JP2578272B2 - 高温環境用防水コネクタハウジング - Google Patents

高温環境用防水コネクタハウジング

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JP2578272B2 JP3204222A JP20422291A JP2578272B2 JP 2578272 B2 JP2578272 B2 JP 2578272B2 JP 3204222 A JP3204222 A JP 3204222A JP 20422291 A JP20422291 A JP 20422291A JP 2578272 B2 JP2578272 B2 JP 2578272B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雌,雄コネクタ間にリ
ング状パッキンを介在させるいわゆる防水コネクタに使
用される防水コネクタ用ハウジングに関し、特に、自動
車のエンジンルーム等の高温環境で用いられる高温環境
用防水コネクタハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−221568号公報には、
コネクタハウジング(以下、単にハウジングという)に
リング状パッキンを一体的に形成する方法が開示されて
いる。図3および図4はその具体例を示し、雌コネクタ
aの雄コネクタ(図示せず)に対する嵌合枠bの内部に
リング状パッキンcを一体的に形成したもの(図3)、
および雌コネクタa′に対する雄コネクタdの二重嵌合
枠eの内部にリング状パッキンc′を一体的に設けたも
のが示され、このパッキンc,c′の材料として液状シ
リコーンゴムを使用することが記載されている。
【0003】パッキン材料として、シリコーンゴム以外
の他の合成ゴムを使用すると、硫黄または有機過酸化物
等の加硫剤を添加して加硫するために、その反応副生成
物が後で揮発し、コネクタの電気接点を汚染する。ま
た、付加反応型のシリコーンゴムを用いた場合には、上
記のような反応副生成物は生じないが、原料の液状シリ
コーンゴム中に環状シロキサンが残留しているために、
同様に電気接点を汚染する。そこで、ハウジングに装着
する防水ゴム栓や別部品としてのリング状パッキンは二
次加硫(200℃×2Hr)を行って使用しているが、該
パッキンをハウジングと一体的に成形する場合には、ハ
ウジングが変形するために二次加硫を行うことができな
い。すなわち、合成樹脂製のハウジングは、PBT、6
ーナイロン、6,6ーナイロンなどの熱可塑性樹脂製
で、非強化樹脂を使用するため、射出圧力、ゴムを
加硫するための金型温度、加硫時間によってパッキン
をハウジングと一体成形する際に、ハウジングが変形し
たり、或いはパッキン成形品にバリがでる、などの問題
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、100℃以上の高温下で
使用しても電気接点の汚染のおそれがなく、防水性にす
ぐれ、しかも成形時にハウジングが変形したりバリが生
じることがなく、容易に成形できるリング状パッキンを
備えた高温環境用防水コネクタハウジングを提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の高温環境用防水コネクタハウジングは、請
求項1に記載したように、前部に相手方コネクタを受入
れる嵌合枠を有するハウジングであって、該嵌合枠の嵌
合面側の壁面に〔(CH32SiO〕n (式中nは1以
上10以下)の低沸点シロキサンの含有量(体積比)
75ppm 以下の付加反応型液状シリコーンゴムからなる
液状シリコーンゴム層を形成し、該液状シリコーンゴム
層の加硫によりリング状パッキンをハウジングと一体的
に形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明にあっては、リング状パッキンを形成す
るための付加反応型液状シリコーンゴムの材料として、
〔(CH32SiO〕 n (式中nは1以上10以下)
低沸点シロキサンを除いたものを使用している。従っ
て、成形時に二次加硫を要しないから、ハウジングが変
形するおそれがなく、防水性にすぐれたリング状パッキ
ンを備えた高温環境用防水コネクタハウジングを提供す
ることができる。
【0007】
【実施例】図1(A),(B)において、1は合成樹脂
製の雄コネクタ用ハウジングであって、その外周には図
5に示すような相手方雌コネクタに対する嵌合枠2が設
けられている。このハウジング1は、前述のように6,
6−ナイロン、6−ナイロン、PBTなどの熱可塑性樹
脂、或いはPF,PI,UPなどの熱硬化性樹脂によ
り、予め所望の形状に成形されている。また、ハウジン
グ1は、予め着色した状態で成形してもよいが、本実施
例では、樹脂材料の有する自然色で成形してある。
【0008】ハウジング1の上記嵌合枠2を含めた内外
表面にはプライマー層3が形成され、嵌合枠2の嵌合面
側の壁面、すなわち底部2aと立ち上り基部2bとの内
面に〔(CH3 2 SiO〕1 - 10の低沸点シロキサン
含有量の極めて少ない付加反応型液状シリコーンゴムよ
り成るリング状パッキン4がプライマー層3に加硫接着
されてハウジング1と一体的に形成されている。なお、
1aおよび1bは、ハウジング1に設けられた後述する
液状シリコーンゴムに対する注入口と溢流口であって、
両口1a,1b内にはリング状パッキン4と一体の突起
部5が残留している。また、リング状パッキン4の内面
には凸部4aと凹部4bとからなる環状の凹凸面が形成
され、相手方コネクタに対する嵌合性および密着性をよ
くしてある。
【0009】この低沸点シロキサン含有量の少ない付加
反応型液状シリコーンゴムから成るリング状パッキン4
は、従来のような防水性向上のための接着性を有する材
料の添加を要しないので、成形時に金型に接着したり、
これを避けるために金型をフッ素コーティング処理する
といった面倒な問題がない。また、ハウジング1と一体
的に形成されているから、ハウジング1への装着といっ
た面倒な手間がかからず、脱落のおそれもないので、確
実な防水シール性が得られる。さらに、前述のように、
成形時に二次加流を要しないから、ハウジングが 変形
するおそれがない。
【0010】次に、リング状パッキン4をもつハウジン
グの製造方法について説明する。最初に、プラスチック
成形品であるハウジング1を液状シリコーンゴムに対す
るプライマー液の中に浸漬し、嵌合枠2を含めてその内
外全表面にプライマーを付着させ、引き上げ後、常温常
湿で40〜50時間放置することにより、前記プライマ
ー層4を形成する。このプライマー層4は、リング状パ
ッキン4のみを形成するためには、図1における嵌合枠
2の嵌合面側壁面である底部2aと立ち上り基部2bの
内面に環状に付着させれば足りる。しかし、作業の容易
性から、プライマー液中に浸漬してもよい。
【0011】本発明で使用するプライマー液は、一般式
(1):
【化1】 (式中、Xは炭素数2〜4の不飽和炭化水素、Rは炭素
数1〜5のアルキル基を表す。)で示されるオルガノポ
リシロキサンを主成分とし、この主成分と脂肪族炭化水
素例えばnーヘキサン,イソオクタンなどの溶剤および
縮合触媒から構成される混合物であり、DY39−06
7プライマー(東レダウコーニング製)などの市販品を
そのまま使用することができる。そして、ハウジング1
に着色する場合には、前記プライマー液に顔料をミクロ
分散させたものを用いる。顔料としては、例えばベンガ
ラ(茶)、群青(青)が使用される。
【0012】プライマー液に浸漬したハウジング1は、
引上げ後、前記常温常湿での乾燥処理により、空気中の
水分による一般式(1)のポリオルガノシロキオサンの
加水分解および縮合がはじまり、強固なプライマー層3
が形成される。また、プライマー液に予め顔料を配合し
ておけば、プライマー層形成と同時にハウジング1全体
が所望の色に着色される。この着色は、上記プライマー
の縮合により堅牢で、剥離や褐色のおそれがなく、容易
に行うことができる。
【0013】次に、プライマー層3を形成したハウジン
グ1を図2(A)のように雌金型6と雄金型7にセット
し、型を締める。雄金型7の先端部にはリング状パッキ
ン4に対応する空所Vを形成するための環状凹部7aが
設けられ、また雌金型6には前記注入口1aと溢流口1
bに連通する位置に液状シリコーンゴム(生ゴム)の供
給路6aと溢流路6bが設けられている。金型の温度は
80〜150℃、好ましくは110〜130℃に予め設
定しておく。
【0014】次いで、供給路6aから雌、雄の金型6,
7間に液状シリコーンゴムを注入し、所定の条件で加硫
し、前記プライマー層3への接着と同時にリング状パッ
キン4を成形によりハウジング1と一体的に形成する。
【0015】液状シリコーンゴムとしては、付加反応型
シリコーンゴム、とくに二液混合型低温高速付加反応型
液状シリコーンゴムであって、原料中、〔(CH32
iO〕 n (式中nは1以上10以下)の低沸点シロキサ
ンの含有量(体積比)が75ppm 以下、好ましくは37
ppm 以下の高純度品が用いられる。この二液混合型の付
加反応型液状シリコーンゴムは、A液とB液の二液から
成る。A液は、一般式(2):
【化2】 (式中、Rはメチル基またはフェニル基を表す。)で示
されるオルガノポリシロキサン(以下、単にビニルポリ
マーともいう)を主成分とする。B液は、一般式
(3):
【化3】 (式中、Rは前記と同じ意味をもつ。)で示されるオル
ガノポリシロキサン(以下、単に水素ポリマーともい
う)を主成分とする。なお、ここで、上記低沸点シロキ
サンの含有量の測定は、次のようにして行った。すなわ
ち、サンプル約1gを採取してその重量を精秤し、約2
mm角の大きさになるよう裁断し、次いで10mlのヘ
キサンに24時間浸漬して、低沸点シロキサンを抽出し
た。次いで標準液としてn−ウンデカンを添加し内部標
準法でガスクロマトグラフィーにより定量した。
【0016】また、A液およびB液は、それぞれ少量の
フィラーと共に耐熱剤その他の添加剤を含有し、A液に
は前記ビニルポリマーと水素ポリマーの架橋重合のため
の白金触媒が配合されている。
【0017】図3は本発明によるハウジングを製造する
ための装置の一例を示す概略説明図である。図におい
て、8はA液の貯槽、9は後述するC液の貯槽、10は
B液の貯槽を示す。A液とB液はポンプP1 とP3 によ
りラインR1 ,R3 を経て計量装置11に移送されて個
別に計量した後、射出装置12の作動により同時に混合
装置13に送り込まれ、ここで強制的に二液混合した
後、図2(A)に示すように雌.雄の金型6,7に射
出、注入される。
【0018】注入された上記二液混合型液状シリコーン
ゴムの加硫温度は80〜150℃、好ましくは110〜
130℃である。150℃より高温では母体であるハウ
ジング1が熱のため変形し、また、80℃より低温で加
硫する材料は、常温でも加硫してしまい、熱安定性が悪
い。加硫時間は、上記の加硫温度で、10〜120秒、
好ましいのは30〜90秒である。加硫時間が短いもの
は、常温でも加硫し、材料の安定性が悪く、長すぎるも
のはハウジングが変形しやすくなる。さらに、上記A液
とB液の粘度は、ともに300〜8000ポイズ、好ま
しいのは700〜5000ポイズである。粘度が低すぎ
ると、成形時にバリが発生しやすく、逆に高すぎると、
射出圧力によりハウジングが変形するおそれがある。な
お、射出成形圧力は、通常5〜50Kg/cm2に設定され
る。
【0019】上記のプライマー乾燥工程および加硫工程
により、液状シリコーンゴムの被着体であるハウジング
表面の−OH基とプライマー層上の−OH基同志の水素
結合により、被着体とプライマー層とが接着し、一方液
状シリコーンゴム中のSiH基とプライマー中のビニル
基との付加反応により液状シリコーンゴムとプライマー
が接着する。これにより、図2(B)に示すようにリン
グ状パッキン4がハウジング1に一体的に形成される。
【0020】最後に、雌、雄の金型6,7をはずしてハ
ウジング1と一体的にリング状パッキン4が形成された
成形品を取り出す。このリング状パッキン4は、前述し
た加硫・接着条件により、ハウジング1の変形を伴わ
ず、パッキンのバリがなく、成形しやすくて生産性にす
ぐれ、防水性能の良好なものが得られる。
【0021】リング状パッキン4に着色する場合には、
前記A液およびB液にC液を混合して射出成形する。C
液は着色顔料をシリコーンオイルに分散させたものであ
る。A液またはB液にシリコーンオイルを添加すると、
保存中に分離するおそれがあり、成形不良の原因とな
る。しかし、射出成形直前にA,Bの二液と混合するこ
とにより、上記の問題が解消するうえに、A,Bの二液
に対するC液の添加量を変えることにより、例えばA液
100容量%およびB液100容量%に対してC液を5
〜30容量%、好ましくは10〜20容量%を添加する
ことにより、含油量を簡単に調整し、加硫後表面に油が
にじみでた所望の色に着色されたリング状パッキンが得
られる。
【0022】C液の添加混合は、図3において前記A液
およびB液と共に貯槽9からC液をポンプP2 によりラ
インR2 を経て計量装置11に移送し、前記と同様に個
別に計量後、A,B,Cの三液を混合して射出成形すれ
ばよく、前記の加硫条件に従って加硫する。これによ
り、所望の色のリング状パッキンがハウジングと一体的
に形成される。
【0023】以上は、図1および図2におけるリング状
パッキン4の成形に先立ち、ハウジング1にプライマー
層3を形成する例について説明したが、このプライマー
層3の形成を省いても差支えない。この場合には、リン
グ状パッキンとハウジングとの脱離を防止するため、例
えば図1における突起部5が該パッキンの外周面に放射
状に形成されるようにするのが好ましい。
【0024】
【試験例】次に、6極型コネクタにおいて、ゴム栓およ
び(ハウジングと一体的の)リング状パッキンを、通常
の含油液状シリコーンゴムと低沸点物カット含油液状シ
リコーンゴムで成形し、これらを使用した時のコネクタ
端子の絶縁抵抗に及ぼす影響をしらべた。 (1)試料 ゴム栓 : 1極用の独立したゴム栓(含油) パッキン: 6極用のパッキン(含油) 表1に、成形原料とその加硫条件を示した。表1中のD
4 〜D10は、次の化学式、〔(CH3 2 SiO〕
n (n=4〜10)で示される低沸点シロキサンオリゴ
マーを表す。
【表1】
【0025】(2)評価方法 表1の材料1〜4で成形したものを試料として、これら
を使用したコネクタを120℃の恒温槽に1000時間
保持した後、取り出して電圧降下を測定し、端子部への
影響を調べた。測定方法は、図4において、雄端子15
に圧着された電線17と雌端子16に圧着された電線1
7′の両端に解放電圧20mV、短絡電流10mAを通
電し、電線圧着部15a,16aより各200mm離れ
た点で、電圧降下を測定する。その後、電線抵抗分を差
引き、接触抵抗とした。
【0026】(3)測定結果 その測定結果を、それぞれ表2および表3に示した。
【表2】
【表3】 表3から、本発明による低沸点シロキサン含有量の少な
い材料4で成形した(ハウジングと一体の)パッキンが
電圧降下が最も少ないことがわかる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクタ用ハウジングの嵌合枠内に設けられるリング状
パッキンは、〔(CH32SiO〕 n (式中nは1以上
10以下)の低沸点シロキサンの含有量(体積比)が7
ppm 以下の付加反応型液状シリコーンゴムの加硫によ
りハウジングと一体的に形成されるので、ハウジングに
一々装着するといった面倒な手間が要らず、確実な防水
シールを行うことができる。成形に際し、接着性のある
材料を液状シリコーンゴムに別途に添加する必要もない
ので、従来のように金型に接着するなどの不具合もなく
成形が容易であり、生産性も向上する。また、二次加硫
を要しないので、ハウジングが変形することもないため
防水性が損なわれることがなく、かつ、熱安定性のよい
製品が得られる。さらに、本発明に係るハウジングは上
記特定の液状シリコーンゴムを用いる構成により、二次
加硫を不要としながらも100℃以上の高温下の使用で
も電気接点の汚染のおそれがなく、そのような高温下の
使用でも二次加硫を行ったものと同等の接点での接触抵
抗を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例を示すコネクタ用ハ
ウジングの要部断面図、(B)はリング状パッキンの部
分拡大断面図である。
【図2】本発明の防水コネクタ用ハウジングの成形過程
を示し、(A)はハウジングの金型へのセット状態、
(B)はリング状パッキンの成形状態を示す概略断面図
である。
【図3】本発明の防水コネクタ用ハウジングを製造する
装置の一例を示す概略説明図である。
【図4】本発明の効果を調べるための電圧降下を測定す
る方法の説明図である。
【図5】従来の防水コネクタにおける雌コネクタの一例
を示す断面図である。
【図6】従来の防水コネクタにおける雌,雄のコネクタ
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 雄コネクタ用ハウジング 2 嵌合枠 2a 底部 2b 立ち上り基部 3 プライマー層 4 リング状パッキン 6 雌金型 7 雄金型

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部に相手方コネクタを受入れる嵌合枠
    を有するハウジングであって、該嵌合枠の嵌合面側の壁
    面に〔(CH32SiO〕n(式中nは1以上10以
    下)の低沸点シロキサンの含有量(体積比)が75ppm
    以下の付加反応型液状シリコーンゴムからなる液状シリ
    コーンゴム層を形成し、該液状シリコーンゴム層の加硫
    によりリング状パッキンをハウジングと一体的に形成し
    たことを特徴とする高温環境用防水コネクタハウジン
  2. 【請求項2】 前部に相手方コネクタを受入れる嵌合枠
    を有するハウジングの製造方法に関し、該嵌合枠の嵌合
    面側の壁面に〔(CH32SiO〕n(式中nは1以上
    10以下)の低沸点シロキサンの含有量(体積比)が7
    ppm 以下の付加反応型液状シリコーンゴムからなる液
    状シリコーンゴム層を形成し、同時に該液状シリコーン
    ゴム層の加硫をおこなうことよりリング状パッキンをハ
    ウジングと一体的に形成することを特徴とする高温環境
    用防水コネクタハウジングの製造方法。
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