JP2578853Y2 - 排水口用ゴミ受け具 - Google Patents
排水口用ゴミ受け具Info
- Publication number
- JP2578853Y2 JP2578853Y2 JP1993007123U JP712393U JP2578853Y2 JP 2578853 Y2 JP2578853 Y2 JP 2578853Y2 JP 1993007123 U JP1993007123 U JP 1993007123U JP 712393 U JP712393 U JP 712393U JP 2578853 Y2 JP2578853 Y2 JP 2578853Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- bulge
- garbage
- flange
- hole
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、洗面台や流し或いは浴
室の排水口の上に載置して、排水中にあるゴミ類を捕獲
するための排水口用ゴミ受け具に関するものである。
室の排水口の上に載置して、排水中にあるゴミ類を捕獲
するための排水口用ゴミ受け具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、洗面台や流し或いは浴室の配
水管には十文字状ゴミ受けバーや目の粗いゴミ受け用目
皿が取付いていて、排水中のゴミ類を取り除けるように
なっている。このような金具とは別に、例えば洗髪で抜
けた髪の毛等を捕獲するため、鍔付き帽子に似せた形態
をなし、そのクラウン部分に当たる箇所に多数の小孔を
穿設した軟質合成樹脂製成型品のゴミ受け具を排水口の
上に載置して使用している。
水管には十文字状ゴミ受けバーや目の粗いゴミ受け用目
皿が取付いていて、排水中のゴミ類を取り除けるように
なっている。このような金具とは別に、例えば洗髪で抜
けた髪の毛等を捕獲するため、鍔付き帽子に似せた形態
をなし、そのクラウン部分に当たる箇所に多数の小孔を
穿設した軟質合成樹脂製成型品のゴミ受け具を排水口の
上に載置して使用している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の上記ゴミ受け具
は、穿設される孔径を可及的小さくすることで、ゴミ類
の捕獲機能を発揮させようとする考え方に立脚してい
た。このため、小孔部における流体抵抗が大となって排
水の際の水の引け方が緩やかになり、髪の毛等の沈みや
すいゴミは排水口に集まらずに洗面台等の底に残留しが
ちで、排水後にその付着した髪の毛等を指先で拾い集め
て捨てるといった余計な手数を要し不便であった。ま
た、排水口が壁面から近い位置にあると、ゴミ受け具の
鍔部が壁面に当たって邪魔するため、排水口の真上に載
置することができないといった不都合も生じた。
は、穿設される孔径を可及的小さくすることで、ゴミ類
の捕獲機能を発揮させようとする考え方に立脚してい
た。このため、小孔部における流体抵抗が大となって排
水の際の水の引け方が緩やかになり、髪の毛等の沈みや
すいゴミは排水口に集まらずに洗面台等の底に残留しが
ちで、排水後にその付着した髪の毛等を指先で拾い集め
て捨てるといった余計な手数を要し不便であった。ま
た、排水口が壁面から近い位置にあると、ゴミ受け具の
鍔部が壁面に当たって邪魔するため、排水口の真上に載
置することができないといった不都合も生じた。
【０００４】本考案の目的とするところは、上記した不
便や不都合を解消することができる排水口用ゴミ受け具
を提供することにある。
便や不都合を解消することができる排水口用ゴミ受け具
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、多数の透孔を
穿設した半球状または円錐台状の膨出部と、その膨出部
の周縁に連続して円形の鍔部が形成された軟質合成樹脂
製成型品である排水口用ゴミ受け具において、その膨出
部はポップアップ式開閉弁が上昇しても突き上げを受け
ない大きさとし且つ上記鍔部の中心から外れた偏心位置
に膨出させてなり、また上記透孔は直径４mm以上で且つ
コンタクトレンズが引っ掛かる大きさとした。
穿設した半球状または円錐台状の膨出部と、その膨出部
の周縁に連続して円形の鍔部が形成された軟質合成樹脂
製成型品である排水口用ゴミ受け具において、その膨出
部はポップアップ式開閉弁が上昇しても突き上げを受け
ない大きさとし且つ上記鍔部の中心から外れた偏心位置
に膨出させてなり、また上記透孔は直径４mm以上で且つ
コンタクトレンズが引っ掛かる大きさとした。
【０００６】
【作 用】壁面から排水口までの間に鍔部が納まるよう
にこの軟質合成樹脂製ゴミ受け具を回し、排水口の真上
に載置する。ポップアップ式開閉弁の真上に設けて使用
する場合でも、上昇した開閉弁による突き上げを受けな
いから、軟質の鍔部は常に載置面に密着することにな
る。排水時の水の引きは、透孔が直径４mm以上と大きい
ため充分早くなり、髪の毛等を同伴して排水口へ集め
る。しかも排水口へは渦流となって流入するから、髪の
毛等は半球状膨出部の外表面下部に巻き付けられ、そこ
に止まるから、透孔の大きさが大きくても通過させずに
捕獲が可能である。また、透孔の大きさはコンタクトレ
ンズが引っ掛かる大きさとしたから、洗面中に落とした
コンタクトレンズの捕獲は確実にできることになる。
にこの軟質合成樹脂製ゴミ受け具を回し、排水口の真上
に載置する。ポップアップ式開閉弁の真上に設けて使用
する場合でも、上昇した開閉弁による突き上げを受けな
いから、軟質の鍔部は常に載置面に密着することにな
る。排水時の水の引きは、透孔が直径４mm以上と大きい
ため充分早くなり、髪の毛等を同伴して排水口へ集め
る。しかも排水口へは渦流となって流入するから、髪の
毛等は半球状膨出部の外表面下部に巻き付けられ、そこ
に止まるから、透孔の大きさが大きくても通過させずに
捕獲が可能である。また、透孔の大きさはコンタクトレ
ンズが引っ掛かる大きさとしたから、洗面中に落とした
コンタクトレンズの捕獲は確実にできることになる。
【０００７】
【実施例】図１と図２に示した実施例において、特に図
２に明らかとしたように、半球状膨出部１は円形の鍔部
２の中心から外れた偏心位置に膨出している。この半球
状膨出部１は、ポップアップ式開閉弁が上昇しても突き
上げを受けない大きさとなっている。半球状膨出部１の
頂部箇所には丸い透孔３が穿設され、半球状膨出部１の
周縁箇所には長孔形状の透孔３が穿設されている。これ
ら透孔３はいずれもコンタクトレンズが引っ掛かること
を条件として、可及的大なる大きさとしている。なお、
鍔部２の周縁に摘み４を突設しておき、それを摘んで引
き上げられるようにするとよい。
２に明らかとしたように、半球状膨出部１は円形の鍔部
２の中心から外れた偏心位置に膨出している。この半球
状膨出部１は、ポップアップ式開閉弁が上昇しても突き
上げを受けない大きさとなっている。半球状膨出部１の
頂部箇所には丸い透孔３が穿設され、半球状膨出部１の
周縁箇所には長孔形状の透孔３が穿設されている。これ
ら透孔３はいずれもコンタクトレンズが引っ掛かること
を条件として、可及的大なる大きさとしている。なお、
鍔部２の周縁に摘み４を突設しておき、それを摘んで引
き上げられるようにするとよい。
【０００８】このゴミ受け具も、また、排水口の上に載
置して使用されるものであるが、上記のように透孔３の
大きさが大きくなったことによって排水時の流速が早く
なるから、髪の毛等もその流れに同伴して排水口へ集ま
ることになる。しかも排水口へ流入する流れは渦流とな
るため、髪の毛等は膨出部１の外表面下部に巻き付いて
止まることになる。
置して使用されるものであるが、上記のように透孔３の
大きさが大きくなったことによって排水時の流速が早く
なるから、髪の毛等もその流れに同伴して排水口へ集ま
ることになる。しかも排水口へ流入する流れは渦流とな
るため、髪の毛等は膨出部１の外表面下部に巻き付いて
止まることになる。
【０００９】図１の半球状膨出部１の外表面は凹凸がな
いものであった。しかし、本考案は必ずしもこれに限定
されるものではない。図３に示した他の実施例の半球状
膨出部１は、適宜の間隔を置いて平行に配列された複数
の細幅アーチ状片１ａ，１ａ…と、これら複数の細幅ア
ーチ状片１ａ，１ａ…に略直交するように適宜の間隔を
置いて併設された複数の細幅連結片１ｂ，１ｂ…とで構
成されていて、その細幅連結片１ｂ，１ｂ…の上面を細
幅アーチ状片１ａ，１ａ…の上面よりも少し下げること
で凹凸状の半球状膨出部外表面としている。このように
凹凸状の半球状膨出部外表面とすることで、ゴミを引っ
掛かり易くしている点で、図１の半球状膨出部１とは違
っている。
いものであった。しかし、本考案は必ずしもこれに限定
されるものではない。図３に示した他の実施例の半球状
膨出部１は、適宜の間隔を置いて平行に配列された複数
の細幅アーチ状片１ａ，１ａ…と、これら複数の細幅ア
ーチ状片１ａ，１ａ…に略直交するように適宜の間隔を
置いて併設された複数の細幅連結片１ｂ，１ｂ…とで構
成されていて、その細幅連結片１ｂ，１ｂ…の上面を細
幅アーチ状片１ａ，１ａ…の上面よりも少し下げること
で凹凸状の半球状膨出部外表面としている。このように
凹凸状の半球状膨出部外表面とすることで、ゴミを引っ
掛かり易くしている点で、図１の半球状膨出部１とは違
っている。
【００１０】
【考案の効果】本考案になる排水口用ゴミ受け具は、半
球状または円錐台状の膨出部１を円形鍔部２の中心から
外れた偏心位置に膨出させたことで放射方向の鍔部２の
長さが大から小に変化するため、壁面から排水口までの
間に鍔部２が納まるようにこのゴミ受け具を回して設定
することにより、排水口の位置にかかわらずその真上に
載置可能である。またポップアップ式開閉弁が上昇して
もゴミ受け具を突き上げることはないから、軟質の鍔部
２周辺は浮上せずに載置面に密着して確実にゴミ受け作
用を奏する。
球状または円錐台状の膨出部１を円形鍔部２の中心から
外れた偏心位置に膨出させたことで放射方向の鍔部２の
長さが大から小に変化するため、壁面から排水口までの
間に鍔部２が納まるようにこのゴミ受け具を回して設定
することにより、排水口の位置にかかわらずその真上に
載置可能である。またポップアップ式開閉弁が上昇して
もゴミ受け具を突き上げることはないから、軟質の鍔部
２周辺は浮上せずに載置面に密着して確実にゴミ受け作
用を奏する。
【００１１】更に、透孔の大きを４mm以上としたこと
で、髪の毛等を同伴して流し得る早い流速となるので、
流れずに洗面台等の底部に付着して残るゴミがほとんど
なくなる。しかも排水口へ渦流となって流入するため、
髪の毛等は膨出部の外表面下部に巻き付いて捕獲できる
ことになる。洗面中にコンタクトレンズを落としたとし
ても、コンタクトレンズは透孔を通過できない大きさで
あるから確実に捕獲することができる。
で、髪の毛等を同伴して流し得る早い流速となるので、
流れずに洗面台等の底部に付着して残るゴミがほとんど
なくなる。しかも排水口へ渦流となって流入するため、
髪の毛等は膨出部の外表面下部に巻き付いて捕獲できる
ことになる。洗面中にコンタクトレンズを落としたとし
ても、コンタクトレンズは透孔を通過できない大きさで
あるから確実に捕獲することができる。
【図１】本考案になる排水口用ゴミ受け具の斜視図を示
す。
す。
【図２】図１の断面図である。
【図３】図１とは異なる他の実施例の斜視図を示す。
１ 半球状または円錐台状の膨出部 ２ 鍔部 ３ 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E03C 1/264 E03C 1/262
Claims (1)
- 【請求項１】 多数の透孔３を穿設した半球状または
円錐台状の膨出部１と、その膨出部１の周縁に連続して
円形の鍔部２が形成された軟質合成樹脂製成型品である
排水口用ゴミ受け具において、その膨出部１はポップア
ップ式開閉弁が上昇しても突き上げを受けない大きさと
し且つ上記鍔部２の中心から外れた偏心位置に膨出させ
てなり、また上記透孔３は直径４mm以上で且つコンタク
トレンズが引っ掛かる大きさとしたことを特徴とする排
水口用ゴミ受け具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993007123U JP2578853Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 排水口用ゴミ受け具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993007123U JP2578853Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 排水口用ゴミ受け具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667569U JPH0667569U (ja) | 1994-09-22 |
| JP2578853Y2 true JP2578853Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=11657304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993007123U Expired - Lifetime JP2578853Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 排水口用ゴミ受け具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578853Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5449501B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2014-03-19 | 旭化成ホームズ株式会社 | 排水構造及び仕切部材 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP1993007123U patent/JP2578853Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0667569U (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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