JP2578265B2 - コネクタの二重係止機構 - Google Patents
コネクタの二重係止機構Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4367—Insertion of locking piece from the rear
- H01R13/4368—Insertion of locking piece from the rear comprising a temporary and a final locking position
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
続に用いられるコネクタにおいて、コネクタハウジング
の端子収容室内に挿入される端子金具の後抜けを防止す
るための該コネクタハウジング及びそれに結合される端
子係止具の構造に関するものである。
端子係止具bの斜視図である(実開平2−34083号
公報)。コネクタハウジングaの内部には上下2段に複
数の端子収容室cが並設され、端子収容室cの壁から可
撓係止腕nが前方に向かって連設され端子金具mとの係
止手段を構成し、外部には相手方雌コネクタハウジング
に対する係止突起pがロックアームd上に設けられる。
並びにこれに接続される電線を挿通し得る挿通部eを有
する枠状主体部fの前方に延長して前記上下2段の複数
の端子収容室cに対応する複数の可撓係止片gを突設し
たものであり、更に両側部には同じく前方に延長してコ
ネクタハウジングaにたいするロック腕h,hが連設さ
れている。ロック腕hには垂直方向可撓片h1 に仮係止
突起haが突設され、水平方向可撓片h2 に本係止突起
hbが突設され、本係止突起hbは仮係止突起haより
後方に位置している。
には膨出壁j,jが設けられ、ロック腕h,hに対する
受入部k,kが形成され、該受入部kに面して該膨出壁
jの後端には前記仮係止突起haに対する係止部(図示
せず)と前記本係止突起hbに対する係止部(図示せ
ず)とが形成されている。上記のように構成されている
ので使用時において、コネクタハウジングaと端子係止
具bは端子金具mの挿入前に垂直方向可撓片h1 の仮係
止突起haが受入部kの係止部に係合している仮結合状
態にあり、この状態において電線と接続された端子金具
mを端子係止具bの挿通部eから端子収容室c内に挿入
して可撓係止腕nの先端n1 は端子金具mの端縁m2 を
係止させる。
止突起hbがコネクタハウジングaの膨出壁jの内側の
前記係止部に係止されるまで挿入する。この時図7に示
すように端子係止具bの可撓係止片gの先端g1 は端子
金具mのスタビライザの端縁m1 に当接し端子金具mの
後抜けを防止している。
端縁m1 に端子係止具bの可撓係止片gの先端g1 が当
接している状態の横断面図である。端子収容室cの幅q
に対して一対のスタビライザの端縁m1 ,m1 の外側間
の幅rは若干小さく所謂ガタがあり、さらに可撓係止片
gの一対の先端g1 ,g1 の外側間の幅sも前記端子収
容室cの幅qに対して若干小さくガタがある。従って、
端子金具mにD方向の必要以上の大きな引き抜き力が働
くと、前記2種類のガタが総合され図8(b)に示すよ
うに可撓係止片gの先端g1 が互いに内側に倒れ込み可
撓係止片gは端子金具mを係止する機能を果たさず、こ
の結果コネクタハウジングaの可撓係止腕n(図7参
照)だけではこの力を支えきれず、結果的には端子金具
mはコネクタハウジングaから引き抜けてしまうことに
なる。
鑑み、ワイヤハーネス等の接続に用いられるコネクタに
おいて、コネクタハウジングの端子収容室内に挿入され
る端子金具の後抜けを防止できる構造のコネクタハウジ
ング及び端子係止具を提供することを目的とする。
めに、本発明は、端子収容室を有するコネクタハウジン
グと、該端子収容室内に挿入される端子金具と、該コネ
クタハウジングの後部に対して仮結合状態と本結合状態
の2段階をもって組み合わされる端子係止具とからなる
コネクタにおいて、該コネクタハウジングの端子収容室
の対向する側壁内面に、端子係止具に連設された可撓係
止片を案内する案内溝を対向して設けた構成を採用し、
更に端子係止具に連設された一対の可撓係止片の先端
に、内側に向けて挿通部側に傾斜したテーパ部をそれぞ
れ形成した構成を採用した。
端子金具を係止する端子係止具の可撓係止片を案内する
案内溝を刻設し、端子金具のスタビライザよりも可撓係
止片の端部が外側に張り出した状態で係止することによ
り端子金具のスタビライザと可撓係止片の端部とのガタ
によるずれを吸収して、端子金具を引き抜こうとする力
が作用しても可撓係止片の端部が内側に倒れることを防
止して端子金具の後抜けを阻止するものである。更に、
可撓係止片の端部にテーパ部を形成し端子金具を引き抜
こうとする力が作用する場合、その力の分力が可撓係止
片の端部を端子収容室の側壁側面に押しつけて可撓係止
片の端部が内側に倒れることを防止するものである。
ングAと端子係止具Bの斜視図である。コネクタハウジ
ングAの内部には上下2段に複数の端子収容室1が並設
され、端子収容室1の壁から可撓係止腕2が前方に向か
って連設され端子金具3との係止手段を構成し、外部に
は相手方雄コネクタハウジングの可撓ロック腕を係止す
る係止部を内側に設けた膨出壁4が設けられる。各端子
収容室1の側壁内側には、1個の端子金具3にたいして
後述する端子係止具Bに設けられた一対の可撓係止片1
3,13の両外側に対する案内溝1aが若干の深さdを
もって刻設されている(図4(a)参照)。
並びにこれに接続される電線を挿通し得る挿通部5を有
する枠状主体部6の前方に延長して前記上下2段の複数
の端子収容室1に対応する複数の可撓係止片13を突設
したものであり、更に両側部には同じく前方に延長して
コネクタハウジングAに対する可撓性を持ったロック腕
7,7が連設されている。ロック腕7は2本の柱状体を
連結部7aで連結して形成され、該連結部7aはコネク
タハウジングAの一対の側壁8,8の外部に突設された
本係止突起8aと本係止手段を構成する。端子係止具B
の主体部6の上側部6aには可撓性を持った2本のロッ
ク腕9が連設され該ロック腕9,9の先端は連結部9a
で連結され、該連結部9aはコネクタハウジングAの上
壁10に設けられた膨出壁10aの内側に設けられた本
係止突起10a1との本係止手段を構成している。主体
部6の下段両側の挿通部5の下側部6bには、先端に仮
係止突起11aを形成されたロック腕11が連設され、
コネクタハウジングAの下段両側の端子収容室1の下壁
12に形成された仮係止孔12aの縁部と仮係止手段を
構成する。
おいて、コネクタハウジングAと端子係止具Bとは端子
金具3が挿入される前に、端子係止具Bの下段両側の挿
通部5の下側部6bに設けられたロック腕11の仮係止
突起11aがコネクタハウジングAの下壁12の仮係止
孔12aに係止された状態の仮係止状態まで結合されて
いる。次いで、端子金具3を端子係止具Bの挿通部5を
挿通してコネクタハウジングAの所望の端子収容室1に
挿入する。このとき、図3(b)に示す端子金具3の端
縁3aがコネクタハウジングAの端子収容室1の壁から
連設された可撓係止腕2の先端2aに係止される。次い
で端子係止具BをコネクタハウジングAに、端子係止具
Bのロック腕9の連結部9aがコネクタハウジングAの
膨出壁10aの本係止突起10a1に係止され、端子係
止具Bのロック腕7の連結部7aがコネクタハウジング
Aの側壁8の本係止突起8aに係止される位置までつま
り本係止の状態まで挿入する(図2参照)。この状態で
端子金具3のスタビライザの端縁3bは、端子係止具B
の可撓係止片13の端部13aで係止され端子金具3の
後抜けを阻止している。
3のスタビライザの端縁3bを可撓係止片13の端部1
3aが係止している状態の横断面図である。図4(a)
は図3(a)の要部の拡大図である。ここで可撓係止片
13は各端子収容室1の案内溝1aに案内さてているの
で、案内溝1aの深さd分だけ端子収容室1の側壁内面
1bより外側に張り出した状態で端子金具3のスタビラ
イザ端縁3bを係止している。端部13aとスタビライ
ザ端縁3bとがガタによりお互いに反対方向に片寄った
としても、図4(b)に示すように可撓係止片13の端
部13aがスタビライザ端縁3bからずれることは無
く、従ってD方向に端子金具3を引き抜こうとする力が
働いてもスタビライザ端縁3bの全面を常に可撓係止片
13の端部13aが受け止め、端部13aは従来例のよ
うに内側に倒れて引き抜こうとする力を支えきれないと
いうことは無い。
り、可撓係止片13′の先端部に内側に傾斜するテーパ
部13bが形成されている。その他の構成については、
第1実施例と同様であるので説明は省略する。上記のよ
うに構成されているので使用時において、第1実施例と
の相違点のみを説明する。図5(b)は第1実施例の図
4(b)に示すように可撓係止片13′が最大に片寄っ
た状態の図であるが、この場合端子金具3′にD′方向
の端子金具3′を引き抜こうとする力Fが作用すると、
引き抜こうとする力Fはテーパ部13bに沿った力Fh
とテーパ部13bに垂直な力Fvとに分解される。この
テーパ部13bに沿った力Fhが可撓係止片13′の先
端部のテーパ部13bを案内溝1a′に押しつける力と
なり、従って可撓係止片13の先端部のテーパ部13b
は従来例のような内方への倒れを防止でき確実に端子金
具3′の後抜けを阻止する。
ワイヤハーネス等の接続に用いられるコネクタにおい
て、コネクタハウジングの端子収容室の側壁側面内側に
端子金具を係止する端子係止具の可撓係止片を案内する
案内溝を刻設し、端子金具のスタビライザよりも可撓係
止片の端部が外側に張り出した状態で係止することによ
り端子金具のスタビライザと可撓係止片の端部とのガタ
によるずれを吸収して、端子金具を引き抜こうとする力
が作用しても可撓係止片の端部が内側に倒れることを防
止して端子金具の後抜けを阻止する。更に、端子金具に
引き抜こうとする力が作用する時可撓係止片の端部にテ
ーパ部を形成したことにより可撓係止片の端部を前記案
内溝に押しつける効果をもたらしコネクタハウジングの
端子収容室内に挿入される端子金具の後抜けを防止でき
ることを特長とする。
面図である。
断面図である。
の要部の縦断面図である。
にある要部の縦断面図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 端子収容室を有するコネクタハウジング
と、該端子収容室内に挿入される端子金具と、該コネク
タハウジングの後部に対して仮結合状態と本結合状態の
2段階をもって組み合わされる端子係止具とからなるコ
ネクタにおいて、該コネクタハウジングの端子収容室の
対向する側壁内面に、端子係止具に連設された可撓係止
片を案内する案内溝を対向して設けたことを特徴とする
コネクタの二重係止機構。 - 【請求項2】 端子収容室を有するコネクタハウジング
と、該端子収容室内に挿入される端子金具と、該コネク
タハウジングの後部に対して仮結合状態と本結合状態の
2段階をもって組み合わされる端子係止具とからなるコ
ネクタにおいて、端子係止具に連設された一対の可撓係
止片の先端に、内側に向けて挿通部側に傾斜したテーパ
部をそれぞれ形成したことを特徴とするコネクタの二重
係止機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3140264A JP2578265B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | コネクタの二重係止機構 |
US07/888,637 US5244421A (en) | 1991-06-12 | 1992-05-27 | Connector locking mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3140264A JP2578265B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | コネクタの二重係止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04366570A JPH04366570A (ja) | 1992-12-18 |
JP2578265B2 true JP2578265B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=15264736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3140264A Expired - Fee Related JP2578265B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | コネクタの二重係止機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US5244421A (ja) |
JP (1) | JP2578265B2 (ja) |
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JP2574771Y2 (ja) * | 1992-10-07 | 1998-06-18 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
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Family Cites Families (4)
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JPH0234083A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置の通信方式 |
JPH0528691Y2 (ja) * | 1988-08-30 | 1993-07-23 | ||
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1991
- 1991-06-12 JP JP3140264A patent/JP2578265B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-05-27 US US07/888,637 patent/US5244421A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04366570A (ja) | 1992-12-18 |
US5244421A (en) | 1993-09-14 |
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