JP2579461B2 - 無制御形dc−dcコンバ−タ - Google Patents

無制御形dc−dcコンバ−タ

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JP2579461B2
JP2579461B2 JP61001372A JP137286A JP2579461B2 JP 2579461 B2 JP2579461 B2 JP 2579461B2 JP 61001372 A JP61001372 A JP 61001372A JP 137286 A JP137286 A JP 137286A JP 2579461 B2 JP2579461 B2 JP 2579461B2
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小森  篤
定雄 小嶋
誠一 山野
清 下澤
博 勢古口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
TDK Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入力電力が定電流である無制御形DC−DCコ
ンバータの入力過電流保護回路に関するものである。
(従来の技術) 受電した直流電力を異る直流電力形式に効率良く変換
するための回路としては、DC−DCコンバータがある。一
般的なDC−DCコンバータの入力直流電力は定電圧である
が、通信の分野で伝送路を介して相手側装置に電力を供
給する場合には定電流給電方式を用いることも多い。こ
の場合、受電側装置に置かれるDC−DCコンバータの入力
電力は定電流である。装置間で給電を行う場合には供給
側装置の能力、伝送路での電力消費、線間電圧等の制約
により受電側装置の許容消費電力への制限が厳しくな
り、DC−DCコンバータの電力交換効率を極力高くする必
要がある。また、発振回路に帰還をかけてDC−DCコンバ
ータの特性や動作を安定化もしくは操作する制御形DC−
DCコンバータも一般に実施されているが、帰還制御回路
での電力消費や部分点数増加の問題から、前記のごとき
通信分野では、スイッチング周波数およびパルス占有率
を一定に保つ無制御形DC−DCコンバータもよく用いられ
る。以下、、無制御形DC−DCコンバータについて述べ
る。第3図はこのような用途に用いられる無制御形DC−
DCコンバータの従来回路構成例である。第3図に従って
従来回路の動作を説明する。
DC−DCコンバータの1次側にある入力端子L1およびL2
から入力した定電流電力Iinはトランス02とスイッチン
グ素子SW01に印加される。SW01は発振回路01からの制御
信号で開閉している。SW01が閉じている時には2次側の
整流平滑回路03が非導通になるような構成にしておく
と、SW01が閉じた時にトランス02の1次巻線に電流が流
れてエネルギが蓄積される。次に発振回路01の制御でス
イッチング素子SW01が開放になるとトランス02の次巻線
の電流はゼロになり、2次巻線には逆起電力が生じる。
この状態のときは整流平滑回路03が導通する構成にして
おくと、SW01が開いた時に1次巻線に蓄えられていたエ
ネルギが移り、2次側に電力として取り出される。この
電力を整流平滑回路03で直流に変換することにより、2
次側出力端子L3,L4から直流電力が得られる。無制御形D
C−DCコンバータにおいては2次側の負荷抵抗が一定な
らば、2次側出力端子L3,L4間の出力電圧Voutが給電電
流すなわち1次側入力電流Iinに比例することから、定
電流給電のもとでは2次側出力電圧Voutは定電圧にな
る。
一方、給電装置側の障害や電力線混触が発生すると受
電側装置のDC−DCコンバータの入力に大電流が流入する
場合がある。IinとVoutが比例することから、大電流流
入によりVoutが大電圧となり、2次側付加回路の素子が
障害を生ずることがある。この問題については、出力電
圧安定化回路等の挿入により付加回路を保護しうるが、
1次側回路に大電流が流れる問題は解決されておらず、
1次側回路素子に発熱や焼損等の障害が発生することが
あった。
(発明が解決しようとする問題点) 定電圧給電時の入力異常監視であれば入力端子間電圧
を監視するので、監視回路の追加による電力消費は少な
くできる。一方、定電流給電の場合には電流量の監視と
なり、一般的には第3図に説明するように入力過電流監
視回路04は電流経路に直列に抵抗05を挿入して抵抗での
電圧降下量を監視する方法がとられる。しかしこの方法
では抵抗に常時電流が流れて電力を消費するので、DC−
DCコンバータの電力変換効率が大幅に低下してしまうと
いう欠点があった。
この発明は、以上述べた過電流流入時における2次側
出力電圧の大幅な上昇と1次側回路素子の劣化や焼損と
いう問題を除去し、正常時には高い電力変換効率が得ら
れ、かつ入力異常時にも安全性の優れた無制御形DC−DC
コンバータを提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的は、本発明によれば、トランスの1次側の
入力端子に印加される直流定電流をスイッチングし、ト
ランスの2次側に得られた出力を整流平滑して定抵抗負
荷に出力する定電流入力式の無制御形DC−DCコンバータ
であって、1次側の入力端子の電位差を検出する電位差
検出回路と電位差検出回路の出力及び基準電圧を比較す
る電圧比較回路とからなる監視手段と、監視手段から得
られた結果に従って入力端子間の電位差が所定の値より
高いときにスイッチングを停止させる手段とを有する無
制御形DC−DCコンバータによって達成される。
(作用) 無制御形DC−DCコンバータでは入力電流と入力端子間
電圧が比例することが本発明者による解析により確認さ
れた。従って、入力端子間電圧を監視することにより、
実質的に入力電流の監視を行ない、該入力電流が所定値
より大のときはスイッチングを停止することによりコン
バータ回路自身及び負荷を過電圧及び過電流から保護す
ることができる。入力電流測定のために抵抗の挿入を行
なわないで抵抗による電力消費がなく、従って本発明に
より電力変換効率が低下することはない。
(実施例) 第1図はこの発明の原理を説明するためのブロック図
であり、14は入力過電圧監視回路である。また、入力端
子L11,L12,発振回路11,スイッチング素子SW10,トランス
12,整流平滑回路13,出力端子L13,L14はそれぞれ第3図
の従来の構成例におけるL1,L2,01,SW01,02,03,L3,L4に
対応している。
今、第1図に示すごとく、入力電流をIin,2次側出力
電圧をVout,入力端子L11,L12間電圧をVinとする。DC−D
Cコンバータの電力変換効率eがかなり良い場合には、V
inとVoutは比例する。入力電力をPin,2次側出力電力をP
out,出力端子L13,L14に接続される負荷回路の直流抵抗
値をRLで示すと、以下の関係を導くことができる。すな
わち、 Pout=(Vout)2/RL (1) ここでVinとVoutが比例するので、 Pout∝(Vin)2/RL (2) となる。一方、入力電力PinをIin,Vinで表すと、 Pin=Iin×Vin (3) となる。電力変換効率eを用いると、 Pout=Pin×e (4) なので、(4)式に(2)式,(3)式を代入すると次
式が得られる。
(Vin)2/RL∝Iin×Vin×e (5) eおよびRLが定数であることから(5)式は最終的に
は、 Iin∝Vin (6) の形で示される。(6)式の意味するところは、無制御
形DC−DCコンバータにおいては入力電流と入力端子間電
圧が比例する、すなわち、入力端子間電圧監視を行なう
ことは入力電流監視を行なうことと等価であるというこ
とである。
この関係を用いることにより、定電流給電を受ける無
制御形DC−DCコンバータの入力過電流監視回路04を入力
過電圧監視回路14に置き替えることができる。
第2図はこの原理に基づく入力過電流保護機能を有す
る入力過電圧監視回路14の実施例である。本図は第3図
に示した従来からの無制御形DC−DCコンバータにおける
1次側回路のみを示したものに、新たに本発明に基づく
回路を追加した様子を示したものである。以下、図を用
いて動作および効果を説明する。
第2図の入力端子L1,L2間の端子間電圧Vinはそのモニ
タ回路である電位差検出回路21でモニタされ、入力電圧
Vinに比例した出力電圧Vin′が得られる。電圧比較回路
22ではこのVin′と基準電圧Vrを比較してその結果Cを
発振回路01に供給している。正常な範囲の入力電流であ
ればVrがVin′よりも高くなるように設定されている。
大電流が流入するとVin′がVrよりも高くなるので、電
圧比較回路22の出力Cが反転し、それによって発振回路
01が制御されてスイッチングのための発振が停止し、ス
イッチング素子SW01は開放状態になる。SW01が開放状態
になると入力端子L1,L2からDC−DCコンバータ内部を見
込んだ等価抵抗が著しく高くなり、過電流は流入しな
い。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明では、定電流の
印加されるDC−DCコンバータにおいて、そのコンバータ
の構成を無制御形とし、入力電流値を監視するために入
力端子間の電位差を検出する電位差検出回路とこの電位
差検出回路の出力及び基準電圧を比較する電圧比較回路
とからなる監視手段を設けている。無制御形DC−DCコン
バータにおいては、入力から見込んだコンバータのイン
ピーダンスが一定であるから入力端子間電圧が入力電流
値に比例することとなり、従って入力端子間電圧を監視
すれば入力電流を監視したことと等価となる。このよう
に、入力電圧によって入力電流を等価的に監視するよう
に構成すれば、電流経路に抵抗等を直列に挿入する必要
がないため、正常時におけるこの抵抗による電力消費を
ほぼゼロにすることができるからDC−DCコンバータの電
力変換効率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による無制御形DC−DCコンバータの簡単
なブロック図、第2図は本発明による無制御形DC−DCコ
ンバータの詳細なブロック図、第3図は従来の無制御形
DC−DCコンバータのブロック図である。L1,L2とL11,L12
は入力端子、01と11は発振回路、SW01とSW10はスイッチ
ング素子、02と12はトランス、03と13は整流平滑回路、
L3,L4とL13,L14は出力端子、04は入力電流監視回路、05
は抵抗、14は入力電圧監視回路、21は電位差検出回路、
22は電圧比較回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小森 篤 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 小嶋 定雄 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 山野 誠一 武蔵野市緑町3丁目9番11号 日本電信 電話株式会社通信網第一研究所内 (72)発明者 下澤 清 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テ イーデイーケイ株式会社内 (72)発明者 勢古口 博 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テ イーデイーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−108523(JP,A) 特開 昭59−99959(JP,A) 特開 昭58−151871(JP,A) 実開 昭57−15689(JP,U) 実開 昭57−18889(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスの1次側の入力端子に印加される
    直流定電流をスイッチングし、該トランスの2次側に得
    られた出力を整流平滑して定抵抗負荷に出力する定電流
    入力式の無制御形DC−DCコンバータであって、前記1次
    側の入力端子の電位差を検出する電位差検出回路と該電
    位差検出回路の出力及び基準電圧を比較する電圧比較回
    路とからなる監視手段と、該監視手段から得られた結果
    に従って前記入力端子間の電位差が所定の値より高いと
    きに前記スイッチングを停止させる手段とを有すること
    を特徴とする無制御形DC−DCコンバータ。
JP61001372A 1986-01-09 1986-01-09 無制御形dc−dcコンバ−タ Expired - Lifetime JP2579461B2 (ja)

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JPS5715689U (ja) * 1980-06-27 1982-01-27
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JPS58151871A (ja) * 1983-01-25 1983-09-09 Sony Corp スイツチング方式の電源回路

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