JP2580472Y2 - 光受信回路 - Google Patents
光受信回路Info
- Publication number
- JP2580472Y2 JP2580472Y2 JP1991004900U JP490091U JP2580472Y2 JP 2580472 Y2 JP2580472 Y2 JP 2580472Y2 JP 1991004900 U JP1991004900 U JP 1991004900U JP 490091 U JP490091 U JP 490091U JP 2580472 Y2 JP2580472 Y2 JP 2580472Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- amplifier
- identification
- optical
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は光受信回路に関し、特に
ギガビット領域を超えるような大容量の光通信システム
に使用され光受信回路に関する。
ギガビット領域を超えるような大容量の光通信システム
に使用され光受信回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の光受信回路では、図２に示すよう
に光入力信号を電気信号に変換するアバランシェフォト
ダイオード（以下ＡＰＤと記す）１、その電気信号を増
幅する前置増幅器２、可変利得増幅器３、主増幅器４で
構成される増幅器により光受信信号を電気信号に変換し
て等化増幅し、主増幅器４の出力レベルに応じて利得制
御回路５によりＡＤＰ１の増倍率Ｍと可変利得増幅器３
の利得とを制御して、光受信レベルの変化に対し主増幅
器４の出力レベルを一定化する。一方、主増幅器４の出
力信号は、エミッタホロワあるいは抵抗分配器等により
構成される信号分配器１０により２分配され、一方は微
分回路１１、クロック抽出回路７によりクロック信号を
抽出され、識別再生回路８にてもう一方の信号分配器の
１０の出力信号をクロック信号のタイミングで識別再生
する。
に光入力信号を電気信号に変換するアバランシェフォト
ダイオード（以下ＡＰＤと記す）１、その電気信号を増
幅する前置増幅器２、可変利得増幅器３、主増幅器４で
構成される増幅器により光受信信号を電気信号に変換し
て等化増幅し、主増幅器４の出力レベルに応じて利得制
御回路５によりＡＤＰ１の増倍率Ｍと可変利得増幅器３
の利得とを制御して、光受信レベルの変化に対し主増幅
器４の出力レベルを一定化する。一方、主増幅器４の出
力信号は、エミッタホロワあるいは抵抗分配器等により
構成される信号分配器１０により２分配され、一方は微
分回路１１、クロック抽出回路７によりクロック信号を
抽出され、識別再生回路８にてもう一方の信号分配器の
１０の出力信号をクロック信号のタイミングで識別再生
する。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この従来の光受信回路
では、主増幅回路４の出力信号を２分配する際、エミッ
タホロワもしくは抵抗分配器の信号分配器１０によって
いるが、エミッタホロワではギガビット領域での高速動
作を実現し波形劣化でなく分配することが困難であり、
また抵抗分配器では分配損失が大きいという問題点があ
る。
では、主増幅回路４の出力信号を２分配する際、エミッ
タホロワもしくは抵抗分配器の信号分配器１０によって
いるが、エミッタホロワではギガビット領域での高速動
作を実現し波形劣化でなく分配することが困難であり、
また抵抗分配器では分配損失が大きいという問題点があ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の回路は、光入力
信号を電気信号に変換する光−電気変換素子と、該電気
信号と等化増幅する増幅器と、前記光−電気変換素子の
増倍率および前記増幅器の利得を制御する利得制御回路
と、前記増幅器の出力信号を識別再生のための信号とタ
イミング抽出のための信号とに２分配する信号分配器
と、クロック信号を抽出するタイミング抽出回路と、該
クロック信号により識別再生する識別再生回路とを有す
る光受信回路において、前記信号分配器は、前記識別再
生回路への入力信号を実質的に無損失で波形劣化なく分
配し、かつ前記増幅器出力信号の微分信号を発生し電気
タイミング抽出回路へ分配する伝達特性をもつ分布定数
線路型方向性結合器てあることを特徴とする。
信号を電気信号に変換する光−電気変換素子と、該電気
信号と等化増幅する増幅器と、前記光−電気変換素子の
増倍率および前記増幅器の利得を制御する利得制御回路
と、前記増幅器の出力信号を識別再生のための信号とタ
イミング抽出のための信号とに２分配する信号分配器
と、クロック信号を抽出するタイミング抽出回路と、該
クロック信号により識別再生する識別再生回路とを有す
る光受信回路において、前記信号分配器は、前記識別再
生回路への入力信号を実質的に無損失で波形劣化なく分
配し、かつ前記増幅器出力信号の微分信号を発生し電気
タイミング抽出回路へ分配する伝達特性をもつ分布定数
線路型方向性結合器てあることを特徴とする。
【０００５】
【実施例】次に本考案について図面を参照して説明す
る。図１は本考案の一実施例のブロック図である。
る。図１は本考案の一実施例のブロック図である。
【０００６】ＡＰＤ１によって変換された電気信号は、
前置増幅器２，可変利得増幅器３，主増幅器４により等
化増幅され、その等化出力信号はカプラー６の入力ポー
トＰＯＲＴ１に入力される。カプラー６は、分布定数線
路型の方向性結合器であり、出力ポートＰＯＲＴ４を特
性インピーダンスＺ0 の終端器９で終端した時のカプラ
ー６の入力ポートＰＯＲＴ１から出力ポートＰＯＲＴ
２，ＰＯＲＴ３への伝達特性は図３に示すとおりであ
る。入力ポートＰＯＲＴ１から入力された等化出力信号
は、出力ポートＰＯＲＴ２では微分信号となり、また出
力ポートＰＯＲＴ３では無損失の等価信号として分配さ
れる。
前置増幅器２，可変利得増幅器３，主増幅器４により等
化増幅され、その等化出力信号はカプラー６の入力ポー
トＰＯＲＴ１に入力される。カプラー６は、分布定数線
路型の方向性結合器であり、出力ポートＰＯＲＴ４を特
性インピーダンスＺ0 の終端器９で終端した時のカプラ
ー６の入力ポートＰＯＲＴ１から出力ポートＰＯＲＴ
２，ＰＯＲＴ３への伝達特性は図３に示すとおりであ
る。入力ポートＰＯＲＴ１から入力された等化出力信号
は、出力ポートＰＯＲＴ２では微分信号となり、また出
力ポートＰＯＲＴ３では無損失の等価信号として分配さ
れる。
【０００７】カプラー６の出力ポートＰＯＲＴ２で得る
微分信号は、クロック抽出回路７に入力されてクロック
信号を抽出され、このクロック信号を識別回路８に入力
してカプラー６の出力ポートＰＯＲＴ３で得られる等化
信号の識別再生を行う。
微分信号は、クロック抽出回路７に入力されてクロック
信号を抽出され、このクロック信号を識別回路８に入力
してカプラー６の出力ポートＰＯＲＴ３で得られる等化
信号の識別再生を行う。
【０００８】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、等化出力
信号を識別再生用およびクロック抽出用に２分配する信
号分配器として分布定数線路型方向性結合器を用いるこ
とにより、ギガビット領域において波形劣化のない分配
が可能となり、また分配機能と微分機能とをあわせ持た
せることができるという効果を有する。
信号を識別再生用およびクロック抽出用に２分配する信
号分配器として分布定数線路型方向性結合器を用いるこ
とにより、ギガビット領域において波形劣化のない分配
が可能となり、また分配機能と微分機能とをあわせ持た
せることができるという効果を有する。
【図１】本考案の一実施例のブロック図
【図２】従来の光受信回路のブロック図
【図３】本考案の実施例におけるカプラー６の伝達特性
を例示する特性図
を例示する特性図
１ アバランシェフォトダイオード（ＡＰＤ） ２ 前置増幅器 ３ 可変利得増幅器 ４ 主増幅器 ５ 利得制御回路 ６ カプラー ７ クロック抽出回路 ８ 識別再生回路 ９ 終端器 １０ 信号分配器 １１ 微分回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｂ 10/26 10/28
Claims (1)
- 【請求項１】 光入力信号を電気信号に変換する光−電
気変換素子と、該電気信号と等化増幅する増幅器と、前
記光−電気変換素子の増倍率および前記増幅器の利得を
制御する利得制御回路と、前記増幅器の出力信号を識別
再生のための信号とタイミング抽出のための信号とに２
分配する信号分配器と、クロック信号を抽出するタイミ
ング抽出回路と、該クロック信号により識別再生する識
別再生回路とを有する光受信回路において、前記信号分
配器は、前記識別再生回路への入力信号を実質的に無損
失で波形劣化なく分配し、かつ前記増幅器出力信号の微
分信号を発生し電気タイミング抽出回路へ分配する伝達
特性をもつ分布定数線路型方向性結合器てあることを特
徴とする光受信回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991004900U JP2580472Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 光受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991004900U JP2580472Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 光受信回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04103021U JPH04103021U (ja) | 1992-09-04 |
| JP2580472Y2 true JP2580472Y2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=31735044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991004900U Expired - Lifetime JP2580472Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 光受信回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580472Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2674554B2 (ja) * | 1995-03-31 | 1997-11-12 | 日本電気株式会社 | 光伝送方法および光伝送装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6247230A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-02-28 | Nec Corp | 光受信回路 |
| JPS62105541A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-16 | Fujitsu Ltd | 光受信回路 |
| JPH036132A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-11 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | Ｓｈｆ帯同一周波数中継方式 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1991004900U patent/JP2580472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04103021U (ja) | 1992-09-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980526 |