JP2578603B2 - 温風式電気コタツ - Google Patents

温風式電気コタツ

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JP2578603B2
JP2578603B2 JP62177493A JP17749387A JP2578603B2 JP 2578603 B2 JP2578603 B2 JP 2578603B2 JP 62177493 A JP62177493 A JP 62177493A JP 17749387 A JP17749387 A JP 17749387A JP 2578603 B2 JP2578603 B2 JP 2578603B2
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JP
Japan
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heater
guide plate
fan
wind guide
air
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JP62177493A
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English (en)
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JPS6423058A (en
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尚 森脇
典昭 平野
浩一 兼光
松尾  茂
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、フアンを利用して温風をコタツ本体の内部
に循環せしめる温風式電気コタツに関する。
(ロ) 従来の技術 従来における温風式電気コタツは例えば実公昭60−38
838号公報にも開示されている如く、フアンで下方から
吸引した風はその上方の風案内板の下面に衝突し、この
衝突部分から周囲方向に風案内板の下面壁面に沿って流
れ、その途中でヒータにて熱交換されて温風となりコタ
ツ本体内部へ循環される構成となっている。
しかしながら、斯る構成であると、フアンで吸引され
た風が直接ヒータに当てて温風とするようになっていな
いので、熱交換効率が悪く且つヒータ自身が冷却されに
くいためヒータ温度が異常に上昇したりあるいはヒータ
近傍のヒータユニツト部分の温度が異常に上昇するとい
う欠点があった。
したがって、このヒータユニツト部の温度上昇を防止
するためには、ヒータと各部材との距離を大きく取る必
要性があり、その結果ヒータユニツト全体の形状が大型
化するという欠点もあった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、ヒータによる風から温風への熱交換を向上
せしめ且つヒータユニツトの内部温度上昇を押えること
のできる温風式電気コタツを提供することを目的とす
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、枠形に組み合わされた桟の下面部にヒータ
ユニットを備えたものにおいて、前記ヒータユニットは
風を周囲に案内する風案内板と、この風案内板の下方に
間隔を存して吊下された支持板と、この支持板の上面に
載置されるモータと、このモータの回転軸に軸支され風
を下方から吸引し周囲に拡散して送出する略平板形のフ
ァンと、このファンと隣接するように前記風案内板の下
面に設けられたヒータと、前記支持板とヒータ及び風案
内板を下方から覆うガードとから成り、前記ファンは、
半径方向に放射状に延びる複数本の放射片を形成すると
共に、この放射片の−側にはその長手方向に沿って該放
射片の外側まで長く延び上方に切り起こした回転翼を設
け、前記放射片の他側の最も外側には下方へ切り起こし
た切起翼を形成し、前記ファンの回転に伴い回転翼によ
りファンの下方から吸引した空気を前記風案内板に向け
て送出すると共にその一部の空気を前記切起翼によって
前記ヒータに向って拡散し吐出するものである。
(ハ) 作用 本発明は斯る構成を有しているため、ファンの回転翼
によりファンの下方から吸引した空気は、回転翼によっ
て外側に送出すると共に、その一部の空気は切起翼によ
ってヒータに向って拡散しながら送出し積極的に温風に
熱交換しヒータ付近の温度上昇を下げる。特に、複数本
の放射片の長手方向の一側に設けた回転翼は大量の空気
を吸引し、同じ放射片の他側の最も外側に設けた切起翼
は回転翼による空気の吸引を妨げることなく、この吸引
した空気を効率よくヒータに向って吐出させる。
(ヘ) 実施例 (1)(1)は枠形に組み合わされてコタツ本体の上
面部を構成する桟である。(2)は前記桟(1)(1)
で形成される空間部(S)に収納配置されるヒータユニ
ツトで、桟(1)(1)の段部(3)(3)に上方から
挿入配置される。
前記ヒータユニツト(2)は方形状の風案内板(4)
と、その上面に重合される遮熱板(5)と、前記風案内
板(4)の下面にネジ(6)止めされる断面U字形の支
持板(7)と、この支持板(7)の上面に載置されるモ
ータ(8)と、このモータ(8)の上面に突出した回転
軸(9)に軸支される略平板で円形のフアン(10)と、
このフアン(10)と周側部方向で隣接する如く前記風案
内板(4)の下面に固定される一対の棒状のヒータ(1
1)(11)と、前記支持板(7)とヒータ(11)(11)
及び風案内板(4)を下方から覆う線材ガード(12)等
で全体を構成している。
前記風案内板(4)は周囲に下方へ向った傾斜面(1
5)を形成するとともにこの傾斜面(15)と遮熱板
(5)との間に断熱空間(T)を形成している。前記支
持板(7)は長尺状で、短辺に折曲形成した一対の取付
片(16)(16)と、長辺に折曲形成した遮蔽片(17)
(17)とを有し且つ取付片(16)(16)をネジ(6)で
風案内板(4)の下面に固定している。前記モータ
(8)は取付片(16)(16)と遮蔽片(17)(17)に囲
まれる様に支持板(7)の上面に設けられている。(1
8)(18)は前記風案内板(4)の下面張出部(19)が
跨がる様に懸架された長尺状の遮熱部材で、前記ヒータ
(11)(11)の下面部に対向するように間隔を存して設
けられている。そして、この遮熱部材(18)は多数の透
孔(20)…を穿設している。前記ファン(10)は半径方
向に放射状に延びる複数本の放射片(21)…を形成し、
この放射片の−側にはその長手方向に沿って該放射片の
最も外側まで長く延び上方に切り起こした回転翼(22)
を設け、前記放射片の他側の最も外側には下方へ切り起
こした比較的短い幅の切起翼(23)とを形成している。
(24)(24)は支持板(7)に形成した吸込開口であ
る。(25)は前記ヒータ(11)へ電源を供給するための
端子部である。
斯る構成によると、フアン(10)の回転駆動により、
ガード(12)の略中央部から吸引された風は従来の様に
まず回転翼(22)で上方へ吸引し矢印(A)の如く風案
内板(4)の略中央下面に衝突せしめてこの部分の風案
内板(4)を冷却してから、この風案内板(4)の下面
壁に沿って周囲へ拡散し、途中でヒータ(11)で熱交換
して、温風として矢印(B)の如く傾斜面(15)に沿っ
てコタツ本体内部へ送出するものである。又、一方回転
翼(22)によって吸気した一部の空気は矢印(C)の如
く切起翼(23)によって直接ヒータ(11)に向けて拡散
しながら送出して、そこで直接温風となる様に熱交換さ
れてそのまま高温の温風となり、前述の矢印(B)の如
く傾斜面(15)に沿って送出する温風と混合して矢印
(D)の如くコタツ内部へ送出するものである。
そして、切起翼(23)からの風が直接ヒータ(11)に
送出衝突するようにしているから、ヒータ(11)による
風の温風への熱交換効率が向上し且つヒータ(11)は風
により冷却されることになりその結果ヒータ(11)付近
の温度上昇が防止され、よって風案内板(4)とかガー
ド(12)とかがこのヒータ(11)に近接しても熱的影響
が少なくなり、ヒータユニツト(2)の全体形状を小さ
くすることができるものである。
(ト) 発明の効果 本発明は斯る構成としているため、フアンに形成した
切起翼で発生する風でヒータでの熱交換効率が向上され
且つヒータ付近の温度上昇が防げるためヒータユニツト
の全体形状を小型化してもヒータからの熱影響を極力押
えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明温風式電気コタツに使用するヒータユニ
ツトの要部を切断した平面図、第2図は概略断面図であ
る。 (2)……ヒータユニツト、(4)……風案内板、
(7)……支持板、(8)……モータ、(10)……フア
ン、(23)……切起翼。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 典昭 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 兼光 浩一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 松尾 茂 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−251345(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠形に組み合わされた桟の下面部にヒータ
    ユニットを備えたものにおいて、前記ヒータユニットは
    風を周囲に案内する風案内板と、この風案内板の下方に
    間隔を存して吊下された支持板と、この支持板の上面に
    載置されるモータと、このモータの回転軸に軸支され風
    を下方から吸引し周囲に拡散して送出する略平板形のフ
    ァンと、このファンと隣接するように前記風案内板の下
    面に設けられたヒータと、前記支持板とヒータ及び風案
    内板を下方から覆うガードとから成り、前記ファンは、
    半径方向に放射状に延びる複数本の放射片を形成すると
    共に、この放射片の−側にはその長手方向に沿って該放
    射片の外側まで長く延び上方に切り起こした回転翼を設
    け、前記放射片の他側の最も外側には下方へ切り起こし
    た切起翼を形成し、前記ファンの回転に伴い回転翼によ
    りファンの下方から吸引した空気を前記風案内板に向け
    て送出すると共にその一部の空気を前記切起翼によって
    前記ヒータに向って拡散し吐出することを特徴とする温
    風式電気コタツ。
JP62177493A 1987-07-16 1987-07-16 温風式電気コタツ Expired - Lifetime JP2578603B2 (ja)

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JPS6423058A JPS6423058A (en) 1989-01-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0678843B2 (ja) * 1984-05-25 1994-10-05 三洋電機株式会社 温風式ヒ−タ−ユニツト

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JPS6423058A (en) 1989-01-25

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