JP2580666B2 - 多層印刷配線板の製造方法 - Google Patents

多層印刷配線板の製造方法

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JP2580666B2
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健治 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多層印刷配線板の製造方法に関し、特にバイ
アホールを有する多層印刷配線板の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、多層印刷板の製造方法としては、あらかじめ回
路形成が施された片面印刷配線板、あるいは、両面印刷
配線板を複数個用意し、これらをプリプレグを介し、か
つ、最外層には銅板あるいは銅張積層板を用い、積層す
ることにより積層板を形成し、このようにして得られた
積層板を穴あけ後スルーホールめっきを施し、最外層の
回路形成を行なうことにより多層印刷配線板を得てい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来の多層印刷配線板の製造方法
は、内層として用いる片面印刷配線板あるいは両面印刷
配線板が薄いため、その作製工程で、現像装置,エッチ
ング装置,剥離装置等で搬送が困難となるばかりでな
く、剛性がないため折れ易く、基板の寸法変化による回
路位置精度の悪化等の問題点を有するばかりでなく、積
層時の内層の寸法変化や内層回路相互の位置ずれ等の問
題点を有していた。
本発明の目的は、取り扱いが容易で、回路位置精度の
高い多層印刷配線板の製造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の多層印刷配線板の製造法は、ステンレス板表
面に第1の導電層を形成する工程と、前記第1の導電層
表面のバイアホール形成部を残して絶縁層を形成する工
程と、前記絶縁層表面を粗化処理する工程と、前記絶縁
層表面と前記第1の導電層表面の前記バイアホール形成
部に第2の導電層およバイアホールを形成する工程と、
前記第2の導電層をエッチングし導電回路を形成する工
程と、前記導電回路が形成された2組のステンレス板を
あらかじめ回路が形成された印刷配線板およびプリプレ
グを介し前記導電回路が形成された面を内側にして積層
した後前記ステンレス板を取り除き積層板を形成する工
程と、前記積層板に貫通孔を設けスルーホールめっきし
た後エッチングにより表面回路を形成する工程とを含ん
で構成されている。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a)〜(k)は本発明の一実施例を説明する
ための工程順に示した多層印刷配線板の断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、ステンレス板1を
用意し、脱脂処理および酸処理を施した後電気銅めっき
を行ない、第1図(b)に示すように、両面に第1の導
電層2を形成した。
次に、第1図(c)に示すように、ステンレス板1の
片面にポリイミド樹脂をコーティングし、絶縁層3を設
けた後、裏面の第1の導電層2をエッチング除去した。
次に、第1図(d)に示すように、感光性耐アルカリ
レジストフィルムを絶縁層3上にラミネートし、露光
後、現像することにより、第1のレジスト層4をバイア
ホール形成部以外の絶縁層3上に形成した。
次に、第1図(e)に示すように、ステンレス板1を
水酸化ナトリウム水溶液にスプレー浸漬し、絶縁層3を
エッチングすることにより、絶縁層パターン5を形成し
た後、ベーキング処理により絶縁層パターン5を加熱硬
化した。
次に、第1図(f)に示すように、ステンレス板1を
クロム酸−硫酸混合水溶液に浸漬し、絶縁層パターンの
表面を粗化処理した後、触媒液に浸漬し、活性化処理を
行ない、更に、無電解銅めっきを行なった後、電気銅め
っきを行なうことにより、第2の導電層6及びバイアホ
ール7を形成した。
次に、第1図(g)に示すように、感光性レジストフ
ィルムを第2の導電層6上にラミネートし、露光後、現
像処理し、第2のレジスト層8を形成した。
次に、第1図(h)に示すように、ステンレス板1を
エッチング液にスプレー浸漬し、第2の導電層の不用の
部分をエッチング除去し、導電回路9を形成した。
次に、第1図(i)に示すように、このようにして得
られた2組のステンレス板1を導電回路9を持つ面を内
側にして、あらかじめ、両面に回路を形成した印刷配線
板10を複数のプリプレグ11を介し配置した後、ステンレ
ス板1,印刷配線板10,およびプリプレグ11にあらかじ
め、積層位置合わせ用のパイロット穴を設けておきピン
により位置決めを行ない、加熱、加圧することにより積
層した。
次に、第1図(j)に示すように、ステンレス板1を
除去した後ドリル穴あけによりスルーホール13形成部に
貫通孔12を形成した。
次に、第1図(k)に示すように、活性化処理,無電
解銅めっきおよび電気銅めっきを施し、パネルめっきを
行ない、スルーホール13を形成し、第1の導電層2を印
刷,エッチングし、表面回路14を形成することにより、
多層印刷配線板20を得た。
なお、第1の導電層2と第2の導電層6の形成は、電
気銅めっきを使用した実施例について説明したが、電気
銅めっきを使用せずに無電解銅めっきのみで形成するこ
ともでき、上述の実施例と同じ効果が得られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ステンレス板を多層印
刷配線板の製造に用いることにより、多層印刷配線板の
各層の回路パターン,バイアホールおよびスルーホール
の相互位置精度を高め、パターン伸縮,歪等を大幅に減
少させることができる効果がある。
また、ステンレス板を支持体とするので、工程中の取
り扱いが容易となり、多層印刷配線板を歩留り良く製造
することができ、また、ステンレス板は積層の際の当て
板を兼ね、しかも繰り返し使用できるので製造コストを
低減させることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(k)は本発明の一実施例を説明するた
めの工程順に示した多層印刷配線板の断面図である。 1……ステンレス板、2……第1の導電層、3……絶縁
層、4……第1のレジスト層、5……絶縁層パターン、
6……第2の導電層、7……バイアホール、8……第2
のレジスト層、9……導電回路、10……印刷配線板、11
……プリプレグ、12……貫通孔、13……スルーホール、
14……表面回路、20……多層印刷配線板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステンレス板表面に第1の導電層を形成す
    る工程と、前記第1の導電層表面のバイアホール形成部
    を残して絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層表面を粗
    化処理する工程と、前記絶縁層表面と前記第1の導電層
    表面の前記バイアホール形成部に第2の導電層およびバ
    イアホールを形成する工程と、前記第2の導電層をエッ
    チングし導電回路を形成する工程と、前記導電回路が形
    成された2組のステンレス板をあらかじめ回路が形成さ
    れた印刷配線板およびプリプレグを介し前記導電回路が
    形成された面を内側にして積層した後前記ステンレス板
    を取り除き積層板を形成する工程と、前記積層板に貫通
    孔を設けスルーホールめっきした後エッチングにより表
    面回路を形成する工程とを含むことを特徴とする多層印
    刷配線板の製造方法。
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