JP2577129Y2 - 腕時計バンドの中留 - Google Patents
腕時計バンドの中留Info
- Publication number
- JP2577129Y2 JP2577129Y2 JP1991025655U JP2565591U JP2577129Y2 JP 2577129 Y2 JP2577129 Y2 JP 2577129Y2 JP 1991025655 U JP1991025655 U JP 1991025655U JP 2565591 U JP2565591 U JP 2565591U JP 2577129 Y2 JP2577129 Y2 JP 2577129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- slide
- projection
- clasp
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/18—Fasteners for straps, chains or the like
- A44C5/22—Fasteners for straps, chains or the like for closed straps
- A44C5/24—Fasteners for straps, chains or the like for closed straps with folding devices
- A44C5/246—Fasteners for straps, chains or the like for closed straps with folding devices having size adjusting means
Landscapes
- Buckles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は腕時計バンドの中留の長
さ調整装置構造に関するものである。
さ調整装置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計バンドの中留の長さ調整装
置構造として、図5(実開昭51−19865号)及び
図6(実開昭51−18168号)公報に示すものがあ
る。
置構造として、図5(実開昭51−19865号)及び
図6(実開昭51−18168号)公報に示すものがあ
る。
【0003】上記従来技術の腕時計バンドの中留の長さ
調整装置構造は、上箱11の両側面に帯状穴12と帯状
穴凹部13を設け、帯状穴凹部13に係合するバネ棒1
4あるいはスライド板部15の両端が係合するようにな
っている。
調整装置構造は、上箱11の両側面に帯状穴12と帯状
穴凹部13を設け、帯状穴凹部13に係合するバネ棒1
4あるいはスライド板部15の両端が係合するようにな
っている。
【0004】上記従来技術の長さ調整方法は、時計バン
ドを腕に装着し、腕の太さに合わせる調整量を目測で目
安をつけておき、次に腕より時計バンドをはずした後、
バネ棒14、あるいはスライド板15を上箱の方に押し
つけ、上箱11の帯状穴凹部13と係合していたバネ棒
14、あるいはスライド板15の両端が帯状穴12の方
に移動して移動可能となり、前記、調整量を目測で計っ
た量を移動させ長さを調整する構造であった。
ドを腕に装着し、腕の太さに合わせる調整量を目測で目
安をつけておき、次に腕より時計バンドをはずした後、
バネ棒14、あるいはスライド板15を上箱の方に押し
つけ、上箱11の帯状穴凹部13と係合していたバネ棒
14、あるいはスライド板15の両端が帯状穴12の方
に移動して移動可能となり、前記、調整量を目測で計っ
た量を移動させ長さを調整する構造であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の時計バンド
調整構造は、調整する際に一度腕に装着し目測で調整量
の目安をつけておき、腕より脱着してから調整量を調節
する構造であり目測で目安をつけるという曖昧な調整量
の設定をおこなうことは調整量が適正でなく、再度の調
整量の計測が必要な場合が生じる。さらに時計バンド部
が上箱の中に折り込まれた時にはバンド部が常にバネ棒
又はスライド板を押しつける事になり、帯状穴凹部とバ
ネ棒又はスライド板の係合が解消される方向に力が働い
ていて前記係合がはずれる危険が十分にあった。本考案
の目的は、上記問題点を解決し、腕に装着しながら腕の
太さに容易に適合させることができると共に適合した後
も係合が容易にはずれる危険のない装着感良好な腕時計
バンドの中留を提供することにある。
調整構造は、調整する際に一度腕に装着し目測で調整量
の目安をつけておき、腕より脱着してから調整量を調節
する構造であり目測で目安をつけるという曖昧な調整量
の設定をおこなうことは調整量が適正でなく、再度の調
整量の計測が必要な場合が生じる。さらに時計バンド部
が上箱の中に折り込まれた時にはバンド部が常にバネ棒
又はスライド板を押しつける事になり、帯状穴凹部とバ
ネ棒又はスライド板の係合が解消される方向に力が働い
ていて前記係合がはずれる危険が十分にあった。本考案
の目的は、上記問題点を解決し、腕に装着しながら腕の
太さに容易に適合させることができると共に適合した後
も係合が容易にはずれる危険のない装着感良好な腕時計
バンドの中留を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は一方のバンドの
先端に取り付けた折りたたみ可能な中留の上箱と、前記
上箱の両側に設けた帯状穴と、前記帯状穴の途中に設け
た帯状穴凹部と、他方のバンドの先端に取り付けたスラ
イドと、前記スライドの中にあって、バネにより外方向
に押しつけられる2つのプッシュ板と、前記プッシュ板
が外に飛び出すのを防止する係止部とからなる中留構造
において、前記2つのプッシュ板には、それぞれ突起が
形成され、該突起は、上方に突出すると共に、前記スラ
イドの中よりその一部が外方に突出し、この外方に突出
した前記突起が前記帯状穴凹部に係合し、前記2つのプ
ッシュ板を押し込むことにより、前記突起が、前記帯状
穴凹部より外れ、前記スライドが、前記上箱内で移動す
ることができるようになることを特徴とする腕時計バン
ドの中留。
先端に取り付けた折りたたみ可能な中留の上箱と、前記
上箱の両側に設けた帯状穴と、前記帯状穴の途中に設け
た帯状穴凹部と、他方のバンドの先端に取り付けたスラ
イドと、前記スライドの中にあって、バネにより外方向
に押しつけられる2つのプッシュ板と、前記プッシュ板
が外に飛び出すのを防止する係止部とからなる中留構造
において、前記2つのプッシュ板には、それぞれ突起が
形成され、該突起は、上方に突出すると共に、前記スラ
イドの中よりその一部が外方に突出し、この外方に突出
した前記突起が前記帯状穴凹部に係合し、前記2つのプ
ッシュ板を押し込むことにより、前記突起が、前記帯状
穴凹部より外れ、前記スライドが、前記上箱内で移動す
ることができるようになることを特徴とする腕時計バン
ドの中留。
【0007】
【実施例】以下図面により本考案の一実施例を詳述す
る。図1は本考案の中留の斜視図、図2は本考案の中留
の上箱の側面図、図3は本考案のバンドとスライドの結
合状態を示す斜視図、図4は本考案のスライドの内部構
造を示す一部切欠き平面図である。
る。図1は本考案の中留の斜視図、図2は本考案の中留
の上箱の側面図、図3は本考案のバンドとスライドの結
合状態を示す斜視図、図4は本考案のスライドの内部構
造を示す一部切欠き平面図である。
【0008】上箱1は、その側面に対称に空けられた帯
状穴2と、帯状穴2に一定間隔に空けられた複数個の帯
状穴凹部3を有する。スライド4はその中にバネ6によ
り外に押された2つのプッシュ板5を有する。プッシュ
板5はスライド4の係止部4aとプッシュ板5に設けら
れた係止部5bによって抜け止めとなっている。又プッ
シュ板5には、それぞれ突起5aが形成され、この突起
5aには、上方に突出すると共に、スライド4の中より
その一部が外方に突出している。また、この外方に突出
した突起5aは、上箱1の帯状穴凹部3に係合し、2つ
のプッシュ板5を押し込むことにより、突起5aがこの
帯状穴凹部3より係合がはずれる構造になっている。バ
ンド7はスライド部4に接合されている。
状穴2と、帯状穴2に一定間隔に空けられた複数個の帯
状穴凹部3を有する。スライド4はその中にバネ6によ
り外に押された2つのプッシュ板5を有する。プッシュ
板5はスライド4の係止部4aとプッシュ板5に設けら
れた係止部5bによって抜け止めとなっている。又プッ
シュ板5には、それぞれ突起5aが形成され、この突起
5aには、上方に突出すると共に、スライド4の中より
その一部が外方に突出している。また、この外方に突出
した突起5aは、上箱1の帯状穴凹部3に係合し、2つ
のプッシュ板5を押し込むことにより、突起5aがこの
帯状穴凹部3より係合がはずれる構造になっている。バ
ンド7はスライド部4に接合されている。
【0009】次にこの考案による中留の組立手順を説明
する。まずバンド本体7と接合されたスライド4の中に
プッシュ板5とバネ6を組み込んだスライド4のプッシ
ュ板5を押して、上箱1の長手方向に挿入する。上箱1
には帯状穴2と帯状穴凹部3を有しているのでスライド
4を長手方向に移動させることでプッシュ板5が帯状穴
2に係合する。この時バネ6の力によってプッシュ板4
が帯状穴凹部3より飛び出し組立てが完了となる。
する。まずバンド本体7と接合されたスライド4の中に
プッシュ板5とバネ6を組み込んだスライド4のプッシ
ュ板5を押して、上箱1の長手方向に挿入する。上箱1
には帯状穴2と帯状穴凹部3を有しているのでスライド
4を長手方向に移動させることでプッシュ板5が帯状穴
2に係合する。この時バネ6の力によってプッシュ板4
が帯状穴凹部3より飛び出し組立てが完了となる。
【0010】次に本考案の作動について説明する。上箱
1の帯状穴2より飛び出したプッシュ板5を両側より指
で押すことによりプッシュ板5に設けた突起5aと上箱
1の帯状穴凹部3との係合がはずれバンド長手方向に移
動可能となる。任意の位置にプッシュ板5を押しながら
移動させ指を離すことによりプッシュ板5に設けられた
突起5aがバネ6の力により外に飛び出し、上箱1の帯
状穴凹部3と再び係合し長手方向の移動が固定される。
プッシュ板5はスライド4に設けられた係止部4aとス
ライド板5の係止部5bが係合しているため抜けない構
造となっている。
1の帯状穴2より飛び出したプッシュ板5を両側より指
で押すことによりプッシュ板5に設けた突起5aと上箱
1の帯状穴凹部3との係合がはずれバンド長手方向に移
動可能となる。任意の位置にプッシュ板5を押しながら
移動させ指を離すことによりプッシュ板5に設けられた
突起5aがバネ6の力により外に飛び出し、上箱1の帯
状穴凹部3と再び係合し長手方向の移動が固定される。
プッシュ板5はスライド4に設けられた係止部4aとス
ライド板5の係止部5bが係合しているため抜けない構
造となっている。
【0011】
【考案の効果】上記のごとく本考案によれば腕に時計バ
ンドを装着したままプッシュ板5を指で押しながら移動
させることができるため、長さ調整のため腕より脱着す
る必要もなしにその場に合った腕の太さに容易に調整可
能であり、スライド4は何ら上箱1とバンド7との係合
をはずす力も働いておらず、自由に好きな時に安全かつ
確実に腕に装着したまま調整できる腕時計バンド構造で
ある。
ンドを装着したままプッシュ板5を指で押しながら移動
させることができるため、長さ調整のため腕より脱着す
る必要もなしにその場に合った腕の太さに容易に調整可
能であり、スライド4は何ら上箱1とバンド7との係合
をはずす力も働いておらず、自由に好きな時に安全かつ
確実に腕に装着したまま調整できる腕時計バンド構造で
ある。
【図1】本考案の一実施例を示す中留の斜視図である。
【図2】本考案の中留の上箱の側面図である。
【図3】本考案のバンドとスライドの結合状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】本考案のスライドの一部切欠き平面図である。
【図5】従来の中留構造の斜視図である。
【図6】他の従来の中留構造の斜視図である。
1 上箱 2 帯状穴 3 帯状穴凹部 4 スライド 4a 係止部 5 プッシュ板 5a 突起 5b 係止部 6 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−90970(JP,A) 実開 平1−164810(JP,U) 実開 昭59−108411(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A44C 5/14 - 5/24
Claims (1)
- 【請求項1】 一方のバンドの先端に取り付けた折りた
たみ可能な中留の上箱と、前記上箱の両側に設けた帯状
穴と、前記帯状穴の途中に設けた帯状穴凹部と、他方の
バンドの先端に取り付けたスライドと、前記スライドの
中にあって、バネにより外方向に押しつけられる2つの
プッシュ板と、前記プッシュ板が外に飛び出すのを防止
する係止部とからなる中留構造において、前記2つのプ
ッシュ板には、それぞれ突起が形成され、該突起は、上
方に突出すると共に、前記スライドの中よりその一部が
外方に突出し、この外方に突出した前記突起が前記帯状
穴凹部に係合し、前記2つのプッシュ板を押し込むこと
により、前記突起が、前記帯状穴凹部より外れ、前記ス
ライドが、前記上箱内で移動することができるようにな
ることを特徴とする腕時計バンドの中留。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025655U JP2577129Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 腕時計バンドの中留 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991025655U JP2577129Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 腕時計バンドの中留 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541412U JPH0541412U (ja) | 1993-06-08 |
JP2577129Y2 true JP2577129Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12171835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991025655U Expired - Lifetime JP2577129Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 腕時計バンドの中留 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577129Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2601856A1 (fr) * | 2011-12-09 | 2013-06-12 | Omega SA | Fermoir pour bracelet de montre |
JP5947635B2 (ja) * | 2012-06-26 | 2016-07-06 | 日本精密株式会社 | 中留 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4990970A (ja) * | 1972-12-11 | 1974-08-30 | ||
JPS59108411U (ja) * | 1983-01-14 | 1984-07-21 | 日本精密株式会社 | 時計バンドのバツクル |
JPH0636740Y2 (ja) * | 1988-05-10 | 1994-09-28 | シチズン時計株式会社 | 三ッ折れ中留の長さ調整機構 |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP1991025655U patent/JP2577129Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0541412U (ja) | 1993-06-08 |
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