629593 U JP1629593 U JP 1629593U JP 2580704 Y2 JP2580704 Y2 JP 2580704Y2
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- Japan
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- oil
- tank
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、石油ストーブの燃料と
して使用する石油を貯油する石油タンクに係り、特に該
タンク内に貯油されている石油容量を外部から特別の操
作をすることなしに直視して確認できるようにした石油
タンクの貯油量直視構造に関するものである。
して使用する石油を貯油する石油タンクに係り、特に該
タンク内に貯油されている石油容量を外部から特別の操
作をすることなしに直視して確認できるようにした石油
タンクの貯油量直視構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石油を燃料とする石油ストーブに
対してホースを介して石油を給油する石油タンクの貯油
量を確認するには、容量90リットルのタンクを例に採
れば、図4に示されているように、タンク1内の垂直方
向に油量計11が配置され、その上端部が天板2の所定
部位に成形されたフランジ3に固定され、該フランジ3
上に位置する油量計11の計器12の指針が、該油量計
11の筒体13の内部中心軸に回転自在に設けられた螺
旋軸14が該筒体13に沿って上下方向に可動のフロー
ト15の位置によって回転しそれにより決められたゲー
ジ目盛を指すように設定され、又、前記タンク1の天板
2の別の部位に注油口4とその開閉キャップ5が設けら
れている。そして、該タンク1の上端に一体成形の金属
製化粧蓋6が着脱自在に嵌着されて、通常、前記油量計
11の計器12と開閉キャップ5を外部から見えないよ
うに化粧して目隠ししている。7はソケット、8はコッ
ク、9は水抜きプラグ、10は底板である。
対してホースを介して石油を給油する石油タンクの貯油
量を確認するには、容量90リットルのタンクを例に採
れば、図4に示されているように、タンク1内の垂直方
向に油量計11が配置され、その上端部が天板2の所定
部位に成形されたフランジ3に固定され、該フランジ3
上に位置する油量計11の計器12の指針が、該油量計
11の筒体13の内部中心軸に回転自在に設けられた螺
旋軸14が該筒体13に沿って上下方向に可動のフロー
ト15の位置によって回転しそれにより決められたゲー
ジ目盛を指すように設定され、又、前記タンク1の天板
2の別の部位に注油口4とその開閉キャップ5が設けら
れている。そして、該タンク1の上端に一体成形の金属
製化粧蓋6が着脱自在に嵌着されて、通常、前記油量計
11の計器12と開閉キャップ5を外部から見えないよ
うに化粧して目隠ししている。7はソケット、8はコッ
ク、9は水抜きプラグ、10は底板である。
【0003】上記のように、化粧蓋6でタンク1が蓋さ
れた常態において、計器11は外部から直接に目で見え
ないため、石油タンクの貯油量を確認するには確認する
度毎に該化粧蓋6を取り外さなければならず洵に面倒で
あり、しかも見えないため、うっかりすると該タンク1
に石油を補充しなければならないタイミングを忘れて燃
料切れにしてしまい、ストーブが自然に立ち消えしてし
まうこともあった。
れた常態において、計器11は外部から直接に目で見え
ないため、石油タンクの貯油量を確認するには確認する
度毎に該化粧蓋6を取り外さなければならず洵に面倒で
あり、しかも見えないため、うっかりすると該タンク1
に石油を補充しなければならないタイミングを忘れて燃
料切れにしてしまい、ストーブが自然に立ち消えしてし
まうこともあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述の如き
欠点を一挙に解消して、石油タンクの貯油量を常時外部
から直接目で透視できるようにして貯油量を全く手間取
ることなく確認することのできる石油タンクの貯油量直
視構造を得ようとするものである。
欠点を一挙に解消して、石油タンクの貯油量を常時外部
から直接目で透視できるようにして貯油量を全く手間取
ることなく確認することのできる石油タンクの貯油量直
視構造を得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の如き観点
に鑑みてなされたものであって、石油を燃料とする石油
ストーブに対してホースを介して石油を給油する石油タ
ンクの貯油量をフロートの上下位置により天板に固定さ
れた油量計の計器の指針が貯油量に対応するゲージ目盛
を指すように設定されたタンクにおいて、該タンクの上
端に着脱自在に嵌着される化粧蓋の少なくとも油量計の
計器に対応する部分を透視可能にした石油タンクの貯油
量直視構造を提供しようとするものである。
に鑑みてなされたものであって、石油を燃料とする石油
ストーブに対してホースを介して石油を給油する石油タ
ンクの貯油量をフロートの上下位置により天板に固定さ
れた油量計の計器の指針が貯油量に対応するゲージ目盛
を指すように設定されたタンクにおいて、該タンクの上
端に着脱自在に嵌着される化粧蓋の少なくとも油量計の
計器に対応する部分を透視可能にした石油タンクの貯油
量直視構造を提供しようとするものである。
【0006】
【作用】次に、本考案の作用について説明する。石油を
燃料とする石油ストーブに対してホースを介して石油を
給油する石油タンク1の貯油量をフロート15の上下位
置により天板2に固定された油量計11の計器12の指
針が貯油量に対応するゲージ目盛を指すように設定され
たタンク1において、該タンク1の上端に着脱自在に嵌
着される化粧蓋6Aの少なくとも油量計11の計器12
に対応する部分16が透明又は半透明になされているこ
とにより、前記化粧蓋6Aをいちいち取り外すことなく
石油タンクの貯油量を常時外部から直接目で透視して貯
油量を確認することができる。
燃料とする石油ストーブに対してホースを介して石油を
給油する石油タンク1の貯油量をフロート15の上下位
置により天板2に固定された油量計11の計器12の指
針が貯油量に対応するゲージ目盛を指すように設定され
たタンク1において、該タンク1の上端に着脱自在に嵌
着される化粧蓋6Aの少なくとも油量計11の計器12
に対応する部分16が透明又は半透明になされているこ
とにより、前記化粧蓋6Aをいちいち取り外すことなく
石油タンクの貯油量を常時外部から直接目で透視して貯
油量を確認することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案一実施例の構成を図面を参照し
ながら説明する。図1はタンク1の内部の構造を示す縦
断面図であり、図2は平面図である。図3はその要部の
構造を示す拡大断面図である。本実施例では容量90リ
ットルのタンクが採用されている。タンク1内の垂直方
向に油量計11が配置され、その上端部が天板2の所定
部位に成形されたフランジ3に固定され、該フランジ3
上に位置する油量計11の計器12の指針が、該油量計
11の筒体13の内部中心軸に回転自在に設けられた螺
旋軸14が該筒体13に沿って上下方向に可動のフロー
ト15の位置によって回転しそれにより決められたゲー
ジ目盛を指すように設定され、又、前記タンク1の天板
2の別の部位に注油口4とその開閉キャップ5が設けら
れている。そして、該タンク1の上端に着脱自在に嵌着
される化粧蓋6Aは全体が透明又は半透明の材料で一体
成形されているか、或は該化粧蓋6Aの油量計11の計
器12に対応する部分16に窓孔が明けられ、該窓孔に
透明又は半透明のプレート17が固定されている。それ
により常態において、前記油量計11の計器12が外部
上方から直接に見えるようになっている。尚、各図に於
て、同一符号で示された箇所は互いに対応する構成部位
である。
ながら説明する。図1はタンク1の内部の構造を示す縦
断面図であり、図2は平面図である。図3はその要部の
構造を示す拡大断面図である。本実施例では容量90リ
ットルのタンクが採用されている。タンク1内の垂直方
向に油量計11が配置され、その上端部が天板2の所定
部位に成形されたフランジ3に固定され、該フランジ3
上に位置する油量計11の計器12の指針が、該油量計
11の筒体13の内部中心軸に回転自在に設けられた螺
旋軸14が該筒体13に沿って上下方向に可動のフロー
ト15の位置によって回転しそれにより決められたゲー
ジ目盛を指すように設定され、又、前記タンク1の天板
2の別の部位に注油口4とその開閉キャップ5が設けら
れている。そして、該タンク1の上端に着脱自在に嵌着
される化粧蓋6Aは全体が透明又は半透明の材料で一体
成形されているか、或は該化粧蓋6Aの油量計11の計
器12に対応する部分16に窓孔が明けられ、該窓孔に
透明又は半透明のプレート17が固定されている。それ
により常態において、前記油量計11の計器12が外部
上方から直接に見えるようになっている。尚、各図に於
て、同一符号で示された箇所は互いに対応する構成部位
である。
【0008】本考案の対象であるタンクは、上記実施例
の容量90リットルに限らず、任意のサイズのものに適
応することができるものである。
の容量90リットルに限らず、任意のサイズのものに適
応することができるものである。
【0009】
【考案の効果】上記の説明により明らかなように、本考
案によれば、タンクの上端に着脱自在に嵌着される化粧
蓋は少なくとも油量計の計器に対応する部分が透視可能
になされているから、化粧蓋を取り外すことなく石油タ
ンクの貯油量を外部から直接目で直視できるので、貯油
量を常時確認することができる。
案によれば、タンクの上端に着脱自在に嵌着される化粧
蓋は少なくとも油量計の計器に対応する部分が透視可能
になされているから、化粧蓋を取り外すことなく石油タ
ンクの貯油量を外部から直接目で直視できるので、貯油
量を常時確認することができる。
【図1】本考案一実施例の構成を示す縦断面図である。
【図2】本考案一実施例の構成を示す平面図である。
【図3】本考案一実施例の要部の構造を示す分解した拡
大断面図である。
大断面図である。
【図4】従来の構成の一例を示す縦断面図である。
1 タンク 2 天板 3 フランジ 4 注油口 5 開閉キャップ 6A 化粧蓋 7 ソケット 8 コック 9 水抜きプラグ 10 底板 11 油量計 12 計器 13 筒体 14 螺旋軸 15 フロート 16 計器12に対応する部分 17 透明又は半透明のプレート
Claims (1)
- 【請求項1】 石油を燃料とする石油ストーブに対して
ホースを介して石油を給油する石油タンク1の貯油量を
フロート15の上下位置により天板2に固定された油量
計11の計器12の指針が貯油量に対応するゲージ目盛
を指すように設定されたタンク1において、該タンク1
の上端に着脱自在に嵌着される化粧蓋6Aの少なくとも
油量計11の計器12に対応する部分16を透視可能に
したことを特徴とする石油タンクの貯油量直視構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1629593U JP2580704Y2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 石油タンクの貯油量直視構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1629593U JP2580704Y2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 石油タンクの貯油量直視構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669143U JPH0669143U (ja) | 1994-09-27 |
JP2580704Y2 true JP2580704Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=11912560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1629593U Expired - Lifetime JP2580704Y2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 石油タンクの貯油量直視構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580704Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100939016B1 (ko) * | 2007-10-01 | 2010-01-27 | 주식회사 캐놀 | 압력용기용 플로트 게이지 모듈 |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP1629593U patent/JP2580704Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0669143U (ja) | 1994-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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