JP2580307Y2 - 折り畳み式耕耘作業機 - Google Patents

折り畳み式耕耘作業機

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JP2580307Y2
JP2580307Y2 JP1992051406U JP5140692U JP2580307Y2 JP 2580307 Y2 JP2580307 Y2 JP 2580307Y2 JP 1992051406 U JP1992051406 U JP 1992051406U JP 5140692 U JP5140692 U JP 5140692U JP 2580307 Y2 JP2580307 Y2 JP 2580307Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トラクタの後部に3点
リンク機構を介して装着される,ロータリ砕土・代掻き
装置のような左右に長い耕耘作業機を、ギヤボックスか
ら左右両側に延びる伝動系を含む作業装置部分を、機体
後方に向け折り畳めるようにすると共に、自動ロック機
構を備えた折り畳み式耕耘作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタの後部に3点リンク機構
を介して、ロータリ砕土・代掻き装置のような左右に長
い耕耘作業機を装着し、トラクタのPTO軸から、耕耘
作業機のギヤボックスに動力を伝達するようにし、移動
時の障害にならないように、ギヤボックスから左右両側
に延びる伝動系を含む作業装置部分を、ギヤボックスを
含む中央部分の左右両側から機体後方に向け折り畳める
ようにした折り畳み式耕耘作業機が、例えば実開昭63
−143106号公報、実開平1−163907号公
報、実開平2−12208号公報等により知られてい
る。そして、これら先行技術の耕耘作業機においては、
中央部分の左右両側部と折り畳まれる作業装置部分との
間にロック機構が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで上記ロック機
構は、左右のものがそれぞれ別々に作動するようになっ
ており、このため、例えばロックを解除する場合には、
一方のものを解除してからトラクタの前方を、あるいは
作業機後方を一周してから他方のものを解除する必要が
あり、その操作が面倒であった。又、ロック解除状態か
らロック状態にする場合にも、ロックを解除する場合と
同様に左右別々に操作する必要があり面倒であった。本
考案は上記の問題点を解決することを目的になされたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案は、 A.トラクタの後部に3点リンク機構を介して耕耘作業
機1を装着し、トラクタのPTO軸から、耕耘作業機1
のギヤボックス3から前方に突出した入力軸に動力を伝
達するようにし、上記ギヤボックス3から左右両側に延
びる伝動系4を含む作業装置部分5,5を、該ギヤボッ
クス3を含む中央部分6の左右両側から機体後方に向け
折り畳めるようにした耕耘作業機1において、上記中央
部分6の両側部後部に設けたヒンジ部8,8を介して作
業装置部分5,5を折り畳み可能に支持し、この中央部
分6及び作業装置部分5,5の前部対向位置に、作業装
置部分5,5側に固設したロックピン10,11に対し
て作業装置部分5,5を作業状態に展開したとき自動ロ
ックする係合フック14,15を中央部分6側に設け、
この作業装置部分5,5を折り畳むときに係合フック1
4,15のロックを解除する操作レバー16を有するロ
ック機構を設け、このロック機構は、上記操作レバー1
6により一方のロックを解除すると他方のロックも解除
されるように左右の係合フック14,15を連繋アーム
17,18、連繋ロッド19により連動,連結したこ
と、 B.上記ロック機構に、作業装置部分5,5を展開状態
から折り畳み状態に回動するとき、ロック解除状態にな
っているロック機構をロック待機状態に自動復帰する復
帰レバー21を上記係合フック15に一体的に設けたこ
と、をそれぞれ特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成により本考案の折り畳み式耕耘作業
機は、 .中央部分6の両側部後部に設けたヒンジ部8,8を
介して作業装置部分5,5を折り畳み可能に支持し、こ
の中央部分6及び作業装置部分5,5の前部対向位置
に、作業装置部分5,5側に固設したロックピン10,
11に対して作業装置部分5,5を作業状態に展開した
とき自動ロックする係合フック14,15を中央部分6
側に設け、この作業装置部分5,5を折り畳むときに係
合フック14,15のロックを解除する操作レバー16
を有するロック機構を設け、このロック機構は、上記操
作レバー16により一方のロックを解除すると他方のロ
ックも解除されるように左右の係合フック14,15を
連繋アーム17,18、連繋ロッド19により連動,連
結したことで、作業機1の片側において左右のロック機
構を操作レバー16により同時に解除することができ、
短時間でロック解除操作が行える。 .ロック機構に、作業装置部分5,5を展開状態から
折り畳み状態に回動するとき、ロック解除状態になって
いるロック機構をロック待機状態に自動復帰する復帰レ
バー21を上記係合フック15に一体的に設けたこと
で、作業装置部分5,5を折り畳み状態から展開状態に
回動する動作によりロック機構に自動的にロックされ、
ロック操作を必要としない。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図1ないし図3において、符号
1は左右方向に長さが長いロータリ式の砕土・代掻機能
を持つ耕耘作業機で、その前部に、図示しないトラクタ
のトップリンクとロアーリンクとからなる周知の3点リ
ンク機構に連結されるトラクタへの連結部2を設け、ト
ラクタの後部に昇降可能に装着されるようになってい
る。又、トラクタのPTO軸から、ユニバーサルジョイ
ント、伝動シャフト等を介して、耕耘作業機1のギヤボ
ックス3に、図示しない入力軸を介して動力が伝達され
るようになっている。
【0007】ギヤボックス3から左右両側に延びる伝動
系4,4を含む作業装置部分5,5は、ギヤボックス3
を含む中央部分6の左右両側部から、リンクロッド7に
より連繋された状態で、人力によりヒンジ部8,8を中
心に前後方向に90度回動し、左右方向に展開した作業
状態と、機体後方に向け折り畳まれる折り畳み状態とに
変位するようになっている。そして、機体前部の中央部
分6の左右両側部と作業装置部分5,5との間に、作業
装置部分5,5を作業状態に展開したとき自動ロック
し、作業装置部分5,5を折り畳むときに、人力により
ロックを解除する作業状態ロック機構9を設けている。
【0008】作業状態ロック機構9は図4及び図5に示
すように、作業装置部分5,5側に取付けられたロック
ピン10,11に対し、中央部分6側に軸12,13を
介して枢支された係合フック14,15を係合(ロッ
ク),係合解除(ロック解除)可能に設けている。係合
フック14に操作レバー16が、係合フック14,15
には同軸に連繋アーム17,18がそれぞれ固着され、
連繋アーム17,18間は連繋ロッド19により連繋さ
れている。連繋ロッド19は、中央部分6の縦フレーム
6a,6a間を横方向に連結したパイプフレーム6b内
を貫通している。又、係合フック14と中央部分6との
間に捻りばねからなるトグルばね20が架設され、係合
フック15には自動復帰レバー21が設けられている。
【0009】そして作業状態ロック機構9は、作業装置
部分5,5を作業状態に展開したとき(図1及び図2)
は、図4に示すように移動するロックピン10a,11
aが係合フック14,15の傾斜面(カム面)14a,
15aに沿って摺動して、係合フック14をトグルばね
20の弾発力に抗して死点Oを越えない範囲で押し上
げ、同時に係合フック15を押し下げるようにして回動
させて自動ロックする。又、作業装置部分5,5を折り
畳むときには、操作レバー16を持って、トグルばね2
0の弾発力に抗して図4の仮想線、即ち図5の状態まで
回動する。すると、係合フック14、連繋アーム17の
回動と共に連繋ロッド19、連繋アーム18を介して係
合フック15が回動し、ロックピン10,11のロック
が解除され、その途中でトグルばね20は死点Oを越
え、係合フック14,15をロック解除状態に保持す
る。
【0010】係合フック14,15をロック解除状態に
したとき、ロックピン11は自動復帰レバー21に係合
した状態となっており、この状態で作業装置部分5,5
を折り畳むと、ロックピン10,11はそれぞれ矢印方
向に移動し、自動復帰レバー21は押し上げられて係合
フック15が回動し、連繋アーム18、連繋ロッド19
を回動させてトグルばね20は死点Oを越え、作業状態
ロック機構9を図4の状態、即ち、ロック状態(ロック
待機状態)に復帰させる。なおトグルばね20は、操作
レバー16が45度回動するうち、30度がロック状態
に弾持し、15度がロック解除状態に弾持するように設
定されている。
【0011】作業装置部分5,5を折り畳むときの回動
動作により移動するリンクロッド7と対応させて、図6
ないし図8に示すように、中央部分6と図3のにように
折り畳んだ作業装置部分5,5との間に、作業装置部分
5,5を、展開状態から90度折り畳んで折り畳み状態
に回動したときに自動ロックし、作業装置部分5,5を
図3の折り畳み状態から図1及び図2の作業状態に展開
するときに、人力によりロックを解除すると共に、作業
装置部分5,5を展開させる動作によりロック状態に復
帰させるようにした折り畳み状態ロック機構22を設け
ている。
【0012】折り畳み状態ロック機構22は、軸23に
より係合フック24を中央部分6に枢支し、係合フック
24をリンクロッド7に取付けらたロックピン25に対
し係合(ロック),係合解除(ロック解除)可能に設け
ている。係合フック24には操作レバー26が固着さ
れ、係合フック24と中央部分6との間に捻りばねから
なるトグルばね27が架設されている。又、係合フック
24に傾斜面(カム面)が形成されていると共に、自動
復帰レバー28が取り付けられ、リンクロッド7には当
接ピン29が設けられている。
【0013】そして折り畳み状態ロック機構22は、作
業装置部分5,5を作業状態に展開した状態(図1及び
図2)から折り畳んで折り畳み状態(図3)に90度回
動すると、その回動動作によりリンクロッド7及びロッ
クピン25が移動し、ロックピン25が係合フック24
の傾斜面(カム面)24aに沿って摺動して、係合フッ
ク24をトグルばね27の弾発力に抗して死点Oを越え
ない範囲で押し上げて自動ロックする(図6の状態)。
又、作業装置部分5,5を作業状態に展開するときに
は、操作レバー26を持って、トグルばね27の弾発力
に抗して図8の状態まで回動する。すると、係合フック
24とロックピン25のロック状態が解除され、その途
中でトグルばね20は死点Oを越え、係合フック24を
ロック解除状態に保持する。
【0014】係合フック24をロック解除状態にしたと
き、自動復帰レバー21は当接ピン29と当接してお
り、この状態で作業装置部分5,5を作業状態に回動さ
せるとリンクロッド7及びロックピン25が移動する。
この移動により、自動復帰レバー21は当接ピン29に
より順次押し上げられて係合フック24が回動し、トグ
ルばね27は死点Oを越えて、折り畳み状態ロック機構
22を図6の状態、即ち、ロック状態(ロック待機状
態)に復帰させる。なおトグルばね27は上記トグルば
ね20と同様に、操作レバー26が45度回動するう
ち、30度がロック状態に弾持し、15度がロック解除
状態に弾持するように設定されている。
【0015】耕耘作業機1の作業装置部分5,5を図1
及び図2の作業状態に展開した状態で、中央部分6及び
作業装置部分5,5の後端部には、図1及び図9に示す
ように、均平板30が長さ方向に2分割するようにして
設けられ、この両均平板30には、その長さ方向の全域
にわたって、前後方向に膨らみを有する立体的な切欠き
31,31…を、所定間隔で多数形成している。なお、
従来の均平板における水抜き用切欠きは、平面的に切欠
いたものであった。このため、代掻作業時に、均平され
る水及び泥土が均平板の側方にはみ出していた。
【0016】上記のように均平板30に立体的な切欠き
31,31…が形成されていると、耕耘作業機1により
代掻作業を行うとき、図10に示すように作業装置部分
5,5内、特に均平板30の前側に集まった水及び泥土
が、立体的な切欠き31,31…から後方に抜け出すよ
うにして圃場表面が均平される。従って、従来の均平板
のような水及び泥土が均平板の側方からはみ出して、何
回も均平作業を行わなければならないといったことがな
く、均平性能が向上する。なお、均平板30及び立体的
な切欠き31,31…は、本実施例のような折り畳み式
耕耘作業機に限らず、折り畳まない形式のものにも同様
に適用できるものである。
【0017】上記作業装置部分5,5がヒンジ部8,8
を中心に前後方向に90度回動して作業状態と折り畳み
状態になるとき、ギヤボックス3から左右両側に延びる
伝動系4,4にはドッグクラッチ32,33が設けられ
ており、作業装置部分5,5の回動によりクラッチの接
・断操作が自動的に行われる。このとき、図3のように
折り畳んだ状態であると、トラクタにより圃場中を移動
する場合に、トラクタのタイヤによりはね上げられる泥
土がドッグクラッチ33内に入ってしまう不都合があ
る。そこで本考案では、作業装置部分5,5の回動動作
と連動して、折り畳み状態のときにはドッグクラッチ3
3をカバーし、作業状態のときにはカバーを外すように
したカバー34,34を設けている。
【0018】このカバー34は、図11ないし図13に
示すように、変心支持アーム35に固着されて支持筒3
6に回動可能に支持され、変心支持アーム35の先端に
回動当接ピン37を設け、この回動当接ピン37をヒン
ジ部8に形成した当接部38に当接させるようにしてい
る。又、カバー34は、図13のように変心支持アーム
35の変心により、カバー34自体の重量で下降した状
態のときドッグクラッチ33をカバーし、回動当接ピン
37が当接部38により押されて変心支持アーム35が
回動したときカバーを解除するようにしている。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案の折り畳み式
耕耘作業機によれば、以下の効果を奏することができ
る。 .中央部分6の両側部後部に設けたヒンジ部8,8を
介して作業装置部分5,5を折り畳み可能に支持し、こ
の中央部分6及び作業装置部分5,5の前部対向位置
に、作業装置部分5,5側に固設したロックピン10,
11に対して作業装置部分5,5を作業状態に展開した
とき自動ロックする係合フック14,15を中央部分6
側に設け、この作業装置部分5,5を折り畳むときに係
合フック14,15のロックを解除する操作レバー16
を有するロック機構を設け、このロック機構は、上記操
作レバー16により一方のロックを解除すると他方のロ
ックも解除されるように左右の係合フック14,15を
連繋アーム17,18、連繋ロッド19により連動,連
結したので、耕耘作業機1の片側において操作レバー1
6を操作することにより左右のロック機構を同時に解除
することができる。従って、短時間にかつ容易にロック
解除操作を行うことができる。 .ロック機構に、作業装置部分5,5を展開状態から
折り畳み状態に回動するとき、ロック解除状態になつて
いるロック機構をロック待機状態に自動復帰する復帰レ
バー21を上記係合フック15に一体的に設けたので、
ロック機構は復帰レバー21により自動的にロック待機
状態になり、作業装置部分5,5を折り畳み状態から作
業状態に展開する動作だけでロック機構により自動ロッ
クすることができ、作業装置部分5,5の展開,折り畳
み操作を容易に行うことができる。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案の折り畳み式
耕耘作業機によれば、以下の効果を奏することができ
る。 耕耘作業機の中央部分の両側部と折り畳まれる作業
装置部分との間に、作業装置部分を作業状態に展開した
とき自動ロックし、作業装置部分を折り畳むときにロッ
クを解除するロック機構を設けて、一方のロックを解除
すると他方のロックも解除されるように左右のものを連
動,連結したので、耕耘作業機の片側において左右のロ
ック機構を同時に解除することができる。従って、短時
間にかつ容易にロック解除操作を行うことができる。 ロック機構に、作業装置部分を展開状態から折り畳
み状態に回動するとき、ロック解除状態になっているロ
ック機構をロック状態に復帰する復帰レバーを設けたの
で、ロック機構は自動的にロック待機状態になり、作業
装置部分を折り畳み状態から作業状態に展開する動作だ
けでロック機構により自動ロックすることができ、作業
装置部分の展開,折り畳み操作を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の耕耘作業機の作業装置部分を作業状態
に展開した状態の平面図である。
【図2】同部分断面した背面図である。
【図3】同作業装置部分を折り畳んだ状態の平面図であ
る。
【図4】作業装置部分を作業状態にロックする作業状態
ロック機構のロック状態の平面図である。
【図5】作業状態ロック機構のロックを解除した状態の
平面図である。
【図6】作業装置部分を折り畳んだ状態にロックする折
り畳みロック機構のロック状態の側面図である。
【図7】同部分底面図である。
【図8】同折り畳みロック機構のロックを解除した状態
の側面図である。
【図9】均平板部分の斜視図である。
【図10】同作用説明図である。
【図11】動力伝達部カバー装置のカバー状態の平面図
である。
【図12】同動作説明図である。
【図13】動力伝達部カバー装置のカバー状態の正面図
である。
【符号の説明】
1 耕耘作業機 2 トラクタへの連結部 3 ギヤボックス 4 伝動系 5 作業装置部分 6 中央部分 6a 縦フレーム 6b フレームパイ
プ 7 リンクロッド 8 ヒンジ部 9 作業状態ロック機構 10,11 ロックピン 10a,11a 移動するロ
ックピン 12,13,23 軸 14,15,24 係合フック 14a,15a,24a 傾斜面(カム面) 16,26 操作レバー 17,18 連繋アーム 19 連繋ロッド 20,27 トグルばね 21,29 自動復帰レバー 22 折り畳み状態ロック機構 30 均平板 31 立体的な切欠き 32,33 ドッグクラッチ 34 クラッチカバー 35 変心支持アーム 36 支持筒 37 回動当接ピン 38 当接部 39 連結ロープ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタの後部に3点リンク機構を介し
    て耕耘作業機(1)を装着し、トラクタのPTO軸か
    ら、耕耘作業機(1)のギヤボックス(3)から前方に
    突出した入力軸に動力を伝達するようにし、上記ギヤボ
    ックス(3)から左右両側に延びる伝動系(4)を含む
    作業装置部分(5.5)を、該ギヤボックス(3)を含
    む中央部分(6)の左右両側から機体後方に向け折り畳
    めるようにした耕耘作業機(1)において、 上記中央部分(6)の両側部後部に設けたヒンジ部
    (8,8)を介して作業装置部分(5,5)を折り畳み
    可能に支持し、この中央部分(6)及び作業装置部分
    (5,5)の前部対向位置に、作業装置部分(5,5)
    側に固設したロックピン(10,11)に対して作業装
    置部分(5,5)を作業状態に展開したとき自動ロック
    する係合フック(14,15)を中央部分(6)側に設
    、この作業装置部分(5,5)を折り畳むときに係合
    フック(14,15)のロックを解除する操作レバー
    (16)を有するロック機構を設け、このロック機構
    は、上記操作レバー(16)により一方のロックを解除
    すると他方のロックも解除されるように左右の係合フッ
    ク(14,15)を連繋アーム(17,18)、連繋ロ
    ッド(19)により連動,連結したことを特徴とする折
    り畳み式耕耘作業機。
  2. 【請求項2】 上記ロック機構に、作業装置部分(5,
    5)を展開状態から折り畳み状態に回動するとき、ロッ
    ク解除状態になっているロック機構をロック待機状態に
    自動復帰する復帰レバー(21)上記係合フック(1
    5)に一体的に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    折り畳み式耕耘作業機。
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JPS6389357A (ja) * 1986-10-03 1988-04-20 Ricoh Co Ltd 印字装置の通電式記録ヘツド

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